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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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「ガレとドームの世界展」〔日本橋三越本店〕

[ジミニー☆クリケット] 2017年1月20日 14:00

日本橋三越本店新館7階ギャラリーで、「岡田美術館蔵 ~ジャポニスム 西洋と日本~ ガラス工芸の精華 ガレとドームの世界展」が開催されています

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この展示会は、『箱根の岡田美術館が秘蔵するエミール・ガレドーム兄弟ガラス作品を初めて一般公開するにあたり、「ジャポニスム」に焦点を当て、アール・ヌーヴォーの工芸品と同館が誇る膨大なコレクションから選んだ日本美術の精華を取り合わせて展示する』ものです。

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実際にガレドーム兄弟の作品を間近に見ると、ジャポニスムの影響ってこんなにすごいものだったんだと実感します

ガレドーム兄弟の作品の横に、鈴木其一の屏風や葛飾北斎伊藤若冲の掛軸、光琳蒔絵古伊万里が展示されていても、まったく違和感がありません

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個人的には、ガラスの作品の表面にあしらわれた昆虫カタツムリの細工の細かさに感動しました

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また、会場の照明も、作品のすばらしさを一層際立たせてくれており、特に、ガレランプのコーナーでは、作品から放たれるに癒されました

じっくりゆっくり見たい展示会です

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開催期間は、1月23日)までです。

日本橋三越本店のHPはこちら ⇒

http://mitsukoshi.mistore.jp/store/nihombashi/index.html

 

 

好奇心を刺激する書店 ~LIXILブックギャラリー~

[小江戸板橋] 2017年1月18日 09:00

店内をゆっくりと回りながら、目に留まった本を書架から取り出す。

本の重みを感じながら、パラパラぱらっとページを繰り、文字を目に飛び込ませる。

丁寧に本の縦・横を揃え、書架の元の位置に戻す。

単純なその繰り返しが、ゆったりした心地良さを生み出していく。

目に優しい明かり。

静かに店内を包む音楽。

かすかな香りは、本の印刷臭を押さえてくれる。

 

時間が空いたとき、フラッと入ってみる書店がある。

中央区京橋3-6-18

LIXILブックギャラリーである。

中央通りを挟んで、東京スクエアガーデンの向かい側に位置する。

東京メトロ銀座線の2番出口から徒歩1分。

JRを利用する私は、東京駅八重洲南からぶらぶら数分かけて歩く。

LIXIL(リクシル)は、建築材料・住宅設備機器の業界大手企業である。

その企業名を冠する書店であるならば、ガチガチの建築・設備系の専門書が並ぶ、工学系大学のミニ図書館をイメージしていた。

初めて足を踏み入れた時、そのイメージは気持ち良く裏切られた。

「ほーっ。こういう本の揃え方をするのですか。」

もちろん建築系の書籍は広いスペースを埋めている。

しかしそれは、工学系の人間が傍らに置きたくなるような、ストレートな建築設計や構造計算に関するものではなく、工学部の図書館の匂いとは距離のあるレイアウトだった。

主軸に建物の構成要素となるような、木やタイルや金属などの素材、照明に関する考察、インテリアモデルの数々を揃えている。

それにとどまらず、そこここのコーナーに、食生活に関するシリーズ、身の回り品のデザイン、伝統や地域文化に関するものや、動物の生態、星座の運行、建物遺産めぐりなどが、コンパクトにかつキラキラ個性を発しながら展示されている。

ブックギャラリーのコンセプトは、「住環境を豊かにする本」。

この括りでまとめると、まったりした猫との生活を描いた本も、対象素材になってしまうのだろう。

凝り固まった頭の中を、スーッとマッサージされたような気分。

書店運営者の心意気が、真っすぐに伝わってきた。

 

LIXILギャラリーは、ステーキ屋さんをはさんで隣が入口になっている。

「平面に表現されている本を、立体的に展示するとこうなるんだよ。」

そんなささやきが聞こえるようなギャラリーが、一・二階を占めている。

本の魔法にかかったまま、ギャラリーへも足を向けてみよう。

特派員のジミニー☆クリケットさんが12月に紹介されている、「WASHI 紙のみぞ知る用と美 展」が、平成29年2月25日までの予定で行われている。

和紙で作られた衣服「紙子」など、今では日常生活で目にする機会はほとんどない。

ましてや、紙製の壺や瓢箪などは、この機を逃さず実物を見ておきたいものだ。

 

ギャラリーを後にして、再び先ほどのブックギャラリーに戻る。

紙の歴史や製造方法、用途、デザインまで、新たな気づきのヒントとなる書籍が見つかるかもしれない。

展示物への理解が進み、少し豊かな気分になってきた。

 

 

お帰りなさい!「熈代勝覧」@日本橋&両国

[月島菜々子] 2017年1月16日 16:00

年の初めは、私のお気に入り「熈代勝覧」の紹介から。

東京メトロ「三越前」駅の地下コンコースにある複製絵巻「熈代勝覧」。
COREDO室町で映画を観たあと、三越本店で買い物をするとき、私はいつも「熈代勝覧」に立ち寄ります。
全長約17m(原画の1.4倍)の絵巻に1671人の人々、動物たち(犬20匹、馬13頭、牛4頭、猿1匹、鷹2羽など)が描かれているので、どこを見ても210年前の日本橋界隈に引き込まれ、時を忘れて見入ってしまいます。

