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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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桜月 一足先に春の訪れ

[あすなろ] 2017年3月 7日 14:00


3月の異称、桜月。

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三寒四温を繰り返し、桜の季節が近づいてきましたね。

 
花見の風習は、徳川吉宗公による享保の改革の一環で、
隅田川堤、飛鳥山、御殿山などに桜を植樹して、
庶民の花見を奨励したのがはじまりだとか。

 

この吉宗公の時代から続く和菓子屋さん「長門」が
日本橋にあります。

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東京駅八重洲北口から茅場町方面にかけての桜並木。
開花まではもう少し先のようです。

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このさくら通りにお店があります。

 

有名な久寿もちといっしょに季節の上生菓子「はな筏」
を買い求め、一足先に春の訪れを堪能しました。

 

 

江戸風御菓子司 日本橋 長門
東京都中央区日本橋3-1-3
 

 

 

バビーズ ヤエチカ〔八重洲地下街〕

[ジミニー☆クリケット] 2017年3月 7日 12:00

八重洲地下1番通りにある、ニューヨーク発祥カフェレストランです

ハンバーガーホームメイドのパイパンケーキなどのアメリカの伝統的な家庭料理が楽しめます

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こちらは、朝はエッグベネディクト、昼はサンドイッチ、夜はアルコールとともにハンバーグステーキローストチキンと、気軽に入れてどの時間帯にも利用可能な便利なお店です

家庭的気取らない店作りなつかしさまでおぼえてしまいます

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今日は、午後の休憩タイムに利用

アップルパイコーヒーを注文しました

そもそもここの1号店は、パイ専門店として開業しています

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アップルパイりんご酸味ホイップクリームのくどくない甘味オーガニックコーヒー酸味苦味のマッチングが最高です

パイもいろいろありますので、来るたびに何をたのもうかと選ぶ楽しみもあります

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テイクアウトも可能です

営業時間は、7時半から10時半まで。祝日は、9時から10時までとなります。

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八重洲地下街バビーズヤエチカのHPはこちら ⇒

http://www.yaechika.com/shop_detail.php?shopid=sp340

 

 

選び抜いたフルーツを世界から  ~ 千疋屋総本店 ~

[rosemary sea] 2017年3月 6日 18:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をメソッドとして取材します、 rosemary sea です。

 

ロズマリとしては千疋屋総本店さんの果物はここまでほとんど国産のものを中心にご紹介してまいりました。

しかし実際、海外フルーツにつきましても選び抜いて数多く取り扱いされています。

今回は千疋屋総本店さんの海外フルーツにスポットライトを当てたいと思います。

株式会社 千疋屋総本店 日本橋本店 販売副部長の吉田さんにお話を伺いました。

 

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マスカット オブ イタリアン。ニュージーランド産。

美しい緑色の粒がボリュームのある房になり、完熟すると優雅なマスカット香が漂います。上品な甘味、気品ある味わいをお楽しみください。

「今の時期、国産のブドウもこういった大きさのものがない中で、前になるんですけど、岡山県のマスカットを生産している方が実際にニュージーランドに行って育て方や作り方などをニュージーランドの方に教えてできたものが日本に入ってきています。それがこのマスカット オブ イタリアンです。南半球で、少し暖かい秋ぐらいの時が向こうで旬です。そこで採れたものが日本に入ってきているというかたちです。現地生産者は現在減ってきておりまして1人2人という数になってきていて貴重です。」

 

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マンゴー。 ナンドクマイ種です。タイ産。

とても瑞々しく強い甘味があり、繊維質が少ないため食べやすいのが特徴。常温で保存し、表皮に少しシワが出て来たら食べ頃。冷蔵庫で2~3時間冷やすとベスト。

「普通のマンゴーより少し細長いかたち。"ナンドクマイ"はタイ語で"花の雫(しずく)"を意味します。」

 

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パパイヤ。カポホソロ種です。タイ産。

「1年中タイ産のものをご用意しております。」

 

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アボカド。メキシコ産。

なめらかな舌触りに加え、栄養価も高く、古代から愛されてきました。常温で保存し、果皮が黒褐色になり、手のひらで軽く握って柔らかさを感じたら食べ頃。

「メキシコ産のものを1年中ご用意できます。」

 

