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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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八重の桜 江戸では兄が佐久間象山、勝海舟、吉田松陰と

[銀造] 2013年1月18日 14:00

 NHKの大河ドラマ「八重の桜」のTV放映が始まりましたね。

第一回では、兄、山本覚馬が西洋砲術を学ぶため、木挽町の佐久間象山塾を訪問する場面がありました。 山本覚馬の江戸滞在中に出会った人々の事をご紹介したいと思います。

 以前、龍馬伝の時にもご紹介した、佐久間象山塾の説明板は、こちらをご覧ください。http://www.chuo-kanko.or.jp/guide/spot/ginza/ginza_18.html 

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同じ時期に勝海舟、坂本龍馬も佐久間象山塾に通っていました。

勝海舟は、後に、築地の軍艦操練所の頭取となります。

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http://www.chuo-kanko.or.jp/guide/spot/tsukiji/tsukiji_09.html 

http://www.chuo-kanko.or.jp/guide/spot/tsukiji/tsukiji_03.html

 

海外雄飛を夢見た、吉田松陰が囚われた、伝馬町の牢屋敷跡については、こちらをご覧ください。

http://www.chuo-kanko.or.jp/guide/spot/nihonbashi/nihonbashi_08.html 

 

この大河ドラマを通して、江戸時代幕末の歴史を学ぶというだけでなく、尊皇攘夷と倒幕の流れに巻き込まれていく会津藩の人々のことを考えてみたいと思っています。 

数年前に放映された「龍馬伝」では下級武士の出身であった坂本龍馬が、米国では大統領を直接選挙で選べるという話を聞いて、米国を理想とした日本の実現には、薩摩などの雄藩と提携して倒幕しかないと、動きに参加していったのですね。 龍馬に関する史跡については、私のブログ・レポートをご覧ください。

http://www.chuo-kanko.or.jp/blog/2010/06/post-367.html 

 

 外堀通りにある福島県のアンテナショップ、「福島県八重洲観光交流館」では,新島八重に関する説明のポスターもありました。 是非、お立ち寄りください。

http://www.chuo-kanko.or.jp/blog/2013/01/post-1511.html

 

 

 

寒中水泳大会~鉄砲洲稲荷神社~

[織衣舞] 2013年1月15日 14:00

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平成25年1月13日11時より鉄砲洲稲荷神社境内で、中央区新年の風物詩といわれる「寒中水泳大会」が行われました。この行事は自分自身と家族が 健康に過ごせることを祈念し、氏神様の前で冷たい水に心身を沈めて、感謝の気持ちを表す行事だそうです。

 

参加者は約100名、20代から70代(最高齢者は77歳だとか)、うち女性は7名の方々が参加されました。中川宮司のご挨拶があり、篠直嗣氏の指導のもとに進められました。

順序として

①神社一周ランニング

②鳥船行事

  鳥船とはニニギノミコトが乗られた船のことで、実際は櫓で船を漕ぐ動作を中心に、声を

  出したりして、禊の本旨を表すと同時に準備体操・気持ちを高め、からだも冷却に耐えら

  れるように慣らしていくようにしていく。

③振魂

  心と霊魂を浄化統一する作法

④おたけび行事  ⑤おころび行事  ⑥息吹行事  を経て  いよいよ

⑦寒禊

  清水に身を投じます。 胸までつかって中腰です。 目は閉じずに前方を注視、精神統一

⑧鳥船  整理運動

⑨終了

たくさんの見物人・報道関係の方でにぎわいました。

 

 何事にも心身を清め自分を見直すことは 人を鍛え・向上させることにつながります。

 

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中央区観光検定 勉強方法

[みど] 2013年1月15日 09:00

中央区観光検定試験に申し込んだけど、まだ勉強が不十分という方に
私から効果的な学習方法を教えちゃいます。
当たり前ですが、テキスト『歩いてわかる中央区ものしり百科』と
過去問題集は手元に用意してください。

勉強はこれからという人は、まずテキストを斜め読みして概要をインプット
します。ここでは覚えようとしなくて良いので、全体のイメージを把握します。
次に過去問題集を集中的にトライしてみてください。おそらく50%くらい
しかできないかも知れませんが、さほど気にしなくても良いです。
過去問題を3ケ年分、解くことでだいたいの「出題傾向」のようなものが
わかってくると思います。易しいものもあれば、かなりマニアックなもの
まで様々ですが、こんなところからも出題されるのかというニュアンスが
なんとなく理解できるようになってきます。

