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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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「万葉集ナナメよみ」講座〔奈良まほろば館〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年5月18日 16:00

5月15日)に、日本橋室町1丁目にある奈良県のアンテナショップ「奈良まほろば館」で行われた「万葉集ナナメよみ」の講座に参加しました

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私が参加したのは、第1部11:00から1時間半の講座でした

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これは、「マンガで楽しむ古典 万葉集」の制作に関わった4名の方をゲストに迎え、制作の裏話も交えながら、「万葉集」に関するあれこれを、トーク形式でわかりやすく紹介してくれるものでした

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4名の講師の方は、「マンガで楽しむ古典 万葉集」の監修をされた奈良県立万葉文化館の指導研究員、井上さやか氏、マンガを担当された瀧玲子氏、(株)童夢の白井光子氏関口柊子氏でした

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この書籍では、「万葉集」の歌を、「愛の歌」「四季と暮らしの歌」「日本全国ゆかりの歌」という3つのテーマに分けて、選りすぐりの名歌を150首以上収録しています

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1300年前)に作られた「万葉集」は、日本に現存する最古の歌集で、わかっていないことも多いのだそうですが、その「万葉集」をマンガにする際の苦労話等が、ご本人の方々から直接聞けて、少し「万葉集」を身近に感じることができました

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会場は2階でしたが、1階のコーナーでは、「『マンガで楽しむ古典 万葉集紹介パネル展~1300年の時を超えて心に響く珠玉の歌 『万葉集』は面白い~」が開催されていました

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定員70名とのことでしたが、会場は満席でした。

奈良まほろば館のHPはこちら ⇒

http://www.mahoroba-kan.jp/index.html

 

 

和雑貨・手づくり工房 日本橋ゆうま ~今だから言える『新参者』撮影秘話~

[rosemary sea] 2016年5月18日 14:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をモチーフに取材します、rosemary seaです。

今日は人形町甘酒通りの和雑貨・手づくり工房 日本橋ゆうまさんにお伺いしました。

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東野圭吾さんの小説「新参者」(テレビドラマ化され阿部寛さん主役で有名ですね)の最重要アイテムの独楽(こま)。この独楽を扱う民芸店「ほおづき屋」のモデルになったお店として知られています。店内でロケも行われたそうです。そのあたりを含め、本日はお店と一体の和雑貨等製造「株式会社祐馬工芸」小田社長にインタビューしました。店の前にいらっしゃるのが小田社長です。因みにお店は小田社長の奥さんが切り盛りしています。

「当店はオリジナルの布ものが主体です。うちの会社は江戸小紋・時代小紋にこだわっています。江戸小紋は言葉の遊び。昔のかたは質素倹約したときに、表は質素でも裏で遊んでいたと云われています。そのなかで、縁起の良い柄だけチョイスして図案化しています。会社の卸しは全国にしていますが、お店では会社の作ったオリジナルを展示販売しています。約30年前に独立し、お店は約25年前からここで営業しています。会社は東京都の経営革新の認証をいただいています。ちょうど2020年の東京オリンピックが決まり、エンブレムまで市松柄となりましたので、和雑貨の需要は高まるだろうと思い申請しました。江戸小紋とは何ぞや、と問い合わせが沸騰しています。ありがたいことです。」

yuma 005a.jpg⇒中央左は時代小紋柄メガネケース。おかめ・ひょっとこや『かまわぬ』(鎌・輪・ぬ)、市松模様が描かれています。

中央右は江戸小紋柄メガネケース。縁起の良い柄が市松模様に割り付けされている。ポピュラーな桜・梅に、三角形のうろこ柄は魔よけ、ひょうたんは無病息災、とんぼは勝ち運を呼ぶ、とのこと。

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↑ 時代小紋の巾着。おかめ・ひょっとこ、『かまわぬ』、市松模様等が入っています。

yuma 013c.jpg⇒ 酒袋(さかぶくろ)のバッグ。布のバッグ。酸化した酒袋を再現した色・形状となっています。

「『新参者』の撮影ロケですか?実を言いますと、ドラマの設定上うちの独楽(下の写真)はうまく回らないといけない。紐と独楽の相性が良いとされるためです。テストのときは阿部寛さんは独楽をうまく回せませんでした。そこで店の前で30分ほど延々とひとりで回す練習をされていました。本番は一発OK。それもカメラが固定された位置にぴたっと!・・・回せなかったときのために裏に隠れていた私たちは感激しました。周りも拍手喝さいです。阿部さんて凄いんだな、役者さんて・・・と思いました。」

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「撮影に使われた小道具の『安産と幸せを呼ぶお手犬』(上の写真)はそのときはまだ存在しませんでした。小説では犬のストラップでしたが、『絵にならない』とのことで招き猫の犬バージョン、つまり、猫を犬にして手を上げたものを急きょ制作さんとうちの奥さん(下の右上の写真に阿部さんと写っています)で相談して作りました。ひとりの職人で作っていますので、1日で6個しか作れません。それでも4カ月間で1万個ほど売れました。今も売れ続けています。(と、おっしゃられたちょうどその時、手許のラストワンが売れました)ドラマに育ててもらった商品です。ありがたいです。」

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「『麒麟の翼』の映画撮影のときは本当は中井貴一さんの持ち物として時代小紋のメガネケース(上の右下の写真)が使われました。実は原作は柄がこれではなかったのです。『相棒』の鑑識の米沢守(六角精児さん)が時代小紋の柄の財布を出すシーンに既に使われていたもの(上の左下の写真)と同じ柄なので、監督さんが原作と変えました。」

