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聖路加通りのキンシバイとビヨウヤナギ

[ジミニー☆クリケット] 2017年6月 8日 12:00

今年も、明石町聖路加通り沿い、聖路加国際大学聖路加国際病院側の植え込みに、キンシバイビヨウヤナギ黄色の花を咲かせています

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同じ時期同じ黄色の花を咲かせるキンシバイビヨウヤナギが、ここに一緒に植えられていることについては、一昨年6月のブログで紹介しました(そのブログはこのブログの末尾に添付)

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パッと見、同じ花のように見えるのですが、近づいてよく見ると、これが全然違うという、ちょっとした発見気分を味わえます

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キンシバイオトギリソウ科の仲間で、ビヨウヤナギも同じ仲間です

5弁の丸みをおびた花の形がに似ていること、そして雄しべが たくさんあって、まるで金糸の束のようなので、"金糸梅"と呼ばれているそうです

約200年前に中国から渡来しました

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ビヨウヤナギ約300年前に中国から渡来した木で、枝先がやや垂れ下がる樹形で、葉がヤナギに似ているのでビヨウヤナギと呼ばれているそうです

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キンシバイとの見分け方は、ビヨウヤナギ雄しべは長く、花弁から飛び出しているのに対して、キンシバイ雄しべ花弁の中に納まっているところです

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ビヨウヤナギ未央柳)というのは日本でつけられた名前で、由来は、白楽天の詩「長恨歌」に由るそうです

玄宗皇帝が、未央宮殿楊貴妃に喩えて詠んだ一節があり、美しい花と柳に似た葉を持つ木を、この故事になぞらえて"未央柳"と呼ぶようになったとか。"美容柳"と表記されることもあります

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梅雨に入って、ジメジメとした時期が続きますが、一斉に黄色い花を咲かせるキンシバイビヨウヤナギは、周りの雰囲気を明るくしてくれます

2015年6月のキンシバイビヨウヤナギが花盛り〔聖路加通り〕はこちら ⇒

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