中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

博多長浜屋台やまちゃん 銀座店

[ジミニー☆クリケット] 2016年11月12日 09:00

ここのところ、急に寒さが増し、仕事帰りに豚骨の匂いなどが鼻をかすめると、ついふらふらとラーメン店に立ち寄ってしまいます

yamacha02.JPG

銀座3丁目、昭和通りから入ってすぐ、歌舞伎座の裏と言っていいでしょうか、一見、屋台風の外観で赤ちょうちんが目印の豚骨ラーメンのお店、「やまちゃん」です

yamacha01.JPG

王道の「長浜ラーメン」を注文(先に食券を購入するスタイルです)

当然のことながら、の硬さを指定できます

yamacha03.JPG

お店の方のてきぱきした動きが気持ちよく、5分ほどで着丼です

チャーシュー青ネギです。細麺

月並みな表現ですが、コクがあるのにサラッとした豚骨スープ

大好きです

やまちゃんの場所は、こちら

yamacha04.jpg

営業時間は、11時から23時ですが、スープがなくなり次第、営業終了になります

やまちゃん 銀座店のHPはこちら ⇒

http://nagahama-yamachan.jp/ginza.html

 

 

一城の主(あるじ)になりたいか。

[小江戸板橋] 2016年11月11日 18:00

一国一城の主になること。

それは、日ノ本に生まれた者の大きな夢であり、野望である。

 

銀座5丁目3-16に、熊本県のアンテナショップ「くまもとプラザ」がある。

熊本地震の際に、何かしらの支援をしたいという思いを持った人々が、

「お買い物で支援」しようと、ショップに大勢集まった。

「くまモン」って、どこか官製の着ぐるみの印象がして、ちょっと好きに

なれずにいたが、一生懸命ピーアールしている姿を目の当たりにし、

その時に心の鎧が少し外れた。

 

あれから半年が経った。

ショップを訪ねた折、11月1日から復興城主制度が始まることを知った。

概要は、1万円以上の寄附で「復興城主」の「城主証」が送付される。

市内の観光施設や協賛店で特典が受けられる「城主手形」が発行される。

「芳名板」がデジタル保存される。

確定申告時に寄附金控除の対象となる。などなど。

 

一城の城主になれる。

しかも、天下の名城、熊本城である。

連結式望楼型天守を仰ぐ、梯郭式平山城。

築城の天才、加藤清正公が手塩にかけて築き上げた、日本一の城郭である。

熊本城復元整備の財源として使われる募金は、所定用紙で郵便振込みができる。

でもここは、熊本に飛んで、直接現金での申し込みを選択した。

城とその周囲の状況を、はっきり目に焼き付けたいとの思いもあった。

 

福岡空港、九州新幹線と乗り継ぎ、市電での登城を試みる。

ちなみに、熊本駅の新幹線コンコースには、くまモンが溢れていた。

くまモン駅長室や巨大なくまモンの顔のオブジェ前は、絶好の撮影ポイント。

あのくまモンが、少しかわいらしく作られていた。

 

熊本城の石垣を初めて見上げた時、その雄大さに息をするのを忘れた。

その石垣が崩れている現実に、胸が詰まる。

同時に、石垣の内部構造がはっきり分かり、好奇心を掻き立てられた。

 

熊本城の桜の馬場の城彩苑内に受付コーナーが設けられている。

受付開始後の数日は、長蛇の列が続いていたという。

私は平日の昼食時だったので、20分程度で手続きが完了。

その場で、3か月間有効の仮の城主手形をいただく。

本証が届くまでのつなぎとなる。

満足。満足。

「くまモンGO」 城主手形、ゲットだぜ! ?

 

 

 

化身たち〔REIJINSHA GALLERY〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年11月11日 12:00

