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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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【遠足シリーズ第4弾】銀座の柳二世がとりもつ縁

[Hanes] 2018年9月29日 14:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
今回は、「【遠足シリーズ第3弾】銀座のルーツをたどって...」に引き続き、
静岡と中央区(特に銀座)の関係に焦点を当ててみたいと思います!

9月のある雨の日、駿府城公園で偶然見かけたこちらの柳ですが、
案内板をよく見てみると...銀座の柳二世とあります!

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気になったので詳細を読んでみると、前回紹介した銀座の話に加えこんなことが書かれていました。

「明治十七年、銀座の街路樹は柳に統一されたが、大正十二年の関東大震災や昭和二十年の東京大空襲の被害に遭いながらも市民の保存への熱意が実り、立派な並木がよみがえった。しかしながら、高度成長期の昭和四十二年(一九六七年)頃より、銀座の柳が姿を消した。これに心を痛めた地元の有志が保存運動に心血を注ぎ、挿木で苗木を殖し、銀座はもとより全国へ寄贈されている。本市も銀座のとりもつ縁により駿府城趾の一隅に銀座の柳二世を植え、後世に伝えるものである。」

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つまり、銀座の柳二世は全国の色々な場所に植えられているのですね
肝心の銀座では、銀座ナインの近くに2本の銀座の柳二世が植えられてます。

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そして、片方の柳の隣には「銀座柳の碑」があり、
『銀座柳の歌』(作詞:西條八十、作曲:中山晋平)の歌詞と譜面が刻まれています

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♪) 植えてうれしい 銀座の柳
  江戸の名残の うすみどり
  吹けよ春風 紅傘日傘
  今日もくるくる 人通り
 
  巴里のマロニエ 銀座の柳
  西と東の 恋の宿
  誰を待つやら あの子の肩を
  撫でてやさしい 糸柳
 
  恋はくれない 柳は緑
  染める都の 春模様
  銀座うれしや 柳が招く
  まねく昭和の 人通り
 
この歌は先日詳細が解禁になった中央区観光検定でも出題されることがあります!
せっかくなのでこの機会に1番だけでも覚えてみてくださいね
銀座の柳二世がとりもつ縁を見つけた際には、またブログで紹介します

 

 

【遠足シリーズ第3弾】銀座のルーツをたどって...

[Hanes] 2018年9月27日 18:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
今回は5月ぶりの遠足シリーズで、銀座と関係の深い静岡を取り上げます。

...とは言え、銀座と静岡の関係はすぐに思い浮かばないと思います。
しかし、静岡を駿府と言い換えてみるとどうでしょう?
急にとピンとくる方もいらっしゃるのではないでしょうか

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(2018年9月、静岡駅北口にて撮影)

上の写真のパネルにある通り、徳川家康がこの関係のカギとなっています
そしてなんと、彼は人生の約3分の1を駿府で過ごしています。
・8歳~19歳:今川の人質としての幼少期
(このシーンは、前回の大河ドラマ「おんな城主直虎」でも見ることができました。)
・45歳~49歳:五カ国時代/関東移封まで
・66歳~75歳:開府後の江戸から戻った大御所時代

それらを念頭に置き、静岡市の街中を実際に歩いてみると、
葵紋のついた碑が目に飛び込んできます
こちらが「駿府銀座発祥の地」を示す碑です。

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碑の側面には、(家康によって)1612年に銀座が駿府から江戸に移されたこと、
今日の東京銀座のルーツは静岡にあることが刻まれています。
このことは、中央区観光検定公式テキスト「歩いてわかる中央区ものしり百科」
にも掲載されています。(最新版は、2018年10月15日(月)発売予定)

実際に銀座のルーツとなる場所に来て、駿府城の城下町の雰囲気を五感で味わうと
思っていた以上に感慨深いものがありました。

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一方今日の銀座には、ブランド店に負けず存在感を放った
「銀座発祥の地」という碑があります(場所:Tiffany & Co.の前)

この碑には、以下のように刻まれています。
慶長十七年(紀元二二七二年 西暦一六一二年)徳川幕府此の地に銀座役所を設置す
当時町名を新両替町と称せしも通称を銀座町と呼称せられ明治二年遂に銀座を町名とする事に公示さる」

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駿府から移ってきた当時は、銀座ではなく「新両替町」と呼ばれていたことも
中央区好きとしてはおさえておきたいポイントです!

