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ヒトツバタゴ開花〔みゆき通り〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年4月20日 12:00

みゆき通り街路樹ヒトツバタゴ開花し始めています

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4月17日の時点では、みゆき通り昭和通りに近い方だけが満開に近く、中央通りをはさんだ両側は、まだまったくと言っていいほど咲いていません。

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結構、開花期に個体差があるようです

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ヒトツバタゴは、モクセイ科ヒトツバタゴ属落葉高木です

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通常、5月円錐花序を出し、白い小花を咲かせます

細く4つに深く裂けた花びらが特徴です

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満開時には、全体にが降り積もったように見えて美しいです

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ちなみに、「ナンジャモンジャノキ」は、ヒトツバタゴの別名です

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限られた地域に自生しているからか知る人が少なく、自生地以外の場所に植栽されたものを見ても誰も木の名前がわからず「何の木じゃ」と言っていたものが転じて、「ナンジャモンジャ」になったとか

それ以外にも諸説あってはっきりしてないようです

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ナンジャモンジャノキハナミズキが咲き始めると、一気にから初夏に向けての気分が高まってきますね

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浜離宮庭園 牡丹、ハクウンボク、藤の花 20180418

[銀造] 2018年4月20日 09:00

 浜離宮庭園の春、中央区の花であるつつじも、久留米ツツジ、オオムラサキツツジが咲いていますが、この季節を一句読めば「浜離宮 牡丹白雲 藤の花」となりましょうか?

何と言っても大輪の牡丹、

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 高木に清楚な白い花をつけたハクウンボクは、花木園の休憩所の近くに咲いています。

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 中島の茶屋へのお伝い橋の「小の字島」では、棚から見事な藤の花が出迎えてくれます。

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 牡丹園と休憩所の間にあるお土産物売り場では、此処しか販売していない、和のスイーツ、「桜まんじゅう」、「将軍 瓦せんべい」、「濱御殿饅頭」、「将軍おかき」などが、

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 そして、浜離宮庭園の「浜離宮オリジナル手ぬぐい」、缶バッジなどの記念品が販売されています。来園の記念にどうぞ。

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 大手門からの入り口付近には、アヤメも咲いていました。 春のお花を、浜離宮庭園でお楽しみ下さい。

 

 

地図から消えてしまった800年以上の歴史ある熊谷稲荷神社が3月2日に銀座7丁目花椿通りにお帰りになりました!

[桜やよい] 2018年4月19日 14:00

平成30年3月2日に「熊谷稲荷神社」が銀座7丁目ビルの建て替えが終わって、約2年半ぶりにご神体が鉄砲洲稲荷神社から遷座されました。元の場所から約10m離れた花椿通り沿いにホテルミュッセ銀座店1Fに新たに建立されたために、どなたでもお参りできるようになりました。この花椿通りは、歴史小説作家の池波正太郎さんが頻繁に通ったと言われています。「鬼平犯科帳」の作品にもこの辺りの三十間掘が出ています。

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創業50年の中華の老舗「羽衣 銀座本店」の並びでもある。800年以上も地元の方々に愛されて、手厚く祀られているのは、開運と防火に霊験あらかたなお稲荷様だと思われます。1184年一ノ谷源平合戦後、熊谷次郎直実が鎌倉から郷里の埼玉県熊谷市に凱旋の折り、この地に護符の神札を授けたという由来のある神社です。鎮座地 中央区銀座7丁目12番9号-御祭神は「宇賀乃御魂神(うがのみたまのみこと)お稲荷様と「八幡大神」の2柱の神様を祀っています。大祭日 毎年旧2月2の午日ー800年以上の由緒ある神社です。雨がかからないように建っていたために、綺麗に保存されています。

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熊谷直実は、平安末期(1141年)から鎌倉前期(1207)の人で歌舞伎でもお馴染みの源 頼朝の家臣であり、一ノ谷の戦い「平家物語ー敦盛最後」の段で一騎打ちの相手として有名です。その人ゆかりの神社として地元の人が800年以上もの間、手厚く守ってきた神社でした。             神社の天上 

