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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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アースアワー ライトダウン

[サム] 2017年3月28日 12:00

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DSC_0060RSG'.jpg 2007年に、WWF(世界自然保護基金)オーストラリアによる地球温暖化防止キャンペーンの一環として始まった「EARTH HOUR」。

世界中の人々が、「美しい地球を残したい!」「地球の環境を守りたい!」という想いを胸に、同じ日、同じ時間帯に、消灯のバトンを繋ぐ、世界規模で開催されるプロジェクトです。

2017年は3月25日(土)20:30~21:30に実施。

日付変更線に近い地域から順次現地時間の20:30を迎えた時点で消灯リレーが開始され、時差の関係上、東から順に消灯がぐるりと地球を一周します。

エンパイアステートビル(アメリカ)、エッフェル塔(フランス)、オペラハウス(オーストラリア)など世界を代表するランドマークがアースアワーに合わせて、暗闇に包まれます。

勝どきの隅田川テラスから築地市場越しに望む東京タワーも、20:30に、青い地球を未来へ繋ぐ60分が始まりました。

 

 

私の「月島物語」Back to 1997@月島

[月島菜々子] 2017年3月27日 16:00

1997年3月27日、私の月島物語が幕を開けました。

今回は私の月島在住20年の節目にあたり、当時の月島界隈の様子を記憶に基づいてご紹介します。書きながら懐かしさで胸がいっぱいになりました。

 

月島・東仲通り

では、月島第一公園から。最近は元気なちびっ子で賑わっていますが、当時は中央にある小高い山から滑り台で降りるアクティブすぎる構造で、子供も少なく、木が生い茂った森のような公園でした。近くにアジの天日干し屋さんがあってその奥には、つきじ入船の工場がありました。年の瀬が近づくと朝早くから蒸気が立ち昇っていました。

近所のよしみで我が家のおせちは入船さんでした。
  

月島・西仲通り

1997年4月に44店が加盟して月島もんじゃ振興会が発足し、既にもんじゃ通りと呼ばれていましたが、まだ、手芸屋さん、おもちゃ屋さんなど小売店が結構がありました。警視庁最古の現役交番のお巡りさんにご挨拶するのも日課でした。今は「西仲通り地域安全センター」になり地域安全活動の拠点になっています。ちなみに当時の清澄通りは都営12号線の工事中で、大江戸線月島駅の開業は2000年12月12日のことです。

 

晴海

1998年に閉店しましたが、東京ホテル浦島の裏手にあった大型シーフードレストラン「ピア晴海」はバブル時代の象徴、ウオーターフロントの先駆けスポットで海に面した大きな水槽が印象的でした。その後、晴海は高層ビル街へ変貌を遂げていきました。毎年5月になるとトリトンスクエアの建設現場に何匹もの鯉のぼりが掲げられ、風に泳ぐ姿が目に焼き付いています。
 

(番外編)明石町1998年5月7日

hideさんのこと。X JAPANのメンバーだった彼の告別式がこの日築地本願寺で行われました。お別れに集まったファンが築地から隅田川、聖路加ガーデン沿いに長蛇の列を作りました。去年の紅白で、歌でゴジラを退治したX JAPANを見てあの時多くの若者を動かしたものは何だったんだろう、と当時を改めて思い起こしました。
 

さて、これから20年後に月島はどうなっているのでしょうか。月島を語るうえで不可欠な名著、「月島物語」の著者、四方田犬彦さんは1990年代の初頭にその後の10年間に起こりうると想定される月島の変貌を危惧されていましたが、それから30年弱、月島の街は時代のうねりを呑み込んで、しぶとく存在しているように私には思えます。西仲通りではまた新たな大規模再開発が始まり、2020年に向け東京自体が動きだそうとしている時代、月島がその流れに中でたとえ姿形を変えても、いつまでも生き残り、人を引き付ける街であってほしいと願っています。

 

参考文献:

アエラ1999.12.20、日経新聞、四方田犬彦「月島物語」集英社

 

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鶴首 住吉神社さくら祭り

[あすなろ] 2017年3月26日 09:00

2017年3月21日(火)に気象庁は、東京都千代田区にある
桜の標本木が開花したことを発表しました。

 

満開日の予想は、4月1日(土)です。

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佃住吉神社ではさくら祭り(4月1日~4月2日)
の準備が進んでいます。

 

神社境内には、枝垂れ桜があり、会期には満開を迎える
といいですね。

 

境内では甘酒やお汁粉のご接待があります。

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近隣の佃公園や石川島公園にはたくさんの桜が

植えられていますので、隅田川沿いに、お花見しながら

の散策も楽しめます。

東京都中央区佃周辺

 

 

佃天台子育地蔵尊 森稲荷神社 佃住吉講

[銀造] 2017年3月25日 16:00

 佃散歩。 最近は日が伸びたので、夕方に佃から新富町まで散歩しました。

佃に入ります。 佃天台子育地蔵尊に参拝し孫たちの健康をお祈りしました。 埼玉県から来た女性は、いつも友人宅へ来たら必ず、お参りして、この樹齢300年超の銀杏の木に触って元気を貰って帰るのだと、仰っていました。

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 佃小橋を渡り、住吉神社にお参りした後、ふと何かに呼び止められた様な気がして、いつもとは違う道を歩みます。 地元の方の厚い崇敬を受けていそうな神社がありました。

森稲荷神社です。

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ご由緒、縁起を拝見しました。

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歴史の一端を垣間見た、嬉しい発見でした。

帰りの佃大橋から下流の風景も風情があって、なかなか良いものです。 温かくなりましたので、この方面へもお散歩にお出かけ下さい。

 

 

春光に映える「陽光桜」

[サム] 2017年3月25日 14:00

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DSC03914RS'''G.jpg 3月21日、気象庁より東京都心でソメイヨシノの開花宣言が報じられましたが、佃公園ではソメイヨシノに先駆けて咲く「陽光」が、舟入堀・佃小橋を背景に人目を惹いています。

「陽光」は、愛媛県の高岡正明氏により、「天城吉野」と「寒緋桜」を交配して作出。

高岡氏は、戦時中教職に就いており、多くの教え子たちが戦死したことから、その鎮魂と世界平和を願って、命を落とした亜熱帯~寒冷地でも花を咲かすことが出来る新種の桜の開発に人生を捧げ、25年の歳月をかけて誕生した「陽光」を、平和のシンボルとして国内外に贈り、国際平和交流に努めたとされます。

鮮やかなピンクの陰に、もう二度と戦争はしないと誓いたる思いがこもった、花姿です。

 

 

「源平桃」開花

[サム] 2017年3月24日 12:00

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DSC_0110RS'G.jpg 平成19年に拡張整備された石川島公園南端、相生橋南詰の複合施設「相生の里」前広場に植栽されている「源平桃」が開花。

観賞用に改良された、バラ科落葉低木のハナモモの一種です。

命名の由来は、一本の木に紅・白(加えて薄紅・中間の斑/絞り)の花を咲き分ける種を、源氏の旗の色 "白" と平家の旗の色 "紅" が入り乱れて戦った「源平の合戦」に譬えたとされます。

紅・薄紅・白・斑の花が、何処に、どのような混じり具合で咲くか、不定で、毎年、様相を異にするようです。

自然の神秘性を秘めた、艶やかな八重の花姿。

春爛漫の風情を醸し出しています。