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Free Paper 「日本橋ごよみ」

[O傘] 2011年6月30日 08:30

ご存じの方も多いと思いますが、日本橋地域の情報誌として要チェックです。

昨年(2010年)の10月下旬に創刊され毎月発行されています。ご紹介します。


IMG_0613colcompt.JPG「日本橋ごよみ」の発刊の趣旨が創刊号に載っています。

それによりますと、「伝統を重んじながらも常に新たな魅力を生み出し続けている街、日本橋。

2010年10月28日、日本橋室町に新しく大型商業施設「コレド室町」「YUITO」が誕生し、日本橋の老舗名店「日本橋三越」「日本橋高島屋」の百貨店を含めてさながら町自体がひとつの「日本橋百貨店」のようになります。

本物に出会え、お目当ての品物がきっと見つかる日本橋。その魅力を感じていただき、多くの人々に町を愉しんでもらいたいという想いをこめて「日本橋ごよみ」を創刊しました。日本橋ならではの逸品、美味しい処、行事やお祭り、そこに暮らす人々の想いなどを、毎月お届けいたします。」と云うようなことが書いてありました。


創刊は2010年10月発行の11月号。

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発行は毎月20日で、部数は3万部。 A3版8ページ(創刊号は12ページ)です。

記事の内容は次の通りです。

①今月の特集

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これまでに・・・、伝統と革新の街「ようこそ日本橋へ」(創刊号)、逸品が揃う街日本橋「大切な人に贈りたい」(12月号)、日本橋から福を呼ぶ「七福神めぐり」(1月号)、秘めた思いを形にする街「日本橋のバレンタイン」(2月号)、江戸の町「日本橋の外ごはん」(3月号)、過去・現在・未来「日本橋架橋百周年」(4月号)、母の日に愉しむ「日本橋スイーツ散歩」(5月号)、日本橋で選びたい「父に贈る逸品これくしょん 」(6月号)、川遊び・夕涼み「江戸に学ぶ心の涼」(7月号)


②江戸の逸品図鑑

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これまでに・・・、和紙の専門店「小津和紙」、和菓子の専門店「榮太樓總本鋪」、日本で唯一の楊枝専門店「さるや」、元禄2年創業の漆器専門店「黒江屋」、時代を超えて愛される暮らしの道具「江戸屋」、性別や世代、国境を超えて大勢の愛好家たちが足を運ぶ「榛原(はいばら)」、時代を超えて愛され続けているお菓子「三原堂本店」、時代を経ても色あせないオーダメイド眼鏡「村田眼鏡舗」、江戸団扇と絵師の持ち味を心得た浮世絵団扇「伊場仙」

③名店のおひるごはん

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これまでに・・・、江戸前風の味を屋台で「吉野鮨本店」、本格懐石を気軽に愉しむ「日本橋ゆかり」、江戸の味を代々受け継ぐ名店「割烹とよだ」、日本の洋食店の草分け「たいめいけん」、日本橋で働くビジネスマンたちに愛されてきた季節料理「千とせ」、幕末に流行した江戸料理番付にも勧進元として登場「割烹 嶋村」、お肉の美味しさを追求し続ける西洋料理店「せいとう」、花柳界を代表する料亭「割烹 や満登」、鉄板料理や洋食料理を愉しめる料理店「レストラン紅花別館」

④日本橋福徳塾  

福徳塾の老舗講座は、日本の文化・伝統を、今に生かす知恵を学び交流し、発信する講座です。前身の「室町 福徳塾」を受け継いだもので、その由来は「福徳神社」だそうです。

これまでに、にんべん、神茂(かんも)、鳥料理「玉ひで」、千疋屋総本店、明治座、榮太樓總本鋪、利久庵、たいめいけん、山本海苔店の日本橋老舗の社長の貴重な話が載っています。

