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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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日本橋に今も息づく お蕎麦の老舗  ~ 室町砂場 ~

[rosemary sea] 2017年11月28日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をセオリーどおりに取材します、rosemary sea です。

  

室町砂場さん、創業といわれるのは明治2年(1869年)とのこと。

150年近くの歴を誇る老舗のお蕎麦屋さんです。

天ざる、天もりはこちらのお店が発祥だそうです。

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室町砂場 代表取締役 村松毅(むらまつたけし)さんにお話を伺いました。

 

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ー 天ざる・天もりについて

「元々ある天ぷらそばですね、温かい種物、これを夏場でも食べやすく、と。

熱いし、天ぷらは油ものですからね。夏場は敬遠されます。

それを食べやすくして、冷たいせいろのつけ麺にしたのがそれですね。」

「天ざる・天もりの発祥と、よく言われますけれども、僕らとしては老舗としてお客様から求められますので、多分商品としてアピールするのは、老舗として永く続いている商品というのが期待されるものだと思います。

僕らは蕎麦屋の中でも割と古典的な商品という、昔ながらの蕎麦屋のメニューというのも大分残してやっておりますので。

それは大事にしています。」

 

ー おかめそばについて

「おかめそばは彩りが良いものですから、蕎麦屋の蕎麦というのは割とシンプルなので、インスタ映えがそうそうしないのかもしれませんが、その中で、具材があって、赤い色があったり顔が描かれてあったりということですね。」

 

ー 今の季節ですと、他に・・・

「あられそばがあります。

大分古いメニューなのですが、青柳の貝柱をあられに見立てまして、それをかけるんですけれども、盛り付けてお出しするのですが、最近そういうものは、昔は安かった食材もどんどん高く値が張るようになってしまってなかなかお出しできないんですけれども、それでもなるべく続けて出していこうとは思っているんですが。」

「何でもバリエーションとして卵でとじちゃえば『とじ』のなるので、あられそばはあられとじに、南蛮だってとじれば南蛮とじになり、天ぷらだってとじればそれで1種類増えます。」

 

ー 釜揚うどんについて

「釜揚は冬場ですね。熱々のものが好まれますので。

本来、蕎麦屋でのうどんというのは副産物ですので。

サブタイトルみたいなもので、割と主ではないのですけれども、それはもううどん屋さんには負けるかもしれませんが、それでもやはり最近ですと『そばアレルギー』があったり。

そばアレルギーの人、自分で蕎麦屋には来ないでしょうけれども、どうしてもお連れさんと来ないといけないという時に、蕎麦の代わりにということで、言っていただければ蕎麦とは別の鍋で炊いてお出しします。蕎麦鍋でやったらアウトですから。」

「あとは寒い中ですと、うどんの方がいいなっていう方も。

あんかけ類はうどんの方が主になりますから。蕎麦だとどうしてもうどんと違って弱いですから。切れやすいですね。

そんな中でうどんなどもやってますけどね。」

 

ー 夏場ですと、天ざる・天もりの他には・・・

「涼味とろろそばと言いまして、普通のとろろそばと代えて夏場だけのものがあります。

塩味ベースと言いますか、あっさりした味付けにしていますけれども。」

「あとは1品料理で冷たいお料理も種類がございます。

元々どこの蕎麦屋でも天ぷらの1品料理はやっていますから、天ぷらともりそばを頼めば天もりができちゃうから、天もりを新たに新メニューにする必要はない訳ですね。

天ぷらをさくさくで皿盛りで召し上がりたい時には、1品で天ぷらのお料理を頼んでいただければ全然大丈夫です。

一緒に持ってきてって言われれば、タイミングで一緒にお持ちするようにしますので。」

 

・・・村松社長、お話をいただき大変ありがとうございました。

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【お知らせ】

来年1月27日公開予定の東野圭吾さん原作の映画「祈りの幕が下りる時」の撮影ロケが今年6~7月に全国各地で行われました。

原作と同様、中央区日本橋がお話のメインとなっています関係上、当然日本橋においても数々のロケ地が存在します。

ロズマリはこの映画のロケ地めぐりを敢行し、後日の記事とさせていただきます。

そしてそして実は室町砂場さん、そのロケ地の1つです。

7月2日のロケでしたが、村松社長より詳しくお話を伺っております。

このお話はとにかく後日、乞うご期待、です。

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(C)2018映画「祈りの幕が下りる時」製作委員会

   

