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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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第68回築地本願寺納涼盆踊り大会

[TAKK...] 2015年7月25日 16:00

第68回築地本願寺納涼盆踊り大会が、以下の日程で開催されます。

1.期日 平成27年7月29日(水)~8月1日(土)
2.時間 7月29日~31日 19時~21時
・・・・・・・・8月1日      18時~20時30分


盆踊りはもちろん、築地場外市場や近隣飲食店による屋台が出て、おいしいものが堪能できます。

「中央区夜景八選」に選定されています。

 

 

中央通り、和紙の"榛原(はいばら)"さん(街さんぽ その4)

[お江戸のマーシャ・堀内] 2015年7月24日 14:00

気温35度、南からは台風が来ています。
そんな真夏になる頃、中央通りを南へ、COREDO日本橋を通り過ぎ、少し歩いた所に
5月20日に本社を移転された"榛原(HAIBARA)"さんに立ち寄りました。

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200年以上続いている伝統の紙の技を、今に伝える老舗、建物の概観のデザイン自体が
お洒落で目を引きます。入り口の右側ショーウィンドーには、涼しげな団扇が見えます、
中に入ると、全体の色調が明るいデザインがとても美しい空間です。

 

偶々、日本橋ワーカーズの会;アサゲで、マエヒャクとして登壇された

広報の中村さんと初めて出会い、詳しいお話をお聞きしました。

ありがとうございました。

 
*江戸後期の1806年、小間紙問屋として出発、千代紙、木版刷りを手掛ける。
*西郷隆盛、勝海舟なども、榛原さんの和紙を使ったりして、和紙で物書きをするのは、
  当時一種のステータスシンボルだったようです。
*デザインは河鍋暁斎 柴田是真といった一流どころにお願いしていた。
*そして明治の文明開化、和紙の輸出、洋紙の輸入など、そして日本で初めて方眼紙を作った。
*大正時代に開発に成功した榛原製記録紙が、アポロ11号に搭載され、月面記録に用いられる。

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因みに、今年、私は、榛原さんのこの蛇腹便箋セットで、暑中見舞いを書く予定です。
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ところで、老舗のみなさんは、英語名を大体、NIHOMBASHIとして使われているようです、
今風に(現代文法では)、NIHONBASHIのようで混在している状況、
やはり風情を感じるのはMだと思うのです、、。

 

少し歩けば高島屋さんです。水を飲みながら歩きます。

 

 

日替わりランチ〔銀座ブロッサム〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年7月24日 09:00

会社の近くに銀座ブロッサム(銀座二丁目15番6号)があるので、昼食は、ここの1階にあるレストランをよく利用します

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銀座ブロッサム中央会館)は、区の建物(施設)で、首都高速都心環状線をはさんで、中央区役所の向かい側にあります。

結婚式場披露宴会場多目的ホール集会室レストランを備えています。

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このレストランのスペシャルメニューで、数量限定の日替わりランチがあります

A、Bの2種類から選べて、価格もリーズナブル

毎日12時をすぎると、発券機の前に行列ができます。

営業時間は、11時から15時までです。

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ちなみに、毎週日曜午前中の「さんぽサンデー」(テレビ朝日)という番組の、7月12日放送分は、中尾彬池波志乃夫妻が、築地駅から銀座エリアに向かって歩く回でした

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その途中、お二人が、銀座ブロッサムの前で「日替わりランチ」のメニューに目を留めるシーンがあり、そこに、たまたま昼食を終えてブロッサムから出てきた)が映り込んでしまうというハプニングがありましたので、私事ながらご紹介します

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放送直後、郷里四国の中学校の同級生から、「見たよ」メールがありました。

全国放送恐るべし

 

 

 

街歩きを快適に歩くために

[デ・ニーロ] 2015年7月22日 09:00

 

 関東地方も梅雨が明け、街歩きのセカンド・シーズン到来です!