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地元の江戸消防記念会、第一区の頭が昭和63年に奉納した「千社額」が飾ってあります。この中に「竹本」の名前があります。銀座の町火消しの「も組頭竹本金太郎」は熊谷稲荷神社の傍に住家があり、第2次世界大戦の東京大空襲の際、も組頭の妻が戦火が迫る中、熊谷稲荷のご神体を抱えて逃げようとした所、急に重みを感じて動くことができなかったそうです。その時、熊谷稲荷が焼けなかったという実話があり、「防火」に霊験あらたかということがなるほどと頷けます。

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右側の狐像「阿形」子供を抱え、左側の狐像「吽形」宝珠を抱えているー鳥居の両脇に立っています。この像は結構歴史を感じさせます。赤い前垂れは「熊谷稲荷神社」の隣にお住まいだった方が手縫いで作ったお品だと伺いました。本当に地元の方が大切にお守りしていたことがよくわかりますね。

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明治時代の地図に「熊谷稲荷神社」がありました。①木挽町6丁目東豊玉河岸地の位置が最初にあった場所だと思われます。1950昭和25年に町民の発起より、破損した社殿を改築した姿が下の写真です。1988昭和63年から②の場所に遷座されたそうです。ここで銀座の町が大きく生まれ変わっていく様が「熊谷稲荷神社」にも影響してきました。江戸時代からずっとあった①の場所から②に遷座なさったため、ビルの中や奥まった場所にあったので参拝できなくなり地図から「熊谷稲荷神社」が消えてしまった一因にもなったことです。③タック銀座ビルの中では、①に近い路上側に遷座されたのでお参りができるようになりましたが、2009年平成21年12月号「散歩の達人銀座ぶらぶら」には1979昭和54年にあった熊谷稲荷神社が地図から消えてしまっていたと記載されているので、知る人があまりいなくなってしまったようです。非常に残念でしたね。

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斎主様から伺った話の中でホテルミュッセ銀座店を建てる時に三十間堀後の堀が深く、2m50cm掘った下にさらに10m近くの土手が表れ、沢山の石が出てきたそうです。徳川家康が江戸を開く際に西国大名に工事を命じ、1612慶長17年に三十間堀を掘らせ、1828文政11年に十九間に狭められた経緯があります。近くにお住まいの方は家を解体するときに人骨が出てきたという話をされていました。そういう意味でも「熊谷稲荷神社」がこの土地を守ってくださっている存在が大きいことがわかります。

  

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銀座八丁神社巡りー東京中央区観光ガイドマップに記載されています。

a幸稲荷神社ー銀座一丁目(並木通り)

b銀座稲荷神社ー※普段は非公開となっています。

c朝日稲荷神社ー大広朝日ビル

d銀座出世地蔵尊(区民文化財)ー三越銀座9階

e宝童稲荷神社ー天賞堂脇の路地裏

fあづま稲荷神社ーあづま通り・三原小路

g霞護稲荷神社ーGinza six

h成功稲荷神社ー※普段は非公開となっています。

j豊岩稲荷神社ー銀座すずらん通りから路地を入る。

k歌舞伎稲荷大明神ー歌舞伎座正面右側

江戸の川柳に「江戸の華、家事と稲荷と犬の糞」と読まれているように銀座には数多くの稲荷神社が残っています。流石、商業の盛んな地域柄ですね。

   

