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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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エルメスのミニシアター「ル・ステュディオ」

[佐平次] 2016年8月30日 09:00

 中央区銀座5‐4‐1のエルメス・ジャポン本社「メゾンエルメス」の10階には予約制のミニシアター「ル・ステュディオ」があります。

 

40席のプライベートシネマで、2016年は「自然 ― 軽やかなギャロップ」をテーマにした作品ということで、8月はバーベット・シュローダー監督による1978年カンヌ国際映画祭上映作品『ココ、言葉を話すゴリラ』Koko, le gorille qui parle by Barbet Schroederが上映されました。

 

で内容は・・・。

スタンフォード大学で心理学を専攻するペニー・パターソンが生後3か月のゴリラ「ココ」の言語教育を手話を道具として行い、7歳になった今では350の単語を正確に使い、500以上の単語を理解し、ココは、自分の欲しいものを言語化し、自分の気持ちの大部分を手話で伝えることができるようになる...。 というようなドキュメンタリー作品でした。

 パンフ.JPG

 シアターはシンプルな造りですが観客席は階段状に配置されており非常に視やすいです。 もちろん車椅子にも対応しており、美人揃いのスタッフが細かく気を使ってくれます。

入場は正面でなくソニー通りに面した専用エレベーターから入館します。

 シアター.JPG

 ロビー (1).JPG

 なんと入場料は無料で先着順の完全予約制で誰でも予約できます。

上映日時は土日祝日で1日3回上映されます。

予約開始は鑑賞ご希望の上映日の3週間前の11:00からでエルメスのホームページから行います。(登録が必要)

◎満席の場合にはもちろん予約は出来ませんが、当日キャンセルのあった場合は、上映時間5分前に会場に直接行けば先着順で入場することができます。

 

9月の上映作品は

自然――軽やかなギャロップ:海への誘い

嵐の海で揺れる男女の運命を描いた『渦巻』です。

 次回上映 (2).JPG

『渦巻』I Know Where I'm Going 1945年/イギリス/91分/モノクロ/ブルーレイ

監督・脚本・製作:マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー 撮影:アーウィン・ヒリアー 編集:ジョン・シーボーン 美術:アルフレート・ユンゲ 出演:ウェンディ・ヒラー、ロジャー・リヴシー、パメラ・ブラウン、フィンレイ・カリー、ジョージ・カーニー、ナンシー・プライス、キャサリン・レイシー、ジーン・キャデル、ジョン・ローリー

 

野心家のジョーン・ウェブスターは、少女の頃から自分の目的に向かいまっしぐらに突き進んで生きてきた。25歳になった時、親ほど年の離れた男性との結婚を決めたのも、彼がイギリス屈指の大富豪だったから。富こそが幸せをもたらすと信じるジョーンはフィアンセの待つ島へ旅立つが、悪天候に足止めされる間、富の本当の意味を見出し、真実の愛に迷いが生じて......。彼岸と此岸の間で揺れる運命。イギリス映画界の至宝コンビが、スコットランドの大自然や伝統文化を鮮やかに織り交ぜながら綴るロマンティック・コメディ。

 

上映スケジュール

上映日:9月3日(土)、9月4日(日)、9月10日(土)、9月11日(日)、9月17日(土)、9月18日(日)、9月19日(月・祝)、9月22日(木・祝)、9月24日(土)、9月25日(日)

上映時間

11:00/14:00/17:00

予約開始:8月13日(土)11:00

となっています。

 

銀座メゾンエルメスhttp://www.maisonhermes.jp/ginza/movie/

 

 

元祖「食べるラー油」

[佐平次] 2016年6月28日 09:00

 数年前、激辛ブームで「食べるラー油」が流行ったのを覚えているでしょうか? この「食べるラー油」ブームの火付け役となったのが、このアジア料理「菜心」のラー油です。

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ランチ時に行けば麺類を注文しても小ライスにカップに山盛りのラー油が出てきます。

(ハネよけの紙エプロンもくれます)

