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第92回東をどりを見てきました

[中央小太郎] 2016年5月31日 16:00

5月21日(土)に新橋演舞場にて東をどりを見てきました。

 

東をどりは、新橋花柳界が毎年1回行う伝統的な公演で、今年で92回目を迎えます。
普段は一見お断りの花柳界を垣間見ることができるということで、
大変楽しみにしていました。

 

感想を一言でいうと「華やかで、綺麗で、かっこよかった」ですね。
是非ともまた行きたいです。

 

今年の日程は5月19日(木)~21日(日)の4日間、
平日は2回、土日は3回の公演で、私が見たのは土曜の1回目のものでした。
ほぼ満席で、伝統文化への関心が如何に高いかを感じました。
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公演は11時半からで、11時から入場可能です。地下から2階にかけてのロビーでは
関連の土産物が購入できる他、二階ではドンペリニヨンブース、点茶席があり
花柳界の雰囲気を楽しめます。私は、点茶席で芸者さんお点前の抹茶を
「とらや」製のお菓子とともに頂きました。
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また、事前予約が必要ですが六料亭(東京吉兆、新喜楽、金田中、松山、米村、
やま祢、wanofu)の味を一度に楽しめる「松花堂弁当」(東京吉兆が献立)を、
地下の食堂「東」(新喜楽の装飾)で頂くこともできます。
(次回は、これも試してみたいですね)

ロビーでのこれら催しは、舞台の前30分と幕間の30分に楽しむことができます。

 

さて、舞台の方ですが、今年は「新橋ふぁんたじあ」というテーマで、
花柳壽輔先生が総合プロデュースを担当されました。

演目としては、前半は「梅の春」「傘尽くし」、幕間を挟んで後半は「組曲かさづくし」
「恋の辻占」と続き、口上を経てフィナーレとなります。

 

立方(たちかた/踊り)と地方(じかた/唄や三味線)にバックの装飾が調和した舞台は
見ごたえがあり、実際に見て感じると「また見たい」と思わせる魔力を持っています。

前半の演目は彩りを重視した「華やか」という印象で、後半の演目は黒や落ち着いた
色を基調とした「伝統」という印象で、どちらも素晴らしかったと思います。

 

今回初めて東をどりを見ましたが、本当によいものに触れることができたと感じてます。
充実した一日でした。

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(↑クリックすると大きく表示されます)

 

それから、東をどりをより楽しむために、新橋花柳界について予備知識があった方が
いいと思います。例えば、
 ・新橋花柳界は江戸時代末の金春芸者に始まるだとか、
 ・幕末から明治期にかけて、要人が贔屓にしたことで新橋花街として大きく発展した。
  特に芸事の向上に力を入れ「芸の新橋」と呼ばれた一流の花街だったとか、
 ・汐留川(旧)にかかる橋の名前が「新橋」だったので「新橋花柳界」だが、
  場所としては銀座~築地にかけての一帯がそうだとか、
 ・花柳界を構成する料亭が演舞場の周りを中心に築地の方まで点在しており、
  芸妓部の見番が銀座8丁目の見番通りにあるだとか、
 ・新橋芸者衆は、大正から昭和にかけて銀座のファッションリーダーで、
  資生堂や銀座8丁目界隈に残る老舗の商品を彼女たちが積極的に使ったことで
  知名度を得ただとか、

 
興味をそそる歴史やエピソードが沢山あります。

 

 

中央区で江戸落語を楽しむ

[達磨] 2016年5月30日 09:00

江戸落語・・・・・通説では寛政末期(1798年~1800年)、江戸浅草柳稲荷神社で三遊亭可楽が初めての寄席興行を催したのが、江戸の寄席での職業落語家の始まりとされ、可楽一門の有力者には初代圓生、初代馬生、初代正蔵、初代扇橋など一流の祖となる人がいたようだ。文政末(1829年)には125件の寄席を数えて、この時代に江戸落語が定着、安政期(1854年~60年)には400件近くの席に達したという。明治大正時代の寄席も100件を超して、興行上大いに活況を呈し、戦後になっての寄席は減少したものの「ラジオ中継」「テレビ放映」「ホール落語」「CD化」・・・の中で、聴くスタイルも変化して、落語が地位向上した昭和の時代であった。(山本進編・落語ハンドブック、落語の黄金時代から)

 

