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築地川銀座公園のアガパンサス開花中

[ジミニー☆クリケット] 2016年6月13日 20:00

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築地川が埋め立てられた際、架かっていた橋の脇に公園が作られ、橋の名前が付けられていますが(亀井橋公園祝橋公園采女橋公園)、万年橋の脇にある公園だけは、万年橋公園ではなく、築地川銀座公園となっています

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この築地川銀座公園の花壇で、アガパンサス薄紫色の花を開花中です

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晴海通り沿いの公園です。

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アガパンサスは、南アフリカ原産だそうで、たくさんの園芸品種が作られています

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築地川銀座公園に植えられているのは、比較的コンパクトなタイプです

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暑い季節に花を咲かせているイメージが強く、これから暑い夏がやってくるんだなということを実感させてくれる花です。

 

 

2016 初夏のアジサイガーデン

[サム] 2016年6月13日 16:00

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R0037714SQRSG (2).jpg6月10日、ファンケル銀座スクエア(銀座5)10Fテラス付サロンスペース「ロイヤルルーム」にて、「初夏のあじさいガーデン」が開幕。

会期:6月10日~6月17日 11:30~18:30

"和" のイメージが強いアジサイですが、今年は、"イギリスで最も美しい村" とされ、特別自然美観地域に指定されているコッツウォルズ(Cotswolds)風の演出で、絵本のような田園風景の雰囲気を醸し出しています。

下草の可憐で繊細な花々が、アジサイの柔らかで優しい色合いを、引き立ててくれています。

注目は、所謂「秋色アジサイ」。

観賞期間が長く、秋までアンティークな花色が徐々に移ろう様を楽しめる由。

ピンクとブルー系があり、時と共に緑色に変化し、次いで深みのある赤みが増すと聞きます。

6月12日~15日には、「ドライフラワーで作るあじさいのミニリース」と題した、「ガーデニングミニレッスン」の開催も予定されています。

銀座の天空の庭で、ほっと一息つける、アジサイの彩り空間です。

 

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ポーラ ミュージアム アネックス 「玉川堂200年展」

[ミル] 2016年6月13日 12:00

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印象的なポスターに惹かれて、銀座のポーラ ミュージアム アネックスの「玉川堂200年展」にお伺いしました。



何の予備知識もなく入ったので、どういった展示なのか、とても楽しみでした








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展示室に入ると、照明を落とした空間に、星のように輝く作品たちが。


一瞬で魅了されました。



玉川堂(ぎょくせんどう)は、日本を代表する金属加工製品の産地、新潟県燕(つばめ)市で、鎚起(ついき)銅器を制作されている会社なのだそうです。


鎚起銅器は、金槌で銅を打ち起こしながら、器を作り上げていく技法で、新潟県の無形文化財にも指定されているそう。




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会場では実演も拝見することができました。


銅を叩いて延ばすのではなく、叩きながら縮めたり、丸めたりして、形作っていく様子は、とても興味深いものでした。



この鎚起銅器の技法は、江戸時代後期、仙台の渡り職人によって燕に伝えられ、1816年(文化13年)に、玉川堂の祖、玉川覚兵衛によって受け継がれたのだそう。





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今回の展示では、初代・玉川覚兵衛から現在の七代目・玉川基行まで、200年間をつなぐ7人の作品を拝見することができます。


作品は、オイルを張った台の上に設置されているため、鏡面反射が美しく、しっとりとした質感の印象的な展示となっています。



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玉川堂は、1873年のウィーン万国博覧会をはじめ、戦前まで約30回の海外博覧会へ出品、受賞なさっているのだそう。


古き良き時代の香りと、日本の誇りが伝わってくるような、美しく見事な作品の数々です。



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幾世代を超え、静謐な時を刻み続ける、美の小宇宙。


200年という記念すべき年の作品展、ぜひお出かけください。




「玉川堂200年展 」

6月4日(土)〜 6月19日(日)

東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階

11:00〜20:00(入場は閉館の30分前まで)


実演などイベントの予定は、玉川堂ホームページをご覧ください。

http://www.gyokusendo.com/news/4680


 

 

平成28年 山王祭 日枝神社神幸祭 追っかけレポート2016

[銀造] 2016年6月13日 09:00

 平成28年6月10日午後、鍛冶橋の交差点から京橋、八丁堀、日本橋日枝神社(摂社)、日本橋一丁目から京橋、銀座、コリドー街を巡行する神幸祭を拝見してきました。

 

まずは、鍛冶橋の交差点を渡る先導車。藤色の飾りつけが華やかさを演出します。

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第一梯団は、先導神職、副宰領、御防講、竹棒持、そして諫鼓鳥(かんこどり)、太鼓持ち、日枝神社神幸祭の幟、馬に乗った祭典副委員長、金棒を持った者二人、日枝神社の高張提灯、朱傘、賛者が巡幸します。 写真は、諫鼓鳥(かんこどり)です。

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 その後ろには、錦旗、聖上無窮、天下泰平という旗を持った方たちが進みます。その他沢山の方々が続きます。

 

 第二梯団は、副宰領、権禰宜、御神馬、御弓、矢を持った方々、御鉾、御、御太刀、権宮司、権禰宜、舞姫、童女、笙を演奏する楽人、錦旗、菅蓋などをお運びする方々が進みます。

