中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

銀座のカレー2店 「カイバル」と「椿屋珈琲店」

[滅紫] 2012年8月 3日 08:30

8月に入りました。7日の立秋もすぐですが夏の暑さはこれからが本番。夏バテ防止のライバルの「鰻」は今年高騰中なので「2012年の夏を乗り切る」本命はやはりカレーです。


カレーは現在ラーメンと並んで完全な日本の「国民食」。日本におけるカレーの歴史はエスビー食品のHPによれば、「カレーの名称を最初に見出すことができるのは文明開化間もない明治5年(1872年)刊行の「西洋料理指南」「西洋料理通」です。元々インドに原型があったカレー料理は16世紀にイギリスが設けた東インド会社をを経て本国へ伝えられヨーロッパに伝統的なルータイプに生まれ変わった後、西洋料理のひとつとして日本にもたらされた」のだそうです。明治初期に日本に伝わって独自の発展をしたカレーは明治末頃に、じゃがいもや人参、たまねぎを入れる形に出来上がり、軍隊メニューにも採用されたとのこと。「カレー粉」は1950年(昭和25年)にエスビー食品さんが「赤缶カレー粉」を発売したのが嚆矢です。その後、昭和30年頃にカレールーが発売されすっかり日本の家庭料理の定番となりました。カレーの名店は数多あり、皆様のご贔屓も様々でしょうが、今日は私の独断と偏見でそのうち2店をご紹介します。


インドタンドール料理の「カイバル」は2006年のオープン。こちらのオススメは土日限定のランチ「カイバルスペシャルタリー」(本日のカレー3種、骨なしタンドーリ2種、シーカバブ、海老、ナン、バスマテイライス)1,600円

100_0041.JPG 100_0682.JPG
本日のカレーは海老、鶏のひき肉、オクラと長いもの3種です。焼きたてのナンはモチモチして本当に美味しいのですが、大きいので段々冷めてくるのが「難」です。最後まで焼きたてのままいただける方法はないものかといつも考えてしまいます。

バスマテイライスはいわゆる「長粒種」で粘り気を除いているのでカレーにはピッタリです。


椿屋珈琲店は銀座の花椿通りにあります。WEEKDAYのランチタイムの「ビーフカレーセット」(野菜サラダ、コーヒー付き)1,300円

100_0678.JPG 100_0680.JPG


他にランチはミックスサンド(1300円とホットサンド(1200円)があります。
ランチタイムの時間を過ぎると値段が変わりますのでご注意ください。
両店とも年中無休なのも嬉しいところです。


「漢字」が国語になったように、国民食になったカレーの歴史と新しいものを消化吸収してしまう先人たちの創意工夫に思いを馳せながら、カレーでこれからの暑い夏を乗り切りましょう。


カイバル:
中央区銀座1-14-6銀座一丁目ビル1F(有楽町線銀座一丁目駅10番出口)
TEL:5159-7610 月ー金11:15~15:00、17:00~23:00、土日祝12:00~22:00


椿屋珈琲店:
中央区銀座7-7-11菅原電気ビル2・3F
TEL3572-4949 10:00~翌朝4:30.土日祝10:00~23:00