「東野さんには感謝しています。名乗らず来店して、実際にICレコーダーを使ってうちの奥さんに聞き取りをしたそうです。奥さんは話をしたことは憶えているようですが、顔とかは思い出せないようです。・・・放映中に東野さんのお姉さん2人が訪ねてきて、お礼を言って行かれました。・・・1冊の本がこれほど町興しになるとは思いませんでした。そのあとの『麒麟の翼』まで凄いひとがいっぱい来ました。この店の前に開店前から行列ができたのです。」・・・

 

・・・最近、台湾でも『新参者』が放送されたとのこと。取材中にも台湾からの女性2人の旅行者が来店していました。yuma 014b.jpg

← 人気のポーチ。招き猫柄。

 

私自身、東野圭吾さんのファンです。ほぼ全ての作品を読みました。その上で少々補足をさせてください。

ゆうまさんの独楽と紐は『新参者』の中では最重要アイテムですが、こちらで作られた独楽の紐自体が「凶器」ではありません。ご存知ないかた、お忘れになったかたは是非原作でチェックを!第8章、『民芸品屋の客』です。

日本橋人形町2-32-5

03-3808-1780

営業時間  10:30~18:30  不定休

人形町通りから甘酒横丁に入り明治座に向かったちょうど中ごろの右側にお店はあります。

 

 

ナティー•ウタリット展〔メグミオギタギャラリー〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年5月18日 12:00

銀座2丁目、銀座大塚ビル地下1階にあるメグミオギタギャラリー銀座で、ナティー・ウタリットの個展「Optimism is Ridiculous」が開催されています

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同氏にとって日本で初めての個展だそうです

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ナティー•ウタリットという名前は、私も今まで知らなかったのですが、現在、バンコクで制作活動を続けている、タイを代表するアーティストだそうです

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今回の個展では、をモチーフにした静物画5点展示されています

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西洋画の伝統的な静物画のようでもあり、そこに作者の死生観のようなものが盛り込まれているようで、落ち着いた色遣いの作品に見入ってしまいました

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開催期間は、5月10日)から6月4日)までです。

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開催時間は、11時から19時まで、祭日はお休みです。

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メグミオギタギャラリー銀座のHPはこちら ⇒

http://www.megumiogita.com/

芸術芸術芸術

 

 

浅草寺の「小舟町」の大提灯の由来

[銀造] 2016年5月18日 09:00

 先日、外国の観光客を案内し、三社祭に行ってきました。
ところで、浅草寺には小舟町と大書した大きな提灯が架けられていますね。
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浅草寺の門にかけられている「小舟町」の大提灯の由来について、説明のパネルを見つけました浅草寺小舟町の提燈IMG_1670 (400x300).jpg
それには、次のように書かれていました。(原文の通り)
 
 東京の観光名所の一つ、浅草寺、雷門をくぐり、仲見世を抜けると、わが町「小舟町」と書かれた趣のある立派な大提灯が掛けられています。
 関東大震災まで、日本橋は江戸の魚河岸であり、界隈は「江戸湊」として大繁盛を誇っていました。
諸国の産物が集まる荷揚場であり、集散地であって、その地続きである小舟町には産物を扱う商人が店を構え、財をなしていました。この商人らが、約340年前、当時の小舟町の繁栄と信徒の心意気を示し、浅草寺に小舟町の町名を大書きした大提灯を奉納したのが始まりで、当時の小舟町の繁栄を今に伝えるものの一つになっています。
 現在かけられているものは、平成15年10月5日、江戸開府400年を機に、約15年ぶりに新調奉納されたものです。
 以上
 

 

「初お目見え」の寺嶋和史くんー團菊祭―五月歌舞伎座

[滅紫] 2016年5月17日 14:00

昼夜8演目の恒例「團菊祭」が始まっている歌舞伎座ですが、今月の話題は何といっても菊之助さんの長男、寺嶋和史くんの「初お目見え」です。夜の部「勢獅子音羽花籠」で豪華幹部勢ぞろいの中、和史くんが菊之助さんに抱かれて登場すると大拍手。舞台正面ではまだ落ち着かずもじもじ、またこれが可愛いと大拍手。一本締めの頃にはご機嫌も直り一緒に拍手し、退場時には手を振ってニコニコ顔に。何といってもまだ2歳半。両祖父が吉右衛門さん、菊五郎さんという歌舞伎界のサラブレッドの初お目見えを舞台も客席も祝福した一幕。

圧倒的にきれいなのは「男女道成寺」。海老蔵さんと菊之助さんの組み合わせは美しいことこの上なし。夜の部は他に「三人吉三」「時今也桔梗旗揚」、昼の部は「十六夜清心」「寺子屋」「鵺退治」「楼門五三桐」。菊之助さん5演目登場の大活躍。若手大活躍の團菊祭です。

千穐楽は26日。お問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489(10時~18時)

 

 

伊勢志摩サミット間近〔三重テラス〕

[ジミニー☆クリケット] 2016年5月17日 12:00

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5月26日27日三重県伊勢志摩首脳会議伊勢志摩サミット)が開かれますが、日本橋室町2丁目にある三重県アンテナショップ三重テラス」では、これに先立って「Pearl CAFE」が開催されていました

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5月14日15日2日間でした

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会場では、三重県が誇る美しい真珠ジュエリーの展示や、伝統工芸に触れるワークショップが行われました

試飲会も行われていました

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三重テラスのHPはこちら ⇒

http://www.mieterrace.jp/