第三、第四梯団の方々の役割については、日枝神社の公式HPでご覧下さい。

 

 宝町駅前を進む山車、そしてそれに続く山車と巫女さん

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 八丁堀のすずらん通りでは、

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 日本橋日枝神社(摂社)は御旅所になっています。約1時間のご休憩です。

沢山の方々が、神輿三基を摂社に御奉安する神職に聴き入ります。

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 1時間後、摂社からお出でになる神輿三基。

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この日は、神奈川県、千葉県佐倉市など遠方からの方々がお出でになっていました。なんでも、民放の報道を見て、駆け付けて来られたとのことでした。佐倉市とは、山車のご縁があるのですね。

 

日本橋から京橋にかけての御巡幸のご一行。なんとも雅なご巡幸です。歴史絵巻を見ている様です。

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高島屋近辺で神幸祭を見守る人達、沢山の笑顔が見られました。

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 京橋では、(おそらく)坂本小学校の生徒さんから、泰明小学校の生徒さんにバトンタッチ。この子達が、山王祭を引き継いでいくのですね。

見守るお母さんたちのカメラ、連続シャッター音が響きました。

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銀座の街を行く神幸祭。山野楽器と木村家の前です。

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外国からの旅行客も予期せぬ出来事に大変喜んでおられました。

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 天國の前で。 この人形は上下に動いていました。

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コリドー街では、昼間ですが、"閑古鳥" は鳴いていません。沢山の見物人がいましたよ。商売も繁盛!

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それに続く、巫女さんたち。清楚で美しいですね。見ている私たちの心が洗われます。

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泰明小学校のあるみゆき通り。街灯のシンボルの鳳凰。神輿の鳳凰と重なって、両方が神々しく見えました。

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伝統ある日枝神社の神幸祭。 これからも氏子の皆様方のご尽力で永続して頂きたいと強く願いました。銀造

 

 

平成28年 山王祭 日枝神社下町連合 6月10日は神幸祭

[銀造] 2016年6月10日 09:00

 4、5月に「江戸まち塾」で開催して頂いた「天下祭り 山王祭を楽しむ」の講演で、山王祭の歴史、伝統などについてお聞きしたので、断然、応援と見物に出かけようと思っていました。

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 頂いた立派なご案内の本には、こう書かれています。

 

6月10日(金)は、神幸祭(じんこうさい)とは、「山王祭」最大の盛儀で隔で斎行されます。

御鳳輦二基・宮神輿一基・山車三基が、300㍍もの御列次を組み、総代役員や氏子青年に供奉されながら、都心の氏子地域を、丸一日かけて巡行します。

 

そして、6月10日(金)の神幸祭の御順路と時間は、(中央区だけ抜粋します)

鍛冶橋交差点12:30、八丁堀すずらん通り入り口12:50、日本橋日枝神社(摂社)13:10~14:10、

日本橋交差点14:30、京橋三丁目14:45、銀座一丁目14:50、銀座四丁目15:00、

新橋一丁目15:15~15:35、コリドー通り15:45、東京宝塚劇場前15:55、帝国ホテル角16:00とのご案内です。

 

詳細は、山王祭の公式HPでご覧ください。

http://tenkamatsuri.jp/nittei/index.html

 胸が躍ります。 是非、中央区内の御巡幸だけでもと、駆けつけるつもりです。 銀造

 

 

昭和通りから三吉橋に向かう通りのアジサイ

[ジミニー☆クリケット] 2016年6月 7日 18:00

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この通りのアジサイが、今年もきれいに咲いています

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この時期、東京の各所で「アジサイ祭り」が催され、近くでは(近くもないか)、文京区白山神社を中心に毎年行われる「文京あじさいまつり」(今年は、6月11日()~19日())が有名ですが、この通りのアジサイも、中央区の木であるヤナギとペアでこの時季、通りを華やかにしてくれており、私は大好きです

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ガクアジサイホンアジサイそれぞれ何種類もあり、美しいです

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アジサイは、植えられている土の酸度で色が変わるそうで(アルカリ性赤っぽく酸性青っぽくなる)、微妙な青色藍色)の変化も楽しめます

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そもそも、アジサイの名前は、藍色の花が集まるという意味の「あづさあい(集真藍)」が変化したものだそうです

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中央区アジサイの関係をかなり強引にこじつけますと、

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江戸時代後期、長崎で西洋医学の普及に努めたシーボルトは、博物学者でもあり、アジサイハイドランジア・オタクサという学名を付けましたが、このオタクサとは、シーボルトの愛人「楠本滝」、通称「お滝さん」の名前に由来するとのこと(牧野富太郎博士の推測)

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そのシーボルトお滝さんとの間にもうけた娘「いね」が、築地産院を開業したこともあって、彼の胸像があかつき公園に建てられました。

シーボルトの像のまわりに植えられているのは、これから咲き始めるガクアジサイでした

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ちなみに、ハイドランジアは、ギリシア語のハイドロ()とアンジェイオン(容器)からなっており、「水の器」「水がめ」と解釈されるそうです

じめじめうっとうしい梅雨の時期に入りますが、その期間、咲き続けてくれるアジサイ青色藍色ピンク色はさわやかです