熈代勝覧」の詳細は「中央区ものしり百科」などにお任せして、今回はこの「熈代勝覧」が11年ぶりに3回目の里帰りをする、という情報を得たので早速探ってみました。
                       
帰ってくる場所は残念ながら、お隣江東区の江戸東京博物館。      
具体的な情報を得るため、直接電話をして伺ってみると、

・2月18日(土)~4月9日(日)開催の特別展   IMG_1147.JPG
「江戸と北京-18世紀の都市と暮らし-」の
都市生活のパートで、北京市内の様子を描いた
万寿盛典」と並べて展示するため、
11年ぶりにドイツから同館へ里帰りする。
・但し、期間中のいつ(何日間)展示されるかは
今日現在未定。
とのことでした。

熈代勝覧」とは「熈(かがや)ける御代の勝(すぐ)れたる大江戸の景観」の意だとか。里帰りする「勝れたる景観」に会える日が今からとても楽しみです。

 

 

 

美酒三昧「ホッとウチ呑み、ホッと燗」

[サム] 2017年1月15日 16:00

DSC03492LS'.jpg いろいろな温度で愉しめる日本酒。

日本橋三越本店本館5階 ギャラリー ライフマイニングにて「美酒三昧 "ホッとウチ呑み、ホッと燗"」が開催中です。

(1月11日~31日)

寒い時期においしい燗酒を飲むための、さまざまな酒器や道具が陳列されています。

DSC03493RS'G.jpg①燗の適正温度(飛びきり燗/あつ燗/上燗/ぬる燗/人肌燗/日向燗)と日本酒のタイプ(大吟醸/吟醸/純米/本醸造/普通酒) ②容器の素材(徳利:陶器/磁器、チロリ:錫/アルミ) ③燗のつくり方 ④猪口を選ぶ(筒型/椀型/平盃)⑤酒の注ぎ方 に関するパネルも掲示。

また器によって味わいが違って感じることを体験して貰おうと、期間中、好きな器で酒を楽しむことができる有料試飲バーも設営。

因みに会場の天井から吊るされたランプシェードは照明作家村松さちえ氏の作品。

今年の干支は酉。酉は元々は酒壺を表す象形文字と聞きます。酉年の新春にふさわしい催し物です。

 

 

東京マラソンコースを歩きませんか 中央区の名所旧跡、名店でのお買い物も楽しめます

[銀造] 2017年1月15日 09:00

 「東京マラソン2017」は、2月26日(日)に開催されます。

それに先立ち、このコースを、『走りたいけど、走れない。 歩きたいけど、とても一日では

という声に応えて、東京マラソンコースを6分割して、楽しく歩く催しがあります。ガイド料は、無料です

 

今年から、コースが変更になり、中央区のコースでは、飯田橋、神田経由で日本橋、そして浅草で折り返し、蔵前で門前仲町へ行った後折り返して、蔵前経由日本橋、銀座というコースに変更になります。 昨年までと違い、日本橋・京橋・銀座間を通るのが1回になるのですね。

このコースでは、<ゆっくり歩き>、水天宮に参拝したり、人形町の甘酒横丁などで買い物をしたりと、お散歩とお買い物を楽しむことができます。

 さあ、あなたも一緒に参加されませんか 銀造は過去10年すべて、参加しています。

初日は、1月21日都庁から飯田橋駅前まで。翌週の1月28日が飯田橋駅前から神田経由、日本橋

次が2月4日にコレド日本橋から水天宮、甘酒横丁経由、浅草まで。その次は、2月11日で、蔵前から門前仲町。

その次が、2月18日で、コレド日本橋から京橋、銀座経由泉岳寺まで。2月25日が、日比谷公園を散策し、丸の内経由、ゴールの東京駅前、和田倉門前まで。

ご案内のURLは、こちらです http://tcgc.jp/ 

 

 

鏡開き ~ 榮太樓總本鋪 ~

[rosemary sea] 2017年1月14日 16:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をエントランスとして取材します、 rosemary sea です。

 

1月11日(水)、恒例の榮太樓總本鋪さん鏡開きに伺いしました。

1月9日に耳より情報としてお知らせしましたとおり、日本橋本店店頭にて当日午後2時より無料で「餅入りお汁粉」が振舞われました。

先着500名様、例年どおり50分ほどで終了となりました。

ロズマリは終了間際にやっと取材開始。

株式会社 榮太樓總本鋪 広報室 石倉室長に記事掲載のお許しをいただきました。

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お餅はふんわりやわらか、お汁粉はやさしい甘さ、ベストマッチ。

(お客様インタビューではそのようにうかがいました。)

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その場でいただける場所の用意がありました。

幸せ感いっぱいの光景がそこかしこに。家族連れ、カップルも。

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同じく店頭にはかりんとうなどの商品販売も行われておりました。

通常価格より割安の販売、大盛況でした。

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また、江戸太神楽 丸一仙翁(えどだいかぐら まるいちせんおう)社中による門付(かどづけ)も。

残念ながら実際の門付芸自体の披露には間に合いませんでした。

400年の歴史を持つとされる獅子舞や曲芸、拝見したかったところです。

かろうじてお囃子だけは拝聴できました。

 

DSC01757a.jpg遅参もひとつラッキーなことがありました。

 

それは江戸太神楽 丸一仙翁・13代家元にお話を伺うことができたこと。(左の写真)

 

家元は日本橋のお生まれとのこと。

榮太樓さんには昭和26年より門付をされておられるそうです。

 

江戸太神楽 丸一仙翁社中 及び、家元自身につきましては後日改めてこちらのブログでご紹介させていただきます。

 

日本橋1-2-5

03-3271-7785

営業時間 9:30~18:00 (月~土)

定休日 日曜・祝日

榮太樓總本鋪さんのホームページはこちら ⇒ http://www.eitaro.com/

 

江戸太神楽 丸一仙翁社中さんのホームページはこちら ⇒ http://edo-daikagura.com/japanese/