 

 ボランティア・ガイドや特派員の皆さんは、引率やガイディングをされる時にどのような靴を履かれてますでしょうか?

 私は昨年まで、北海道でネイチャーガイドをしていたのですが、山歩きではごっついトレッキング・シューズを履いていました。登山道や悪路を歩く時には機能性や安全面を重視するため、あまり履き心地感覚にまで神経を使いません。マメができなければいい!みたいな (^^)

 

 都会の街歩きの場合、道は整備された舗装路ですので、最初はもうそれだけで快適で(どんな靴を履いていても)体力まかせでずんずん歩けます。しかし若い人ならともかく、中高年になってくるとそうもいきません。ウオーキングは健康によいとはいえ、引率などで長時間歩くとなると話は別です。業務としてのプレッシャーや責任感から、足腰が多少痛くても現場では気づかず、気づいても我慢して歩き続けるなんてこともありがちでしょう。

 

 最近は運動靴(スポーツ・シューズ)やアウトドア用カテゴリーに加え、見た目がビジネスシューズでもウオーキングに特化した多彩な商品が開発されています。大手メーカーでは数年前からお客さんの足の形状を店舗内できめ細かく計測するシステムが導入されています。これは足への負担を最小限に軽減し、

 

 「身体にやさしい快適な履き心地感」

 

 を提供するためのサービスで、計測されたデータを元に、内側がより綿密に、その靴を履く本人向けに設計された中敷き(インソール)の制作が可能となりました。

 

 例えばアシックスではこれを3Dフィッティングインソールという商品名でオプション販売しています。

 

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 銀座5丁目、元松坂屋跡地の再開発で現在工事中現場の近くにアシックス・ウオーキング銀座店があり、今回私はここでそのスキャンをしてもらいました。

 

 原理は異なりますが脳のスキャンを行うMRIの足バージョンみたいな感じです。「足の周囲」「土踏まずの高さ」「かかとの傾き」「親指の角度」などを3次元足型計機でスキャンします。このスキャンそのものは無料で2〜3分で終了。自分の(個性的な?)足のかたちに最適なパーソナル・インソールがその場ですぐにわかります。

 オーダーメイドではなく、スキャンされた数値をもとにあらかじめ制作されている数種類の中から最適なものが選ばれるというシステムではありますが、人間の曖昧な履き心地感覚ではなく、最新テクノロジーを駆使して計測されたデータの解析を根拠とする

 

科学的フィット感

 

 には確実な信頼性がありそう。

 

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 料金は既成のインソールより千円から2千円ぐらい高い程度で、まぁお手頃です。

 従来、ユーザーも企業も靴の内側部分にまでそれほどコダワリはなかったでしょう。外見の色やデザインだけで気に入った靴を選び、履き心地がイマイチでも買ってしまうことも多かった私ですが、今回このシステムを利用して購入した靴は素晴らしかったです。

 

 極言するなら、靴の本質は内側(インソール)だとも言えます。

 

 このことは履いてすぐにはわかりにくい部分でして、何度も、それも長時間歩いてみてからでないと気づきません。身体のコンディションがよくないと、よいガイドもできないと思います。そのツアーだけでなく、今後も長きにわたってお客様に快適に歩いて頂けるようなヒントをお伝えするのも、一つの「おもてなし」と言えるのではないでしょうか。

 

 グルメや観光情報とは違いますけれど、特派員のお仲間や今後街歩きをされようという皆様にもシェアしたいと思いまして、ご報告させて頂きました。

 

 ちなみにアシックスの前身であるオニツカ株式会社の鬼塚社長が、1964年の東京オリンピックで優勝した「裸足の王者」として知られるアベベ選手に、

 

 「裸足と同じぐらい軽い靴を提供するから、我が社のをぜひ履いて下さい」

 

