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「新、アーティスト展」〔MASATAKA CONTEMPORARY〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年3月 2日 18:00

現在、日本橋3丁目の中央通り沿い、三晶ビル地下1階にあるギャラリー、「MASATAKA CONTEMPORARY」で、「新、アーティスト展 VOL. -From West-」と題して、関西圏出身の2人の作家さんによる企画展が開催されています

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中央通りから入ってすぐのところにあるこの白い入口から階段を降ります。

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関西圏出身の2人とは、八太栄里(はったえり)氏山際マリ氏です。

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八太氏の作品

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八太氏の作品は写実的で、その描かれている風景に遠い記憶が呼び覚まされるような、じっと見入ってしまって自分がその絵の中に入り込んでしまうような魅力があります

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一方、山際氏の作品からは、凄さと美しさを感じます。

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とにかく美しいです

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コラージュがすばらしいので、是非、ギャラリーで直接見ていただきたいです

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期間は、2月20日)から3月19日)までです

日曜月曜祝日は休廊日です。

場所は、下の地図の赤○のところです

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なお、ギャラリー内での写真撮影については、ご了解をいただきました

MASATAKA CONTEMPORARYのHPはこちら ⇒

http://www.masataka-contemporary.com/

芸術芸術芸術 

 

 

日本橋花街を偲ぶ

[中央小太郎] 2016年3月 2日 16:00

東京中央ネットの「第2回中央区の花街 その歴史と現在」
(http://www.tokyochuo.net/issue/city/4_geisya/geisya.html)によると、
中央区には新橋、柳橋、葭町、新富町、日本橋、霊岸島と6つの花街があったそうです。
(大正15年度の花柳名鑑)。

 

現在花街として残っているのは新橋と葭町の2つです。
※柳橋の花街は台東区に分類されるかもわかりませんが、名鑑によると組合事務所は当時
 の日本橋区にあったようです。

 

今回は、その中から泉鏡花の小説「日本橋」の舞台でもある日本橋花街を散策しました。

 

小説「日本橋」は1914年に千章館から出版された泉鏡花の代表作の1つです。
本を図書館で借りはしたのですが、文章が昔の文体で全く理解できそうになかったため、
諦めて映画(1956年/市川崑監督)を見ることにしました。
ただ、借りた本の表紙と挿絵は小村雪岱(こむらせったい)が描いたもので、非常に味のある絵です。
この絵を見られただけでも本を借りた甲斐があったと思っています。
小説の内容には触れませんが、物語は主人公のお孝を中心に、清葉、お千世、葛城晋三、
赤熊といった個性的な登場人物が織りなすストーリーが展開します。
映画の各場面は小説の挿絵によく似ており、ストーリーはもちろん雰囲気も最高で、
ていてとても面白い映画でした。機会があれば是非ご覧になられればと思います。

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日本橋花街の場所ですが、元大工町、檜物町、数寄屋町あたり一帯(現在の八重洲1丁目
・日本橋2丁目・3丁目の一部)にあったようです。大まかには地図の赤枠のあたりと思われます。

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このあたりを歩いてみると、映画や小説の挿絵にでてくるような景色はありませんが、

界隈には路地も残っており、飲み処も多いところが当時の花街を思わせる部分でしょうか。
老舗の割烹「嶋村」や酒席「いずみや」、そば処「やぶ久」、久寿もちの「長門」、
おでんの「お多幸」などの老舗は日本橋花街の最盛期のころからあった店なのかなと
当時をんで散策しました。(路地や町並みは写真をご参照)

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また、日本橋芸妓組合が日本橋桜通りの東京駅側から八重洲仲通に進み、真ん中あたりに
ありました。地図物語「あの日の日本橋」(武揚堂)に付属する火災保険特殊地図
(通称「火保図」昭和25年~30年頃)に名前を確認することができます。
※本ブログの地図上では、青の星印が組合のあった場所と思われます。

 

映画「日本橋」では、一石橋と延命地蔵尊(日本橋西河岸地蔵寺協会)のシーンがよく出
てきます。延命地蔵尊には「お千世の図額」が保存されており、これは、新派の俳優花柳
章太郎がお千世役を演じた際に奉納したものです。この絵も小説の表紙と口絵を描いた
小村雪岱によるものです。絵は本堂の中に飾られてあり、外からもちらっと見ることがで
きました(説明版によると、希望者は申し出れば絵を見学できるらしいです。)。
また、延命地蔵尊は縁結びとしてもご利益があるそうです。
一石橋と延命地蔵尊は地図上に赤の星印で示しました。

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東京マラソン2016 ランナー編

[銀造] 2016年3月 2日 12:00

 東京が一つになる日。 それが、今年で10回目を迎えた東京マラソンです。

世界的なマラソンコースとして、2013大会(平成25224日開催)から世界のトップレースで組織する

「アボット・ワールドマラソンメジャーズ(AbbotWMM)」に加わり、ボストン・ロンドン・ベルリン・シカゴ・ニューヨークとともに、

東京マラソンは、より一層世界的な評価や注目度が高まり、今や名実ともに世界のトップレース です。
 

 世界のメジャーマラソン大会となった東京マラソン、今年は世界の82ヶ国からランナーが参加されたとの報道です。参加者数は、36,500人です。

今年は、2月28日(日)、水天宮の交差点からランナーの応援を始めました。

第一走者の2名が完成間近の水天宮を右目に駆け抜けていきます。

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次のランナーが待ちきれなくて、茅場町交差点まで来ました。

今年は、知り合いの人が参加するので、今か今かと待っていました。

一瞬ですが、カメラに捉えることが出来ました。

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日本橋交差点から、八重洲通りでは、キリンさんが、「ゴールは必ずやってくる!」との激励のエール。

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京橋では振る舞い酒を頂き、銀座へと移り、知り合いを探しましたが、他の2人見つけられませんでした。

ランナーの疲労がピークに達する築地本願寺前から入船橋を経由して、

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長い列が続いています。

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36km地点の佃大橋の上では、彼らも中央大橋をバックに自撮りしていました。

そうですね。息を整えて、ゴールを目指すのですね。

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日本晴れの大変良いお天気に恵まれた一日でした。早くも、東京マラソン2017が待ち遠しく感じています。

 

 
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