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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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河東節開曲300年記念「助六由縁江戸桜」―三月大歌舞伎―歌舞伎座

[滅紫] 2017年3月10日 18:00

「助六」は歌舞伎十八番の中でもよく上演され歌舞伎に余りなじみのない方にも知られている演目の一つですが、今回は成田屋が「助六」を上演する時だけ演奏する河東節が始まって300年を記念しての上演です。「助六」は人気狂言なので成田屋以外の役者さんも演じますが、其の時は外題が「助六曲輪初花桜」「助六曲輪菊」等となり河東節ではなく長唄や清元と替わるのは皆様ご存じのことと思います。「助六」と河東節の組み合わせがいつから始まったのか、今月の筋書きに古井戸秀夫さんが執筆されているので引用しますと「二代目團十郎の「助六」の初演は正徳3年(1713)。再演は3年後でその時から江戸節の浄瑠璃による「助六の出端」がつくことになる。語ったのは元祖河東。詞章はほぼそのまま現在まで語り継がれている」とのこと。元祖河東の生家は岡山藩御用達の日本橋の魚問屋で天満屋。築地本願寺に墓碑があり「酒と遊芸に遊んで豪家を破産させた」とあるそうです。(見に行かなくては)新潮日本人名辞典にも「江戸半太夫の門下で出藍の誉れ高く享保元年独立」とありました。

 

さて、お芝居です。幕が開き口上を述べるのは1月襲名した三代目右團次、作品の由来の説明(助六の鉢巻、下駄、蛇の目は江戸時代は贔屓筋のご祝儀でしたが、今回の鉢巻も魚河岸からのものだそうです)のあと「河東節ご連中様お始め下さい」の挨拶と共に舞台正面の朱塗りの大籬の御簾の中から三味線が聞こえはじめ、客席の興奮が段々高まってくるのがわかります。助六の出で興奮は最高潮。揚巻は雀右衛門、意休は左團次、白酒売りは菊五郎さんです。通人役の亀三郎さんがご自身の5月の襲名公演のPRで笑いを取っています。

 

桟敷席に舞妓さん4人をみかけました。「?!」幕間に売店で声をかけてみました。「うちら京都の祇園からどす」と返されました。やはり海老様凄い人気ですね。同行者も「睨んでもらうと風邪が治る」と信じています。「今日は少し舞台から遠いので(凄い人気で今日は6列目)効き目が薄いかも・・」と憎たらしい。

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売店で見つけたのは「走井の鳩もなか」(250円)夜一幕目の「引窓」(「双蝶々曲輪日記」)の舞台が「翌日の放生会の供物の準備をしている」という設定なのでその放生会が行われる石清水八幡宮の鳥居前で営業している「走井餅本舗」の新作です。それにしても毎月よく探し出してくるものだと感心しています。

 

中に藤十郎さんと仁左衛門さん二人の「女五右衛門」。「絶景かな」の石川五右衛門を女にしたパロディですが、満開の桜の咲き誇る南禅寺山門の舞台の美しさ。大物二人の贅沢な組み合わせとあって目を奪われる一幕です。

 

三月大歌舞伎は27日千穐楽 チケットのお問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489

10時から18時まで

 

 

さようなら、ソニービル(It's a Sony展)

[みど] 2017年3月10日 14:00

ご存知の方も多いかと思いますが、銀座ソニービルが50年の歴史 に幕を閉じ、2017年4月1日からビルの解体が始まります。 銀座で待ち合わせの時に、ソニービル前にされた経験者もおられる かと思います。ソニーの新商品が出てきたら、ビルに行って色々 と試してみたりしたものです。そういう意味でもこの建物には愛着 があり、寂しい気持ちになります。 跡地は公園やイベントスペースとして使える「銀座ソニーパーク」 になり、新ビルは2022年秋に完成するとのことです。 高さや階数などは今のところ、未定だそうです。

 

現在、ソニービルでは「It's a Sony展」の後半にあたるPart-2の 展示を行っています。Part-1では「歴史」をテーマにソニー創業 (1946年)以来の数々の商品を、当時の広告などとともに展示し ていましたが、Part-2ではでは「未来」をテーマに、ライブや トークショーなどのイベントを行っています。 1Fから4Fのフロアには人工芝を敷き詰め、「銀座ソニーパーク」 のコンセプトである『街に開かれた施設』 "都会の真ん中のパーク" を体感できる空間となっています。

 

とりわけ、印象的だったのは、4階から2階まで連なる約35メートル の"パークの木琴"です。4階から木の玉を転がすとその玉が木琴を 叩いて、ルイ・アームストロングの名曲「What a Wonderful World」 (この素晴らしき世界)を奏でています。 ソニービルに名残りのある方は、3月末まで開催の「It's a Sony展」 に足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