お知らせ「熊谷稲荷神社祭典」平成30年6月6日

14時      鉄砲洲稲荷神社 中川文隆宮司 祈祷

14時15分    黒田月水 琵琶演奏  「平 敦盛」一部分

14時30分    真言宗 吉祥山延命寺 伝燈大阿闍梨 口羽秀典住職 施餓鬼供養

15時00分開場  場所:ホテルミュッセ銀座店2F「ベル・マルシェ」

15時30分開演  黒田月水 琵琶ライブ「平 敦盛」「平家物語」

        ケーキ・コーヒー付ーチケット 3,000円程度 

※ 中川文隆宮司     熊谷稲荷神社は鉄砲洲神社の祭祀範囲でもあります。中川宮司様から土に付いているお稲荷様は格が高く熊谷直実ゆかりの鎌倉前期から縁起されている神社なので、これからも沢山の人に参拝していただくことが望ましいということも教えていただきました。

 黒田月水        琵琶奏者  高知県出身 土佐琵琶 創始者
薩摩琵琶大家 中谷襄水に師事。全国一水会琵琶楽コンクール優勝・NHK邦楽オーデション合格後、NHKFMラジオ「邦楽のひととき」に27年間出演ー繊細な琵琶の音色と豊かな声量・表現力には定評があり、古典はもとより各分野とのコラボレーション・邦楽器・ジャズやお芝居・声を形で観る特殊な共感覚を生かし、「ボイスリーディング」を行い、プロ・アマ問わず声の指導をし、声観師など幅広く活躍中。

※ 口羽秀典住職ー出雲橋・出雲町があった土地柄でもあるので、斎主様が島根県(出雲)からお越しいただいているということでした。 1949年島根県生まれ 真言の二大修行「虚空蔵求聞持法」「焼八千枚護行」高野山奥の院極寒冬断食・熊野山伏奥掛け・全国霊山登拝・滝行修行する傍ら、師の「食えなくても、日本のために拝め」の言葉を胸に、全国(原住民族アイヌ・東北3.11の被災地など)だけでなく、アメリカ(広島・長崎に原爆投下されたウランを強制発掘・製造させられて被爆したインディアン居留地・真珠湾攻撃を受けたハワイ)にも施餓鬼供養を精力的に行っていらっしゃいます。      

東京中央区・銀座の地を守ってくださっている熊谷稲荷神社に、皆様も参拝と祭典にご参加くださいませ。

銀座八丁神社巡りー東京中央区観光ガイドマップに記載の中に是非「熊谷稲荷神社」を加えていただければと願っております。

(熊谷稲荷神社斎主様・鉄砲洲稲荷神社宮司様の了解を得て記載しております)

 

 

2018 一都三県 蔵元との交流会 きき酒会

[サム] 2018年4月17日 12:00

DSC02334ELS'.jpgDSC02337'RSG.jpg 4月14日、銀座フェニックスプラザ(銀座3)2Fフェニックスホールに、東京国税局管内の一都三県(東京都、神奈川県、千葉県、山梨県)の日本酒、焼酎、地ビールメーカーが集い、「一都三県 蔵元との交流会(きき酒会)」が開催されました。第1部:13:00~15:00 第2部:16:00~18:00

一都三県には、江戸・明治の時代より伝統を継承し、酒造りを営んでいる酒蔵が数多くありますが、本イベントは、その銘柄の数々を飲み比べ出来ると共に、"造り" のこだわり等、蔵元と直接会話を楽しめるのも大きな魅力です。

入口の右手から、壁際に沿い順に千葉、山梨、東京、神奈川の各日本酒ブースが、中央には、焼酎、地ビール、お燗のブースが設営されています。日本酒の魅力を国内外に伝えるアンバサダー役のミス日本酒も着物姿で登場し、イベントに華を添えています。

 

 

日本1号店のオリーブオイル専門店

[まぴ★] 2018年4月15日 14:00

銀座の桜通りと西銀座通りの交差点にあるル・ノーブル
という食器のお店を前回紹介しましたが、
その並び(桜通り)に新しいお店を発見しました。

 

OLIVIERS&COという名前で
オリーブオイルのお店のようです。
思わずふらふらと入ってしまいました(笑)

 

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今年の1月にオープンしたばかりで
日本第一号店だそうです。
パリに本店があり、プロヴァンスに工場と併設店があるそうです。

 

昨年南仏でタプナードという
オリーブペーストを買ってきたのですが、
それも売っていました。

 

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オリーブオイルも色々ありました。
可愛い缶に入っているものもありプレゼントにもよさそう。

 

私が気になったのはパスタソース。
パプリカとヤギのチーズのものを試食させてもらい
美味しかったので買ってみました。

 

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それでパスタも作りましたが、
パンにそのままつけても美味しいし
ソーセージにつけても美味しく、ワインがすすみます!