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左、ネーブルオレンジ。アメリカ・カリフォルニア産。

果頂部にへそ(navel)に似たくぼみがあることからこう呼ばれます。甘味と酸味のバランスがちょうどよいオレンジです。

「今が旬です。夏場はオーストラリア産のものと替わります。洋菓子コーナーのオレンジジェリーにもなっております。」

右、グレープフルーツ ルビー。アメリカ・フロリダ産。

西インド諸島・バルバドス島原産、オレンジとざぼんの雑種と云われています。赤みがかった果皮と透き通った赤い果肉のルビーは、ジューシーで甘味豊富な食べやすいグレープフルーツ。

「こちらも旬です。夏場は南アフリカ産のものとなります。柑橘系は冬場が一番おいしいものが作られるので。こちらも洋菓子コーナーのグレープフルーツジェリールビーともなっています。」

 

他には・・・バナナはエクアドル産。

「本日はエクアドル産のものですが、フィリピン産のときもあります。日によってこのどちらかとなります。」

・・・吉田さん、ありがとうございました。

 

DSC02038a.jpgここで千疋屋総本店さんの海外フルーツ取り扱いについて・・・

明治10年(1877年)三代目・大島代次郎氏は、まだ日本には出回っていなかった海外のフルーツに目をつけた人物です。

当時、横浜などには食料補給のために外国船がよく寄港していました。

そこで代次郎氏は港に出向いて、船員さんの食料としていた食材の中にあった果物に着眼、船員さんに「果物を売ってくれないか?」と掛け合い、バナナやパイナップルを買い取ることに成功しました。

「千疋屋はよい値段で買ってくれる」と評判になり、お店まで売りに来てくださる人が出てきました。

それ以降、徐々に扱う商品を増やしていき、輸入物を店頭に並べるようになりました。

上は日本橋本店の奥に掲げられた中村不折(慶応2年【1866年】ー昭和18年【1943年】の書です。書にもあるとおり、三代目・代次郎氏と親交あったものとされています。

DSC02049b.jpg中村不折は洋画家・書家。京橋八丁堀、現在の中央区湊の生まれ。

夏目漱石「吾輩は猫である」の挿絵画家としても知られています。

左の画像をご覧ください。筆跡は新宿中村屋さんの「中村屋」のロゴに現在も用いられています。

 

 

併せて、ロズマリからお知らせ

中央FM「Hellow! RADIO CITY 」月曜お昼の番組・中央区観光協会特派員「大好き!中央区」3月13日(月)の放送はロズマリ2回目の登場です。

千疋屋総本店さんの記事第3弾(2月2日)「併せて紹介 月替わりのエトセトラ」について語ります。

お聞きいただけますと幸いです。

中央FMさんのホームページはこちら ⇒ http://fm840.jp/

 

DSC02039a.jpg千疋屋総本店 日本橋本店 1F

メインストア(果物・花販売部)

日本橋室町2-1-2 

日本橋三井タワー 1階

03-3241-0877

営業時間 10:00~19:00 

元日を除き無休

千疋屋総本店さんのホームページはこちら ⇒ http://www.sembikiya.co.jp/

 

 

「西河岸橋」界隈

[橘] 2017年3月 5日 09:00

今月初めにガイドで日本橋をご案内した時に、和菓子の榮太樓總本鋪に寄って お話を伺いました。

 

私は以前、東野圭吾さんの小説「祈りの幕が下りる時」に登場する神田川と 日本橋川の橋に関連してブログを書いていましたが、暫く中断してしまって いたのを思い出し、今回は続編として「西河岸橋」界隈に付いて書かせて頂きます。
 

この辺りは現在は日本橋川に沿って日本橋本石町、室町、八重洲という住所 ですが、江戸時代は川の西側が「西河岸」と呼ばれていたのに因んで「西河岸橋」 と名付けられています。

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泉鏡花の名作「日本橋」の舞台としては有名ですが、橋自体の造りには特徴が無く 大変地味な橋です。 昭和の中頃迄東京駅~小岩駅を走る都バスが橋を渡って走っていました。東京駅から橘町 (現在の東日本橋三丁目)の家に帰る時にバスが通るのがこの西河岸橋では無く、 "どうせなら日本橋を通って欲しいな"と子供心に思ったことを今でも覚えています。
 

