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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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日本コリークラブは中央区にあります

[ジミニー☆クリケット] 2016年8月31日 18:00

ちょうど1年前、我が家の一員となったシェルティーシェットランドシープドッグ、♂、1歳)について、育て方しつけ方病気の予防等々、有益な情報を得たいなと思っていろいろ調べていると、なんと、日本コリークラブという団体が中央区にあることを知り、さっそく訪問して説明を受け、入会しました

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一般社団法人日本コリークラブJ.C.C.)は、歌舞伎座の向かい側、晴海通りから南西に少し入った銀座ワカホビル8階にあります。住所は、銀座5丁目14-8です

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日本コリークラブは、牧羊犬および家庭犬としてのコリー犬種(ラフコリースムースコリーシェットランドシープドッグボーダーコリー)の改良増殖並びに普及を図り、 併せて会員相互の親睦を図ることを目的としています

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このクラブの創設は1953年昭和28年)で、2012年には、創立60周年の記念祝賀会を催した歴史のあるクラブです

下の写真は、j.c.c.発行の血統証です

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入会は、コリー犬種を飼育している方、現在コリー犬種を飼っていなくてもコリー犬種を愛好される方なら、誰でもできます

下の写真は、j.c.c.発行の教本規定・基準指導D.V.Dです

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入会すると、子犬の登録及び、コリークラブ本・支部主催の行事に参加できます

2カ月に1回発行される会報コリーファンシー」(コリーシェルティーに関する情報、写真が満載ですも届けられます

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私は入会したばかりですが、これからクラブ主催の行事に積極的に参加して、わが家の愛犬の幸せな人生(犬生)をサポートしてやりたいと思います

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なお、このブログで紹介させていただいた情報・資料は、日本コリークラブ広報部からご提供を受けました。ありがとうございました

J.C.C.日本コリークラブのHPはこちら ⇒

http://www.collieclub.jp/index.htm

 

 

築地は建築遺産の宝庫

[中央小太郎] 2016年8月31日 09:00

8月中旬に築地を案内する機会があり、1か月程の期間で改めて築地を勉強しなおし、
なんて面白い所なんだと再認識させられました。

 

築地の魅力を分類すると、以下にカテゴライズされるかと思います。
 ①築地の歴史(1) 築地市場 場内および場外
 ②築地の歴史(2) 埋立と本願寺
 ③築地の歴史(3) 外国人居留地
 ④建築遺産
 ⑤グルメの宝庫

 

④⑤は①~③の歴史や立地との関係で理解するとさらに魅力が増すと思います。
今回は、そんな築地の魅力の中から「④建築遺産」にスポットを当ててみたいとと
思います。

 

築地の建築遺産は、以下に分類できると思います。
 ア. 昭和初期の街並み(町屋群、看板建築、路地)
 イ. 寺院
 ウ. 外国人居留地の面影
 エ. 扇型の築地市場

 

このうち、アの古い町屋や看板建築、イの一部の寺院は、ワールドモニュメント財団
(米国の非営利団体)が2年に1回発表する危機遺産リストとしても選出され、存続が
危ぶまれる歴史的建造物群として世界的にも注目されている代物です。

 

以下に、建築遺産の分布地図を示します。

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◆◆築地周辺の建築遺産分布◆◆


ア. 昭和初期の街並み(町屋群、看板建築、路地)

 町屋、看板建築、路地は、築地1丁目と2丁目の新富町寄りの部分と
 築地6丁目~7丁目にかけてのエリアに多くみられます。
 個人的には、広い範囲に昭和な雰囲気を色濃く残す6丁目界隈が一番好きです。

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<築地2丁目の路地、築地6丁目の看板建築(銅板)>

 

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<築地6丁目の町屋>

 

 もう一つ、場外市場は、混雑と店のひさしに隠れて見落としがちですが、
 上を見上げてみると看板建築が多いのに気付きます。
 また、メインストリートの東通り、中通り、西通りを結ぶ非常に細い路地が
 何本もあり、路地の両脇にも店があるので、「えっ?こんなところにも店が」
 という新鮮な驚きに出会えます。