たとえば、「・・・の由来」「・・・と関係する人物」「・・・の作者」
「・・・の前身、旧名、別名、現在の名前」は毎回、出題されています。
「数」も問題にしやすいので数字に関わる箇所は覚えておきましょう。
俳句や川柳の穴埋めもよく出題されています。
そして川、橋については必ず出るので細かなことまで勉強した方が良いです。

このようにだいたいの出題傾向がわかってきたら、今度はテキストを
じっくりと読み返します。ここは出そうだと思える箇所にはマークして
繰り返しテキストを読みこなします。
テキストに掲載されている写真はしっかりイメージできるようにしておき
ましょう。

さらにその年度にあったイベント、ニュースを覚えておくと点が稼げます。
たとえば、第4回試験では映画「麒麟の翼」に関係した問題が出ました。
テスキトだけで十分ですが、もし余裕のある人は観光協会のサイトと
本特派員ブログをチェックしておけばベターですね。

合格ラインは75点なので、100点は目指さず、80点をターゲットにします。
つまり20点はできなくても良いという心の余裕が生まれます。
落ち着いて頑張ってください。

平成24年度(第5回)中央区観光検定についてはこちらを参照
http://www.chuo-kanko.or.jp/kentei/

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区内寺社巡礼~第10番『鐵砲洲稲荷神社』

[下町トム] 2013年1月10日 09:00

シリーズ10回目の参詣先は『鐵砲洲稲荷神社』です。今回も、散策と吟行を気取って訪ねることにします。

鉄砲洲稲荷 (2).JPGこの神社は東銀座、新富町、湊町、入船、明石町一帯を氏子地域とする由緒正しきお社です。ご縁起によると、千年以上も昔から産土神として信仰されてきたという歴史を持ち、何回かの遷座を経て、明治元(1868)年に現在地に鎮座されたそうです。(以前に取材した記事を参考にご覧下さい)

祭の朝・・・鐡砲洲稲荷の祭礼

 

 

広重「鉄砲頭稲荷」.jpg江戸時代には『湊神社』とか『浪ヨケ稲荷』とか呼ばれたこともあったようで、手もとの古地図には『浪ヨケイナリ』と記されています。昨年5月に大震災で1年延期された大祭が4年ぶりに挙行され、大いに盛り上がりました。当社の神輿は氏子町域内にある〔歌舞伎座〕の前で担がれることでも知られています。

境内には〔鐵砲洲富士〕という、いわゆる〝富士塚〟があります。江戸時代の社地ではもっと大きかったそうで、当時の江戸名所の一つとして数えられました。〝富士塚〟は江戸時代に富士山信仰すなわち浅間神社信仰が盛んだった頃に、手軽に参詣できるように各地に建造された〝ミニ富士〟です。区内ではここが唯一のものとして残っています。

 

 

鉄砲洲稲荷 (1)_R.JPG貫禄ある鳥居の脇には〝由緒書き〟が掲げられており、この神社のプロフィールを学ぶことができます。本殿の両脇には〝す組〟と記された天水鉢が存在感を示しています。〝す組〟は江戸町火消し四十八組の一つでこの地域を受け持った組の名です。今でも祭礼のときには、この伝統を汲む方々が〝木遣〟を放吟して祝うのが慣例となっています。

 

鉄砲洲稲荷_R.JPGさて、この時季の鐵砲洲稲荷神社』といえば、まず思い起こすのが「寒禊」です。現代では一般に「寒中水泳大会」とも呼ばれますが、そもそも寒中に無病息災を祈願して身を清めるという神事です。今日でも、下帯一つの男衆が大勢集まり、意気高らかに氷柱を入れた冷たい水につかって鬨の声をあげるという名物行事です。(写真は神社ホームページから引用)

 

今年は、この週末13日(日)に行われます。なかなか珍しい〝裸祭り〟ですので、是非一度見学に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

寒中禊.jpgこのような伝統行事も、地元の氏子や町の若い男衆の努力で脈々と受け継がれています。単に行事を承継するというだけではなく、意気と誇りと責任感が集約された文化であると思います。平成の時代になってもしっかりとこの神事が残されていることに感謝する気持ちです。