「ごはんにラー油をかけて食べてね!」っと言われ、ごはんに小さじ一杯のラー油をかけて食べます。 ラー油といっても油分はほとんどなく(約2割)具沢山のおかずとしてのラー油です。 想像以上にメチャクチャ辛いです! でも材料は分かりませんが香ばしくて味わいのある正に「食べるラー油」です。

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 このラー油、実は持ち帰りとして買うことができます。(確か500円か600円) 人気が高い証拠に、毎日のように近くのペリカン便から地方に発送もしています。

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ただこのラー油、ポリ容器に入っていますが、持ち帰った後はジャムの瓶など広口の容器に移し替えて使ってください。 でないと、最初に僅かの油分が出て、ほとんどの具材が残ってしまい取り出すのが困難になります。

尚、「菜心」の料理はやはり担担麺が自慢の一品のようです。

当方は特別辛い物好きではありませんが、このラー油を付けると市販の餃子やラーメンなど、ワンランクもツ―ランクも旨さがアップしますよ!

 

 「アジア料理 菜心」 東京都中央区日本橋人形町2-7-12 03-3665-2201 日曜定休

 

 

銀座検定???

[佐平次] 2016年5月30日 16:00

 妻が買ってきた雑誌を何気なく見ると、大きく「銀座検定」とある。

 そんな検定があったのかな?ってよく見ると先月発売の「Hanako」だった。

つまり、「うわさの名所をQ&Aでご案内」という銀座を特集したガイドブックでした。

内容は「お値打ちランチに穴場カフェ、銀座のレトロ建築などなど」、そのまま読んでもナカナカの内容で、新旧の情報を載せており最新のガイドブックとして銀座のお散歩や買い物に便利であろうと思い紹介します。。

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  目次.JPG

  因みに定価は600円です。

 

 

「江戸箒」 白木屋傳兵衛

[佐平次] 2016年3月30日 09:00

 白木屋傳兵衛は江戸箒を製造販売する老舗である。

天保元年(1830年)に銀座で創業し、その後京橋に移った。

もちろん、座敷箒は以前から存在していたが、「江戸箒」として箒の製造販売を始めたのが白木屋傳兵衛である。

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 それまでは座敷箒の材料としてはシュロが一般的であったが、ホウキモロコシの草を原料とした「江戸箒」は、畳にあった箒、長屋暮らしにぴったり、当たりが柔らかくてコシがあるので、力を入れなくてもササッと掃き出しやすいのが特徴だそうだ。

それまでの座敷箒を進化させ、バランス良く軽い箒を追求して作られた「江戸箒」はホウキモロコシという天然の草を原料として選別し、編み上げてゆくのだが、その編み込みの美しさは、"江戸の粋"であるとも言われています。

 

 天然の素材を使用し、深夜の掃除も周囲に遠慮なく手軽に出来、畳には最適、絨毯にもペットの毛取りにも使え、電気代がかからない、静電気が起きないなど環境に優しい生活・暮らしをしたいということで売り上げも伸びているとのこと。

ただ、質の高い箒を作るためには原料の生産、選別に大変な労力が掛かる。
先ずは職人の手の感覚によって、その草の「柔らかさ・ コシ・キメの細かさ」といった基準で20等級ほどに選別し、さらに「上」・「特上」・「極上」といったランクに満たされた草だけを使い、熟練した職人でさえ編み上げには長柄で1日3~5本しか出来ないそうだ。

 
 そのため極上の「江戸箒」は非常に高価(ダイソンの掃除機よりも高い)ですが、「江戸箒」の場合、約「5年ほど」使い込むと穂 先が摩擦により減って「ちびて」きても、穂先をパチパチと切り揃えるとコシが戻ってきて、使い勝手が戻ってくるので、最終的には玄関掃きにまでおろして使えば、江戸箒そのものは最低でも「10年」は使用可能とのこと。

 作業所.JPG ギャラリー.JPG ギャラリー2.JPG

 もちろん店内には机上や食卓用の小箒や洋服の埃払いの小箒など手軽な値段のものもある。

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 面白いのは「安産祈願用の箒」が置いてありますが、これは千年以上も前から日本では、箒には神仏の霊力が宿り、妊婦のお腹を新しい箒でなでると安産になる、といった言い伝えがあるのだそうです。
出産を控えた方にプレゼントするのもシャレていると思いますが...。