⑤ECO EDO 日本橋 江戸の知恵から学ぶ「人と自然にやさしいライフスタイル」

⑥こよみマップ・イベントインフォメーション

なお、表紙の何月号の数字の脇には二十四節気が表示されていて、またイベントスケジュールのカレンダーには旧暦も合わせて表示してありますよ。

この「日本橋ごよみ」は日本橋三越本店、日本橋高島屋、コレド日本橋、コレド室町、日本橋三井タワー、YUITOが協力して発行しています。

このブログを読んで下さったので、「日本橋ごよみ」の記事の中から「知っ得」の「問題」を差し上げます。
「YUITO」のネーミングの由来は次のどれでしょう? (回答はこの記事の末尾にあります。)
A:都・人・時を結ぶアーバンスクエアを意味する「結都」に由来する造語
B:集団・構成単位を意味する英語「UNIT」と、結合した・束ねたを意味する英語「UNITED」に由来
C:日本語「あなた(YU:You)は私(I)と(TO:Together)一緒」を由来する造語

最後に、Free Paper「日本橋ごよみ」の配布場所ですが、日本橋案内所、三越、髙島屋、YUITO、COREDO日本橋ほか がありますが、筆者は日本橋の「三越本店新館」入り口や「コレド日本橋」の地下鉄から入れる地下一階入り口でゲットしています。
是非皆様もこのFree Paper「日本橋ごよみ」ゲットして、日本橋歩きの参考にして下さい。

なお、インターネットでもバックナンバーの主な記事を見ることができます。
http://www.nihonbashi-tokyo.jp/enjoy/magazine/index.html

問題の回答:A(創刊号5ページ右の「ココをチェック!」に載っています。)

 

 

 

キラリと光る日本料理「日本橋ゆかり」

[柳 さつき] 2011年6月29日 08:30

梅雨の最中にも、真夏日がやって来たりと、不安定な気候が続いておりますね。

こんな時期は、体調も不安定になりがちです・・・。

日ごろ、どちらかと言えばSWEETS(スイーツ三昧)に偏りがちな私・・・・。ちゃんとした食べ物で栄養補給しよう!と、日本料理の名店『日本橋ゆかり』さんへランチへ出かけました。 

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『日本橋ゆかり』さんは三代前から宮内庁御用達です。

現在は、2002年のJAPAN CUPで優勝なさった、三代目の野永 喜三夫さんが腕をふるっていらっしゃいます。

一日10食限定の【ゆかり御膳】を前もって電話で予約をお願いしておきました。

 

[お通し] 季節を感じる紫陽花の緑鮮やかな葉と花の下には・・・青梅の冷し羹

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[ゆかり御膳]です。ご飯、香の物、赤だしが付いています。 P1050683.jpg

[前菜]:旬のもの盛りみ [お造り]:盛り込み(海ブドウが嬉しい!)         P1050685.jpg P1050687.jpg

[煮物]:鹿児島産黒豚の角煮 [揚げ物]:手造りしんじょう湯葉包み揚げを含む盛り合わせ         P1050686.jpg P1050689.jpg  

ひとつひとつの下ごしらえから・・・すべてのものには、丁寧に手仕事がほどこされています。

例えば・・・[前菜]のひとつ、海老にしても、背に入れた包丁目にはいくらが射込まれていました!

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コンパクトに収められているものの、内容、品数、ボリュームともに、男性の方でも満足なさると思いす。

最後に(私の秘かなお楽しみ・・・) 

[デザート]:黒豆ときな粉のアイス 黒蜜がけです!

お米をカラリと揚げた(?)ライスパフがサクサクと、アクセントになっていました。

              P1050692.jpg    

とても充実したランチタイムを過ごすことができました。

『日本橋ゆかり』さんHP:http://www.nihonbashi-yukari.com/index.html


 

 

日本橋地区のシャッターを飾る浮世絵 (その4)

[ゆりかもめ] 2011年6月25日 08:30

 日本橋地区のシャッターに描かれている浮世絵を探して随分歩きました。

御蔭様で知らなかった道を歩いたり・・・・美しく咲く花を観賞したり・・・小さな公園を見つけたり・・・・楽しい時を過ごしました。

今回の「その4」で終わりにしたいと思いますが豆腐屋の「双葉」さんだけは何時いっても暖簾が絵の上にカかっていて写真に収める事が出来ませんでした。

今日は京橋地区と今までに訪ねても写せなかった浮世絵です。

      

      西勘本店   東京都中央区京橋 1-1-10   

               浮世絵  「東海道五十三次 京都三条大橋」

                絵師   歌川広重

   

2011_0613 西勘本店A.JPG     

     ぶよお堂   東京都中央区日本橋 3-8-16 (地図の専門店)

             浮世絵   「地方測量之図」

              絵師   葛飾北斎

          

