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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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身延別院耳寄り情報(1)油をかけて福をいただこう!

[Hanes] 2019年1月20日 18:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
先日、小伝馬町を散歩した際に、身延別院に立ち寄りました。
こちらでは、瞳が水晶製の木造日蓮聖人坐像(都指定有形文化財)が有名ですが、
実はそれ以外にも興味深いものがたくさんあるのです。
ということで、2回に分けて立ち寄りたくなる身延別院の魅力をご紹介します。

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今回取り上げるのは、「油かけ大黒天」です。
花まつりでは、お釈迦様に甘茶を注ぎますが、こちらにいらっしゃるのは一年通していつでも油をかけられる大黒天...
そのいわれが気になり、調べてみました

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【いわれ】※諸説あります。
京都伏見には「油かけ町」という町があり、昔、油売り商人が道端の石像に間違って油をかけてしまったものの、
それ以来商売が大繁昌したという伝説がありました。
伏見出身で昭和の名優長谷川一夫氏のしげ夫人は神仏に厚く帰依しており、
戦後間もなく、偶然この油かけ天神を夢に見て、
天神様から東京に祀って大勢の人と結縁せしめよとのお告げを得ました。
そこで、当時の身延別院の住職藤井日静上人に相談した結果、
身延別院にお祀りすることになりました。

【ご利益】
商売繁盛、開運、安産

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全国的に見ても油かけ大黒天をお祀りしている神社仏閣はあまり多くありません。
お近くにお越しの際には、大黒天に油をかけて祈願してみてはいかがでしょうか

■身延別院
住所:東京都中央区日本橋小伝馬町3-2
アクセス:東京メトロ日比谷線「小伝馬町駅」4番出口から徒歩1分
     JR山手線・京浜東北線・中央線「神田駅」南口改札口から徒歩12分

【参考文献・ウェブサイト】
一般社団法人植物油協会「植物油こぼれ話 油をかけて福をいただく油掛大黒天」http://www.oil.or.jp/trivia/daikokuten.html
小伝馬町 身延別院 http://minobu-betsuin.jp/index.html

【関連記事】
illy-ship燦壱朗さん「油掛け大黒天(身延別院)」

 

 

江戸太神楽、やげん堀納めの歳の市にて 中編  ~ 江戸太神楽 丸一仙翁社中 ~

[rosemary sea] 2019年1月16日 18:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をエスカレーションして取材します、rosemary sea です。

 

去る12月26日(水)から28日(金)の3日間、東日本橋の薬研堀不動院界隈で行われました毎年恒例の「やげん堀納めの歳の市・大出庫市」、ごく当たり前のように多くの人手で賑わいました。

江戸太神楽 丸一仙翁社中(えどだいかぐら まるいちせんおうしゃちゅう)、こちらで公演です。

 

今回は3部構成の、2回目です。

初日の26日は間に大護摩(おおごま)が焚かれるので、13時と17時の2回。

27日と28日は13時・15時・17時の3回公演、1回は45分ほど。

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初日26日の初回の催しを取材させていただきました。

江戸太神楽 丸一仙翁社中、丸一仙翁・第13代家元にお世話になりました。

画像は「江戸太神楽」の幟(のぼり)を示す家元です。以下の『』は家元のお言葉です。

『(こちら薬研堀で演じるのは)もう15年、毎年です。』

 

それでは当日の演目のご紹介、後編です。

 

(家元、マイクを使っています。)

『まもなく薬研堀不動院、階段下におきまして、江戸太神楽の公演があります。

今日から3日間、歳の市ではたくさんのいろいろなものを販売しておりますので、どうかお買い物をしながら、400年の伝統を持つ江戸太神楽、お楽しみいただきましょう。』

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左の笛は仙若さん、太鼓は花仙(かせん)さん、締太鼓左が仙吉さん、右が仙虎(せんこ)さん、一番右がマイクを持った家元です。

『恒例となりました江戸太神楽、江戸の祭り囃子から聞いていただきましょう。

まずは打込屋台と言いまして、段階的にたたく屋台囃子。

この祭り囃子、打込屋台聖天(しょうでん)鎌倉四丁目(しちょうめ)、と続きまして、また上げ屋台と入っていきます。』

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『祭り囃子は打込屋台から、静かな曲、聖天という曲目に変わります。・・・』