 白木屋小物1.JPG
 他にもギャラリーには各種の箒が陳列されています。

 


http://www.edohouki.com/
東京都中央区京橋3-9-8 白伝ビル1F
フリーダイヤル : (0120)375389 (ミナゴミハク)
TEL : 03(3563)1771    FAX:03(3562)5516
営業時間 : 月~土 10:00~19:00 (日、祝日休み)

 

 

 

「銀座百点」

[佐平次] 2016年2月29日 16:00

 「銀座百点」というタウン誌をご存じだろうか?
その名前の通り多くの銀座の老舗が加盟している商店会「百店会」が発行している銀座の情報誌です。

創刊は1955年で今月でNo.735号となるタウン誌としては日本最古のものです。(たぶん)
タウン誌の名称は、銀座百店会で発行しているのに「銀座百店」でなく「銀座百点」です!

他の地域のタウン誌と違っているのは「銀座百点」には定価が付けられていることです。
それも結構なお値段の270円です。

 発行部数は約10万部、もちろん他のフリーペーパー同様、百店会に加盟している店舗の店先には置いてあり無料で貰えます。

ただ驚きなのは地方の方などで、有料で年間購読をされている方が(4062円・送料込)が、約1500人もいらっしゃるそうです。北海道から沖縄、それに海外の読者も多いとのこと。

内容は現在の銀座の情報もありますが、銀座に纏わる文化や歴史など、特に各界の著名人によるエッセイや有名人の座談会など他のタウン誌にはない内容で小冊子ながら読み応え十分です。

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 今月号の内容は
2016年2月号(NO.735) 目次

●巻頭ルポ
銀座を駆けぬける!
  ─東京マラソンの楽しみ─ 須藤 靖貴

●今月のエッセイ
カメラを愛でに行く街 佐々木 譲
銀座と映画と言葉の連想 古屋 美登里
私のヴァイオリン人生 天満 敦子
 
●カラー
ぼくの麺道・特別篇
  ─ご当地麺の巻─ はんつ 遠藤

●新連載

銀ぶら百年 泉 麻人
陽だまり百景 山本 一力
当世銀座探訪 山口 晃

●連載

きょうも、どこかへ 石丸 幹二
ぼくの麺道─銀座篇─ はんつ 遠藤
だいちょうことばめぐり 朝吹 真理子
オリンピックと銀座 野地 秩嘉
社長さんON & OFF 石川 成実
Letter from Takarazuka 轟 悠
歌舞伎 思い出絵巻 中村 歌六
銀座Q&A

GINZA拝見 銀座タニザワ 伊勢半
BOOK/MOVIE/Topics/Stage/Gallery/わたしの銀座
銀座俳句 選・高橋 睦郎

●百点対談 GINZA GUEST

猫と本を追いかけて 浅生 ハルミン
嵐山 光三郎

表紙・アートディレクション クラフト・エヴィング商會

っと豪華な内容になっています。

加盟している全店舗が地図上で記されているので銀座を散歩するのに便利です。

 

 

区界を歩く3(隅田川散歩)

[佐平次] 2016年1月14日 14:00

 今回は区界を歩くと言ってもすべて晴海運河、隅田川で区界がはっきりしているので単に川沿いに散歩するだけである。  ほとんどの区間は江東区との区界で両国橋の近くで墨田区との区界となる。

ッとはいうものの、このコースは展望が素晴らしく、川沿いの地域には歴史的興味のあるところも多く、一度は体験してみることをお勧めする。

ゆっくり歩いても一時間ちょっと、車の喧騒から離れ、陽だまりでウトウトするもよし、クルーズ船を眺めながらランチするもよし、コースをちょっと外れて歴史散歩と組み合わせても楽しい。

また散歩とちょっと違った意味で日本橋を発着する日本橋川や神田川、東京湾、お台場などを組み合わせた舟運クルーズもお勧めだ。

(水都東京を創る会http://suito.or.jp/

 

