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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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震災後のゴールデンウィーク最後の日曜日・銀座通り8景

[ダンディ松] 2011年5月12日 08:30

東日本大震災の影響が覚めやらない今年のゴールデンウィークは、都内の繁華街はいずれも例年の賑わいとはいかないようです。

そんなゴールデンウィーク最終日5月8日(日)の午前中の銀座中央通りの様子はいかがなものかと一人「銀ブラ」を愉しみました。

普段の日曜日であれば中央通りに面した名だたるブランドショップの前は開店前を待ってアジアからの観光客が列をなして、様々な言語が飛び交っていたことが嘘のように静かな空気が流れていました。

DSC02579.JPG中央通りを新橋側から歩きはじめたのですが、時間は午前10時30頃のH&M前。あの人気のH&Mですら11時の開店前の客の姿はまったくありません。H&Mのお洒落なビルの壁面に掲げられた女性が行き交う人がまばらな歩道を見下ろしています。

 

 

 

DSC02578.JPG初めて知ったのですが、このH&M前の歩道にメタリックな素材でシンプルなデザインのデジタル時計が置かれています。こんなお洒落な時計は銀座中央通りにはここにしかないのではないでしょうか?

ビルに遮られ陽射しが届かないH&M側の歩道を4丁目の交差点へと歩を進めていきます。それでも歩道を歩く人はほんとうにまばらで、これが日本を代表するショッピングゾーンである銀座かと見まがうばかりの光景が目に飛び込んできます。


いつも待ち合わせの人で賑わう4丁目交叉点の三越正面入口もいたって静かな雰囲気を漂わせ、中央通りと晴海通りを走る車の数も日曜日であることを考えても極めて少ないことに驚きます。


4丁目交叉点を過ぎると中央通りの中でも最も海外有名ブランドの店舗が集中するエリアです。パリであればシャンゼリーゼ通り、ロンドンであればさしずめリージェント通りかオックスフォード通りに匹敵する世界に名だたるブランド通りです。大きく違うのはかの地の有名ブランドショップのほとんどが、古めかしい石造りの堂々とした建物に店を構えていること。

ここ数年で銀座中央通りを含め、晴海通り界隈には名だたる海外ブランドショップの真新しいモダンなビルが次ぎから次へと建てられ、まさに現代建築の博覧会といった様相を呈しています。ブランドそれぞれに独自のアイデンティティとイメージを建築デザインに取り込み、それぞれのブランドロゴマーク同様にその存在感をいかんなく発揮しています。

そんな中でも銀座2丁目から3丁目界隈はブランドショップ天国で、日本人はもちろんのこと多くの外国人の垂涎の的となっています。私自身はブランドにはさほど興味はないのですが、銀座中央通りを飾る海外ブランドショップの「これでもか」とその存在感を表す店舗建築のデザインや店舗ファサードの奇抜さにふと足を止め、眺めいってしまうのです。


DSC02580.JPGその代表的な建築デザインが世界に感たるコンピューターブランドであるアップルショップです。メタリックな正面ファサードにあのシンボルマークである「アップル(りんご)」がこれみよがしに描かれています。「i-Pad2」が販売され間もないためか、店内は多くのアップル愛好家たちでごった返していました。私事ですが、震災後の消費に少しでも貢献できればと以前から欲しかった「i-Pod・160GB」をアップルショップで購入しました。

 

DSC02584.JPGアップルショップの反対側には前面ガラス張りの白亜のデパート「松屋」がまるで見る者を圧倒するかのように横たわり、その1階には世界のブランド「ルイヴィトン」が堂々と店を構えています。

 


 

 

DSC02581.JPG DSC02583.JPGアップルショップを過ぎてすぐ左手には誰もが憧れるブランド「シャネル」そして路地を挟んであのカルティエ、中央通りを挟んでカルティエの反対側にはブルガリ、宝石のティファニーといった誰もがご存知のブランド店がひしめいているのです。

 

DSC02582.JPGとは言え、いずれのブランド店も開店時間を過ぎても店内には客がまばらで、震災前まで日本を席捲した中国観光客の激減はいやおうなしにこれらブランドショップにも大きなダメージを与えているように思えます。


DSC02585.JPGご覧下さい。5月8日(日)午前11時すぎの銀座中央通りの様子です。なんとも寂しい限りです。
銀座の元気は日本の元気。華やかな銀座を彩るのは元気な日本人とやはり外国からのお客様。はやく以前の賑わいが戻るよう心から祈っています。


 

 

首都高速上の薔薇

[illy-ship燦壱朗] 2011年5月12日 08:30

1bara.jpg bara2.jpg

中央区は意外にも薔薇がたくさんあります。新富橋公園の薔薇が満開で見頃です。


 

 