『お囃子は聖天から、もうひとつ静かな曲、鎌倉という曲目です。』

『鎌倉から、祭り囃子のテンポのある曲、四丁目に変わっていきます。

この四丁目という曲は、締太鼓(しめだいこ)同士でジョイントがあります。

ここからお互いの締太鼓、たたき方が変わっております。』

『お楽しみいただいております祭り囃子、いよいよ最後の曲、上げ屋台です。・・・』

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

『はい、ありがとうございました。

歳の市、本日から始まりまして応援に駆けつけました、江戸太神楽。まずは祭り囃子を聞いていただきました。

今度は皆様の厄を落とすために、獅子舞を観ていただいて、今年の悪い運勢を全部捨てていただきましょう。

寿獅子舞(ことぶきししまい)が始まります。

三味線が入りまして、誰が何をやるか決めてませんので、誰が太鼓をたたくのか、誰が笛を吹くんだか、どうするんですか?』

(家元と、演者の方々との遣り取り、掛け合いが面白いです。)

(家元が指名されて)おじいさん、手が動かないんでやりません。もうちょっとお客さんが増えたらやります。(嘘です。本当は何でもできます。家元ですから。)

『・・・江戸時代は将軍様、大名屋敷しかやらなかった獅子舞、そしていまだに日本橋というところ、門付(かどづけ)をお正月はやっております。

その獅子舞をまず観ていただきましょう。・・・寿獅子舞です。』

(ここで仙虎さん、木頭【きがしら:拍子木の最初に打つ音】のたたきが弱く、もう一度「キン」とたたきます。ロズマリは、「演出」と受け取りました。仙虎さん、曲芸でも失敗をします。漫才で言う「ボケ」のようで、とてもお上手です。)

『へたくそ。ほんと笑っちゃう。・・・もう15年もいて、あれですよ。・・・』

『ご祝儀~三番~、よーいとなー。』

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獅子は仙馬(せんま)さん、三味線は先ほど締太鼓をたたいていた仙吉さんです。

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左から右にご覧ください。なお、画像は全てクリックして拡大できます。

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

『・・・ここで曲芸の方をちょっと観ていただきましょう。

日本にもすばらしい曲芸が残っております。その曲芸を今日は誰がやるのかな?3匹、あー3人でね。

・・・憶えていますか?20世紀の終わりに、この曲芸で家(うち)が2軒建ったかたがいるんですよ。

テレビの中で、「おめでとうございま~す、って。すごいでしょ、あの人たち、一番ギャラが高い時200万です。20分で、ええ。家も建ちますよね。でも安心してください。今日はね、薬研堀不動尊歳の市保存会さんからね、2000万もらってますからね。(嘘でーす、と仙虎さん)さあ行ってみよう、お馴染みの曲芸。どうして目出度いかっていうと、傘自体が末広がりで目出度い。そして傘の上でいろいろ回します。・・・まずは毬(まり)を回して、家庭が丸く収まります。・・・』

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左から、仙馬さん、花仙さん、仙虎さんが並びます。

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『じゃ、今日はお客様とコミュニケーション、どうするかっていうと、今回しました毬をお客様の手許に持っていきますので、その子の傘めがけて放ってください。そうするとうまくキャッチしますのでね。・・・せーの。』

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『はい、ナイスコントロール。おめでとうございま~す。・・・』

 

『さあ、傘の上のキャッチボール。・・・』一人が傘の上の毬を放り、別の演者が傘でその毬を受けます。

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『じゃもう1個(毬を)増やそうか。・・・じゃ、3個行ってみよう。(無理~、と演者)無理でもやる。(無理~)じゃ行きますよ、タイミング良く行きます。』

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『はいできた。(できたー)(大成功ー)・・・はい、だんだん速く、まだまだ(無理~)無理じゃない。やめちゃったよ。はい、ありがとうございまーす。』

『はい、今度はね、。仙虎が回します。』

『はい、はな輪、まわす。』(「なんて日だ!」と仙虎さん)

