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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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GINZA SIX is unveiling  4月20日開業

[銀造] 2017年2月14日 14:00

GINZA6 is unveiling and showing its gorgeous figure. 

銀座シックスは、2月1日に竣工式が開催され、段々姿を現してきています。

 

建物の正面のデザインの様に、通称、"G SIX" と呼ばれるようになるのでしょうか?
銀座通り北西から見た姿は、角に窓が設えている様なデザインで、イタリアの街角の雰囲気です。 外壁は銀座らしく落ち着いた色の、メタリック・シルバー。

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この角には、FENDI が入るのでしょうか。

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次は、正面の入り口のロゴマーク。 G SIX がひときわ鮮やかです。

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 このビルに入る外国のブランドショップは、240店と言われています。

13階に入店するバンケット&レストランは、

①THE GRAND GINZA 、②つきじ鈴富、③L'homme du temps par a nu (ロム;デュ・タン パ ア ニュ))、④旬熟成 ginza grill 、⑤Grand Cru Café Ginza (グランクリュ カフェ ギンザ) などです。

能楽堂、屋上庭園 も設置されます。

開店日は、4月20日。 待ち遠しいですね。 

 

 

西郷どん(せごどん) ~ 千疋屋総本店 ~

[rosemary sea] 2017年2月14日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をインターフェイスとして取材します、 rosemary sea です。

 

DSC01900a.jpg今回またも本来の『ギフト』と離れますが、『微笑みのおすそ分け』というこれもある意味ギフト、と信念を抱いて書きます。

 

千疋屋総本店さんご紹介はロズマリとして4度目ですが、内容としてままだ紹介し切れていません。

 

株式会社 千疋屋総本店 営業本部 アシスタントマネージャーの山口さんにご協力いただきました。

営業本部が入っているのはお店の向かい側のビル。1階にはアンテナショップの三重テラス。(右の写真)

 

中央区観光協会発行の「中央区はじめて物語マップ」に掲載されているところでは、千疋屋さんは『日本で最初の果物専門店』。

 

三代目大島代次郎氏が国産果物の品質改良、外国産の果物、種の輸入にちからを注ぎ、果物専門店を創立。・・・このお話は1月の千疋屋さん1回目のご紹介で触れました。

歴史ある千疋屋さん、いろいろ逸話も豊富のようです。今回もひとつ。

ちょっと遠めからご説明します。しっかりついてきてください。

 

2018年のNHK大河ドラマ第57作は「西郷どん(せごどん)」。西郷隆盛さん、1990年の「翔ぶが如く」に続き2度目のクローズアップです。

原作:林真理子さん、脚本:中園ミホさん、主役は鈴木亮平さん。今発表されているのはこのくらいです。7月クランクイン予定とのこと。

これからどのような役者さんが脇を固めるのか、気になります。楽しみですね。

 

この西郷さん、中央区に詳しいかたはご存知と思います。

西郷さんは明治4年(1871年)に参議に就任し、上京しました。親父橋界隈には大名屋敷があり、旧酒井雅楽頭の中屋敷跡、ここに屋敷を構えました。

DSC01915b.jpg日本橋1-1-17、日本橋小学校の正面玄関左脇に説明板があります。(左の写真)

書生15人、下男7人、猟犬数頭。もちろん散歩も日本橋をうろうろ。

西郷さんは千疋屋さんをひいきにしており、二代目大島文蔵氏の奥さん、むらさんに絶大な信頼を寄せていました。

暑い夏の日、「おっかあ、でっかな西瓜持って来いよ」と大きな声が店頭に響くことも。

明治6年(1873年)、征韓論に敗れ、西郷さん、鹿児島へ帰ってしまいましたが、屋敷を引き払う際むらさんに「この屋敷、あげようか?」と、失意を隠すための精一杯の冗談とも本気ともつかない言い振り。

むらさんは「あまりにお屋敷が大きすぎて」辞退。実は広さは2633坪。

むらさんはこのやりとりに西郷さんの胸の内の空しさを垣間見た気がしたといいます。

 