今回の遠足を通して、銀座の由来には江戸時代の名残があり、
そのルーツは家康がカギとなる静岡にあったと再確認することができました。
遠足シリーズ第4弾でもそんな静岡に焦点を当て、中央区との関係をご紹介します

【参考資料】
大御所四百年祭記念 家康公を学ぶ:https://www.visit-shizuoka.com/t/oogosho400/index.htm
TOKYO GINZA OFFICIAL:http://www.ginza.jp/

【過去の遠足シリーズ】
【遠足シリーズ第1弾】木像と和菓子に学ぶ赤穂義士
【遠足シリーズ第2弾】京橋にあった!日本初の街頭公衆電話

 

 

【日本橋馬喰町】 イーストトーキョー散策中のひと休み 「Bridge コーヒーアンドアイスクリーム」

[いのちゃん] 2018年9月13日 18:00

 

今日ご紹介するお店は今ふたたび注目を集めている馬喰町エリア散策の際に立ち寄れる

カフェ Bridge コーヒーアンドアイスクリーム です。

 

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靖国通りと江戸通りが交差する浅草橋の交差点に建つイーグルビル

 

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濃藍(こいあい)なのか黒にも見える深い青い色をしたタイルに輝く鷲のマークと

レトロなロゴタイプが絶妙にかっこいいこのビルは、戦前から残る洋風建築としても

ファンが多いようです。

 

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Bridgeイーグルビルの1階にあります。

高い天井と大きな窓が創り出す開放感。とても居心地がよさそうです。

 

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さっそくドリップコーヒーをオーダーしました。

 

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店員さんに好みを伝えると、フルーティーなコロンビア産をおすすめしてくれました。

 

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デバイスはV60。シンプルなキッチンにセラミックホワイトがよく合います。

"私のための一杯"を丁寧に淹れてもらえることも、こうしたカフェの愉しみのひとつ。

「おいしくな~れ」と言っているのが聞こえてきそうですね。

 

Bridgeは店名にある通り、アイスクリームがおいしいカフェ。

この日は一番人気のピスタチオをいただきました。

 

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コロンビア産コーヒーは、ナッティーなピスタチオアイスとの相性もばっちり。

店員さん、ありがとう。

 

アイスクリーム以外にもおいしそうなものがたくさん。

できることなら全種類制覇したい!

 

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店内はどこを切り取ってもさり気なくおしゃれ。コーヒーを待つ間の番号札まで

かわいかったです。

 

ほかではちょっと見ないような、選び抜かれたであろうインテリアの数々も

さることながら、ほどよいセルフサービス加減もまたヨーロッパのカフェを

思わせます。

  

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けれどもここは馬喰町。はたして本当にあの昔ながらの問屋街なのだろうか――。

気持ちのよい錯覚に陥りながら、のんびりとした時間を過ごしてきました。

 

近年、この界隈は訪日外国人向けのホステルが増え、街ゆく人々の顔ぶれも実に

国際色豊かになっています。

 

当ブログ内の過去記事はこちら(執筆者:柴犬氏)

  『都心におけるローカル旅の活動拠点。問屋街・馬喰町の面白ホステル!』

 

東東京(East Tokyo)で生まれ育った自分にとって、この変化には少なからず

驚きもありました。時代の移り変わりを感じながら、進化を遂げつつあるこの

地域をまた散策してみたいと思います。

 

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Bridge COFFEE & ICECREAM

ブリッジ コーヒーアンドアイスクリーム

中央区日本橋馬喰町1-13-9 イーグルビル1F

03-3527-3399

馬喰町駅・馬喰横山駅・東日本橋駅

9:00 ~ 19:00

休業日はFacebookでご確認ください。https://ja-jp.facebook.com/Bridge.coffee/

 

 

 

【参加報告】 サマーフェスティバル2018 in 浜町公園

[いのちゃん] 2018年9月 4日 18:00

8月19日(日)、浜町公園で開催された「サマーフェスティバル2018」に行ってきました。

 

