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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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「ゆめ講座」の募集〔中央区立社会教育会館〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年4月18日 12:00

自分たちで講座をプロデュースできる

そんな楽しい企画が、中央区立社会教育会館で行われています

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ゆめ講座」は、区民企画し、提案して実現する講座で、区民同士教え合い学び合う講座です

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説明会は、以下の日程で行われます

残念ながら、もう説明会の終わった会館もありますが、説明会はどの会館で受けてもOKです

築地社会教育会館4月15日午後2時から約1時間程度

月島社会教育会館4月18日午後6時から約1時間程度

日本橋社会教育会館4月20日午後3時から約1時間程度

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内容は、応募要領の説明応募書類の配布などです

参加費無料です

予約必要ありません

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この機会に、自分たちがやりたかった講座を、自分たちで企画して実現してみてはいかがでしょうか

なお、会館内での写真撮影に関しては、ご了解をいただきました

中央区立社会教育会館の、「ゆめ講座」ご案内のHPはこちら ⇒

http://chuo-shakyo.shopro.co.jp/news/2018-04-15/post_3843.php

 

 

中央区のマンホール

[yaz] 2018年4月17日 18:00

アートなマンホールが足元に!!

 街を歩いていると道路でいろいろのマンホールを目にします。街のシンボルや名所などが描かれたデザイン性の高いものも発見します。マンホール蓋をカードにしたコレクター魂をくすぐるマンホールカードいう一品もあります。残念ながら中央区章の入ったマンホールカードはありませんが、東京都の下水道局の施設を見学すれば、以下のような東京23区のマンホールカードが無料で貰えます。

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因みにこのカードは「蔵前水の館」(台東区蔵前2-1-8 北部下水道事務所 TEL: 03-3241-0944)の施設見学者に無償配布されます。見学は予約が必要で、1週間以上前に予約してください。

上下水道・電話・電気・消防署などいろいろのマンホールがあるので、散歩のお供は「マンホール蓋」と思って下を向いて歩いたらいかがでしょうか?

1. マンホール蓋

マンホールの素材は現在「FC」(鋳鉄)とFCD(FCDには、ダクタイルとか球状黒鉛鋳鉄と呼ばれるものが添加されています)の2種類があります。敷地内マンホールの14トン以下のものはFC200という材料が使用され、敷地内用マンホール20トン用ではFCD500が使用される場合が多いようです。また道路用のグラウンドマンホールでは蓋はFCD700,枠はFCD600が使用されています。

鋳鉄または球状黒鉛鋳鉄製マンホール蓋以前には、蓋はコンクリート・型枠はFCというものもありました。数は少ないですが、未だ見られます。

2. 東京都章付きマンホール

日本橋・銀座・築地周辺を歩いてみましたが、90%以上が東京都章付きで、デザインは桜がベースの下水道向けマンホールでした。東京都の花「ソメイヨシノ」、木「イチョウ」、鳥「ユリカモメ」がデザインされています。ソメイヨシノは中央に大きく、花弁の間にイチョウの葉、それらを囲むように13羽のユリカモメが描かれています。

消防自動車がデザインされた消火栓用のマンホール(都章付き)とか、信号制御機構が入った交差点傍の東京都交通局のマンホールなども見られます。

マンホール_東京都下水.png マンホール_東京都交通局.png マンホール_消防署.png

3. 中央区の木と花を飾るマンホール蓋:

中央区制40周年を記念し、昭和62年(1987年)に区の木と区の花として「やなぎ」と「つつじ」が制定されました。これを記念して中央区内に設置された彩色豊かなマンホール蓋がひときわ目立ちます。このマンホールは減少傾向にあり、銀座4丁目和光裏・5丁目鳩居堂裏に2~3年ほど前にあったと言われていましたが、先日見た限りではこのマンホールは撤去されていました。日本銀行付近(日本橋本石町2-1-1)でこのマンホール蓋を見つけましたので紹介します。つつじに柳が絡んでいます。貴重です。「灯」の文字がありますので、街灯の電線が配置されているマンホールです。

マンホール_つつじ_やなぎ.png  マンホール_日本銀行.png 

歩道の写真は、神田方面を見ており左側は日本銀行です。

色鮮やかではありませんが、中央区章のついたマンホール(人孔)を福徳神社(日本橋室町)傍で見つけました。

マンホール(1)_中央区章.png マンホール(3)_中央区章.png

桜は散りましたが、マンホールは消えません。楽しんでください。

 

 

ぶよお堂 〜江戸切絵図で巡る日本橋アンテナショップ・スタンプラリー〜

[東京ダンボ] 2018年4月16日 18:00

 ぶよお堂は日本橋髙島屋東側の桜通りよりさらに一つ東側の八重洲北口通りに面するぶよおビル地下2階にある地図専門店で、地図の宝島』と銘打っています。

 

 

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 明治30年(1897年)に創業した株式会社武揚堂の出版・書店販売部門を継承し、平成19年(2007年)に設立された会社です。武揚堂は戦前は陸軍の図書を扱っていたそうですが、戦後より国土地理院発行の地形図の元売として全国の販売店様へ取次業務を行っていました。

