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隅田川テラスで春のお散歩、フォトスポット攻略マップ。

[柴犬] 2018年3月 7日 09:00


東京都心部を流れる隅田川。この川沿いを、親水公園やテラスとして整備し始めて数年が経ちました。流域全ては完成していませんが、すでに地域の人や観光客、ランナーさん達の憩いの場として定着しています。東京湾岸から浅草方向までほぼノンストップで歩けるとってもオススメの散歩コースです。歩行者のみで車両(自転車含む)は入れませんので安全です。


公式HP 集まれ!隅田川


今回はこの隅田川テラスの中央区部分、両国橋から永代橋の手前までを、画像たっぷりで解説します。歩いてみたいけどよく知らないからめんどくさい...という方に是非!撮影にぴったりの場所や、穴場の桜鑑賞スポットもありますよ。


IMG_1877.jpgこのような感じで、スカイツリーや国技館などの観光地を眺めながら広ーいテラスを歩いてゆきます。


IMG_1885.jpg画像が見辛いかもしれませんが、今回ご紹介するのはこの流域です。


まず、入り口は両国橋から。


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一つ目の入り口です。反対側は、今まさに工事中。


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あと一ヶ月ほどで完成予定です。ちなみに、親水テラスを1㎡工事するのに、約33万円かかります。この場所の総工事費は、約116400千円!花壇に何が植えられるのか楽しみですね。


IMG_1874.jpg2分ほど歩くと、すぐに二つ目の出入り口があります。

ディズニーランドかと思うような階段。中々の撮影スポットです!ここを上がると「東日本橋一丁目歩道橋」。周囲には日本橋中学校があります。かつて矢ノ倉と呼ばれていた地域です。川沿いのテラスも素敵ですが、上に上がると、


IMG_1875.jpgこのように道路よりだいぶ高くなっていて、柳がたなびく趣ある散歩道となっています。ここを走っているランナーさんも多いです。


さて、テラスに戻って歩きます。


IMG_1876.jpgここもまた、中々の撮影スポットです。


2分ほど歩くと三つ目の出入り口が。


IMG_1878.jpgここも素敵ですね。上に上がると、様々なテレビ番組が撮影されていることで有名な「浜町スタジオ」があります。

また、この場所は「東京水辺ライン」の発着場にもなっています。


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水路を利用して都内を移動したい方、船の観光を楽しみたい方は是非!



テラスの壁側には、江戸時代のこの辺りの景色が描かれた浮世絵のパネルがたくさんはめ込んであり、気分を盛り上げてくれます。


IMG_1881.jpgまた、水辺にもギリギリまで寄れる箇所があり、楽しいです。


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2分ほど歩くと、4つ目の出入り口が現れます。


IMG_1883.jpg今までよりことさら大きいこの出入り口はどこに繋がるかというと...


IMG_1884.jpg一部の方には「ポケモンの巣」でお馴染み、「中央区総合スポーツセンター」です。都営地下鉄浜町駅もすぐそばです。そこそこ広い公園ですので、お祭りやイベントも度々行われており、早朝や夕方にはたくさんの可愛らしいお犬様たちがお散歩なさってます。動物好きな方には眼福な場所です。

テラスに戻ります。


IMG_1887.jpg穏やかな早春の隅田川です。見えているのは新大橋です。大正12年に起きた関東大震災で、この橋の上に避難した多くの人が救われたため、「人助け橋」とも呼ばれました。現在の橋は昭和51年に架けられたものです。区民有形文化財指定。


そこから3分ほど歩くと、五つ目の出入り口があります。


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ここを上がると直接新大橋に繋がっているので便利です。


このあたりに、なんとドッグランがあります!


