いのちゃん

【中央区の味】 ひと皿のぜいたく、伝統洋食 「銀座カリー」

今日は日本全国どこにいても味わうことができる"中央区の味"をレポートします。

 

実食するのはこちら。レトルトカレーの大定番、銀座カリー

京橋エドグランに本社を置く株式会社 明治のロングセラーです。

 【中央区の味】 ひと皿のぜいたく、伝統洋食 「銀座カリー」

昭和初期のモダンな銀座の世界をイメージした銀座カリーは、レトルトパウチの銀座いろは歌留多で往時の銀座にまつわるトリヴィアを楽しめるようになっています。

今回出た絵札は「お」。「おそい時間にカフェーあり」と書いてありました。ふむふむ。

 【中央区の味】 ひと皿のぜいたく、伝統洋食 「銀座カリー」

さっそく準備に入ります。

器に開ければ手軽にレンジアップすることもできますが、ここはひとつ、鍋を登場させて画面(えづら)を盛り上げます。気分はYouTuber。

 【中央区の味】 ひと皿のぜいたく、伝統洋食 「銀座カリー」

「3分間待つのだぞ」と言わずにはいられない自分を抑えつつ、実際には5分間じっと我慢の子であった。※銀座カリーの標準あたため時間は5分です。

 

5分たちました。それではいただきましょう。

おおぉ、豊かな香り立ち。これにはぐぐっと引き寄せられます。

 【中央区の味】 ひと皿のぜいたく、伝統洋食 「銀座カリー」

ご覧ください。つやつやです。

炊きたてのご飯によくからむ、芳醇でなめらかなルウこそが銀座カリーの基本です。銀座に花開いた洋食文化がこの一皿に凝縮されています。

 【中央区の味】 ひと皿のぜいたく、伝統洋食 「銀座カリー」

きれいな艶してるだろ、レトルトなんだぜ。

まずは一口。あら、おいしい。深くて、旨い。これが「一晩かけて炊き出した本格ブイヨンで、牛肉と香味野菜をもう一度さっと煮出した」という"特製二段仕込みブイヨン"なのでしょうか。これぞ洋食、という味です。

 【中央区の味】 ひと皿のぜいたく、伝統洋食 「銀座カリー」

まろやかで玉ねぎの甘みがあり、それでいてスパイスもしっかり効いています。適度な辛さがなくては大人のカレー欲は満たされません。そのあたりのバランスのよさは中辛ならでは。さすがは長年愛されてきた味、きっとどなたのお口にも合うことと思います。

 

銀座カリーは1994年発売。四半世紀にわたり、食卓に古き良き銀座の華やぎを伝えてきました。今年は25周年を記念したビイフも2倍」「ソースも特製という特別限定品も登場。こちらも食べ逃せません。この"ワンランク上の銀座カリー"は1年間の期間限定販売です。みなさんもぜひお試しください。