 

簡単に南仏料理が作れそうで楽しみです♪

 
OLIVIERS&COのホームページ

 

 

 

時計塔前の写真撮影―和光

[滅紫] 2018年4月15日 09:00

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やってきました。あの和光の時計塔前です。初夏を思わす青空で絶好の撮影日和。今日、「東京は今年初の夏日、桜も満開」と発表されました。「夏日と桜満開」が重なるのは20年ぶりとのことです。

「銀座のシンボル」として知らぬ人のない和光の時計塔ですが、ご存知の通り時計塔は「通常は立ち入り禁止」で和光の社員の方も「入社と退社の2回」しか基本的には入れない場所だとか。唯一のチャンスは2010年9月に始まった「*ブライダルフェア中に対象品を15万円以上購入された方への特典」としての「時計塔前での記念撮影」だけ。個人的には全く機会に恵まれそうになく、一生ご縁がないものと思っていましたが、何と今回特典を得た友人が声をかけてくれました。こんなにその日を楽しみにしたのはいつ以来でしょうか。係の方にご案内いただき、直通エレベーターで7階へ。階段を上がりドアの先はもう屋上。目の前にはあの時計塔が。・・・余りの近さにもう興奮。夢中で写真を撮っているうちにチャイムが響きはじめました。係の方のご説明によると「ウエストミンスター式チャイムが正時の45秒前から響き始め、余韻のあとの一打が正時を知らせる」のだそうです。「11時!」すぐそばで聞くと大変な迫力です。昭和29年(1954)の6月10日、時の記念日からとのこと。ではここで時計塔のスペックをご紹介しましょう。

(これクイズにすると面白いですヨ)

地上からの時計塔までの高さ    39.39m

屋上までの高さ          30.30m

時計塔の高さ           9.09m

避雷針の高さ           8m

文字盤の大きさ  直径      2.4m

針の長さ     長針      1.17m

         短針      0.75m (和光HPより)

時計の動力部分は昭和41年(1966)からセイコー・クオーツのムーブメントに替わり、平成16年(2004)からGPS電波時刻修正方式を導入しているそうです。(セイコー HPより)

時計塔の四方の文字盤はほぼ正確に「東西南北」を指していて、南北のものにSEIKOの文字が入っています。今日は南側をのぞいて3方向からの写真を撮ることができました。屋上から銀座の街を見下ろすと「ここが四丁目、銀座の中心」だということが実感できます。三越の屋上に桜が咲いているのが見えました。(銀座のお花見です。)

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ご存知のようにこの時計塔は昭和7年(1932)竣工の2代目です。設計は渡辺仁によるネオ・ルネッサンス様式、渡辺仁は横浜のホテルニューグランド(旧館)や第一生命館などを設計した当時の有名な建築家です。初代の時計塔は明治27年(1894)完成で建築家は伊藤為吉、舞台美術家の伊藤熹朔、演出家の千田是也の父上で、特許を70も取得して「和製レオナルド・ダヴィンチ」と言われていました。

2代目の時計塔が完成してから昨年の2017年で85年。平成21年(2009)には経産省から「近代化産業遺産」に認定されています。これからもずっと銀座のシンボルとして歴史を刻み続けて行くことでしょう。もう一度行きたい! 娘を結婚させねば。・・・・

和光 銀座4丁目5-11  TEL3562-2111

営業時間:10:30~19:00

*今年の4月1日(日)より通年エンゲージリングまたはマリッジリングをペアでご購入された方への特典となりました。