DSC01901a.jpg千疋屋総本店 日本橋本店

日本橋室町2-1-2 日本橋三井タワー内

三井タワーの中央部は5つ星ホテルのマンダリンオリエンタル東京、左側は三井記念美術館、右側が千疋屋総本店日本橋本店となっています。(右の写真)

03-3241-0877(販売部)

03-3241-1630(フルーツパーラー / レストラン直通)

営業時間

1Fメインストア  10:00~19:00

1Fカフェディフェスタ 9:00~20:00(19:30)

2Fフルーツパーラー&レストラン 月~土 11:00~22:00(21:30)

日、祝日 11:00~21:00(20:30)

2FWINE&DININGデーメテール 

月~土 11:30~14:00 、 17:30~22:00(21:00)

日、祝日 11:30~14:00 、 17:30~21:00(20:00)

カッコ内はラストオーダーです。

フルーツ食べ放題開催日の2Fパーラー&レストランのラストオーダーは21:00です。

元日を除き無休

ただし、2月26日(日)はビル全体の電気系統点検日となりましてお休みです。

 

千疋屋総本店さんのホームページはこちら ⇒ http://www.sembikiya.co.jp/

 

 

住吉神社の紅梅白梅

[ジミニー☆クリケット] 2017年2月13日 14:00

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佃の鎮守住吉神社です

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この神社は、正保3年(1646年)に摂津国西成郡佃村(現在の大阪市西淀川区)の住吉神社分社したことに始まります

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住吉三神神功皇后徳川家康公の御霊が奉遷祭祀されています

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2月中旬、境内の紅梅白梅が咲いています

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境内には、五世川柳水谷緑亭句碑があります

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和らかで かたく持ちたし 人ごころ

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快晴でしたが、が強くて冷たかったです

それでも、を散策している人が何人もいました

 

 

佃島4稲荷社初午祭・地口行灯の風情

[サム] 2017年2月13日 12:00

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DSC03695RS'G.jpg 2月12日は初午。

旧佃島地区には稲荷神社が3個所4社鎮座しています。

一部(上町)には、住吉神社の境内社のひとつで、明治2年、大伝馬町1丁目より遷座したとされる「入船稲荷神社」。

二部(下町)には、佃島の開祖森孫右衛門一族が奉祀した屋敷神が発祥とされる「森稲荷神社」。

三部(東町)には、玉垣の刻銘に元漁師町の残影を残す「浪除稲荷神社・於(御)咲稲荷神社」。

稲荷神社の総本社、京都伏見稲荷大社の祭神が臨降したとされるのが、和銅4年(711年)2月初午の日。

豊作を祈る農村のお祭りが原型となり、稲荷信仰が結びついたのが「初午祭」とされます。

江戸時代、初午祭には、地口(駄洒落の意)の絵行灯が神社を飾り、賑わったとされますが、佃地区には、今でもその風情が残っています。

芝居などの台詞や成句などを捩(もじ)ったもので、飾られた行灯のひとつは「ゑんま舌の力もち(縁の下の力もち)」と読めます。

祭典の運営は佃住吉講の講員があたり、10:00から住吉神社平岡宮司が各稲荷神社を回り、修跋式が執り行なわれます。

神饌として油揚げの他、酒、海の幸、山の幸等々が供えられ、各々の神社名を染め抜いた奉納旗が並び、太鼓の音が響き、祭りムードを盛り上げています。

 

 

「獺祭」スイーツ―バレンタインに如何?

