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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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上方の「日本橋」にっぽんばし

[柳 さつき] 2010年6月29日 10:30

note~お江戸日本橋七つ立ち~note

と、歌にもございますように我が東京都中央区の「日本橋」は「にほんばし」と読みます。

ところが上方さんの「日本橋」は「にっぽんばし」と読むそうですflair

道頓堀川に架かる橋で、長さ:28.8m、幅:28mです。

大阪市の中央区と浪速区の地名でもあります。

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「日本橋(にっぽんばし)」は1619(元和5年)江戸幕府によって架けられた公儀橋で、現在のものは1969(昭和44年)に架け替えられたものだそうです。

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ズームsearch

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「日本橋(にっぽんばし)」といえば「電気街」と思われる方も多いのでは?

1903(明治36年)の第5回内国勧業博覧会の後、第二次世界大戦後には「東のアキバ、西のポンバシ」と並び称されていたそうですが、電気街といえるのは浪速区側の「でんでんタウン」のことです。

中央区側は道頓堀や千日前で、歓楽街という印象です。

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「日本橋(にっぽんばし)」の南詰に(住所は宗右衛門町3 )東京にも出店していらっしゃる

noodle「つるとんたん」さんがありました。

HP:http://www.tsurutontan.co.jp/

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自家製麺の麺と関西のお出汁がおいしく、好きでよく利用させていただいてますdelicious

メニューは東京店と同じでした!

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その南詰から道頓堀通り商店街が始まりますshoe

HP:http://www.dotonbori.or.jp/(道頓堀商店会さん)

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cancer動く看板でおなじみの「かに道楽」の道頓堀本店さんです。

HP:http://douraku.co.jp/kansai/shop/honten/

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ご主人のご体調がすぐれずしばらく休業なさっていましたが、再開なさった、大阪のみなさまに愛されている有名な老舗bottle関東煮の「たこ梅」さん。

こちらの暖簾や店構えだけを拝見いたしますと、我らが東京都中央区の「日本橋(にほんばし)」にあっても不思議ではないですねhappy01

HP:http://www.takoume.co.jp/

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このまま通りを進んで行きますと大阪以外にお住まいの方がイメージする大阪のシンボル「戎橋」「グリコのマーク」、「くいだおれ人形」などに次々と出会えます。

・・・・・帰京して思い出しました・・・・上方さんには確か「京橋」もありますよね!

またそのうち行かねば!です。

 

 

今しか見られない工事パネルの写真や絵

[O傘] 2010年6月22日 15:00

中央区の中央通り周辺には、再開発などでビルの建て替えや新築工事が行われているところがあります。工事現場を巡らしている工事パネルには、その地区に関連する意外な絵や写真、歴史などがメッセージを込めて描かれています。以下ご紹介します。

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最初は日本橋地区です。日本橋三井タワーの中央通りの向かいには「日本橋室町野村ビル」が建設中です。その工事パネルには「日本橋変遷史クロニクル」と称して日本橋地区の明治・大正時代及び昭和前期の主な出来事の新聞記事の拡大版と、「聞こえてくる街-日本橋」をテーマにイメージ図が出ています。工事は平成2210月末までです。IMG_7881comp.JPG

 

また、その工事の隣では、同じく「室町東地区(2-2街区)開発」が行われており、工事パネルには、江戸時代の下町の商売の様子を絵にした「室町商売図絵-宴・旨・粋・智・楽-」が出ています。工事は平成22101日までです。

 

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次は、日本橋本石町4丁目のJRの「東北縦貫線」南部工事の工事パネルです。現在「東北・高崎線」及び「常磐線」は上野が終点ですが、これを延長して「東京駅」に乗り入れるための工事だそうです。パネルには「内神田・日本橋北界隈の今・昔」と題して、江戸時代の下町「神田」のいろいろな職業に因んだ町名がそのまま残っていて、江戸時代と現在の地図の比較や、当時の町人の職業について分かりやすくパネルに図示しています。工事は平成229月末までです。

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次は八重洲です。狭い路地にあるのでちょっと気づきにくい場所ですが「八重洲共同ビルの建設現場」の工事パネルです。八重洲一丁目飲食街(通称「ドブ板横丁」)側の工事パネルに「あの日の八重洲 ― PHOTOS & MAPS ―」とのタイトルで、1600年から2009年までの八重洲地区の歴史に関する22枚の貴重な写真と地図が出ています。工事は平成243月末までです。

 

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次は京橋です。京橋一丁目の「八重洲口ビルの建設現場」の中央通り側の工事パネルに「ヒーリングアート」が描かれています。ヒーリングアートとは「爽やかな気分になって、心が落ち着く効果を目的とした芸術」だそうです。小児病棟に安らぎを醸し出すように、女子美術大学が制作したものだそうです。工事は平成229月末までです。

IMG_6129comp.JPG最後ですが、銀座シネパトス南側入り口付近の都営浅草線「東銀座」エレベーター設置工事のパネルです。あの有名な野村胡堂作の「銭形平次」の誕生秘話です。工事は「銭高組」が請け負っていますので、自社のPRも兼ねて掲示したものと思われます。工事は平成227月末までです。

以上ですが、工事が終了すると工事現場を巡らせているパネルとともに、描かれているこれらの図や写真が撤去されてしまいます。また、工事の都合により途中でも撤去または移動される場合もあります。

今しか見られないものもありますので、是非お早めにご覧ください。

 

 

 

高島屋東京店見学会

[メニイブックス・オサ] 2010年6月15日 09:00

6月11日(金)11時から12時、コンシェルジェの敷田さんの案内で、平成21年(昨年)6月30日百貨店建築として初めて国の重要文化財に指定された高島屋東京店を見学してきました。