kesin01.JPG

現在、銀座6丁目にあるギャラリー、REIJINSHA GALLERYで、「化身たち」が開催されています

kesin32.JPG

出展者は、柴原幸智さん菅野麻衣子さんのお二人です

kesin12.jpg

ギャラリーの場所は、銀座6-7-2、「みつわビル」の地下1階になります

ビルの1階は、「宝石のミワ」さんです。

kesin03.JPG

柴原幸智さんの作品は、ペンによるドローイング

kesin05.JPG

作品から感じられる無重力感浮遊感が独特の世界を作っています

kesin06.JPG

菅野麻衣子さんの作品は、アクリル絵の具芸術の作品鉛筆の作品が出展されていました

kesin08.JPG

鉛筆画は極めて繊細です

kesin29.JPG

お二人の作品に共通するのは、「一見かわいく見えながら、実は何かまがまがしいものを秘めているような、得体の知れない怖さ」でしょうか

kesin17.JPG

作品の世界に引き込まれ、じっと見入ってしまいます

kesin24.JPG

まったく正反対のようで、実は似ているようでもあり、やはりそれぞれの個性が光っている、そんなすばらしい企画展です

kesin11.JPG

開催期間は、11月4日(金)から11月18日(金)までです

時間は、12:00から19:00までです(最終日は17:00まで)。

休廊日は、日曜日月曜日です。

kesin20.JPG

なお、ギャラリー内での写真撮影については、特別にご了解をいただきました。ありがとうございました

REIJINSHA GALLERYのHPはこちら ⇒

http://www.reijinsha.com/

芸術芸術芸術

 

 

ハナミズキの紅葉〔銀座 松屋通り〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年11月 9日 18:00

koyo001.JPG

4月から5月にかけて、ピンク花弁のように見えるのは、正確には、総苞と言うらしい)で私たちを楽しませてくれた松屋通りハナミズキが、美しく紅葉しています

koyo002.JPG

よく見ると、真っ赤な実を結んでいますりんご

koyo003.JPG

ハナミズキは、アメリカ原産で、正式な和名は、アメリカヤマボウシだそうです

koyo004.JPG

日本における植栽は、1912年に当時、東京市長だった尾崎行雄が、アメリカ合衆国ワシントンD.C.へサクラソメイヨシノ)を贈った際、その返礼として贈られたのが始まりだそうです

koyo005.JPG

今では、街路樹として、非常に親しみのある木です

koyo009.JPG

松屋通りハナミズキ紅葉し、これから昭和通りイチョウ黄葉し始めると、年の暮れが近づいてきたなって感じます

koyo010.JPG

ちなみに、中央区のお隣、港区の「区の木」がハナミズキです

 

 

来年4月開業の「ギンザ シックス」

[みど] 2016年11月 7日 16:00

2013年6月に幕を下ろした「松坂屋銀座店」の跡地に「GINZA SIX (ギンザ シックス)」と

いう巨大商業施設が2017年4月20日に開業 します。 ギンザ シックスという名称は銀座

六丁目というロケーシ ョンに由来しますが、同時に「五感を超越した喜びや満足など

新たな 価値を提案する」「6つ星級の価値をもった施設である」ことを表現 したとのこと。

その規模は敷地面積約9080平米、延床面積約14万8700平米は銀座 エリアでは最大

だそうです。「ディオール」「セリーヌ」「サンロー ラン」「ヴァン クリーフ&アーペル」「ヴァ

レンティノ」「フェンディ」 などを含めて総出店数は241(物販210、飲食24、サービス7)が

予定 されているようです。

 

施設内の構成は地下3階は文化・交流施設「観世能楽堂(480席、 約1600平米)」、地下

2階が食物販、地下1階がビューティー。 1階が商業施設、観光拠点「ツーリストサービス

センター」。 1階から5階に店舗が入り、6階には書籍、レストラン、7階から 12階と13階

の一部にはオフィス、13階の一部がレストランと なっているようです。

 

注目すべきは6階広さ1100平米のフルサービス型フードホール「ギンザ フードホール(GIN

ZA FOODHALL)」。和牛、寿司、天ぷらなど日本 の食の専門店8店の旬の味が楽しめる

そうです。 また13階には、1600平米の「THA GRAND GINZA」。ダイニングの他 茶室も

あるラウンジ、バー、パーティー会場、多目的ホールを完備し ブライダルもカバーできる

そうです。 ますます銀座が楽しくなりそうです。 来年4月20日の開業が待ち遠しいですね。

 

s-01.jpg

 

s-02.jpg

 

 

街歩き アスベストには 注意しましょう  聖路加での講義 11月10日にも開催

[銀造] 2016年11月 7日 12:00

 10月6日、聖路加国際大学二号館にて、アスベストに関する講義がありました。 講師は、中皮腫・じん肺・アスベストセンターの事務局長 永倉 冬史さんでした。

当日は、子供さんへの被害を心配するお母さん、お父さん方が聴講に訪れていらっしゃいました。

「身近に迫るアスベスト問題」

1476418111065.jpg

 そもそも、アスベストが建材に使用されることになったのは、「耐火性、防音性、断電性、加工しやすい、安い」と言った理由で、「保温材、断熱材、建築材料に優れている」といった一端があるとの見解で、昭和25 年頃からの建設に使用されました。 その後、「アスベストの粉末を吸うと、肺がんになる」ということが発表され、日本でのアスベストの輸入は2004年に全面禁止になりました。