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ソニービル

http://www.sonybuilding.jp/

東京都中央区銀座5-3-1  TEL:03-3573-2371

 

 

「あの津波 もしもここ銀座にきていたら」ーソニービル広告幕

[滅紫] 2017年3月10日 09:00

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3.11が近づき災害の脅威についての特集が増えていますが、3月末で閉館する銀座ソニービルの壁面に大広告幕が現れました。お気づきになりましたか?「津波は最高16.7mもしも、ここに銀座の真ん中に来ていたらちょうどこの高さ。...この高さを知っているだけで取れる行動は変わる。あの日を忘れないで」というYAHOO! JAPANの広告です。地上から16.7mのところに赤い線が引かれています。タイムリーで凄くインパクトのある広告で、あちこちでスマホをかざしている人が眼につきます。ソニービルの壁面広告は新作映画や新商品などいつも話題となってきました。なくなるのは淋しいですが、次にどんな新しいシーンを見せてくれるのか楽しみでもあります。さようならソニービル。そして有難う。

 

 

「君の名は。」展〔松屋銀座〕

[ジミニー☆クリケット] 2017年3月10日 09:00

現在、松屋銀座8階イベントスクエアで、「新海誠監督作品「君の名は。」展」が開催されています

君の名は。」は、昨年に公開され大ヒットを記録しました

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本展の期間は、3月8日)から20日祝・月)までです。

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展示されている絵コンテ設定資料緻密さに感動しました

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劇中の授業シーンに登場する黒板写真撮影OK)が、会場に再現されていました

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関連グッズも多数販売されています

展覧会限定の新商品や、クリアファイルポストカード関連書籍DVDなどです

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松屋銀座のHPはこちら ⇒

http://www.matsuya.com/m_ginza/

 

 

隅田川テラスで桜が満開でした。

[kimitaku] 2017年3月 9日 18:00

三月休日の昼間 隅田川右岸を散歩。

どこからか小鳥のさえずりが聞こえてきます。

鳴き声のする場所は 隅田川テラス。永代橋のたもとです。

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満開の桜の花の蜜を吸いに小鳥がやってきていました。

小鳥はメジロ 写真に撮ろうとしますが、

活発に飛び回りスマホでは無理のようです。

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ソメイヨシノではないと思うのですが、毎年この時期に

他の桜よりも早く咲き誇り 春を呼び寄せているようにも見えました。

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◆ 隅田川 わたしの記憶めぐり <私編>

[隅田の花火] 2017年3月 9日 16:00

2月最後の土曜日、築地で朝ごはん。ちょっといい気になって食べすぎてしまった。

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今日は風もなく良い天気。

波除稲荷神社にお参りしたあと、満腹感解消のために少し歩いてみようかと、隅田川を渡って、月島の方へぶらぶらと歩いてみることにした。まずは近くの勝鬨橋へ。

 

 

程なくして勝鬨橋のたもとにたどり着いた。

ここにはかちどきの渡し碑や、橋の資料館もあったりして、訪れる観光客も多い。

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でも、午前中にこちら築地側から勝鬨橋の写真を撮ろうとすると、どうしても逆光になってしまう。なので勝鬨橋を渡って向こう側に行ってみる。

 

勝鬨橋は、かつてハの字のように開いていた跳開橋。真ん中部分は意外なほどグラグラと揺れる。

246mの橋を歩いて勝どき側に渡り、隅田川テラスに下りると、水辺に近寄ることができる。ここで写真を撮った。

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今日は風がほとんどなく水面が穏やか。隅田川は、空よりも青い青色を映す。

まだ船が運航していない朝方であれば、稀に見られることもある、凪の隅田川。とても癒されるひとときだ。

 

対岸の築地市場方面に目を移すと、東京タワーがまだ見られる。築地大橋と一緒に忘れずに写しておいた。

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晴海通りを左に曲がり、月島川を渡って、川に近い道に沿って歩く。すると隅田川テラスに通じている「わたし児童遊園」が現れる。隅田川際にある小さな公園で、かつて月島の渡しの渡船場があったところ。花壇の花も咲き、とても綺麗に手入れがされている。

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隅田川テラスは工事中で、残念ながら出られなかった。この公園に、隅田川河畔によくある案内板があったので、今日歩いたところを説明してみる。

