中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

外国無声映画上映会〔東京国立近代美術館フィルムセンター〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年10月15日 16:00

東京国立近代美術館フィルムセンター(中央区京橋3-7-6)で、10月6日から11日まで、無声映画上映会シネマの冒険 闇と音楽2015」が開催されていました

cinefilm11.JPG 

これは、20年以上前から毎年秋口に開催している企画で、今回は同センターが所蔵する外国無声映画の中から、戯曲「蝶々婦人」を映画化した「ハラキリ」、エルンスト・ルビッチ監督の最後のサイレント作品「思ひ出」、「懦夫(だふ)奮起せば」「毆(なぐ)られる彼奴(あいつ)」など6作品を選び、新たに日本語の字幕を付けて上映するものです

cinefilm12.JPG 

私は、11日()16:00からの「思ひ出」を鑑賞しました

ストーリーは、ザクセン国の公子がハイデルベルクに遊学して、下宿の娘と恋に落ちる、おなじみの「アルト・ハイデルベルク」です

弁士付き」「伴奏付き」の上映で、弁士(澤登翠さん)の語りや、音楽の生演奏(ギター;湯浅ジョウイチさん、フルート;鈴木真紀子さん)を楽しみました

私自身、無声映画弁士が活躍した時代を知らなかったので、大変新鮮に感じました

映画が終わると、ほぼ満員の客席から、映画弁士演奏家の方に対して、大きな拍手が贈られていました

cinefilm13.JPG 

シネマの冒険 闇と音楽2015」のHPはこちら ⇒

http://www.momat.go.jp/fc/exhibition/yami2015-10/

 

 

 

ディズニーグッズが八重洲ブックセンターに!

[ジミニー☆クリケット] 2015年10月14日 12:00

JR東京駅、八重洲南口にある八重洲ブックセンター本店の1階に、ディズニーグッズ及びスター・ウォーズグッズ常設コーナーができていました

今年の8月29日にオープンしたそうです

yaemick11.JPG 

陶器やバッグ、レターセットなど、雑貨から文具まで幅広いラインナップが取り揃えられています

yaemick12.JPG 

書店店頭にディズニーグッズ及びスター・ウォーズグッズ常設コーナーが設置されるのは、初めてだそうです

yaemick13.JPG 

八重洲ブックセンターのHPはこちら ⇒

http://www.yaesu-book.co.jp/

 

 

 

東京シャトル~中央区の玄関口八重洲から世界へ~

[之乎者也] 2015年10月13日 09:00

西安から日本に観光に来ていた友人が2週間の個人旅行を終えて帰国することになりました。本当は空港まで送りたいところ、平日で仕事を休むわけにもいかず、東京駅近くの成田空港行きのバス停まで見送ることになりました。

東京から成田空港へのアクセス方法は電車(成田エクスプレス、京成スカイライナー)、空港バスがありますが、2012年以降、日本でもLCC飛行機が本格的に就航を始めたことに伴い、バスについては、箱崎TCATからのエアポートリムジンバスに加え、東京駅周辺から出発する格安高速バス(LCB)も運行されるようになりました。Tokyoshuttle1.jpg本日は、友人を送る際に取材をした八重洲から出発するLCBとその待合室についてご紹介したいと思います。わが中央区の玄関口である八重洲からは2つのLCBが運行されています。一つは「THEアクセス成田」。平和交通とJRバス関東による運行で、銀座数寄屋橋前バス停発、東京駅八重洲口JR高速バスターミナル(千代田区)経由で成田空港まで1,000円で結んでいます。

もう一つは「東京シャトル」。京成バスによる運行で、外堀通り沿いの京成バス3番バス停(中央区)から同じく1,000円(発車オーライネット・楽天トラベルにより事前予約ができ、その場合は900円に割引)です。

それぞれ1日50数往復が運行され(3社で1日あたり164往復)、特にLCB2社はLCCの早朝便に対応した深夜運行もしていることから、その便利さや料金の安さ(リムジンバスの1/3程度)もあって常にほぼ満員、日本人のみならず海外からの観光客の利用もかなり多いようです。一方、利用者が増えるにつれ乗車はTCATのような立派なバスターミナルではなく、吹きっさらしのバス停からの乗車なので雨風の強いときはバスを待つのもちょっとつらいところもありました。

そのような利用者の声に応えてでしょうか、各LCBでは昨年来バス待合室が整備されています。THEアクセス成田の場合、昨年12月よりJRバス関東との共同運行を始めたことに伴い、成田空港行乗り場も(それまでの)八重洲通り沿いのバス停からJR高速バスターミナル7番バス停に移動し、利用者は東京駅グランルーフ下のJR高速バス待合室を利用できることになりました。

東京シャトルも昨年7月、外堀通り沿いの八重洲ロータリービル1階・2階に「京成高速バスラウンジ」を設置しています。Tokyoshuttle4.jpgのサムネイル画像京成高速バスラウンジは早朝から深夜まで利用可能。バスの発車時間まで快適に座って待つことのできるベンチがあるほか飲み物の自動販売機、トイレも完備されています。Tokyoshuttle3.jpg

