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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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総額約12億円の幻想的世界へ...「Feel the Pearl 感じるパール展」@ミキモト銀座4丁目本店

[Hanes] 2018年8月25日 12:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
日本初の百貨店「三越」や世界初のロボットホテル「変なホテル」をはじめ、
今も昔も中央区内には、日本初、世界初のものがいくつもあります!
 
真珠と言ったら連想するであろうミキモトの創業者御木本幸吉氏もまた、
世界で初めて真珠の養殖に成功したという偉業を成し遂げており、
銀座4丁目にはミキモトの本店を構えています。
 
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その本店では、9月5日(水)まで「Feel the Pearl 感じるパール展」を開催しており、
125年前に御木本氏によって生み出されたパールについて学び、
その神秘を心ゆくまで堪能することのできる貴重な機会となっています

  

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(提供:ミキモト)


 
展示会場となっているホールに入ると、パールができるまでの過程とミキモトのブランドヒストリーが学べるムービーや、
 
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14種類のパールとその母貝(真珠を育む貝)を楽しむことができます。
(左下:ショウジョウガイの仲間とスポンディルスパール、右下:アワビとアバロンパール)
 
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(提供:ミキモト)
 
順々にライトアップされて輝く真珠の美しさに見とれながら、
アワビ、ムール貝、ホタテガイの仲間等、食用として親しまれている貝からも真珠が採れることを初めて知り、勉強になりました
 
その他、MIKIMOTOのパールが養殖されている三重県英虞湾の真珠養殖場の風景や作業の様子、御木本氏の邸宅「真寿閣」からの英虞湾の眺め等、5パターンのVR(バーチャルリアリティ)映像がご覧いただけます。
「海中で真珠を抱くアコヤガイ」では、海に潜った気分で真珠を探してみてください
このVRは音付きで360度楽しめるので、一瞬にして三重の養殖場に来たかのようなリアルさが体感できます!
(※ここで見られる養殖場は、観光施設であるミキモト真珠島と異なり、通常関係者以外立ち入ることのできない場所となっています。)
 
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ミキモトと東京大学の関係を示す貴重なアーカイブ資料も展示されているので、
こちらもお見逃しなく
 
IMG_0292.JPGのサムネイル画像
 
ミキモトの真珠について簡単に学んだ後は、総額約12億円という7点のハイジュエリーが一堂に会したミラールームへ...
 
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(スマホで撮影しましたが、なかなか幻想的な1枚になりました
 
無限に続くジュエリーの世界に迷い込んだようなこちらの不思議な部屋では、
通常のトルソーでの展示と異なり、宙に浮いた状態で展示されたパールジュエリーを様々な角度からご覧いただけます
特に大きな真珠や珍しい真珠を使ったハイジュエリーを選りすぐって展示しているそうで、一見の価値があります!
アコヤ真珠のドレスジュエリーや白蝶真珠のネックレスに加え、
 
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(提供:ミキモト)
 
色とりどりのパールやダイアモンドが豪華にあしらわれたジュエリーは、思わずため息が出る美しさ...
 
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他のことを忘れてミキモトのジュエリーの世界に浸ることができるので、
ジュエリーがお好きな方、まだミキモトの本店に入ったことがないという方は、
この機会に創業者の夢と歴史がつまり、上品に輝くパールを感じてみてはいかがでしょうか
 
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Feel the Pearl 感じるパール展
日時:2018年8月3日(金)~9月5日(水)午前11時~午後7時
   ※8月31日(金)は午後2時から開場
場所:ミキモト銀座4丁目本店 7階ミキモトホール(中央区銀座4-5-5)
入場料:無料
主催:MIKIMOTO
協力:東京大学大学院理学系研究科附属臨海実験所
ウェブサイト:https://www.mikimoto.com/jp/news/feelthepearl.htm
 
※本記事は、ミキモト広報宣伝課のご担当者様より掲載許可をいただいております。
 

 

 

群馬県産野菜を使用した今話題のロカボケーキ@ぐんまちゃん家

[Hanes] 2018年8月24日 09:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
私もそうですが、健康を意識して運動をしたり、バランスの良い食事を心がけたり、
ダイエット中でカロリーを気にしたりしている方は多いのではないでしょうか?
そんな方に今回オススメしたいのが、群馬県のアンテナショップぐんまちゃん家
 