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IMG_1890.jpg十分走れるドッグランです。その名も「わんわん広場」。利用は、平日は午前7時から午後8時30分、土日祝日は午後3時30分までです。利用料はもちろん無料、飲食や喫煙、犬の訓練やブラッシングは禁止です。


ここからすぐに、六つ目の出入り口があります。


IMG_1892.jpgここを上がると箱崎で、アパホテルなどビジネスホテルがあります。かつては中洲と呼ばれていました。ここは夜になると暗くて人通りもなくなるので、一人で出歩くのはあまりおすすめしません。明るいうちは楽しいです!


ここから3分ほどで、7つ目の出入り口があります。


IMG_1893.jpgここは日本橋消防署浜町出張所に直結している階段なので、時々、訓練している消防士さんが見られます。


IMG_1894.jpgかっこいいですね。

さて、スタート地点の両国橋から大分歩いてきました。ついに、隅田川が誇る美女・清洲橋が見えてきました!


IMG_1895.jpg3分ほどで、八つ目の出入り口があります。


IMG_1896.jpgここを上がると清洲橋、イオンなどがあります。


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清洲橋は国の重要文化財指定を受けています。関東大震災後の昭和3年に、復興事業として新しく架け替えられました。ドイツのライン川に架かる吊り橋を元にデザインされたのですが、元となったライン川の橋はなくなってしまったそうで、ここにあの橋がある!と、ドイツの方が見にこられたりしています。



清洲橋を対岸に渡ると、今やイーストトウキョウの代名詞となったおしゃれエリア、清澄白河です。

今、隅田川の中央区側をずっと歩いているわけですが、対岸は江東区。平賀源内や松尾芭蕉ゆかりの地です。こちらもとっても楽しくて美味しいところ。


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隅田川テラスには椅子もたくさん置いてあるので、疲れた時や荷物整理をしたい時にもに安心です。清洲橋付近にはテーブル付きのお休み処もあるので、お弁当を食べるにもいいかもしれません。


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IMG_1901.jpgポイントは、水面から最大限離れていることです!水面のすぐ近くに椅子やテーブルがセッティングしてある親水公園は結構多いのですが、酔う恐れが高いです...。



5分ほど歩くと、九つ目の出入り口。


IMG_1902.jpgダイワハウスリバーゲートです!近くには水天宮などがあります。

建物が大きなゲートにようになっていて、街側を歩く人も川辺の景色を楽しめるように、風が通るように設計されています。さすがダイワハウス。



そして、すぐ近くには10個目の出入り口。


IMG_1903.jpg箱崎IBMです。

ご覧の通り、この辺りは桜がたくさんに植えてあり、春になるととても美しいです!いわゆる観光地ではなくビジネス街のため、あまり知られていないようで、穴場のお花見スポットです。橋がライトアップされるので、夜桜を見るには絶好のロケーションです。



ほどなく11個目の出入り口があり、隅田川テラスは一旦終了です。


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日本橋川を隔てて向こう岸は新川エリア。永代橋とリバーシティ21が見えています。

豊海橋を渡ったあちら側にも隅田川テラスは続いています。地続きで行けるのは永代橋の手前までです。


長らくお付き合いいただきましたが、両国橋からここまでで、スタスタ歩いたら30分もかかりません。ちょうど良いお散歩コースかと思います。テラスの途中にもこのような


IMG_1897.jpg地図があちこちにありますので、どこから街側に上がるか、あるいは水路を行くのかも迷わずに済むかと思います。



暖かくなると、隅田川テラスではたくさんのお花が咲きいてとっても華やかになります。間も無く工事が完了する隅田川テラス、どうぞ、お花見がてらお散歩しにきてください。浅草・墨堤まで隅田川を歩くのも楽しいですよ!一時間ほどです。

 

 

スクラッチタイルって 猫の爪で引っ掻いた? 