赤い線が歩いたところ。ここ月島から川の上流の佃に立ち寄り、佃大橋で隅田川を渡り直して、新しくできた湊公園まで歩いてみた。

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築地から川を渡ってやって来た、こちら側の月島や勝どきの土地は、明治以降にできた埋立地。

町名は月島や勝どき、佃、豊海と分かれているが、それをひとくくりにして、ざっくりと「月島」と呼ぶこともあり、紛らわしい。

 

「月島」の島の形は、弧を描いた三日月のような形に見えるので、それが月島の名の由来かと思っていたが、そうではなかった。「月が綺麗に見えた場所だった」とか、「築かれた島なので築島(つきしま)」ということらしい。

 

 

川を眺めたいので、少し上流の「月島3丁目児童遊園」の階段を上った。ここからは、隅田川の開放的な景色を堪能できて、テラスに下りることもできる。

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対岸には、陽光があたる明石町の桜並木があり、春の気分を満喫することができたり、夕暮れ時の、空と水面の色彩の変化も見事なものだ。テラスの工事が終わる春がとても楽しみな場所である。

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(2015年春)

 

私がはじめてここのテラスに来たのは、3年半前の夏、月島にもんじゃ焼きを食べに来たあとの夜だった。

ビルの合間から見えた、青い東京タワーが何だか嬉しくて、何度もスマホで写真に撮ったのだが、全然上手く撮れず、悔しかった記憶がある。

 

この辺りの隅田川テラスからは、東京タワーやスカイツリーが見える。カメラを買ったあとは、夜の隅田川を撮りによく訪れるようになった。

 

 

隅田川の川面が凪になり始めるのは、夜。

水面が次第に光のオルゴールのように変わってくる。

 

 

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風の無い夜、船の運航も終わり、潮の満ち引きも止まると、水の気配が無くなってきて、川にしまわれたひとつひとつの記憶が、表に現れてきて混ざりあい、見たこともない表情を浮かべてくる。

 

 
月島は三日月の形をしているので、ここは川筋がカーブしているカーブの外側にあたり、まるで自分が川の真ん中にいるような感じで写真を撮ることができる。

 

夜でも光がたくさん溢れている、都会にしかない風景が、この隅田川にはある。

 

 

歴史ある勝鬨橋と築地市場の灯りが作り出した、ナイアガラのHANABIのような、光の波。

 

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凪の隅田川に突然現れた波が作り出した、夢のような隅田川の花火である。

 

 

 

ここは佃、佃島渡船の碑の裏にある階段の上。佃島のあたりの隅田川テラスは、もう歩けるようになっている。

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以前にご紹介したNHKの「3月のライオン」のアニメで、七月のお盆にひなちゃんが泣いてしまった名シーンはこの場所にあたる。

ストーリーはこのアニメで始めて知ったが、佃島の雰囲気にとても合っていて、ホンワカと心が温まる話だ。それと夜の隅田川を、アニメにしかできない芸当でとても綺麗に描いてくれたのが、正直嬉しかった。

 

佃島の古い街並みをビルの巨神たちが取り囲む、佃大橋からの風景。一番手前には佃煮屋の老舗が見える。

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アニメの3月のライオンで、この佃煮屋の辺りに出てくる和菓子屋「三日月堂」のモデルは、中央区人形町にある黄金芋で有名な「壽堂」だ。

水天宮前の交差点から人形町交差点方面への一つ目の交差点にあるが、この春に公開される、神木隆之介さん主演の実写版の映画「3月のライオン」のポスターも貼ってあった。

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巡礼をされる方は要チェック。ぜひ店の中の温かい雰囲気を感じてほしい。

 

 

佃大橋を渡った。橋のたもとにある桜の木は中央区では珍しい一本桜。遠方には中央大橋が見える。この橋は桜とあわせて撮るのがとても似合う。この桜の木の下には、佃島渡船の古い石碑があり、それもまた趣があってよい。

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(2015年春)

 

ゴールの「湊公園」に辿り着く。腹がへってきた。

今はまだテラスが工事中だが、このあたりの隅田川テラスを歩くと、ミスチルの「HANABI」が鼻歌となる。

ミスチルのHANABIのPV(Music Video)は、公園が整備される前のこの場所から、桜井和寿さんがベンチを立ち上がり、隅田川テラスを歩くところから始まる。

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その頃には目の前にコンクリートの堤防があり、隅田川と隔てられていた。最近、新しく親水公園として生まれ変わり、テラスに出られるだけでなく、素晴らしい景色も見られるようになった。

 

きちんとベンチも用意してくれている。このベンチは水辺を堪能できる特等席。これから対岸に咲く佃の桜を想像すると、とても楽しみな場所となりそうだ。

 

 

 
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