海外のみならず国内各地(関西、福岡、札幌、高松など)からのLCC就航も年々増え、LCC専用の第3ターミナルができた成田空港経由のLCC利用は今後ますます増えるかと思います。中央区はそんな成田とLCBで直接結ばれており、今後もますます国内外のお客さんの訪問が期待できそうです。我々特派員もそんなお客さんに中央区をもっと楽しんでもらえるような穴場を紹介し続けたいところです。Tokyoshuttle5.JPG

京成高速バス(東京シャトル)ラウンジ】

〒103-0028 中央区八重洲1-7-17 八重洲ロータリービル1F・2F

(八重洲地下街からは18番出口を出るとすぐ目の前)

営業時間:0400(早朝)~0200(深夜)

*東京シャトルは、ラウンジ目の前の外堀通りを150メートルほど北に進んだ共同ビル前(京成バス3番乗り場)から乗車(上記地図参照)。

 

 

秋のイベント、アンテナショップスタンプラリー

[ジミニー☆クリケット] 2015年10月10日 09:00

毎年恒例、秋のイベント、中央区内にあるアンテナショップを回ってスタンプを集めるスタンプラリーが始まりました

今年で10回目になります

私の回ったルートを紹介します(ほんの一例です)。応募できる下限の18店舗を回りました

ちなみに、中央区には、現在26店舗アンテナショップがあります

stamp005.JPG 

まず、歌舞伎座のある東銀座駅周辺からスタート

晴海通りをマリオンに向かって進みつつ、「いわてプラザ」「ぐんまちゃん家」「NAGANO」「熊本館」の4店舗を訪問

stamp001.jpg 

熊本館」から外堀通り沿いに北に向かって「いしかわ」「沖縄わした」「高知」「茨城」「福井館」に行き、今度は柳通り沿いに、「山形プラザ」「広島TAU」に行った後、中央通りに出て、キラリトギンザに上って「銀座金沢」へ

stamp002.jpg 

そののち、ふたたび外堀通りに戻って東京駅方向に向かいつつ、「福島館」「北海道」「京都館」「わかやま紀州館」を訪問した後、こんどは日本橋駅方向に向かって、「やまなし館」「山口館」で18店舗クリア

stamp003.jpg 

ただ、いくら効率的に短時間で回ろうと思っても、各店舗にそれぞれおいしそうなものがありますので、ついつい買い物で時間がかかってしまうことは、前もって覚悟しておいてください

stamp004.JPG 

スタンプラリーの実施期間は、10月15日(木)まで応募の締め切りも15日です

是非、参加・応募して、各店舗の魅力的な商品をゲットしてください

stamp006.JPG 

なお、文中のアンテナショップ名は略称につき、以下に正式名称を上げておきます。(回った順

  1. いわて銀河プラザ

  2. ぐんま総合情報センター ぐんまちゃん家(ち)

  3. 銀座NAGANO

  4. 銀座熊本館

  5. いしかわ百万石物語・江戸本店

  6. 銀座わしたショップ

  7. まるごと高知

  8. 茨城マルシェ

  9. 食の國 福井館

  10. おいしい山形プラザ

  11. 広島ブランドショップ「TAU」

  12. dining gallery 銀座の金沢

  13. 福島県八重洲観光交流館

  14. 北海道フーディスト

  15. 京都館

  16. わかやま紀州館 東京八重洲店~いこら~

  17. 富士の国やまなし館

  18. おいでませ山口館

 

 

 

2015「まち歩きツアー」 老舗めぐり① (第2回)

[サム] 2015年10月 9日 18:00

R0035269SQRRS' (2).jpg R0035270SQRRS'.jpg R0035271SQRRS'.jpg

 

 今年度の中央区観光協会主催「まち歩き」ツアーもいよいよ後半。

今回は10月2日に開催された「産業コース 老舗めぐり①」の様子をご紹介します。

当該コースは、「カステラの文明堂」「刃物の木屋」「山本海苔店本店」を訪ね、お店の歴史や商品の話を伺い、伝統を継承する商いのこころに触れていただく、約2時間の小ツアー。

 

R0035339 (2)RRSGS.jpg1店目は 文明堂東京 日本橋本店 さん

明治33年(1900年)、長崎で中川安三郎が創業。

カステラの歴史、カステラのできるまで、懐かしのCM、会社の沿革等々の話を伺う。

現在全国に、発祥を同じくする7法人を有し、各地域に密着した生産・販売システムを基本としたグループ会社として、相互協力体制をとっている由。

こだわりは、吟味された素材と熟練職人の技による菓子づくり。例えば、「特撰五三カステラ」は、卵黄を3割増量し、超薄力粉・徳島産和三盆糖・英国産コッツウォルドハニーといった厳選素材を用い、熟練の職人が焼き上げるといった具合。