『うまく回ると皆さんのご家庭、金回りがよくなります。はい、行ってみよう。』

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『金回りが悪いのがやるとこういうふうになります。おー、珍しい、行きました。もういいよ、やめる?はい。続きを仙馬がやります。(仙虎さん、)15年もやってあれだけですからね。仙馬は6年目でこれだけできます。はい、行ってみよう。・・・』

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『・・・横を向いて傘をつぼめていきますと、これが「月にさざなむ時雨傘(しぐれがさ)ー」お月さまにさざ波が立っているように見えたところで元に戻して輪を空中へ。よいしょ!ジャンプ!今日は天井がないので、一番高いの、挑戦してみようか。さあ、傘の周りをゆっくり回っております。ゆっくり回っている輪が途中で小さく1回転、小さく1回転、「唐草は"の"の字のかきわけー」。大回り小回りがうまくいったところで、輪がだんだん寝ていきます。まーだまだ寝ます。はい、これが松戸の競輪ー。』

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『はい、だんだん起き上がって真ん中の黒いところにうまく入ると輪抜け、入らないと間抜け。今日は輪抜けか間抜けかー。よいしょ、大成功。うまい、さすが。』

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・・・ご紹介は後編に続きます。

 

大本山川崎大師東京別院 薬研堀不動院

東日本橋2-6-8

都営浅草線 東日本橋駅 B3・B4出口 徒歩3分

 

江戸太神楽 丸一仙翁社中

ホームページはこちら

⇒ http://edo-daikagura.com/japanese/

 

 

 

【中央区観光検定対策】路線編(1)

[Hanes] 2019年1月13日 12:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
中央区観光検定受験予定の皆様、勉強は順調に進んでいますでしょうか?
寒くなるとまち歩きが億劫になってしまうので、
私の場合、暖かい日は迷わず区内の史跡や馴染みのないエリアに足を運ぶようにしています

さて、先日中央区観光検定対策として川・橋編、俳句・川柳編、歌・キャッチフレーズ編をお届けしましたが、
今回からは2回に分けて路線編をご紹介します!

川・橋編同様、東京出身ではなくあまり公共交通機関を利用しない方にとっては、
やはり苦手意識を感じてしまうタイプの問題かと思います
しかし、安心してください!
ポイントをおさえると、路線なんて怖くないと笑って検定に臨めるようになるはず

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おさえておきたいポイントというのは以下の4つです。
①JR東日本の路線名とその駅名
②都営地下鉄の路線と駅名
③東京メトロの路線名と駅名
④開通年

路線編(1)で①と②、路線編(2)で③と④を解説します。

①JR東日本の路線名とその駅名
中央区を通るJRの路線は2本、そしてJRの駅は3駅だけ!
JR総武線:馬喰町駅、新日本橋駅
JR京葉線:八丁堀駅

いかがでしょうか?
このように分けてみると、路線を覚えられそうな気がしてきませんか

②都営地下鉄線の路線と駅名
中央区を通る都営地下鉄の路線は3本だけ!
それが、都営新宿線都営大江戸線都営浅草線
各路線の駅数は、順に2、3、5駅。
都営新宿線:浜町駅、馬喰横山駅
都営大江戸線:月島駅、勝どき駅、築地市場駅
都営浅草線:東日本橋駅、人形町駅、日本橋駅、宝町駅、東銀座駅

中央区内にある「東(ひがし)」のつく駅には、都営浅草線が乗り入れています
ちなみに、羽田空港に行く際に利用するのも都営浅草線です飛行機

私は路線問題が苦手すぎて、昨年の検定ではノーマークで挑み、
運悪く出題された路線問題の答えに見当もつかず、あっけなく不正解となりました
そのため、今年はこれからご紹介する方法で路線対策をしています

①普段目にする場所(家の冷蔵庫やお手洗い等)に路線図を貼る
②通勤中に路線図を見る(乗り換え路線案内も表示されていることが多いため)
車内アナウンスを暗記する(「●●線はお乗り換えです」をインプット)
④一人山手線ゲームならぬ一人●●線ゲームをする(駅数の多い路線には効果的!)
⑤実際に駅利用する(乗車の有無にかかわらず)
単語カードを作る(表面に駅名、裏面に路線名)

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路線はコツをおさえて覚えたら怖くないと思って、乗り切りましょう!