[朱房の十手] 2018年3月 6日 18:00

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引っ搔き傷のつけられたタイルのことを指します。

    猫の爪とは関係ありません。

 

 流行り出したのは、帝国ホテル本館が完成してからです。タイルの欠点は製造工程で数パーセントが、焼きむらが出てしまい製品化出来ないことです。

 

ところが写真のタイル(スクラッチタイル)はむらが出てるからこそ、かえって陰影が素敵です。経済的な理由でも関東大震災以後、広く使用されたものと思います。

 

 中央区役所傍の鈴木ビル、銀座豊岩稲荷の前にある第一菅原ビルなどに見ることができます。じっくりと眺めて見ると趣き深いです。

 

 

 

資生堂ギャラリー Moving Plants写真展 開催中 3月25日まで

[銀造] 2018年3月 6日 16:00

 資生堂ギャラリーは、銀座通りの資生堂パーラーの地下にあります。

現在、Moving Plants 渡辺耕一展が3月25日まで開催中です。

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 頂いた説明書には、渡辺耕一さんがイタドリ属の植物と出会った経緯、そして、イタドリが旅した足跡を辿る旅に出たこと、訪れた国はイギリス、オランダ、米国、デンマークなど。

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 そして、シーボルトがオランダ政府の委嘱を受け、日本国長崎の出島のオランダ商館付医師に着任したこと、シーボルトは生きた日本の植物を大量にヨーロッパに運んだ最初の人物であることなどが紹介されています。 是非、お出かけになって、説明書  を頂いて下さい。

 私は、東洋文庫87、平凡社が出版したシーボルト著、斎藤 信訳、「江戸参府紀行」を読んでいるので、この写真展には大変興味を覚えました。

シーボルトが江戸に来て日本橋の長崎屋に逗留して、蘭学、西洋医学を教えてくれたこと、土生玄石の将軍下賜の紋付贈呈持ち出し、伊能図持ち出しのシーボルト事件、日本のサクラソウ(学名:Primula sieboldii )、などが、ヨーロッパに紹介するときに学名を登録したことは、世界に学名を登録すること等知らなかった、鎖国下の当時の日本人にとって、築地にある「指紋研究発祥の地碑」に説明がある様に、ヘンリー・フォールズが、「指紋は個人認識に利用できる」ことをネーチャー誌に発表したことと併せて、考えさせられることがあります。

 

 

2018 寒緋桜開花

[サム] 2018年3月 6日 14:00

DSC02009ELS''.jpgサクラ(寒緋桜)RSG.jpg 晴海トリトンスクエア 朝潮運河沿いの「さくらの散歩道」に植栽されている「カンヒザクラ(寒緋桜)」が開花。

別名「ヒカンザクラ(緋寒桜)」。

台湾、中国南部原産の暖地性の桜とされ、花弁・萼筒・萼片が鮮やかな緋色で、釣鐘状の花を俯き加減に小枝いっぱいに付け、独特の佇まいです。

その名の通り、まだ寒さの残る浅春に咲き始める、緋桃か紅梅のような花色は、人目を引きます。

散り際も、花弁がひらひらと散らず、儚げなソメイヨシノとは一味違う情感です。

桃の節句が過ぎ、まだまだ寒暖が繰り返す季節ながら、陽射しに着実に温もりを感じます。

 

 

箱崎川、浜町川&龍閑川を歩く!

[株式会社 彦晴] 2018年3月 6日 12:00

今回は、今は埋め立てられてしまった箱崎川、浜町川&龍閑川を歩いてみようという企画です。

コースとしては、隅田川の箱崎ポンプ所をスタートして箱崎川、浜町川&龍閑川を通って

外堀通りの龍閑橋を目指します。

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まず、左の写真は清洲橋から見た箱崎ポンプ所です。隅田川と箱崎川支流の

合流地点からのスタートとなります。その先の箱崎川支流の跡地には

首都高速道路株式会社東京東局があります。

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そして、東京シティエアーターミナルを過ぎると右手に有馬小学校が見えてきます。