現在、都内には4席の落語定席のみですが、ホール・区民館・企業貸席・飲食店など『明日もどこかで誰かの落語会』落語ブームが続いています。人形町商店街「からくり櫓」【3】からは今日も落語が流れます。

 

中央区でもホール落語を中心に、どこもいっぱいで、談志さんが称している「江戸の風.」(志らく落語進化論)が吹いています。 

 

聴きに行った落語会場のご紹介です。

  • 三越日本橋本店【1】三越劇場「三越落語会他特別企画落語会」・・・・昭和28年4月スタート、当時のスタイルを崩さず、591回を迎えるとのこと。この5月26日2階席、豪華重厚感の内装の中で、舞台はトリの「さん喬」、〈死神〉でした"大喝采"
  • 本町「江戸日本橋亭-永谷」(落語芸術協会定席、立川流日本橋亭、若手落語会)【2】
  • 蠣殻町「日本橋公会堂(日本橋劇場)」   ●人形町「日本橋社会教育会館ホール」
  • 銀座「博品館劇場」   ●銀座「銀座ブロッサム中央会館ホール」
  • 築地本願寺【4】ブディストホール(本願寺落語会、こども寄席)・・・・5月17日の41回らく朝独演会【5】(医学博士なのに昨年真打)健康落語と椙森神社を舞台にした「宿屋の富」の口演でした。

 new_日本橋三越.jpg 1 日本橋三越本店・三越劇場

  new_お江戸日本橋亭.jpg 2 お江戸日本橋亭

 new_からくり時計.jpg 3 人形町商店街「からくり櫓

 new_new_築地本願寺.jpg 4 築地本願寺     new_new_立川らく朝.jpg 5 ブディストホール  

                                            

 

 

5/27-28は、小網神社例大祭!10年ぶりの宮神輿渡御

[柴犬] 2016年5月27日 17:00


日本橋と人形町の間にある「小網(こあみ)神社」が、今日明日と例大祭を迎えます。



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今日はあいにくの悪天候でしたが、朝9時からたくさんの参拝客が訪れ、特別授品の干支絵馬を頂いていました。



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二種類、お一人様一つまで。数に限りがあります。



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横なぐりの雨の中、神楽殿でも演奏が。



そしてそして!今年の例大祭、明日は10年ぶりに宮神輿が町内を駆け巡ります!!



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明日の出番を待つお神輿。

本来は5年に一度の渡御なのですが、5年前は東日本大震災が起こったため、行いませんでした。ですので、10年越しの御目見得となるのです。現在被災されている方々へご無事の祈りを捧げるためにも、良い渡御になりますように。



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小網神社は今年で御鎮座550年を迎えます。創建時は南北朝末期!江戸の祖・太田道灌からの信仰も厚く、現在では日本橋七福神(福禄寿・弁財天)に数えられ、財運向上や強運厄除などのパワースポットとして若い人たちからも人気を集めています。

小網神社が厄除けで広く知られるようになったのは、戦時中です。この神社の御守りを持って出征した方々が、なんと全員無事に帰還できたこと。そして、大空襲でも戦災を免れたこと。これらから、強運厄除の神様として崇められるようになりました。また、それ以前の関東大震災でも、宮司がご神体を持って新大橋に避難したところ、同じ場所にいた多くの人が助かったため、小網神社の御神徳だと言われたそうです。



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境内には、関東大震災で焼け残った手水鉢が今も現役で置かれています。



さて、小網神社は授与品がユニークで素敵なことでも有名ですが、



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こちら「まゆ玉みくじ」。 ↓



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本当のまゆの中におみくじが入っています。蚕の生命力にあやかった縁起物で、境内にもたくさん結ばれていて涼やかです。持ち帰って御守りにしても良いそうです。



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境内には、東京銭洗弁天の名でお馴染みの「銭洗いの井」もあります。ぜひ、お持ちの硬貨やお札をお清め下さい。そのままお財布に入れておくと財運を授かれるそうです!