[滅紫] 2017年2月13日 08:00

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デパートもスーパーもバレンタインフェアたけなわの今日この頃ですが、先週までは確かコンビニには「恵方巻」の大きな宣伝ののぼりが・・・・忙しいですね。有名店のチョコレートも百花繚乱でどれも洒落たパッケージで美味しそうで目移りしてしまいます。何かちょっと違ったものはないでしょうか?思い出したのは昨年銀座店オープンをお知らせした「獺祭ストア」。確かあの時スイーツの中にチョコレートもあると伺った記憶が。早速お邪魔してみました。ありました!「獺祭二割三分」を使用したビタータイプとミルクタイプを組み合わせた3個入り(1296円)と5個入りの「獺祭チョコレート」。獺祭と一緒に召し上がるのも勿論ですが、他のワインやスパークリングにもぴったりの大人のチョコレートです。米ぬかで作ったバームクーヘン(2375円)もあります。獺祭ケーキ(1640円)もほのかなお酒の甘みで甘いものの苦手な方にも好評です。

一味違ったバレンタインギフトに如何でしょう?

 

獺祭ストア銀座  銀座5-10-2 GINZA MISS PARIS 1階

TEL 6274-6420

営業時間 11:00~20:00月~日・祝

 

 

江戸の伝統を今に伝える  ~ 漆器 黒江屋 ~

[rosemary sea] 2017年2月12日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をブラッシュアップして取材します、 rosemary sea です。

 

DSC01902a.jpg漆器の老舗、黒江屋さんは元禄2年(1689年)の創業です。

 

日本橋のたもとにのれんを掲げて300年、日本古来からの漆工芸の精緻を現在も守り続けています。

今回は入園・入学・就職シーズンを前に、それぞれのお祝い関係の品をここ、黒江屋さんの商品でご紹介させていただきます。

株式会社 黒江屋 取締役 支配人 田中さんにお話を伺いました。

 

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うめ お子様用汁椀・はし・スプーンセット

左が男の子用・溜内朱、右が女の子用・総朱です。

入園のお祝いに最適かと。椀は漆の手塗り、箸とスプーンも漆塗りです。

とても趣きのあるお品です。どちらも4,000円+税。

 

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蒔絵の入ったボールペン。各4,000円+税。

この価格帯のものが、お祝いですと出やすいそうです。

輪島塗のものですと2~4万円だそうです。

男性用ですと右から3番目の赤富士柄、女性用ですと左から2番目の桜柄がおすすめです。

 

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越前塗、富士山の描かれた飾皿。32,000円+税。

実用というよりこのように飾っていただくことが多いとか。

 

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こちらも越前塗の飾皿、絵柄は。32,000円+税。

とても華やかな一品です。贈られたら喜ばれますね。

富士山の飾皿とともに会社関係の昇進のお祝いに用いられることが多いそうです。

 

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屏風時計 中 赤富士、4,000円+税。

置時計もお祝いとして人気だそうです。値段もお手頃です。

赤富士の柄や桜の柄、いろいろな商品にこの絵柄があります。

 

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日本はし朱・黒ペアセット、木製 漆塗 2,400円+税。

こちらは定番商品です。

日本はし=日本橋になぞられた、黒江屋さんブランドの代表格です。

 

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店舗入り口左脇には有名な擬宝珠(ぎぼし)が展示されています。

ある経緯のもと、黒江屋さん蔵となった日本橋、あの橋としての日本橋の擬宝珠、橋のたもとにあったものです。

「万治元年戊戌年(1658年)9月吉日 日本橋御大工椎名兵庫」の刻印があります。

御大工の御とは幕府用達のことだそうです。

 

江戸東京博物館に江戸時代の日本橋の一部が復元されていますが、ここの擬宝珠はこの黒江屋さんのものを復刻されたもの。黒江屋さんのものが本物です。

黒江屋さんの歴史につきましては次回に詳しくご紹介させていただきます。

 

DSC01904a.jpg日本橋1-2-6 黒江屋国分ビル2階

03-3272-0948

営業時間  9:00~18:00

定休日   土・日・祝祭日

東京メトロ 日本橋駅 B9出口より徒歩1分

      三越前駅 B5出口より徒歩3分

日本橋からみて榮太樓總本鋪さんの手前隣り、2階です。

黒江屋さんのホームページはこちら ⇒ http://www.kuroeya.com/