郵便発祥の地といえば,日本橋郵便局のある場所ということを知っている人は
多い?と思います。
中央区観光協会のHPではこのように紹介されています。
http://www.chuo-kanko.or.jp/guide/spot/nihonbashi/nihonbashi_18.html
そこで,先日,日本橋郵便局を外からじっくり観察。
まずは,日本橋郵便局の入り口横にでかでかと郵便発祥の地と記載されています。
実物はなかなかの大きさである。
次に前島密氏の銅像はどこかなと思い,探すと道なりに発見
ふむ,これも立派である。
しかし,これだけでは,中央区観光協会のHPをみればよいだけの話。
そこで,この銅像を調べてみると
銅像の後ろには,
「前島男爵ノ命ニ依り
密翁之像ヲ補綴改鑄ス
昭和十二年三月
會田富康」
と記載があるので,昭和12年3月にこの像が補綴改鑄されたのが分かります。
しかし,銅像の台の横のところには,
「郵便創始九十周年記念を記念して建之
昭和三十七年四月二十日
日本橋会
前島会
日本橋郵便局協力会」
と記載がある。
とすると,銅像とその台では25年もの差があることが分かります。
銅像は25年間はどうしていたのか・・・郵便と共に各地を飛び回っていたのか。謎です。
さて,この銅像の前には,多羅葉(たらよう)がありました。
これが葉書の語源の木だそうです。
最後に,日本橋郵便局の外にはもう一つ郵便創業100年記念としてあるものが置かれています。
それはなにか,皆さんの目でご確認下さい。
ヒントは「郵便は世界を結ぶ」です。
身近なところでもふと足を止めると様々な発見がありますね。
さて,次はどこで,足を止めようかな。