ここから浜町緑道へと入っていきます。ここが箱崎川と浜町川の合流地点となり、

浜町川のスタートとなります。

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浜町緑道は新大橋通を渡って続きます。

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浜町緑道ではかわいらしい花が迎えてくれます。

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そして、甘酒横丁との交差点では弁慶も私たちを歓迎してくれています。

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左の写真は日本橋消防署人形町出張所となります。

そして久松警察署前の交差点を過ぎると浜町緑道も終わりとなります。

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久松町区民館を過ぎると戦後すぐに建てられた連鎖式の店舗が今でも残っています。

東京都は戦後のがれきの処理対策として昭和23年に龍閑川を昭和25年に浜町川を

埋め立てています。

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そして鞍掛橋を過ぎると竹森神社が見えてきます。

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そして中央区側から入ると龍閑児童遊園で千代田区側から入ると龍閑児童公園のこの地点で

浜町川と龍閑川は合流していました。真中の写真は直角に交差する龍閑川をあらわしている

と思われる。

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そしてここを左折します。こんな細い路地が中央区と千代田区の境界線となっていました。

隣にあるもっと交通量の多い道路でもと思いますが、昭和22年までは龍閑川があったから

なんですね。

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真中の写真は福田稲荷神社です。創建711年と非常に古い神社です。

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昭和通りを越えると龍閑川の埋め立て記念碑がありました。

真中の写真は両社稲荷神社です。

そして今川橋跡の記念碑です。

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店の看板が道路中央まで出てきています。大型車は通行できないでしょう。

そしてJRの高架下を抜けていきます。

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龍閑橋の親柱(日本最初の鉄筋コンクリート橋)が残されていました。

真中の写真は日本橋川と龍閑川の合流地点ゴールとなります。

東京にはいくつもの〇〇橋という地名が残っていますが、実際には川も橋も

ありませんが、今でも地名となって私たちに歴史を伝えてくれているのだなと感じた

今回の街歩きでした。

 

 

 

「キタキツネ」写真展〔メグミオギタギャラリー〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年3月 6日 12:00

銀座2丁目、 銀座大塚ビルの地下1階にあるメグミオギタギャラリーで、井上浩輝氏写真展キタキツネ」が開催されています

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井上氏は、北海道を拠点とし、キタキツネなど北国を悠々と生きる動物のいる美しい風景を追い求めて撮影を続けていらっしゃる写真家です

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は、2016年に、日本人として初めて「National Geographic Travel Photographer of the Yearコンテストネイチャー部門1位を受賞され、2017年には「情熱大陸(毎日放送)」に出演された、日本を代表する写真家の一人として、今後の世界的な活躍が益々期待されている方です

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期間は、3月2日)から3月17日)までです。

時間は、11時から19時までで、休廊日は、祝日です。

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ギャラリーには、キタキツネポートレートキタキツネの棲む自然の風景写真が展示されています

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展示方法がちょっと変わっていて、大きいサイズ(1200×1800mm)と、大きくないサイズ(484×694mm)、2つのサイズ同じ作品が展示されています

同じ作品から受ける印象が、サイズが違うだけで全く違うという体験をしました

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躍動感あふれるキタキツネの「」の作品と、彼らが棲む自然の「」の作品が、会場に不思議なリズム感を生み出していました

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なお、ソニーイメージングギャラリー銀座(銀座5-8-1 銀座プレイス6階)でも、3月2日から3月15日までの期間、井上氏の写真展「ふゆのきつね」(こちらもキツネです)が同時開催されており、さらに富士フイルムから壁掛けと卓上にも置ける特別仕様の作品が同時に発表され、富士フォトギャラリー銀座(銀座1-2-4 サクセス銀座ファーストビル4階)に展示されているとのことで、銀座3つの会場で、の世界を堪能できるという貴重な期間となっています

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今回も、ギャラリー内での写真撮影については、ご了解をいただき、作品の展示方法等につき、丁寧なご説明をいただきました

ありがとうございます

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メグミオギタギャラリーのHPはこちら ⇒

http://www.megumiogita.com/