ということで、橋に関してはあまり書くことは無いので、界隈に付いて書きます。
 

「日本橋西河岸橋地蔵寺教会」の地蔵菩薩は行基が彫ったとされています。又、泉鏡花の 「日本橋」を上演する際に花柳章太郎がお千世役を演じるに当たり、奉納した「板絵着色 お千世の図額」が現存しています。

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永代通の呉服橋交差点にあるみずほ信託銀行のビルの壁面には竹久夢二が開業した 「港屋絵草子店」の記念碑が埋め込まれています。

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又、浜町の明治座の向かいにあった水天宮仮宮の清洲橋通を挟んで反対側には 現在も「港屋絵草紙店」があります。ここでは、竹久夢二関連の商品を沢山並べて 販売しています。

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西河岸橋の辺りには、美味しい和菓子屋さんがあります。

榮太樓総本店でお聞きした説明では、江戸時代の安政年間に「金鍔」の屋台を出し 日本橋魚河岸にやって来るお客さんに販売したところ大繁盛し、この地に店を 構えたのが始まりということです。

現在でも榮太樓の金鍔は目玉商品であり、特徴は刀の鍔の様に丸い形をしている ところです。

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URL: http://www.eitaro.com/
 

 
又、近くには、「うさぎや 日本橋本店」があります(中央通店もあります。 本店は土・日・祝日定休ですが、こちらは土曜は開いています)。 「うさぎや」は上野(うさぎや発祥の店)や阿佐ヶ谷にもお店があります。

どら焼きが有名ですが、私はここの最中もとっても美味しいと思います。

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URL: http://www.wagashi.or.jp/tokyo_link/shop/0303.htm

日本橋からちょっと入った所ですが、三越や高島屋に来られた際にでも立ち寄って みては如何でしょう。

 

 

八重洲本大賞〔八重洲ブックセンター〕

[ジミニー☆クリケット] 2017年3月 4日 18:00

八重洲2丁目、JR東京駅八重洲南口向かいにある八重洲ブックセンタで、3月1日に、「第0回)」八重洲本大賞 テーマ「未来」の受賞作が発表されました

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受賞作は2作品で、

 <インターネット>の次に来るものケヴィン・ケリー著(NHK出版社)と

 生命、エネルギー、進化ニック・レーン著(みすず書房

です

これを記念して、本店1階では、八重洲本大賞ノミネート全点フェアが開催されています

期間は、3月1日)から31日)までです

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この八重洲本大賞とは、一つのキーワードを手掛かりに、既存のジャンルには収まりきらない「すごい本」を発掘し、もっと多くの方に読んでいただきたいと誕生したものだそうです

今回はパイロット版で「第0回」、テーマは「未来」でした

選書には、主旨に賛同した出版社44社・63名が参加されたとのことです

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私もさっそく、受賞作の「<インターネット>の次に来るもの」を購入しました

まだ、読んでいる途中ですが、想像力に満ち溢れた本です

すごく刺激を受けます

八重洲ブックセンターのHPはこちら ⇒

http://www.yaesu-book.co.jp/

 

 

ぶらり老舗めぐりスタンプラリー

[佃のうさこ] 2017年3月 4日 16:00

東都のれん会さんと東京メトロさんの共同企画による「ぶらり老舗めぐり」スタンプラリーが開催されています。

実施期間は、3月1日から3月27日までです。5つのエリア、日本橋①・日本橋②・銀座新橋麻布三田・浅草・上野御茶ノ水から1つずつスタンプを集めます。

 

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参加店舗を見てみると、 特派員の方々が日々ブログで伝えてくださっているお店がずらりと並んでいます。

私、佃のうさこも、この1年で、皆さまからの発信のおかげでいろいろな老舗の魅力を知ることが出来ました。嬉しくて、早速スタンプ集めをすることに。

 

日本橋スタンプ.jpg日本橋スタンプ2.jpg銀座すたんぷ.jpg 

また、先輩特派員の方々のスタンプラリーの景品獲得率は、大変高い気がします。

記憶にあるだけでも、橘さま、銀造さま、滅紫さま、、、先輩の強運にあやかりたく早速、日本橋①エリアのさるやさんと日本橋②エリアの榮太樓本舗さんに行きました。

 

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さるやさんでは、辻占い付きの楊枝をお友達へのプレゼント用に購入しました。

27日までにスタンプを集めて、スタンプを押してもらった専用はがきを30日までの消印有効で投函します。

A賞東都のれん会お食事券10000円分10名様を狙っちゃいましょう!!