2011_0613 ぶよお堂 A 0024.JPG     

      ホテルかずさや   東京都中央区日本橋本町 4-7-15

                 浮世絵  「本朝名橋之内 江都日本橋略図」 

                  絵師  歌川国芳    

2011_0613 ホテルかずさやA.JPG        

           上記の絵  左上を詳しく写真に収めました。

一度 上がっていたシャッターを「ホテルかずさや」さんの表でお掃除をしていた方にお話すると、もう一度シャッターを下ろして下さいました。 

感謝・・・・・感謝・・・です。

 

製作者の「福永明子さん」はお若い方で、シャッターの前で一生懸命に絵を仕上げていらした・・・・

と聞き素晴らしい事だと感心すると共に、彼女の御気持が伝わって来ました。

福永明子さんの他にも大勢の若い方々が中央区のシャッターの絵の制作に携わって下さった事と思います。

江戸の歴史と文化を守る若い方々の応援を力強く思いました。

   2011_0613 かずさや 絵の一部 写真0041.JPG

       

      板倉屋   東京都中央区人形町 2-4-2 

             作品  「人形町平成七福神 大黒様」

             原画   橋口 論

2011_0613 板倉屋 A.JPG                   

       秋葉薬局    東京都中央区京橋3丁目6-1

       浮世絵    右より

                 「名所江戸百景 京橋竹がし」

                 「名所江戸百景 市中繁栄七夕祭」

                 「名所江戸百景 びくにはし雪中」

 

2011_0613 秋葉薬局 A 0017.JPG

 

 

開いててよかった『日本橋案内所』

[柳 さつき] 2011年6月24日 08:30

先ごろ、知り合いのフランス人が突如来日し、突如帰国したのですが・・・。

「明日、帰りまーす。その前に、一緒にデジュネ(ランチ)しましょうー。」と連絡をもらったのが前日の土曜日の18:00過ぎでした。

 

あわわ、ちょっとした「おみやげ」を渡したいけれど・・・

かさばらない小さなもので、賞味期限などに関係のないもので、(日本の歴史・文化・芸術が好きなかたです)和のテイストの・・・。」と頭の中でグルグルと思い廻り、閃いたのが・・・『さるや』さんの【爪楊枝】です。annaijo1.jpg

『さるや』さんHP : http://www.saruya.co.jp/ 

で、商品の種類などを拝見し・・・、ふっと頭によぎりましたのが

「もしかしたら、日曜日は定休日かも・・・」です。

案の定、HPにも日曜・祭日定休日と・・・。

困り果てた末に、コレド室町の地下『日本橋案内所』のことを思い出しました!!

無休で、日本橋の各老舗さんのおすすめ商品が並んでいたっけ、と。 

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『日本橋案内所』HP : http://www.nihonbashi-tokyo.jp/information_center/index.html には取扱い商品のご案内なども載っています

今回はほんとうに助かりました!「開いててよかった~note

 

『日本橋案内所』の奥には「お休み処」もあります。

『山本山』さんのお茶でひと息いれることができます(¥300~)! 

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(写真が非常に見づらいですね・・・どうぞご了承くださいませ)

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【老舗お茶セット】日本橋の老舗さん各店の甘味付き

【老舗お茶 3種プレートセット】上記のもの3種付き

など

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その後、帰国したフランス人の友人は、「最近は日本以外のいろんな国でもトゥースピック(爪楊枝)は見るけど、こんなにシュール(クール・・・かっこいい、とか・・・粋っていうようなニュアンスですかねぇ・・・)なのは初めて見たよお! 上等の素材で作られているし、一本一本美しく包装してあるし、 パッケージ(桐の箱)も美しいねー。 もったいないくて、ダイニングテーブルに飾ってあるヨ!!」と。

「使ってこそ価値があるものだから。またいらしっしゃるときに買っておくから、気にせずお使いになってねえ。」と・・・、次回の「おみやげ」も、悩むことなく決まりです!