この日は本来の夏らしいからりとしたよいお天気で、おいしいものを食べたり、

人気のキャラクターに会ったりと、童心にかえってとても楽しい一日だったので、

夏休みの絵日記がわりにブログに残しておきたいと思います。

 

まず最初に訪れたのは、

中央区観光検定をPRするブース「中央区観光検定 チャレンジクイズ!」(以下、検定ブース)。

担当する特派員仲間にご挨拶。

ミニクイズにチャレンジしようと、ひっきりなしにお客さんがやってきます。大盛況です。

 

自分は余裕で全問正解して当たり前(つ、強がりではない)の特派員のため、

連れが挑戦することに。

むむ、ヒントを与えることなく全問正解されてしまった。私の立場がないではないか。

賞品の中央区グッズをいろいろいただいてご機嫌。ありがとうございました。

 

屋台村を一周。ホテルメイドのタンシチューに長い行列ができていました。

なるほどおいしそうです。

 

この合間に検定ブースの隣の焼かれたての焼きそばを無意識のうちに完食し

写真を撮り忘れていたことは絶対に秘密です。

 

われわれは別の行列に並びました。荒汐部屋ちゃんこです。

現役の力士が所属する相撲部屋が提供するちゃんこ

それは正真正銘モノホンのちゃんこ

 

並んでいる最中、あまりの行列のためか、ちゃんこ待ちの人数を中央区観光協会

某M浦氏が数えに来られました。

"時そば"をさせてはなるまいと、つい挨拶をしそびれてしまいました。

 

ただいま仕込み中。わくわく。

 

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わっさー。

 

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はい、できあがり。

 

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んまい! 行列も納得の一杯。

 

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続いて全日本綱引フェスティバル(綱フェス)を見学。

 

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真剣な表情のあとに笑みがこぼれる荒汐部屋のみなさん。

 

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熱戦が繰り広げられるなか、綱フェスにはこんな和やかな場面もあるんですね。

 

 

野外ステージでは中央区観光検定のクイズ大会が始まりました。

先ほどの特派員仲間が壇上にあがり、中央区観光検定公式テキストである

『歩いてわかる 中央区ものしり百科』を紹介しています。しかと伝わりましたぞ。

 

さあ、いよいよお待ちかねの豪華賞品がもらえるクイズの時間です。

ええ、全問わかりますとも。特派員だもの。※情報漏洩はしておりません(笑)。

微力ながら少しでも場が盛り上がればと掛け声や拍手を送り、区民であろう

ちびっ子たちが威勢よく手を挙げるのをほほ笑ましく見守りました。

 

クイズの解説を担当するのも特派員の仕事です。

思わず「へぇ~」と言ってしまうような面白くてためになる解説でした。

見習わなければいけないなあ。

特派員のお二方、おつかれさまでした!

 

 

そのほか、会場では吉本興業芸人さんバルーンアートを披露してくれるなど、

来場客を楽しませるコンテンツが一日中目白押し。

 

はっ! ピ、ピカチュウさん。実際にお目にかかるのは初めて。

 

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本番前にもかかわらず、愛くるしくポージングをキメてくれる大サービスで

その場に居合わせたいい大人たちを全員笑顔に変えて去ってゆかれました。

 

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さすがはポケットモンスター。このあとの"10匹大行進"も頑張ってね。

 

 

大満足で人形町方面へと戻る途中にディープな会館、東京味噌会館発見。

シリーズを展開する五月雨ジョージ氏に敬意を表してアップしておきます。

 

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所在地は明かしませんので、みなさんも探してみてくださいね。

 

 

と、このようなご報告となりましたが、検定ブースまでお越しになれなかった方にも

中央区観光検定特派員活動にご興味を持っていただけたら幸いです。

 

 

 

 

友好都市・東根市の大ケヤキ

[wienerhorn] 2018年9月 4日 09:00

山形県東根市は、平成376日に中央区と友好都市になりました。東根市が生産量日本一を誇るさくらんぼの木を中央区に贈呈したことから交流の縁が芽生えたのだそうです。
この東根市に、国指定特別天然記念物の大ケヤキがあります。樹齢1500年以上、地上1.2mの幹周は16m、直径5m、樹高28mという巨木です。東根市立東根小学校の敷地内にあります。
東京から山形新幹線で1本、温泉とグルメの旅はいかがでしょうか?

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