[勝鬨太郎]
2015年7月 1日 18:00
この写真のコメントには、『銀座通り及び京橋通りを望む』
とあります。
戦前のモノクロ古絵葉書です。
( ↑ クリックすると画像が大きくなります)
現在の中央通り・銀座2丁目辺りから京橋方面を撮影されたもので、中央通りには路面電車が走っており、自転車に乗る人々が写っています。
見え難いですが、写真の左上部分に1921年竣工の7階建第一相互館が写っています。
このビルはその後建替られ、1971年竣工の2代目を経て、3年前に現在の相互館110タワーに変貌しています。
ビルの西向かいには、新しい東京スクエアガーデンもオープンしています。
東京スクエアガーデンには、素敵なレストラン&ショップ・サービスがあり、地下にはガラス張りの中央エフエムのスタジオもあります。
このスタジオでは、ウィークデーに中央区"通"特派員のトークも収録放送されています。
更に2ブロック北では、京橋再開発プロジェクトが工事中で、来年の秋には、老舗明治屋の本社ビルの外観も活かしたデザインの大規模ビルが完成します。
今正に、京橋地区が熱く、注目のスポットとなっています。
銀座から京橋を通り日本橋に抜けるまっすぐな道。
今も昔も文明の中心で、明るい未来に伸びるストリート。
時代の変化を感じながらも心地よい、爽やかなウォーキングをお勧めします。
[勝鬨太郎]
2015年5月22日 16:00
この写真は、築地に生息する'サルノコシカケ'です。
中央区築地市場の外構に植えられている木に生えていたものを見つけたもので、元の樹木名や正しい『サルノコシカケ』の名前はよくわかりません。
青果門の近くで、ひっそりと、但し堂々としていました。
目測で長い方の直径、20数センチというサイズです。
よく見てみると、年輪のような縞模様が円形に広がっており、多分相応の日時を経て成長したものと推察されます。
青果門の近くは、正門や市場橋門のようにターレが忙しく行き交うことも少なく、また海幸橋門のように観光客が多く出入りすることのないところで、名前のように草食系の雰囲気が感じられるところです。
築地市場は、マグロやカニ等の水産物の取扱いが特に有名ですが、青果部では野菜や果物そして漬け物や鳥卵も扱っています。
地下鉄築地駅から本願寺を参拝し、もんぜき通り(新大橋通り)を抜けてそのまま浜離宮恩賜庭園につながるウォーキングコースもこの季節お奨めです。
その際は、このさるのこしかけを見つけてください。
ひょっとしたら、小柄な猫くらいは腰をおろしているかもしれませんね。
[勝鬨太郎]
2015年4月23日 09:00
この絵葉書は、勝鬨橋の古い写真です。
何時撮影されたものかわかりませんが、戦後の昭和30年代ではないかと思います。
何となく高度経済成長の匂いが感じられます。
勝鬨橋がまだ跳ね上がっていた頃の風景で、S45年を最後に橋は開かずの橋となっていますが、築地六丁目にある『かちどき 橋の資料館』にはいろいろと貴重な資料や情報が展示公開されています。
また橋を跳開するための機械室見学ツアーも実施されています。
夕刻になると勝鬨橋は、青と緑のライトを中心に綺麗にライトアップされています。
『故きを温ね新しきを知る』
一度歩いて勝鬨橋を渡ってはいかがですか。
[勝鬨太郎]
2014年9月 9日 17:00
この写真は、古い絵葉書の写真で日本橋の風景です。
何時撮影されたものかわかりませんが、時代を感じます。
手前の日本橋方面から室町方向を捉えたもののようで、
重厚な日本橋と風格ある三越がとっても印象的です。
この写真では、まだ低い建物しか建てられていませんが、
今流行りの'日本橋COREDO室町'や'YUITO'といったホットな
NEW日本橋地区も写っています。
『故きを温ね新しきを知る』
昼も夜もエンターテイメントに満ちた新しい日本橋地区を
訪れて、大いに楽しんでみてはどうでしょうか。
[勝鬨太郎]
2014年8月 1日 14:00
今年も夏恒例の築地本願寺納涼盆踊り大会が始まりました。
この盆踊り大会は、"日本一美味しい出店(でみせ)'"が有名です。
築地本願寺の境内では、盆踊り会場を取り囲むように地元築地の老舗店をはじめ、選りすぐりの店舗がたくさん出店します。
会場には、テーブルと椅子も用意されています。
8月2日まで開催されていますので、是非一度盆踊りに参加され、美味しいものを召しあがられてはいかがでしょうか。
[勝鬨太郎]
2014年6月 7日 14:00
この虫はナミテントウというてんとう虫で、浜離宮恩賜庭園で見つけたものです。
ナミテントウの背中の模様には色々な斑紋の種類がありますが、写真のナミテントウは黒地に二つの赤紋で、頭を上部に見て見ますと、まるでウルトラマンの顔に見えますし、またお祭りの夜店で売っているお面のようにも見えます。
浜離宮恩賜庭園には、さまざまな動植物が生息しています。
六代将軍徳川家宣が、庭園を大改修した時その偉業をたたえて植えられた三百年の松をはじめ、たくさんの植物、潮入の池には多くのカニや魚、また上空にはカモメや多種にわたる鳥たちが大空を舞っています。
今の時期はちょうどハナショウブの花や咲き始めた紫陽花が見頃でこの週末初夏の浜離宮恩賜庭園に出かけてみませんか。