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小さな境内の中にたくさんの文化や歴史が詰まった小網神社。強運厄除を願いたい方は、明日の例大祭へどうぞ!10年ぶりの宮神輿渡御もご覧になってください。もちろん、社殿の「昇り龍」「降り龍」もお忘れなく!「強運」を司る龍です。



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浅草寺の「小舟町」の大提灯の由来

[銀造] 2016年5月18日 09:00

 先日、外国の観光客を案内し、三社祭に行ってきました。
ところで、浅草寺には小舟町と大書した大きな提灯が架けられていますね。
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浅草寺の門にかけられている「小舟町」の大提灯の由来について、説明のパネルを見つけました浅草寺小舟町の提燈IMG_1670 (400x300).jpg
それには、次のように書かれていました。(原文の通り)
 
 東京の観光名所の一つ、浅草寺、雷門をくぐり、仲見世を抜けると、わが町「小舟町」と書かれた趣のある立派な大提灯が掛けられています。
 関東大震災まで、日本橋は江戸の魚河岸であり、界隈は「江戸湊」として大繁盛を誇っていました。
諸国の産物が集まる荷揚場であり、集散地であって、その地続きである小舟町には産物を扱う商人が店を構え、財をなしていました。この商人らが、約340年前、当時の小舟町の繁栄と信徒の心意気を示し、浅草寺に小舟町の町名を大書きした大提灯を奉納したのが始まりで、当時の小舟町の繁栄を今に伝えるものの一つになっています。
 現在かけられているものは、平成15年10月5日、江戸開府400年を機に、約15年ぶりに新調奉納されたものです。
 以上
 

 

小網神社で、5/28(土)に宮神輿の渡御があります

[pont] 2016年5月10日 08:55

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強運厄除けの神様として知られる
小網神社の、ご鎮座550年記念大祭が、
5/27(金)・5/28(土)の2日間、
開催されます。

 

大祭では5年に一度、
宮神輿の渡御が行われることになっています。

それを知らせるポスターが神社に貼りだされていました。

 

みなさまも御承知のとおり、
小網神社は日本橋七福神のひとつで、、
弁財天・福禄寿をおまつりしています。
正月をはじめ年中、参詣の方々が絶えない神社です。
正月でなくとも、かなり長い参拝待ちの列になることもあります。

 

ご朱印も授与していますから、
ご朱印帳に墨書きのご神名とご神印をいただいた方も
多いのではないでしょうか。

 

宮神輿渡御は、5/28(土)となっています。小網神社に先立ち、「下町で一番早い夏祭り」と言われる台東区・下谷神社の大祭、そして中央区にも氏子町がある神田神社のお祭が行われ、月末には小網神社の宮神輿渡御と、お祭りが好きな方には、この5月は見どころが多い季節です。

 

小網神社のホームページ、こちらです。
http://www.koamijinja.or.jp/history.html

人形町にお越しの節は、少し足を伸ばして、小網神社にもいらしてみてください。

 

 

日本橋十軒店とスター・ウォーズ

[ジミニー☆クリケット] 2016年5月 5日 18:00

先日、五月人形の紹介で、「吉徳大光」(本社:台東区浅草橋1-9-14)が「スター・ウォーズ」とコラボして制作したダース・ベイダー武者人形が人気過ぎて品切れとのテレビ報道がありました

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吉徳大光」と言えば、「人形は顔がいのち」で有名な江戸で最古の人形の老舗

そのインパクトの大きさに、思わず吉徳のHPを開いてみると、吉徳は江戸後期には日本橋十軒店常店を構えていたとの説明があり、思わずうれしくなって、ここに報告させていただく次第です

以下の説明文は、吉徳のHPからの抜粋です

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この図版は、天保年間の「江戸名所図会( ずえ)」巻之一より「十軒店じっけんだな雛市」の図。

画家長谷川雪旦が、有名な日本橋十軒店雛市の賑わいを描いたものです。上部には芭蕉の「内裏雛人形天皇の御宇(ぎょう)かとよ」の句が記されています。軒先に張りめぐらした幕に、吉徳(山田家)の家紋・三蓋松さんがいまつ)が見かくれしていることから、この図が江戸後期から明治にかけて、ここに常店じょうみせ)を構えていた吉徳の店先であることがわかります。

なお、「雛人形手遊(てあそび)問屋 野屋 兵衛」の朱印は、吉徳に数代伝わるもの。江戸時代には玩具のことを手遊びと呼んでいました。

吉徳資料室)

 

それにしても、ベイダー卿のみならず、ストームトゥルーパー兜飾りとはすごいすばらしい

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ちなみに、ダース・ベイダーヘルメットは、伊達政宗を参考にしたとの記事を、昔、見たような気がしますので、それが事実だとすると、急に違和感も無くなり、ますますこの武者人形が魅力的に見えてきます

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吉徳大光のHPはこちら ⇒

http://www.yoshitoku.co.jp/