映画「祈りの幕が下りる時」公式サイトはこちら

⇒ http://inorinomaku-movie.jp/

 

室町砂場

日本橋室町4-1-13

JR神田駅南口より南へ徒歩3分です。

03-3241-4038

営業時間  平日 11:30~21:00(ラストオーダー20:30)

      土曜 11:30~16:00(ラストオーダー15:30)

定休日   日曜・祝日

 

 

 

KYOBASHI EDOGRAND 1st ANNIVERSARY

[サム] 2017年11月24日 16:00

DSC01335ELS''.jpgDSC01338RS'G.jpg 昨年11月25日開業の、京橋地区の新しいランドマーク、複合商業施設「京橋エドグラン」(京橋2)で、開業1周年イベントが始まりました。

京橋中央ひろばに、高さ12mのクリスマスツリーが登場。

11月21日17:45から点灯セレモニーが行なわれ、LEDイルミネーションが京橋の冬を彩っています。

 クリスマスツリー ~12月26日

 イルミネーション ~2月28日

期間限定で、施設内では1周年記念セールが実施される他、地下1階大階段では、11月22日から11月25日まで連日無料音楽ライブイベント「京橋エドグラン Live Crossing」が開催。解放的で、広いオープンスペースが特徴の京橋エドグランで、躍動感あふれるパフォーマンスが楽しめます。

 

 

小網神社 11月28日は、どぶろく祭

[銀造] 2017年11月24日 09:00

 強運厄除け、銭洗い弁天、日本橋七福神の一社として「弁財天、福禄寿をおまつりしている」ことで良く知られる、小網神社。 友人を誘ってお参りに出かけました。1510908987214.jpg

 そして、11月28日は「どぶろく祭」が開催され、"どぶろく" がふるまわれるとのご案内を拝見しました。 「どぶろく祭」は、新嘗祭の催事の一つで、毎年行われています。 

お祭は9時から18時までですが、無形文化財 郷神楽舞奉納は午後12:30からとのご案内です。 その時に参拝なさった方に、どぶろくが振舞われるのでしょう。

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 お参りなさって、人情あふれる下町風情豊かな、人形町の町を散策なさっては、いかがでしょうか。 詳細については、HPでお確かめ下さい。http://www.koamijinja.or.jp/event.html

 

 

肉酒場ビストロ男前 日本橋三越前店

[ジミニー☆クリケット] 2017年11月20日 14:00

日本橋室町1丁目、日本橋北詰交差点からも歩いてすぐですが、日本橋の西側にある西河岸橋の北側たもとにある肉料理のお店です

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下の地図、赤〇の場所です

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ランチタイムにお邪魔しました

お店は、1階から3階まであり、2、3階は掘りごたつの座敷で靴を脱いで上がります

1日5食限定の「特製ハンバーグ定食」は、既に終わっていました

店長にうかがうと、ランチタイム11時からなので、11時30分頃までに来ないと終わってしまうとのこと(次回はもっと早く来ます)。

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注文したローストポーク丼です

最高級ベジョータ使用イベリコ豚ローストポーク丼です

ガーリックチップワサビが付いていて、ローストポークワサビは合います

柔らかいおいしい

味がしっかりしています

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ランチはすべてスープサラダが付きます

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こちらは、看板メニュー1番人気ローストビーフ丼です

希少部位ミスジを使用しているとのこと

こちらもお肉が柔らかい

肉増し)」等の注文にも対応してもらえます

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これ以外のランチも、「肉屋のミートソース」「男前 焼き肉カレー」「山盛りローストビーフのせミートソース」などなど、食欲をそそられるメニューが並びます

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ディナータイムは、午後5時からです

の「肉バル」としての評価も高く、次回、お昼早めに来るか、夜来るか、迷うところです

今回の取材および写真撮影については、中島店長にご協力、ご了解をいただきました

ありがとうございます

肉酒場ビストロ男前 日本橋三越前店のHPはこちら ⇒

http://cococino.co.jp/shop_otokomae-nihonbashi-mitsukoshimae.html

 