つづく

◼️路線問題対策に使えるウェブサイト
JR東日本「東京近郊路線図(車内掲出版)」
都営地下鉄「東京都交通局 路線図」
東京メトロ「東京メトロの路線図(詳細版)」

※本記事は、個人的な検定対策の一部をご紹介するものです。
 ここに書かれた内容を覚えると合格できるというものではございません。
 予めお含みおきくださいませ。

 

 

歴史的建造物を見にいこう!

[wienerhorn] 2019年1月 9日 18:00

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あけましておめでとうございます
中央区観光検定の本番まで1か月を切りましたね。受検される皆さんは、いよいよ追い込みモードですね。私も昨年に引き続き挑戦します。
「中央区ものしり百科」を熟読し、過去問1,000問のおさらいをしたところ、「歴史的建造物」(p.152-153)、「観光イベント情報」(p.186)、「中央区まちかど展示館一覧」(p.187)などの設問に、自分の弱点があることがわかりました
百聞は一見に如かず、ですので、現場に足を運びました
今日のコースは、徒歩と電車で1時間30分ほどで回れます。
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1.中央区立常盤小学校(東京都選定歴史的建造物)
 工事まっただ中で、校舎を確認することはできず。

2.近三ビルディング(東京都選定歴史的建造物)
 整然と並ぶ窓枠が印象的。

3.日本橋野村ビルディング旧館(区指定有形文化財)
 日本橋至近の貴重な建築物。

4.日本橋ダイヤビルディング(東京都選定歴史的建造物)
 船のブリッジを模した塔屋が印象的。

5.鈴木ビル(東京都選定歴史的建造物)
 ひっそりとした通りに建ち、さまざまな意匠が特徴的。

6.大野屋總本店店舗(国登録有形文化財(建造物))
 二階の出桁造の形を確認。足袋の老舗。

7.宮川食鳥鶏卵(東京都選定歴史的建造物)
 壁材の銅板。忙しそうに働く店員さん。お客さんも多数。

8.中央区十思スクエア(東京都選定歴史的建造物)
 復興小学校。

9.玉置文治郎ビル(国登録有形文化財(建造物))
 薬屋さん。交通量の多い交差点に面している。

 

 

江戸太神楽、やげん堀納めの歳の市にて 前編  ~ 江戸太神楽 丸一仙翁社中 ~

[rosemary sea] 2019年1月 8日 12:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をイレブンナインに取材します、rosemary sea です。

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去る12月26日(水)から28日(金)の3日間、東日本橋の薬研堀不動院界隈で行われました毎年恒例の「やげん堀納めの歳の市・大出庫市」、ごく当たり前のように多くの人出で賑わいました。

"歳の市"とは、門松や注連飾り(しめかざり)などのお正月用品を売り出す市のこと。

江戸時代は各地で歳の市が行われておりましたが、その最後を飾ったのがここ薬研堀でした。

ただ、現在も残るのは、このやげん堀納めの歳の市と、浅草の羽子板市だけとなってしまいました。

これに「東日本橋やげん堀商店会」さん主催の"大出庫市(おおでこいち、って言うそうです)"も併催され、衣料品や日用雑貨などがとてもお安く売り出されております。併せて100軒ほどの露店が並びます。

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いらっしゃっていない方々、1年後はぜひお出でください。

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いわゆる「チンドン屋さん」も大出庫市のチラシを配りながら、市のムードを盛り上げていました。

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IMG_20181226_125206a.jpg初日26日の午後1時前、その薬研堀不動院階段下にロズマリは参りました。