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先輩特派員滅紫さんが低カロリー「こんにゃく焼きそば」を紹介しておりましたが、
(記事:7丁目に移転しました。群馬県アンテナショップ「ぐんまちゃん家」
なんと、今話題の緩やかな糖質制限をしたロカボの商品も扱っています
 
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それが...群馬県産の野菜パティスリーポタジエのコラボケーキ
パティスリーポタジエは世界初の野菜スイーツ専門店ということもあり、
オープンしてから数年経っても非常に話題になっていました!
当時茨城県で高校生だった私も遥々上目黒のお店まで足を運びましたが、
長蛇の列を見てケーキを買うのを断念してしまったこともあり、
今回は中目黒まで行かずともそのケーキが食べられると聞いて、
早速ぐんまちゃん家へ行ってきました
 
ショーウィンドーに上品に並んだ8種類のケーキ...
野菜がこんなに美味しそうなケーキに変身していたら、野菜が苦手なお子さんでも食べられそうですね
これらのケーキに使用されている野菜は、トマト、コマツナ、カボチャ、ビーツ、トウモロコシ、ナス、ゴボウ、シソ...
今回店頭に並んでいなかった他の2種類のケーキには、ブロッコリーやインゲン豆も使用されています!
ナス、ゴボウ、ブロッコリーは特に意外なチョイスで、やはり味が気になります...

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そんな中私がいただいたのは、群馬県産のナス、日本酒(銘酒「水芭蕉」)、小麦粉、ベビーセロリを使用した
大人のケーキ「イチジクとナスのSAKEコンポート・フロマージュブラン」
イチジクの下にうっすらと見えているのがナスなのですが、
言われてみないと気が付きませんよね
味の方ですが、ナスのコンポート部分で、ほんのり「ナス?」と感じるくらいで、
びっくりするほど食べやすくなっています

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そして、横から見ても楽しめます!上から、
イチジクコンポート、ナスのコンポート、日本酒入りコンポートシロップゼリー、
フロマージュブランのムース、日本酒大豆ジョコンド、丸ごとイチジクコンポートとなっており、
ムースとジョコンドは甘さ控えめで、素材の良さが引き立つ上品な味わいでした
そして、隠れて丸ごと入っているイチジクは非常に食べ応えがあり、
ちょっと贅沢したい時にはぴったり

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カロリーを制限するより、低糖質にした方が血糖値が上がりにくいだけではなく、太りにくいようなので、
ロカボのケーキが食べられ、美味しく野菜も摂取できるなんて、
ぐんまちゃん家で販売されている10種類のケーキは、特に女子には見逃せないスイーツなのではないでしょうか
 
余談になりますが、中央区にはアンテナショップが多いですよね?
個人的に、この状況は江戸時代の大名屋敷に似ているような気がします。
江戸時代において、現在のトルナーレ日本橋浜町や日本橋浜町郵便局辺りには、
上野館林藩(群馬)秋元但馬守志朝(六万石)の中屋敷がありました
大まかな場所は、goo地図 江戸(切絵図)日本橋北内神田領国浜町明細(明治座・日本橋駅周辺)より確認することができます。
ぐんまちゃん家は銀座に位置していますが、江戸時代にも中央区に群馬に関する方が住んでいらしたのですね!
このような思いがけないつながりを知ると、歴史って面白いと感じます
 
【参考資料】
児玉幸多(監修)『復元・江戸情報地図』(朝日新聞社、1994年).

※本記事は、ぐんまちゃん家の店長さんより掲載許可をいただいております。

 

 

【8月限定】スコットランドの香りと歴史がつまったジンはいかが?

[Hanes] 2018年8月22日 18:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
中央区内で海外の文化や料理が楽しめる場所をこれまで2度紹介してきましたが、
飛行機不要?ギリシャ・イタリア小旅行【日本におけるロシア年】中央区で楽しむロシア文化
8月限定で水天宮前駅にオープンしているScottish Gin & Tonic Galleryはもうチェックされましたか?