  

 

 

メルシャンサロンでワイン付ランチが1050円

[まぴ★] 2011年6月18日 08:30

東京駅の八重洲通りをまっすぐ行って、
ブリジストンのところを右に曲がるとメルシャンの本社があるのですが、
その本社の1階にレストランがあります。
入り口に大きなワインのボトルがドーンとあるのですぐわかります。

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ランチのメニューが何種類かあるのですが、
なんと、本日のワイン付で、1050円!安い~(*^^*)

この日は明治屋さんに取材に行ったついでだったので
観光協会の草野さんと一緒に行きました。

私はハンバーグランチ。
手作りのハンバーグで、めちゃくちゃジューシーで、うま~いっ!
そして草野さんは15食限定のハヤシライス。
こちらもコクがあって美味しかったそうです(*^^*)

RIMG6039.JPG RIMG6041.JPG


ワインの量は少し少なめ。
オフィス街なのでOLさんも多く、午後からみなさん仕事ですから(笑)
ただ、お代わりワインが210円で飲めるみたいです★

RIMG6037.JPG RIMG6036.JPG

ちなみに本日のワインはチリのメルロー種のワイン。
とっても飲みやすかったです。

シャトーメルシャンの甲州きいろ香や長野メルローなど、
漫画・神の雫に登場したワインがグラスやボトルで飲めます。

場所柄、土日祝はお休みですが、天井が高くて雰囲気のいいサロンで、
お財布に優しいランチが楽しめるのって嬉しいですね♪



 

 

小津安二郎も愛したやき鳥 ~伊勢廣 京橋本店

[ビッキー] 2011年6月17日 09:00

さて、先日竺仙さんにて浴衣の反物を選び、大満足の土曜の午後。

同じく、仕立てあがった浴衣と素敵な帯を手に上機嫌の上司とともに「今宵は『粋』にお蕎麦なんかどう?」と、もう初夏の夕暮れを楽しむ江戸っ子さながらの私たち!

ところが・・・日ごろから贔屓にしているお蕎麦屋さんは、どこもかしこもお休み。残念。

散々迷った挙句、江戸の『粋』つながりで、京橋伊勢廣さんへ向かうことに。竺仙さんからは少し距離がありますので、ここは地元の足・メトロリンクでLet's Go! 「京橋1丁目」で降りれば、お店はすぐそこです。本当に便利なバスですね♪

                       2011061117430000 Omise.jpg

こちらが外観。少し歩けば、八重洲、銀座にも近く、高層ビルの立ち並ぶ京橋に在って、ここだけはどこか懐かしい雰囲気を醸し出しています。

きけば、創業は大正10年。歴史を感じます。ちなみに原敬が東京駅で暗殺された年です(・・・若い人には分からないかな?)。


 

土曜の夜ということもあり、ほとんど予約でいっぱい。

2011061117490000 Yakite-san.jpgカウンターのお席でしたら・・・と伺っていたのですが、それは焼き手さんの目の前の「It's 焼き鳥屋!」とも言うべき最高のお席でした!(お席の前には、ガラスの仕切りがありますので、顔の前でモクモクする心配はありません)

いただきましたのは、12品のフルコース。「鳥一羽をまるごと味わう」という名目通り、食後には羽が生えてきそうなほど、鳥を味わい尽くすことができます!

火力の強い備長炭で焼き上げるため、1口も大きめ。ちまちましたのを好まない江戸っ子にはピッタリかもしれません。

笹身から始まり、鶏スープまで味わいつくして大満足の6,300円。もっとカジュアルに楽しみたいという方には、ランチがお勧め!お昼のフルコースは9本にスープがついて3,600円です。13:00から1時間限定の「3本丼」は、人気のもも肉、団子、笹身が乗って1,000円とこれまたお得!

 

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お店の外に掲げられた立派な木彫りの看板。よく見ると、文字の外側をふち取るように彫られ、「伊勢廣」の文字が盛り上がった形になっています。

「店の名前がくぼむなんて絶対にだめだ!」という初代の店主さんのこだわりなんだとか。なるほど、江戸っ子らしい頑固さが伝わってきますね。


 

しかし、今回なぜ肝心の焼き鳥の写真が1枚もないのか・・・。カメラを構える前に焼きたてあつあつをすぐに食べたい私の性格がありありと出てしまいました!

なんだかんだ、私が一番江戸っ子なのかもしれません。かたじけない(笑)

 

伊勢廣 京橋本店

中央区京橋1-5-4 03(3281)5864

平日 11:30~14:00 16:30~21:00 土曜 16:30~20:30 日曜・祭日は お休みです