尚 "五三" カステラとは、カステラの風味を更にコク深く、馥郁と仕上げた極上品で、その名の由来は、使用する卵黄と卵白の割合が5:3であったことに因むという説の他、大切な贈り物として桐箱に納めて贈ることから、桐の家紋 "五三の桐" に因むという説、当初は5つの味(全ての味)を凌駕するほど美味な極上のカステラとして生まれた "五味(ごみ)焼" カステラが、語呂が悪いからか、後に、"五三(ごさん)焼" カステラと呼ばれるようになったいう具合に諸説あるようです。

 

R0035370R'RRSGS.jpg2店目は 日本橋木屋本店 さん

寛政4年(1792年)、初代加藤伊助が奉公先の木屋本店から「暖簾わけ」を許され独立し、打物問屋創業。

先ずは店頭に飾ってある2011年10月27日付日本経済新聞紙面(見開き全面広告)に掲載されている、「熈代勝覧」絵巻の説明から。

文化2年頃の江戸の日本橋から今川橋までの大通り(現在の中央通り)を東側から俯瞰描写した作品で、沿道の88軒の問屋や店の中に、普請中の本店を含め4軒の木屋が描かれており、一番右寄り(北側)の木屋には現在の刃物の木屋で使用している商標と同じ井筒木の紋入りの暖簾が視認されます。

次いで、屋号「木屋」発祥の由来、刃物の木屋沿革、伝統技法の継承と新技術の導入(オーストリア製ステンレス鋼を採用した「エーデルワイス包丁」、粉末製鋼法を採用した「コスミック團十郎」包丁)等々の話に加え、包丁・まな板の素材(各々 鋼/ステンレス鋼/粉末合金鋼、木/プラスティック/ゴム)選びについてもレクチャーいただきました。

店の奥に2014年秋新設された、日本の伝統伝承技術発信の場「izutuki スペース」では、現在「博多水引 長澤宏美 作品展」が開催中です。

 

R0035365RRSGS.jpg

3店目は 山本海苔店 日本橋本店さん

嘉永2年(1849年)、初代山本徳治郎が現在地で創業。

お店の奥には旧社屋で使われていた金文字の看板が。

先ずは昭和40年竣工の本店現社屋に施された意匠(ビル外壁面の校倉造りのデザイン、奥壁面の海苔の雄性細胞を図案化した信楽焼のタイル、海苔船の帆・船底をイメージした天井部分)や置物(昔海苔を保管していた「囲い甕」、「海苔船」の模型 )の説明から。

次いで、会社の沿革、味付け海苔の創案、海苔の旬、海苔の産地、養殖方法(支柱式、浮き流し式)、「まるうめ」マークの由来、海苔の保存の仕方、女優の山本陽子さんとの専属モデル契約年数世界最高(1967~)ギネス記録認定の逸話等々を伺いました。

その昔、海苔の生活史が解明される以前は、タネ付け作業はカンや経験を頼りに行なわれており、生産高は不安定で、相場品として「運草」と呼ばれていたこともあったようです。

 

文明堂東京 日本橋本店 星野店長、日本橋木屋本店 金子店長、山本海苔店 日本橋本店 川田店長、お忙しい中、貴重なお話有難うございました。

 

 

 

これからの季節に~"お多幸本店"へ行って来ました

[ぺんぺん] 2015年10月 8日 14:00

こんにちは。ぺんぺんです。

前回のブログで予告をさせていただきましたが、今回の記事は、これから寒くなるこの時期に

ぴったりなお店のご紹介です。

皆さまは、おでんの"お多幸"へは行ったことはありますか?

場所は、中央区日本橋2-2-3です。

98885.png

こちらのお店、創業が大正12年の関東風本格おでんのお店です。創業者の太田コウさんが、

ご自分の名前をもじって「お多幸」と名付けたそうです。

 

私は、9月のまだ蒸し暑い日の昼下がりに、会社の先輩と一緒に訪れてみたのですが、こちら

のお店にも長~い行列が・・・・。

列に並んでいる人達の会話が自然と耳に入って来たのですが、

「やっぱり看板料理の"とう飯"を食べなきゃな!」、「日本橋で、670円でランチが出来るなん

てすごいよね!」、「一度老舗の味を食べさせたかったの。」、「今日みたいな暑い日はお客さ

ん少ないと思っていたのに、誤算だった!」・・・など皆"気合い充分"で並んでいました(笑)。

 

"とう飯"というのは、お多幸特製の、ごはんの上につゆをたっぷり染み込ませ、その上に煮込

んだ豆腐を乗せたメニューです。この味を求め、わざわざ遠くからやって来るお客様も多いとか・・・。

 

私と先輩は、おでん定食にしました。

8315977.jpg 555891.jpg

見た目は少し濃そうな感じがしますが、食べてみると、あさっりと上品な味わいでした。大鍋で

じっくりと煮込まれたおでんは、どの素材も芯まで味が染みており、"ほっこり"します。

 

私はまだ1度しか行っていませんが、また機会を見つけて訪れたいと思っています。

皆さまも是非♪