銀造

高島屋本館屋上 笠森稲荷大明神

高島屋本館の屋上に笠森稲荷大明神のお社が祀られているのを知りました。

 

そして、笠森稲荷と言えば、江戸時代、谷中にあった神社の境内もしくは門前にあった水茶屋鍵屋の看板娘「笠森おせん」のことで有名だと年配者から教えて貰い知っていました。

 今回、日本橋高島屋さんで笠森稲荷の説明書きを拝見したのでご報告します。

 

高島屋本館屋上 笠森稲荷大明神について

高島屋本館屋上 笠森稲荷大明神について 高島屋本館屋上 笠森稲荷大明神

高島屋本館屋上にある説明は次の通りです。

「1954(昭和29)年に日本橋高島屋は建築家村野藤吾氏の設計により増築を実施。 その際、増築予定地にあった「笠森稲荷」を、屋上に移設したといわれています。 笠森稲荷は、摂津国島上郡(現在の大阪府高槻市)にある笠森稲荷神社の分社として日本橋地域で愛されていました。 笠森稲荷の銘板は、高島屋社長を務めた飯田新一の書です。 2019(平成31)年3月の改装時に、祠全体を新築しましたが、釘隠しや扉の金物などの一部は屋上移設当時のものをそのまま再利用しています。」