 

京橋 満津金  ~1周年おめでとうございます~

[東京ダンボ] 2017年11月20日 09:00

今年の4月に京橋 満津金さんで御朱印張を誂えたのですが、既に一杯になってしまったため、新たに作成していただきました。墨の裏写りもなく、ちょっと大判でとても気に入っています。

 

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今回は江戸伝統の鮫小紋です。鮫小紋は細かい霰地の文様のように染めた小紋のことで、細かい丸文が、鮫の皮のように、全面に細かい点をすきまなく染め抜いた、鮫皮状の文様です。整然と並んだものを行儀鮫、そうでないのを乱れ鮫というそうで、東京ダンボのは行儀鮫になります。

 

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製作をお願いして約2週間、受け取りに行くと「1周年おめでとうございます」と書かれた胡蝶蘭が飾られていました。京橋 満津金としての営業は1年ですが、金陽社印刷所としては90年近い歴史と伝統を有しています。

 

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1周年記念を送られたBUNGUBOX 山岸薫さんは浜松のペンショップさんで、表参道に東京店もあるそうです。その山岸さんとのコラボで東京メトロカラーの付録につく東京メトロ塗り絵をデザイン・開発されたそうです。いいですね!

 

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また、七つの「福」を一冊に納められる満津金の七福神御朱印帳。描かれている七福神は江戸町火消錦絵師 岡田 親 画によるものです。

 

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日本の伝統にスポットを当てた新たな展開の数々、目を離せませんね。 

 

日本に来られる外国の方々にも是非お勧めしたい日本を感じられるお店が京橋にあること、素晴らしいと思います。

  

 

 笑顔が素敵な京橋 満津金ご主人です。

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京橋 満津金:中央区京橋二丁目6-5 TEL 080-3543-2668

営業時間:12:00~18:00 定休日:毎週日曜日・月曜日・祝日年末年始

http://www.kin-yosha.co.jp/matsukin.html

 

 

 

待合茶屋: 亀の尾

[yaz] 2017年11月17日 14:00

明治6年作成の沽券図(不動産登記簿)によれば、中央区日本橋の中央通り室町三丁目と本町三丁目の角に最首五郎兵衛という人の家作がありました。土地の大きさは187坪。江戸時代には町年寄「喜多村彦右衛門」の屋敷であったところが、私の中学校の同級生の家になっていました。ここで待合茶屋「亀の尾」を経営していたようです。歌舞伎の演目で「亀の尾」というのがあるそうですから、日本橋芸者(檜原芸者)が来る楽しい場であったと想像されます。

 

1830年当時には喜多村町年寄宅はありますが、明治6年(1873年)には最首宅に変わっていますので町中にも幕末は大きな変化をもたらしたものと想像されます。

喜多村彦右衛門宅.jpg (1830年当時)

 

亀の尾_場所.jpg 

(明治6年の沽券図より抜粋)

 

 

明治時代に行った待合茶屋に関する落語家へのインタビュー記事に「亀の尾」に関わるものが残っていますので紹介します。

 

「其の頃は、駿河町の亀の尾、日本橋の寿、芝では千歳と此三軒けァなかッたものです。外にも在ッったか知りませんが、此三軒が一番名うてでした。女を呼んで酒は飲みましたが、今のように寝泊まりはしません。情人(いろ)でもこさえて出会をするには、向島水神の八百松か植半、それから今は在りませんが、三囲の柏屋と云う意気なお茶屋がありましたが其所へ行ッったもんです。居廻りや近所で会ふのは情夫(いろ)じゃァないと云ッてた位でした」

 

貸席業としての待合は,江戸時代の待合茶屋を起源としています。待合茶屋は,商人の寄合いや旅人の送迎など,本来の待合せに利用する茶屋でありましたが,明治初年以後は花柳街における芸者との遊興場所として急成長しました。

 

現在までの調査では歌舞伎の演目「亀の尾」については情報が一切ありません。最首さんへの聴取・歌舞伎座へのアプローチを行いますので、情報を入手次第皆様にお知らせします。ご期待ください。