中央区にはほかにもいっぱい伝統行事があります。この町が文化と文明の町であることを改めて実感しました。

 

・・・ 町衆の肌に湯たぎる寒禊

 

 

日本橋七福神 名所旧跡も訪ねて 

[銀造] 2013年1月 9日 10:00

日本橋七福神めぐりで参拝してきました。今年は、1月4日と6日の二回です。

1月4日、10時に日本橋三越で参加の黄色いリボンとスタンプ押印の用紙を貰い、うきうきと、小網神社、茶の木神社、水天宮、松島神社、末広神社、笠間稲荷神社、椙森神社、宝田恵比寿神社で、㈱東京にいたか屋さんの「べったら漬け」がふるまわれていたのを大変美味しく頂きましたhappy01。小津和紙さんで福袋を購入し、2階でお茶のサービスを受け、寒い中歩いてきた心身に温かいおもてなしを頂きました。さて、ゴールの山本海苔店さんで笑顔happy01で出迎えて頂き、絵皿を頂戴し、少しばかりの買い物をした後、日本橋三越さん屋上で、絵馬にみたてた手ぬぐい、山下 清展の招待状などを頂きました。 山下 清展は、1月14日までです。 お着物の似合うお嬢さん二人、素敵です。

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1月6日(日)、人形町駅から玄冶店跡、小川橋の碑で黙祷し、久松署向かいの笠間稲荷神社から、末広神社、大門通りにかっての栄華を想像しつつ、甘酒横丁の名前の由来となった尾張屋跡の碑を玉英堂彦九郎さんで拝見し、亀井堂さんで歴代首相の煎餅を見ようと訪れると、女将さんが煎餅を配布してくれました。女将さんのお勧めで、店内で人形焼きもふるまわれたので、同行の人達とお煎餅を購入。 安部首相の煎餅、大変人気です。 株価上昇、日本経済の復興を期待しました。

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民芸の店ゆうま も開店していました。 その後、松島神社、水天宮に参拝しました。 水天宮さんでは、お賽銭の他に東北大震災の復興を願い、義捐金をお納めしました。 茶の木神社では、焚き火で温まりました。 蛎殻銀座跡、玉ひでの前を通り、谷崎潤一郎生誕の地碑、西郷隆盛の屋敷跡をめぐって、小網神社、椙森神社、宝田恵比寿神社に参拝。小津和紙さんの所で、於竹大日如来井戸の跡をめぐって、日本橋室町経由、五街道の基点である日本橋にて道路元標、日本橋魚市場跡を見て、楽しい昼食を頂きました。 小網神社の「強運 厄除」のお守りも求めました。

CIMG1540.jpg 読者各位の、本年のご多幸を祈念します。銀造

 

 

新年 好 ! 国際交流サロン 12月の報告と新年のお知らせ

[銀造] 2013年1月 2日 09:00

あけましてsun おめでとう fuji ございますnew 今年も、楽しいイベントの紹介や報告をしたいと思います。
 
さて、お正月と言えば、凧揚げという唄notesがありますが、その他にも日本古来の遊びがありますね。 
皆さんは、お正月を、どんな遊びで楽しまれましたか? 
 
 12月15日に、 中央区文化・国際交流振興協会主催の、国際交流サロンで、「日本のお正月の遊び」が開催されました。 Australia,中国、韓国、Malaysia, Vietnam などの国々から日本に留学、就労されている方々が参加されていました。 楽しく遊んでいる場面を、遊びの名前と一緒にご報告します。
 先ずは、福笑い。 眉、目、鼻、口などの切り絵を使って、顔を作る遊びです。 右は、双六の一種。
 
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次は、お手玉。juggler の様ですね。 右は重ねた胴体の一部を数回に分けて落としていく遊び。
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 次は、かるた。皆さん、読み上げるのを待って、虎視眈々。 その後の、歓談。
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銀造も仲間に入れていただき、皆さんとご一緒でき、happy01 楽しく過ごせました。 
次回は、貴方も参加しませんか?  
 
それでは、中央区文化・国際交流振興協会の1月のイベントを紹介します。
1月の国際交流サロンは、「和菓子に親しもう!」です。 日本の伝統的なお菓子!楽しみですねhappy01 
詳細は、協会のHPをご覧下さい。http://www.chuo-ci.jp/salon/