 

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 また、自社出版物として道路地図、地図に関する書籍や地図カレンダー、 江戸時代の地図制作者伊能忠敬が作成した『伊能図』などを刊行したり、地図の専門店として他店では入手が難しい火山土地条件図や都市圏活断層図等の主題図、海外地図、住宅地図、古地図類などの販売のほか、地図グッズの販売、パネルや額装の加工サービスをしています。

 

 東京だんぼは昭和10年の中央区の地図を購入しました。地形図を3Dで表現した地図や江戸古地図をプリントしたマグカップもあり、欲しくなるものがたっぷりあります。

 

 そんなぶよお堂さんが、4月9日(月)〜4月28日(土)の間、日本橋地区の7つのアンテナショップと高島屋、三越、榮太棲、ROJIにお声かけしてスタンプラリーを開催しています。

 

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 日本橋を挟んで中央通り沿いの山口、滋賀、富山、奈良、島根、三重、福島の7つのアンテナショップを回ると、榮太棲ROJIさんから疲れを回復できるちょっとしたお菓子をもらえ、ぶよお堂ではくじ引きの抽選ができますよ。

 

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 切絵図と今の地図を見比べながら中央通りをちょっと散歩してくじ引きにもチャレンジできる楽しいイベントです。まだまだ景品は残っていますので、是非みなさん参加して見てください。

 

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 今回お話を伺ったぶよお堂岡崎部長は、今後も出版文化とりわけ地図の文化を一時たりとも停滞させることなく、その歴史的価値や新しい役割、位置づけを追及するべく全社員取り組んでまいりますとのことで、紙ベースの地図にこだわりを持っていきたいとお話をされています。

 

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音韻 にほんばしの「ン」

[あすなろ] 2018年4月16日 12:00

「日本橋」をローマ字表記する場合、

日本がNihonであるならば、「Nihonbashi」になる

のでしょう。それでも、ローマ字表記が掲示場所に

よって違いますね。例えば、歩道の案内看板では、

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一方、駅名表示は

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ローマ字の表記では、撥音「ン」は n で表しますが、

b、m、pの前の撥音は m にする書式があります。

日本橋の場合、次に「バ」が続くので、m になります。

バ行は両唇音で、唇を閉じた形で発音するので、

その直前の「ン」は m になる考え方です。

Nihombashi

実際の発音に沿った表記で、英語圏の人には読みやすい

らしいです。日本語では撥音をとくに区別しませんから、

この書きわけは不自然なのかもしれません。

誰のために表示をしているのかを考え、

選ばなければなりませんね。

 

 

「宇宙から中央区を観てみよう」展〔中央区立環境情報センター〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年4月14日 12:00

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現在、京橋3丁目にある東京スクエアガーデン6階京橋環境ステーション内の中央区立環境情報センター展示スペースで、「宇宙から中央区を観てみよう」と題する展示が行われています

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開催期間は、4月1日)から5月30日)までです。

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時間は、9時から21時までですから、会社帰りに立ち寄ることも全然OKです

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これは、宇宙航空研究開発機構JAXA)の協力によるもので、中央区の衛星写真や宇宙から地球環境を観測する方法が、パネル模型などで展示されています

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パネルの説明もわかりやすく、模型リアルで大変興味をそそられました

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GW中もこの展示は行われていますので、ご家族で立ち寄られるのもよいのではないでしょうか

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なお、展示スペースでの写真撮影につきましては、ご了解をいただきました

中央区立環境情報センターのHPはこちら ⇒

https://eic-chuo.jp/

 

 

人間国宝「鈴木藏展―造化にしたがひ、自然にかへれとなりー」始まる―高島屋日本橋店

[滅紫] 2018年4月13日 16:00

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高島屋美術部創設110年記念の一環として上記展が4月11日より始まり、初日に早速お邪魔してきました。

 

皆様ご存知の通り、鈴木藏先生は1994年「志野」の重要無形文化財保持者(人間国宝)として認定された現代志野を代表される陶芸家です。高島屋での展覧会は2009年以来、9年ぶりとなる新作展、志野だけではなく、瀬戸黒や花器、書もあります。今回サブタイトルの「造化にしたがひ、自然にかへれとなりー」は芭蕉の「笈の小文」にある言葉で、ここから芭蕉俳諧の特徴といわれる「不易流行」が生まれたそうです。

 

今までと傾向の異なる作品も多く、「買えるのならこちらがいいか」などとゆっくり眺めていると、「お手に取ってみてください」と係りの方に言われ、お言葉に甘え力強くたっぷりしたお茶碗を手に乗せると、見た目の大きさから想像する重さはなく、「緑が映えそう。これでいただくとどんなに美味しいだろう」とため息が出てきました。先生とも少しお話しすることも出来、何とも幸せな一日となりました。宝くじの幸運に恵まれないと購入は無理ですが、眺めるだけでももう一回見たいと思います。

 

「鈴木藏展」高島屋日本橋店 6階美術画廊  4月17日まで