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<場外の看板建築(モルタル)、場外の通り抜け路地>

 

 ちなみに「看板建築」とは、木造の建物を銅板やモルタルで囲って耐火性を
 高めた建物で、囲いの材質によって「銅板型」と「モルタル型」に分類されます。
 銅板やモルタルに看板のように模様等、様々な意匠を施すことができたため、
 「看板建築」と呼ばれるようです。

 こうした街並み、いつまでも残って欲しいです。

イ.寺院

 ここでは築地本願寺には当たり前すぎるのでふれません。
 場外は、もともと本願寺の寺内町で、多くさんのお寺が整然と密集して並んで
 いました。
 関東大震災後に殆どが移転した経緯があり、いまではほんの幾つかが残るだけです。
 歴史的建築物という点では、この中の「円正寺」は外せないと思います。
 円正寺は側面が場外市場の店舗と一体化され、看板建築とお寺が融合したような
 他では見られない珍しい景観をもち、必見だと思います。
 (この景観もずっと残ってほしいです)

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<円正寺(右側が店舗と一体化している)>

 

ウ.外国人居留地の面影

 外国人居留地は、今の晴海通りのあたりから入船の辺りまでと考えて
 良さそうですが、中心地は明石町一帯です。
 建築物としては、当時から残る建物としてトイスラー記念館やカトリック築地協会
 が残っています。
 他に聖ルカ礼拝堂があったりガス灯が残っていたり、また一帯は緑が多く、洋風な
 雰囲気を感じ取ることができるかと思います。

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<聖ルカ礼拝堂、トイスラー記念館>

 

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<築地カトリック教会>

 

エ.扇型の築地市場

 扇型の築地市場の建物そのもの、場内の仲卸業者の売り場や魚河岸横丁の
 建物、それから活気のある市場の雰囲気も、私にとっては魅力的な建築物の一つです。
 ただ、こちらは豊洲への移転後にはなくなってしまうので、今のうちに行って
 おきましょう。

 

それから一点補足します。
築地は、今は殆ど埋め立てられていますが、もともと築地川を中心に水路が
張り巡らされた土地で、跡地は緑道になってるところも多く、緑も豊かです。
特に聖路加国際病院の一帯は歩いていて気持ちいいですね。古地図と現代地図、
さらに当時の写真等を見比べながら、一帯を散策すると楽しいです。

 

今回は建築遺産という観点で、築地を紹介しました。
機会があれば、グルメという観点でも記事を書いてみたいと思います。
歴史と建築物とグルメ。市場は移転しますが、それでも築地は人を飽きさせない魅力に
あふれています。

 

 

江戸の名物

[皐月の鯉の吹き流し] 2016年8月25日 09:00

「江戸の名物 武士 鰹 大名小路 広小路 茶店 紫 火消 錦絵 火事に喧嘩に中っ腹 伊勢屋 稲荷に犬のくそ」  というそうです。

 

●武士

江戸の町は武士が多かったようですが 『熈代勝覧』(きだいしょうらん)では 江戸庶民の暮らしが描かれていますが武士も登場しているかどか記憶がないので 近いうちもう一度見直してみます。

 

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熈代勝覧 日本橋の様子

 

●鰹

ご存知のように 「かみさんを質に入れても食べた」とか本当でしょうか?

魚の話に及びますが、現在築地にある魚市場は関東大震災までは日本橋にあり 「朝千両 魚河岸」と言われ賑わったようです。 ちなみに、「昼千両 芝居」「夜千両 吉原」これらを「江戸 三千両」と言うそうです。 日本橋のたもとには魚市場発祥の記念碑が建っています。

 

魚河岸発祥の記念碑.jpg日本橋魚河岸発祥の記念碑

  

●大名小路

大名屋敷がたくさんあった場所 丸の内~大手町界隈を指すとのことです。 この様子は、三越前駅地下コンコースに東京駅付近の航空写真があり これを見ると町の区割りが一目瞭然。武家屋敷と町人の町がはっきり分かります。(丸の内側:大名屋敷 八重洲側:町人) 『熈代勝覧』と共にこちらもご覧ください。