 と直談判したのは有名なエピソードです。

(このスポンサリングはアベベ選手が1961年の毎日マラソン出場のために来日していた時に行われたもので、東京五輪時に実際にアベベが履いたのはプーマ社のシューズだったという)

 

 それはともかく、東京五輪でオニツカ社の靴を履いた選手が体操、レスリング、バレーボール、マラソンなどの競技で金メダル20個、銀メダル16個、銅メダル10個の合計46個を獲得したそうで、この会社は競技のパフォーマンスを高める目的での開発において先駆的な企業でした。

 

 こうした歴史的な事実を知ると、アシックス銀座店を協賛社とする街歩きツアーなども企画出来るのでは?などと、ふと思ったりもしました。
 足のスキャンはいつでも誰でも無料で対応してくれますので、協賛は得られなくとも、お店に事前連絡すれば普通に立寄り店として10名程度のお客さんならご案内することは可能かと思われます。

(計測された足のデータは都内の主要店舗で共有されるので後日再利用可能)

 

 アシックス(asics)の社名の由来は、

 

「健全なる精神は健全なる身体にこそ宿る」(A sound mind in a sound body)

 

の英語表記(原文はラテン語)をアレンジした頭文字を並べたものだそうです(ウィキペディアより)

 

 これからの季節、熱中症対策もさることながら、足腰の負担の軽減と健康に留意し、健全な身体で気持よく街歩きを楽しみたいものです。

 

 

 

 

佃住吉神社大祭もうすぐです.

[kimitaku] 2015年7月17日 14:00

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佃住吉神社の大祭、

神輿巡行が来月8月1日から始まります。 

 

徳川家康から請われて江戸にやってきた佃の人々。

その人々の心のふるさと住吉神社。

 

三年に一度しか開催されない、佃住吉の祭り。

数百年続く本物の江戸の祭り。

  

泥だらけになって水中の幟の柱を掘り出すのも、幟の柱を立てるのも、鳥居を建てるのもみんな地元の人たち。

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老いも若きも、男も女も いつもはどこかですれ違う人たちが、

あちらで、そしてこちらで、輿を担いでいますよ。

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八角神輿 本神輿 各町内の神輿が全て巡行。

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みなさんも神輿の担ぎ手になって、祭りに参加してみませんか。

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詳しいことは 各町内会にお尋ねください。

 

 

 

人形町には、静かな佇まいがある(街さんぽ"食べ歩き" その2)

[お江戸のマーシャ・堀内] 2015年7月16日 16:00

私は、時々、幕末から明治、西郷隆盛屋敷跡に立つ日本橋小学校へ
図書館やプールのために寄っています。

 

まずは、半蔵門線の水天宮前駅、8番出口を出ると、学校帰りに
とっておきのような "揚げたてコロッケの今半" がみえます。

  

そこら辺りはいくつもの昔ながらの路地があり、それぞれ食べ物屋さんが
沢山あります。そんな中、てんぷらで有名な "中山" というこじんまりとした
お店があります。ご夫婦でカウンターの内側と外側で、
ユルリとした雰囲気を醸し出しながら、幾分黒めで甘辛いタレがかかった天丼が
ここの御馳走です、夜は常連さんが多いのも頷けます。

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それからその路地辺りを見ていると、道端にクジラの置物があります、
これは江戸時代、ここは葺屋町、堺町と言われ、庶民に人気の
操り人形のメッカだったようです。その時に使う人形の操り糸
としてはクジラの髭が一番しなやかな動きを出せるという事で、
このクジラへの感謝の標だそうです。
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そして、親子丼といえば "玉ひで" ですね、私もお休みの日のお昼に頂いています。

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そして、人形町、水天宮の地下鉄駅の通りに聳える二つの櫓、

"江戸落語からくり櫓" と "江戸火消しからくり櫓" が見えます。

ck1515_20150715 (6).JPG (江戸落語からくり櫓)

 

人形町は、なにか昔の大阪の面影が残っているような場所にも思えます。