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中央区の将来推計人口(2)

[CAM] 2018年4月 7日 12:00

 前回の、「中央区の人口推計」に関する投稿で、一部、誤りを修正するとともに補足します。


>「中央区ものしり百科」では、87頁で「中央区の人口変遷」について、・・・・1998年に対前年比「297人」と45年ぶりに人口が増加し、2006年4月には1975年以来31年ぶりに10万人を達成したこと、などと述べています。


 それから、前稿で「私が居住する佃地区では、佃公園、石川島公園、隅田川テラスなど、『緑と水』の空間にも恵まれていますから、人口増加による『集積のメリット』(地域活力と生活利便性の向上)がいっそう高まり、『人口過密化というデメリット』を打ち消すことになるでしょう。」と述べましたが、

これに関連して、森永卓郎氏が、東京都心の人口増加について、次のように、「いま、東京が"江戸化"している」という指摘をしています。周知のように、中央区(旧日本橋区・京橋区)は原初の江戸です。


http://www.1242.com/lf/articles/48592/?cat=life&pg=happy

森永)江戸ってすごく地域的には小さい、今の山手線の内側よりも小さいくらいの所で皆が集中して住んでいたのですね。まあ100万都市だったのですけれども、今の皇居の所を中心に武家屋敷というのがあって、そこに江戸の6割の武士が、50万人が住んでいたのですけれども、残り2割が寺社。お坊さんとかが住んでいて、残りの2割の土地に、なんと50万人の町人が集中して住んでいた。まさに長屋なのです。

森永)それでこの長屋というのは、すっごく狭いのですよ。だけど、火事が多かったというのもあるのですけれども、物をできるだけ置かないようにして、広く暮らして。それで江戸の庶民は何をやっていたかというと、例えば落語を聴きに行くとか。歌舞伎とか楽しんだり、お相撲を楽しんだり。

森永)もう(今と)そっくりなのです。ライブを楽しむのですよ。というライフスタイル。

森永)(かつての長屋は横に広がっていたが、今は、それがタワーマンションのように)高くなっているだけで、やっていることは全く一緒なのですよね。

―FM93AM1242ニッポン放送のブログ記事より―

 

 

銀座 「バー ルパン」 探索!

[朱房の十手] 2018年4月 4日 16:00

朱房の十手3 .jpg念願の バー ルパン を訪ねて

DSCN1079.JPG「お花見会とバールパン」をテーマに お花見の後、友達 計6名で3月31日(土)ルパンに入りました。

重い鉄扉を開け、やや急な階段を下ります。18坪位?のスペースにカウンター、テーブル席があります。早い時間でしたので太宰 治が、掛けたカウンター席に座って写真を撮ってもらいました。店員さんも気さくで、ノスタルジックな雰囲気です。カウンターの板名が○○とか云う木材だそうです(酔っていて忘れた)。

銘々飲み物 各自1杯、つまみ(オイルサージン+クラッカー+マスタード 中々です)・ソーセージ等を注文。美味しいを頂きながら大いに盛り上がりました。

 

分かりにくい場所です。ドキドキしながらお店を探すのもいいのでは?

 

 

静寂 天空を見つめる狛犬

[あすなろ] 2018年4月 3日 09:00


日枝神社 日本橋摂社は、赤坂にある日枝神社の

御旅所です。日本橋茅場町の「山王さん」として、

人々に親しまれています。

東京証券取引所なども近くにある都心部ですが、

境内に入ると喧騒から解き放たれた静寂な空間です。

 komainu.jpg

境内の狛犬は、胸を張り天空を見つめる姿をしています。

酒井八右衛門と石匠の野村保太郎の名コンビによる

石彫芸術です。

 torii.jpg

上を向く狛犬の目線にあわせると、ご神木に鳥の巣を

見つけました。

上向きの気持ちが招く人の幸福、運気上昇の獅子守を

受けられます。

 

◆日本橋日枝神社
東京都中央区日本橋茅場町1-6-16

 

 

 

2045年の中央区推計人口

[CAM] 2018年4月 2日 12:00

 

「中央区ものしり百科」では、87頁で「中央区の人口変遷」について、中央区の人口は、1953年1月にピークとなる172,183人を数えたこと、1997年4月に過去最低となる71,800人まで減少したこと、1998年に対前年比297年と45年ぶりに人口が増加し、2006年4月には1975年以来31年ぶりに10万人を達成したこと、などと述べています。

 
 さらに将来の人口推計ですが、2018年3月31日付の日本経済新聞は、「都内人口格差、一段と、2045年の推計、都心3区、15年比3割増」という見出しの下に、「厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が30日発表した2045年の将来推計人口によると、東京都心への人口流入が一段と進む見通しだ。都心3区(千代田、中央、港)は15年比で3割超の増加。一方、多摩地域は減少率が2桁の自治体が目立つ。都内でも自治体間の人口格差が一段と広がりそうだ。
 都心3区は15年に約44万3000人で、45年の推計では約59万5000人に増える。同研究所は3区について『マンション建設が相次ぎ、予想以上に人口が増加した。今後もその傾向は続くのではないか』と分析する。3区は全国の市区町村別の増加率で上位3位を占めた。
 都心3区で増加率が最も大きいのは中央区の34.9%。前回(13年)の推計では40年の人口は10年比14.4%増で、増加ペースが加速する格好だ。」と述べ、2045年の中央区の推定人口は19.0万人としています。

  
 この推計通りに進むとすれば、2045年には1953年1月のピーク人口17.2万人を超えていることになります。

 
 「人口過密化というデメリット」を危惧されるかもしれませんが、私が居住する佃地区では、佃公園、石川島公園、隅田川テラスなど、「緑と水」の空間にも恵まれていますから、こうした環境がデメリットを打ち消し、人口増加による「集積のメリット」(地域活力と生活利便性の向上)がいっそう高まることによって、さらに住みよい街に進化していくことが期待されます。

 下は3月24日の石川島公園の風景です。

IMG_3854.JPG