蔦屋
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NHK大河ドラマ「べらぼう」 鱗形屋はどこにあった?
NHK大河ドラマ「べらぼう」に出てくる日本橋の地本問屋、鱗形屋孫兵衛。ドラマでは片岡愛之助さんが演じています。鱗形屋は、店名を「鶴林(鱗)堂」と号し、万治年間(1658~1661)に出版事業を始めたといわれ、孫兵衛は三代目にあたります。江戸生まれの地本問屋の草分けで、安永4年(1775)、黄表紙の第一号といわれる恋川春町/作・画の『金々先生栄華夢』を刊行しています。また、鱗形屋が安永3年(1774)に刊行した吉原細見『細見嗚呼御江戸』では、「改取次」として蔦屋重三郎(蔦重)の名が記録上初めて登場します。蔦重の板元としての修業の第一歩は鱗形屋とともに始まったと考えられています。蔦重との縁の深かった鱗形屋ですが、店はどこにあったのでしょうか。
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リポート!5/10中央区民カレッジ入学式基調講演「江戸のメディア王 蔦屋重三郎」
神田祭の真っただ中の5月10日、自分の町会の御神輿をかつぐのをあきらめて、銀座ブロッサムで行われた、中央区民カレッジ入学式・基調講演「江戸のメディア王 蔦屋重三郎~「物語」に命を吹き込むということ」を聴きに行ってきました。 前半は、「べらぼう」の制作統括(チーフプロデューサー)の藤並英樹さんの講演。まずは、先日放送された「100カメ」をさらに詳しくしたような、ドラマ制作の裏側をまとめた動画を拝見。撮影、照明、音声、美術、、、各専門集団の技術とこだわりが素晴らしかったです。特に、衣擦れや足音、戸の開け閉めのような「所作音」をいろんな道具で作って、後から音入れしているというお話が印象的でした。印象的だけど自然な音、それが作られた音とは、我々視聴者はまったく気づけないと思いました。
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