隅田川を上がるコースと下るコースのどちらでも良いが、スカイツリーを眺めながら歩くことになる上流に向かうルートがお勧めだ。

 

 本来ならば、中央区の角っこであるレインボーブリッジに面した晴海埠頭の国際客船ターミナルを出発点とするべきだが、晴海運河沿いはほとんど歩道が整備されてなく、また晴海が東京オリンピックパラリンピックの選手村になることから工事関係のトラックの出入りが多いので、出発点は東京メトロ有楽町線・都営大江戸線「月島駅」から近い、江東区と結ぶ相生橋西詰めとするのがいいだろう。

 相生橋西詰.JPG

◎相生橋西詰 

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◎佃島地図

 
 元々、現在の月島、晴海地区は埋め立て地で、江戸時代には浅瀬と佃島、石川島など幾つかの小島が点在するだけで海の上だったのである。 つまり、永代橋が隅田川の河口、第一橋梁でその先は江戸湾であり、隅田川も永代橋までだったのである。 
湊町や明石町(兵庫県の明石に風景が似ていることから)などが、かつてこの地が海だったことを表している。

 

 佃島は徳川家康が摂津(大阪)佃村から漁師を呼び寄せ住まわせたことから住吉神社や盆踊りなど古い歴史を持つ地域である 。
石川島は、現在はウォーターフロントの先駆け「大川端リバーシティ21」高層住宅群として人気の高い地域であるが、かつて水戸藩が開設した石川島造船所(現IHI)の跡地であり、江戸時代には火付盗賊改役長谷川平蔵の建議によって出来た「人足寄場」があったところである。

 「人足寄場」とは無宿人や刑期満了者などを強制収容し、大工、建具、塗物などの技術を習得させたり普請人足として働かせたりしてその更生をはかり、また賃金を与えて出所後正業に就かせるなど、治安対策と更生施設を兼ねた現代の刑事政策にも通じる施設であったらしい。

 

晴海運河沿いの石川島公園を抜けると美しい斜張橋の「中央大橋」が姿を現す。

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◎石川島公園 

  中央大橋2.JPG

◎中央大橋

 

 この「中央大橋」の開通は1993年8月26日、「レインボーブリッジ」と同じ日であるためあまり騒がれなかった。

隅田川はフランスのセーヌ川と1989年に友好河川を提携しており、またこの「中央大橋」の設計がフランスのデザイン会社であるため、中央橋脚部上流側にはパリ市長であったジャック・シラクから友好の印としてオシップ・ザッキン作の「メッセンジャー」と名づけられた彫像が鎮座している。
彫像は川側を向いているため隅田川を下る船からが見やすい。

 
中央大橋を渡るとスグに隅田川テラスに出る。

 隅田川テラス.JPG

◎隅田川テラス 

 隅田川テラス地図.JPG◎隅田川テラス地図

 

 ここからは、「永代橋」の先で日本橋川に架かる「豊海橋」を渡る以外は隅田川に沿って真っすぐに上流の両国橋を目指して歩けばいい。スカイツリーが美しい。

 
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◎永代橋 

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◎豊海橋

 
 二階建ての「隅田川大橋」にケルンの吊り橋を模したといわれる美しい「清洲橋」、対岸には江戸時代に行徳から塩を運んだ小名木川の一番橋梁の「萬年橋」に、この地から奥の細道に出立した松尾芭蕉ゆかりの「芭蕉庵」も見える。

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◎隅田川大橋 

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◎清洲橋 

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◎小名木川・萬年橋

 芭蕉史跡展望庭園.JPG◎芭蕉庵史跡展望庭園

 

 隅田川のクルーズ船が行き交い、遊歩道の堤防の壁の部分には江戸時代の風俗を現した浮世絵が描かれ現代と過去が交叉する。

 
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◎クルーズ船 

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◎水天宮浮世絵 

 

 新大橋を過ぎ、今まで隠れていたスカイツリーがまたビルの谷間から姿を現すようになれば間もなく終点の両国橋に到着する。

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◎新大橋

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◎両国橋

 

 
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