「アスベストを吸引すると、30年~50年後には、肺がんを引き起こす」事があるという医学誌での発表があります。

「アスベストが引き起こすガン」は、二つのタイプがあり、一つは肺がんで、もう一つは"中皮腫と呼ばれる肺を包む膜に出来るガン"です。 日本では2005年以降の建材には使用されなくなりました。

しかし、建設されたビルや建材には今も、大量のアスベストが残ったままです。

「吹付アスベスト」という、鉄板や管に吹き付けたものは、もこもこしており、ちょっとした刺激で粉となり、飛散するおそれがあり、これが一番危険とのことです。 古い学校の天井などにも使用されており、掃除のモップでつついたりすると、アスベストが落ちてきて、吸引することになり、こんな遊びは絶対に止めましょう。 この「吹付アスベスト」が使用されている場所としては、鉄骨や鉄筋コンクリート構造の大型建物や、人の集まる大型の建造物にあることが多いとのことです。 これは、重い物を支えるため、火災防止の観点から、鉄骨や鉄筋にアスベストを吹き付けているとのご説明でした。

 勿論、厚生省、国土交通省は解体する前に、建物にアスベストが使用されているか否かを調査することを義務付けていますが、なかには、そういう手続きを無視して、工事を行う業者がいるらしいのです。

解体工事を行う場合には、「建物等の解体等の作業に関するお知らせ」等の看板の掲示が必要です。 こういう看板を掲示しないで作業を進めているのは、我々にとって大変なことです。 健康被害を防ぐために、工事を安全に遂行してもらう為に、 区役所に一報しましょう。

1476417890276.jpg

 東日本大震災の発生後、ボランティア活動で壊れた家屋の片付けに行った方々の中には、アスベストの危険性を知らずに行かれた方々がいたとお聞きして、彼らに害が無い様にと、祈っています。

アスベストの悪影響を知らずに吸引した方でも、そんなに心配しすぎることも無いとも教えて頂きました。 また、アスベストは、レントゲン写真には写らないので、あわてて、医者に駆け込む必要もないと教わり、大事なことは、次からは"吸わないように予防する"ことだと教えて頂きました。

 そこで、私たちが、最も気を付けないといけないのは、解体中のビルや内装の改装を行っているビルには近寄らないことです。 そして、風が吹いた時には、アスベストの粉が飛散するので、吸わないように、専用の防塵マスクを着用することだと教えて頂きました。 解体工事中のビルには、この他にも、上からパイプが落下したとかの事故も発生していますので、近寄らないようにしましょう。

 アスベスト吸引防止の"防じんマスク" は、3Mという会社の製品が優れているとお聞きしました。薬局などで、ご相談されたらよいと思います。

「鞄に常時入れておき、運悪くそういう現場に行きあたった時には、すぐ着用」し、緊急避難袋に入れておいたら良いと、教えてくれました。

 講義の後には、次のクイズがありました。 少し、知識が深まった気がしました

1.アスベストのうち、最も毒性の高いのは、吹付である。 (〇)

2.ガーゼのマスクは、アスベストを吸わないようにするのに有効である。(X)

 (ガーゼでは、布の穴がアスベストの粉より大きい。また、マスクを顔に密着しないと防塵効果が無いと、着用方法まで教えて頂きました)

3.水を撒くとアスベストは飛散しにくい。(〇)

 (でも、乾燥したときには、飛散する)

4.アスベストを吸った可能性がある場合は、レントゲン検査を受けた方がよい。(X)

 (アスベストは、レントゲン写真には写らない)

5.公共機関には危険なアスベストは使われていない。(X)

 (古い建物には、使われています。 解体工事、内装の回収場面では、気を付けましょう)

6.建物を解体する時には、アスベストの有無を公表しなくてはならない。(〇)

( ビルの解体工事の時に、白い看板に、①解体工事のお知らせなどが掲示されます。 そこには、アスベストの有無などを表示しなければなりません。そういう看板を掲示せずに工事を進めていると違反です。)

アスベストに関する厚生労働省のHPは、次の通りです。

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/sekimen/topics/tp050729-1.html

 実は、3年ほど前に、永倉さんの講義を受けたことをすっかり忘れていました。 その時の、ブログもご参考にして下さい。

/archive/2013/06/-mayjune-2013.html

追伸:次回は、2016年11月10日、10時から聖路加国際大学二号館にて開催されます。