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英国料理を提供するお店は区内にたくさんありますが、
こちらのお店ではなんと、8月限定でスコットランドのジンのみを取り扱っています
普段見かけないようなオシャレなジンのボトルに誘われ、店内へ...

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インテリアはスコットランドらしさ満載!
一押しのHarris Ginのポスター、ヘブリディーズ諸島の様子がわかるポスター、
Harris Tweedのグッズ、スコットランドのジン蒸留所を示した地図、様々なタータン...
スコットランドに住んだことがあるせいか、ずっと見ていても飽きません

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上述の通り、ジンがメインのお店ですが、8月は特別にスコットランドの食材を使ったランチも提供しており、
スコットランドのスモークサーモンやホタテのタルタルがのったオープンサンドをいただくことができます。
今回は、スモークサーモンのオープンサンドとジン・ティーを注文

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ピートで燻製にした厚みのあるサーモンは、一口食べただけで「これぞスコットランドのサーモン!」と懐かしくなる味でした。
新鮮で美味しい魚に関しては、世界中探しても日本の名前が挙がることが多いですが、
スモークサーモンに関しては今も昔も変わらずスコットランドなのです
英国内のスーパーでは、Smoked Salmonの他にScottish Smoked Salmonと書かれた
パッケージが見られるように、スコットランドのスモークサーモンは国内でも別格!
他の産地のものよりお高めなので、日本でこうして食べられる場所はとても貴重です

そして、添えられていたスコットランド産のチェダーチーズは、
店員さん曰く「塩気が強いので、ちぎって少しずつお召し上がりください」とのこと。
日本のチーズにはない濃厚さで、燻された風味がオープンサンドによく合います
ワインよりウイスキーに合う味わいで、ここにもスコットランドらしさを感じました。
こちらのチーズは、saketryのウェブサイトで購入できるようで、
店内では可愛いショーウインドーに展示されていました。

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そして、注文したジン・ティーですが、ノンアルコールのお茶で、
ジュニパーベリー、アンジェリカルート、コリアンダーシード、リコリス、シナモン、オレンジピールなど、ボタニカルなジンの香りづけで使用される素材をブレンドしたものとなっています。
こちらの写真からも、ジンの香りづけとして有名なジュニパーベリーが見て取れ、
ジンの香りの素を知ることのできる珍しい飲み物であることは間違いありません

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今回の訪問ではメインのジンを注文しそびれてしまいましたが、
ここでは日本初上陸となる今注目のスコットランド(特に諸島の蒸留所のもの)のプレミアム・ジンが味わえます。

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蒸留所のある島で収獲された素材で香り付けをしているものや、
昔々ノルド人によってオークニーにもたらされたアンジェリカを使用したものなど、
土地の素材と歴史・文化が凝縮された選りすぐりのジンばかり
お酒好きな方にはぜひおススメしたいお店です!

【SCOTTISH GIN & TONIC GALLERY 水天宮前】
住所:東京都中央区日本橋人形町2丁目1-9 TSビル1階 GLOBAL GIN GALLERY
電話:03-6260-9303
営業時間:11:00-23:00(※8月のものになります。)
店休日:不定休
ウェブサイト:http://www.gin-gallery.com/

※本記事は、SCOTTISH GIN & TONIC GALLERYのオーナーさんより掲載許可をいただいております。


 

 

日本橋の地で200年 ー 創業200周年の取組 ~ 榮太樓總本鋪 ~

[rosemary sea] 2018年8月21日 12:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をプランニングして取材します、rosemary seaです。

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株式会社 榮太樓總本鋪さんは、今年創業200周年を迎えました。

〇 〇 〇 〇 〇 〇

文政元年(1818)年、それまで現在の埼玉県飯能市で菓子商をしておりました細田徳兵衛。

2人の孫を連れて江戸に出府しました。

そして現在まで続く 榮太樓さんとしての和菓子業の礎となります屋号「井筒屋」を構えました。

細田徳兵衛の曽孫にあたります3代目細田安兵衛(初代 榮太樓)の「金鍔(きんつば)」のお話は2年前の記事をご覧ください。

「 榮太樓總本鋪 ② ~各商品とおもしろ話 その①~」はこちらです。

/archive/2016/06/post-3421.html 

 