目的は・・・

江戸太神楽 丸一仙翁社中(えどだいかぐら まるいちせんおうしゃちゅう)、丸一仙翁・第13代家元(上画像)にお話を伺うため。

そして催される江戸太神楽を取材させていただくため。

初日の26日は間に大護摩(おおごま)が焚かれるので、13時と17時の2回。

27日と28日は13時・15時・17時の3回公演、1回は45分ほど。

約2年前になりますが、日本橋の榮太樓總本鋪さんの「鏡開き」の取材時のこと。

榮太樓さんで、丸一仙翁社中さんによるお正月の門付(かどづけ)が行われており、少しだけご紹介させていただきました。

その際の記事はこちらです。

⇒  /archive/2017/01/post-3951.html

更なるご紹介をお約束しておきながら、2年が経ってしまいました。

しかもダブルでお待たせ致しました、ここから本題、江戸太神楽 丸一仙翁社中さんのご紹介です。

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maruichi11sa.jpg江戸太神楽・・・

太神楽の起源は平安時代、と云われています。江戸時代になり、大流行。

その要因は「お伊勢参り」です。一生に一度は伊勢神宮にお参りに行きたい、というのが庶民の願望。

しかし遠方在住では旅費も高価、日数もかかります。江戸からは片道15日。

そこで伊勢神宮や、同様に信仰を集めていた熱田神宮の神官子弟が獅子頭を持ち各地に出張。

お祓いをして御札を配りました。直接参拝する代わり、すなわち代神楽・・・。

ここから太神楽と、別表記になったと云われています。

maruichi14sa.jpg丸一仙翁社中・・・

江戸時代から続く、太神楽を代表する屋号のひとつ。熱田派に属します。

この派は1664年(寛文4年)、熱田神宮の許可を得て江戸に赴き、大小の屋敷を廻り「悪魔祓い」をしたそうです。

その5年後の寛文9年には江戸城吹上の庭で将軍家の上覧に供しました。

ここから江戸出張が恒例となり、やがて江戸に移り住むことに。

今では各種舞台やイベント、海外公演と、大変ご活躍されています。

また、お正月には日本橋界隈を中心に、昔ながらの町内廻りもされています。

・・・当日の演目のご紹介は中編・後編に続きます。

大本山川崎大師東京別院 薬研堀不動院

東日本橋2-6-8

都営浅草線 東日本橋駅 B3・B4出口 徒歩3分

江戸太神楽 丸一仙翁社中

ホームページはこちら

⇒ http://edo-daikagura.com/japanese/

 

 

【中央区観光検定対策】川・橋編(4)

[Hanes] 2019年1月 6日 09:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
今回は【中央区観光検定対策】川・橋編最終回で、河川の埋め立てを取り上げます。
(これまでの記事はこちらから→(1)(2)(3)

多くの河川や掘割により、江戸時代から「水の都」と呼べるほどだった現在の中央区。
しかし時代を経るにつれ河川は埋め立てられ、その名残はまちなかの案内板や残された親柱の存在で知ることができます。
いつ、何を機に埋め立てられ、それによってまちがどう変わったのか...
そういったことを5W1H的に覚えておくと、出来事同士を因果関係で結ぶことができ、
より中央区の発展史が頭に入りやすくなります

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(↑昨年受験検時の対策ノートの1ページ)

河川の埋め立ての契機となった出来事は、大きく分けて以下の4つに分けられます。
震災復興、戦火復興、東京オリンピック、その他。

■震災復興
入船川、鉄砲洲川、西堀留川(伊勢町堀)はこの早い段階で埋め立てられました。

■戦火復興
当時、残土やがれきを運ぶ車両や燃料がありませんでした。
そこで、水路としてあまり必要ではない川を残土やがれきで埋め立てて土地を造成し、
それを売却して事業費を捻出するという都のがれき処理対策が実施されました
それこそがこの埋め立てで、外堀川の北半分や三十間掘川はこの時姿を消しました。

■東京オリンピック(1964年、第18回)
オリンピックに向け、高速道路、地下鉄、幹線道路の整備が急がれました。
そこで、築地川楓川を埋め立て、一号線(京橋~芝浦間の4.5km)を中心とした首都高を建設し、佃大橋の架橋(1964年)により、佃川の埋め立てが行われました。
しかし、あまりに立て続けに埋め立てたため、雨水の排水が不可能に
そこで、東京都下水道局のポンプ場が浜町、中洲、箱崎町に設けられました。

〈余談〉
聖火リレーのコースは、清洲橋~茅場橋間の1.5km、
茅場橋~鍛冶橋間の2.0kmでした

河川の埋め立てについては特に詳しく覚えておく必要はありませんが、
知っているときっとまち歩きが楽しくなると思います

※本記事は、個人的な検定対策の一部をご紹介するものです。
 ここに書かれた内容を覚えると合格できるというものではございません。
 予めお含みおきくださいませ。