中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

二段咲きオシロイバナ "微笑みがえし"

[サム] 2015年9月 3日 14:00

 R0030029RS'G.jpg  120702_06_s[1]RS'G.jpg  R0030023RS'G.jpg

 

 夏から秋にかけて午後の3時ー4時に花が咲き、翌朝の9時過ぎには萎む夜開性のオシロイバナは、ごく普通に道端で見かけますが、幼い頃黒い種子の中にある胚乳の白い粉で遊んだ記憶が蘇る、郷愁を覚える花です。

オシロイバナには花弁がなく、長く漏斗状の花弁のように見えるものは実は萼、その下の基部にある萼のように見えるものは苞とされます。

ひとつの花自体は一夜限りの短命ですが、開花期は次々と休みなく新しい花を咲かせます。

別名 "夕化粧"。英語では "Four O'clock"。

そんなオシロイバナですが、今回取り上げるのは晴海トリトンスクエア「花のテラス」で見つけた、昼でも観賞できる、二段咲きのオシロイバナ "微笑みがえし"。

"苞" が "萼" と同じ色に色づき24時間開花しているように見える、"二段咲き" の珍しい品種。

草丈は50cm前後と普通のオシロイバナの半分程。

冬は地上部は枯れ、毎年初夏には株が大きくなってより多くの花を咲かせる多年草ですが、園芸上は春まき一年草として扱うことも多いようです。。