初代榮太樓が店舗を構えました日本橋の地に変わらず 榮太樓總本鋪さんは本社を置き、脈々と菓子業を営んでおられます。

次の200年のスタートを切るために、社是も新しくしました。「心の豊かさに挑戦する 榮太樓」。

これからも 榮太樓さんは、安心安全でおいしいお菓子を作り届けてまいります。

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創業200周年の取組みにつきまして・・・

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200周年ロゴ制定

フレームをなくし型にとらわれないで挑戦する、という 榮太樓さんの姿勢を表現されています。

 

Web「200周年記念サイト」

榮太樓總本鋪さんの「200周年記念サイト」のホームページはこちら

⇒ http://www.eitaro.com/200th/

 

※ 文末の 榮太樓總本鋪さんのホームページからも入れます。

コンテンツとしては「榮太樓總本鋪200年の歴史」、「歴史動画」、「製法動画」、「記念商品の紹介」などです。

テーマは榮太樓總本鋪さんの200年史ですが、「各ブランドへのリンク」、「SNS各種」も充実させて、未来へ向かう榮太樓總本鋪さん、というところも覗えます。

 

・動画① 「歴史動画」

榮太樓總本鋪さんの、創業から現在までの200年の歩みを、イラストと写真を組み合わせてつなぎ合わせ、一連の絵巻ものに仕立てられています。

音楽入りで、約3分40秒です。

 

・動画② 「梅ぼ志飴製法動画、及び、金鍔製法動画」

榮太樓總本鋪さんの工場で、代表的な2商品、つまり飴製造の「梅ぼ志飴」と生菓子製造の「金鍔」の製造工程を撮影したものです。

動画で工場見学を楽しんでいただけるような内容です。

それぞれ約4分45秒です。

 

・インスタグラム(フェイスブック、ツイッターへも連動します。)

榮太樓さんのお菓子の写真、工場内の製造写真、日本橋本店内、さらには日本橋の橋まで、随時アップの予定だそうです。ご期待ください。

 

記念商品「榮太樓飴記念缶」の販売

今年の10月に、200周年限定商品として「榮太樓飴記念缶」を発売される予定とのこと。

発売が待ち遠しい限りです。

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株式会社 榮太樓總本鋪

日本橋1-2-5 榮太樓ビル7階

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榮太樓總本鋪 日本橋本店

日本橋1-2-5

03-3271-7785

営業時間 9:30~18:00 (月~土)

定休日 日曜・祝日

榮太樓總本鋪さんのホームページはこちら

⇒ http://www.eitaro.com/

 

 

楚々 打ち水のおもてなし

[あすなろ] 2018年8月21日 09:00

水を撒く、水を打つ。

地面を湿らせることによって、熱気を和らげ、涼を呼び、

埃を立てないようにする。

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気化熱を利用して、体感温度を下げる効果もありますが、

打ち水には、場を清めるという意味合いもあります。

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店の前や玄関前に水を打ち、

お客さまをおもてなしする風景は、

押しつけがましくない心遣いが感じられますね。

中央区の風情ある街並みから、

涼とともにおもてなしを感じとるのも一興です。

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◆中央区日本橋室町・仲通り付近

 

 

米麹 夏バテ防止に甘酒

[あすなろ] 2018年8月17日 18:00

「甘酒」はお正月や冬のイメージがありますが、夏の季語になっています。

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「飲む点滴」とも称される米麹甘酒は、麹菌によってブドウ糖を分解してくれるので、効率よく体内にエネルギーを吸収できます。そして、アミノ酸やミネラルなども含まれるため、立派な栄養ドリンクです。

昔の人は甘酒のことを十分理解していたので、江戸時代では夏バテ予防の飲み物として町で売り歩く甘酒屋さんが名物になるほどでした。

だからこそ「甘酒」は、夏の季語になったのですね。

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ノンアルコールの米麹甘酒味ですっきりとした

ソフトクリームです。暑い季節に相性抜群ですね。

とうふの双葉

東京都中央区日本橋人形町2-4-9