〔海水館〕跡から〔相生橋〕へ

[下町トム] 2011年5月11日 23:59

月島駅1番出口を出て晴海運河のほうに少し歩くと、晴海運河の堤防脇に〔海水館〕の記念碑が建っています。


海水館の石碑.JPG


説明版によると、1896(明治29)年に、新佃島が造成された後、明治末から大正にかけてこのあたりに〔海水館〕が建っており、風光明媚なビュースポットとして多くの文人墨客に愛されたということです。島崎藤村や小山内薫、竹久夢路などの有名な文化人も訪れたり創作活動をしたようです。


当時は、当然ながらここから先は海でしたから、遠く房総半島を望むリゾートのような感覚を味わえたのではないでしょうか。

晴海運河を望む.JPG

今、同じ場所から海のほうを見てみると、江東区豊洲地区の高層建築物が見えるばかりです。



海水館付近の案内板.JPG



でも、ここから佃にかけての川沿いには散歩道が整備されており、川風に吹かれて歩くのも気持ち良いものです。佃島の外周を歩いて〔中央大橋〕から新川方面へ渡るもよし、そのまま〔住吉神社〕あたりを通って月島駅に戻るのもよし、というところでしょうか。



相生橋を望む.JPG

〔海水館〕跡から〔清澄通り〕に出るあたりからは、江東区越中島につながる〔相生橋〕が望めます。橋の途中に小島が見えますね。実は〔相生橋〕はもともとは連続した2つの橋の総称だったのです。
小島には同根から生える〝相生の松〟というのがかつてはあったそうで、それが名前の由来とも言われています。


リバーサイドの散策のついでに様々な景色を楽しんでみてください。

 

 

銀座マロニエ通り 紅花が、 風鈴が、 初夏の訪れ

[銀造] 2011年5月10日 08:30

 5月8日(日)、昨年に続いて、マロニエ通りを散策。

マロニエ通りのベニバナトチノキを写真に収めるには、マロニエゲートから木挽町方面に

向かうのが良いと思います。 バカチョンで撮影した中から、ご披露します。CIMG8499.jpg

 

 

 

 

 

 

見頃は、5月15日(日) 頃まででしょうか?CIMG8504.jpg


 

 江戸風鈴を販売していた、イナセな小父さん。 ポーズが決まっていますね。

今度の土、日曜日には、銀座で会えるかも知れません。 初夏の訪れです。

江戸風鈴、是非お買い求め下さい。 CIMG8513.jpg


 

 

佃公園の「シラン」 知ってる? 

[銀造] 2011年5月 9日 08:30

 佃公園は、4月初めのソメイヨシノ、4月下旬からのつつじが見事で、どちらをとっても

「佃さくら祭り」、「佃つつじ祭り」などど銘打っても、立派なイベントになると思っています。

 今日は、そんな理由で「つつじ」を目的に散策を始めましたが、 eye sign02

この花、花畑、知ってた? 「知らん!」

此処に、こんな見事な花畑があるとは知りませんでした。

CIMG8485.jpg

 

 

 

そう、これは「シラン、紫蘭の花畑です」


 

隅田川の佃公園、大川端リバーサイドの中央大橋の方から、住吉神社の方へ向かって、およそ50mの長さに亘って手入れがされています。 

これは、また見事な!

 

 

「佃しらん祭り」と銘打ったイベントにしても良いですね。

 このシランは、5月15日ぐらいまでは美しく見られると思います。銀造のお勧めです。

 

CIMG8488.jpg  


佃公園への行き方は、

地下鉄有楽町線月島駅から徒歩、

もしくは「江戸バス」なら、南循環の10番、シニアセンターで下車すると至近です。

先へ進むと、中央区の花「つつじ」の生垣が美しい!

CIMG8491.jpg

佃と言えば、佃煮! 今日は、ハゼの佃煮をお土産に。

CIMG8497.jpg


 

 

散歩しながら富士山が見えますよ。

[kimitaku] 2011年5月 6日 09:00

 春の、朝早く晴海埠頭を歩きました。ここは僕のお気に入りの散歩コースです。

東京湾を挟んで向こう側、芝浦のビルの合間から、富士山が顔を出しています。

七合目くらいから上部しか見えませんが、真っ白な雪の富士山は、忙しく過ごす

毎日を一瞬でも忘れさせてくれます。きれいに見える時間は朝日が昇るころ、夕

方は、日の沈むころです。空気の澄んでいるときは、とくにきれいですよ。

  ck1110_1104301.jpg 

 

場所は、晴海の臨港消防署の建物のあるところ、のんびり歩きながら、富士山

を探してみてください。バスでおいでの際は、バス停(ほっとプラザ晴海)下車徒歩

3分です。大江戸線「勝どき」駅からですと、20分くらいです。富士山を望んだあと

は、そのまま晴海ふ頭の先端まで行き、着岸の船をみるも良し、芝生で寝転ぶの

もお勧めです。