昭和8年(1933)日本生命が建設し高島屋が借り受け開店(日生は6,7階の一部を使用していたとのこと)。

設計者:高橋貞太郎(上高地帝国ホテル、川奈ホテル、学士会館etc設計)

昭和27年、29年、38年、40年の4回にわたって増改築を実施。そのときの設計者は村野藤吾で正面2階から下がっているシャンデリヤも彼のデザインとのことです。

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高島屋東京店正面

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昭和8年部分と増築部分のつなぎ部分

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寺院建築(?)を真似た梁組み

 

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村野藤吾デザインのシャンデリア

ショッピングでデパートへ来ますがこの様に改めて文化的に価値のある建物として見るとショッピングもまた別の楽しみがあります。

案内してくれた敷田さんも当時の写真、新聞記事を使いいろいろとエピソード、見所を話してくれあっというまの1時間でした。参加されて案内の方のお話を聞かれたほうがよいと思い楽しい話は載せませんでした。なんと屋上に象さんがいたという話もあります。

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高島屋のシンボル : ローズちゃん

 

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階段手すりに見られる「アンモナイト」の化石

 

見学日時:毎月第2金曜日 1回目:11時から 2回目:3時から

申込方法:見学希望日の前月1日から、電話か直接コンシェルジェ(正面入口入って左側)。先着15名で締め切りだそうです。

参考:雑誌「東京人」 july 2010  no.284 「国宝!重要文化財!建築を見に行こう」46頁~48頁にも「高島屋東京店」の記事が出ています。

 

 

 

 

龍馬 軍鶏 築地 コウチ 食事 お土産

[銀造] 2010年6月10日 08:30

 風邪で寝込んでいた龍馬を中岡慎太郎が見舞いに来たので、近江屋の小僧峰吉に

軍鶏を買いにやったことは有名ですね。 

 以前、私がご案内した次のコースを歩くとき、

土佐藩築地邸跡(現、中央区役所)から桂川甫周住居跡、佐久間象山塾跡(でんぱつビル)、

軍艦操練所跡(築地市場)を歩くとき、龍馬関連で、コウチ・マーケットや軍鶏のお店に寄って見ましょう

 美味和美人在築地了!  美味しいものは、築地にあり。(美人も築地に有りと書いていますけど)

 

  中央区役所は土佐藩中屋敷跡です。

食べ物と言えば、築地。場外市場を歩いてみましょう。築地四丁目の交差点から門跡通りの

一つ目を左に入った所に鶏肉専門店の鳥藤さん直営の丼店が。

 

東京しゃも親子丼が1350円で食べられます。 親子丼も大評判です。

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 しゃも鍋にこだわる方は、食材を買って帰りましょうか。

築地鳥藤は、鶏肉専門店。

 

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  築地鳥藤では東京しゃも正肉が4200円、

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 川俣しゃも正肉が3990円で購入出来ます いずれも1 kg。

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  次の紀文総本店さんの通りの斜め向かいには、

 高知県のアンテナショップ、 コウチfishマーケット。

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 海援隊(米焼酎)、

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 麦焼酎「竜馬」や

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 「龍馬の海援隊」という室戸の深層水割の焼酎もあります。(これ、買いました。)

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 築地市場、波除神社の交差点手前の鳥上商店。

雑誌にもよく掲載され、フォアグラなども取り扱っているお店では、受注してからの発送です。

品質重視の現われですね。前に足を出して、モデルみたいな軍鶏。 ♀かな?)

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 東京メトロ築地駅の近く、安達屋さん。工夫をこらしたお豆腐、ガンモが販売されています。

創業大正六年。 うぅんっと、93年ぐらいも前。お豆腐一筋。 頭が下がります。

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 中央区役所に帰ってくる途中の「宮川食鳥鶏卵株式会社」

建物に貼り付けた電話番号。右から読むのですが、 今日は、表示どおりに報告しますと

 

  番七十七百(54)表代京東話電

さて、54局なのか、45局なのかわかりませんが、そして歴史を感じますが、

ここで働く方々の朝の熱気、そして昼からは小売に徹するお客様対応。またまた低頭。

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 さあ、今度は何を食べようかな? 何を飲もうかな? お土産は何にしようかな?っと、

食後間もないのに、次の事を計画する、食いしん坊の、銀造でした。

 

 

龍馬の歩いた 中央区を歩く

[銀造] 2010年6月 1日 10:00

 NHKの大河ドラマで、坂本龍馬のファンが、中央区役所前に集結!

手前は、土佐藩邸屋敷跡の説明に見入るツアーのお客様。「トラベル日本」という旅行社の

ツアー客と、奥にはtcgcという東京シテイガイドクラブの研修者。 

 築地市場の前にある「軍艦操練所跡」の説明板の前では、

「中央区ストリートガイド協会」 のツアーと遭遇。いやぁ、龍馬で盛り上がっていますね。

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 京橋プラザの公園では、「アサリ河岸」の説明をしていました。

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 小千葉道場があったという、鍛冶橋手前の説明板の前で、熱心な説明。

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 新日本橋駅の前にある「長崎屋跡」の説明。研修も楽しそうですね。

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 19歳の坂本龍馬が江戸に来ての剣術修行、学んだ事、さな子さんとの恋、33歳で

亡くなるまでに駆け抜けた青春と国事に懸けた奔走を考えながら中央区を歩きましょう。

 終ったら、打ち上げは 中央区で! beer が美味い!

 

 

 
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