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日本橋周辺航空写真

 

●広小路

幅の広い道。熈代勝覧のこの道は広小路のひとつだと思います。 この通り、東海道銀座付近では通りの両側 日比谷・築地側は 後から埋立てられ、わずかに低くなっているようですが、この写真ではよくわかりません。ご自分の目で見てください。

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銀座四丁目交差点から日比谷方面を見る

 

中央通_07_築地.JPG銀座四丁目交差点から築地方面を見る

 

つづく

 

 

警察博物館 平成29年春まで休止中です

[銀造] 2016年8月23日 18:00

 警察博物館は、明治政府からの警察制度について学べる大変良い環境だと思っています。また、白バイの警察官の体験など、子供たちが喜ぶ場所でもあります。

そこで、皆様とお子様に夏休みの自由研究の場所として、お教えしようと思っていましたが、

残念ながら、リニューアル工事の為、休止中です。

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長期休館は、平成29年春までです。 改装された警察博物館には、孫を連れて訪れようと思っています。

 

 

一度は体験してみたい、銀座の路上で幽玄の宴。金春祭り虎の巻!

[柴犬] 2016年8月23日 12:00

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皆さんは、年に一度の八月に、銀座で「能楽金春祭り」という能のお祭りが開催されているのをご存知でしょうか?

銀座の金春通り近辺で五日間に渡り、能楽講座や親子体験教室など様々なイベントが開催されます。その大トリが、金春通りで行われる路上奉納能です!



夕闇の中で上演される貴重な演目は、まさしく一見の価値あり。ぜひ一度見てみたい...でも事前情報があまりないから腰が引けてしまうな...という方もいらっしゃるかと思います。そんな方のために!今回は、路上奉納能を見学するための一連の流れを簡単にご紹介致します。



IMG_4149.jpg金春祭りの会場、金春通りです。場所は以下の通り。駅は新橋が近いです。



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会場で能を見学するのは無料ですが、大抵は満員御礼となり会場に入れませんので、事前に係りの方から整理券(座席指定券)をいただきます。整理券は、金春通りにて当日午後四時からお一人様につき一枚配られます。...が、四時に行ってもおそらく手遅れです。二時にはすでに10名ほどの待機列ができています(ただ、この待機列は自主的なもので、運営の方が整備して下さるのは三時以降となります)。



配布が開始される午後四時にはこの行列です!



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先のブロックまでずーっと並んでいます。



無事整理券をいただいたら、あとは自由です。午後五時四十五分までに座席に戻っていれば大丈夫です。上演は午後六時から。時間までに座席に戻ってこなかった場合は、指定券は無効となり他の方に譲られます。

会場の近くには豊岩稲荷(とってもオススメ!)などもありますから、時間まで散策するには事欠きません。



ここでポイントです!



整理券は座席指定券となっているので、配布する際に係りの方が調整します。空いている席で好みを聞いて下さる場合もあります。ですが、連番人数などの兼ね合いもありますから、「早く列に並んだ方が良席である」ということは、必ずしも言えないのです。

まず最前列の方は関係者や流派の方が座ります。一般はそれ以降の空いている席に座ることになります。ですから、「先に並んでいた三名様」よりも「後から来たお一人様」の方が良席になる可能性は大いにあるのです。

更に、開演時間になっても空いている席がある場合、座席指定の整理券を持っていない方々が順次通されます。そして、その空いている席というのが「関係者席」だったりするのです。すると、全く並んでいなくてたまたまその場に居合わせた方が最前列へ!!なんていうことも起こり得るのです。万が一そういう残念な事態になってしまっても、怒らない...悲しまない...というメンタルも必要になります(笑)。



座席間の細い通路などにも、整理券を持っていない方がお座布団に座って観劇します。こちらも運良く最前列へ行ける場合があります。逆に言えば、タイミングが合えば整理券のために並ばなくても見学できる可能性があるということです。



さて、設営が済んだ会場です。



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奥に作られた御祭壇。



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カメラで会場全体を撮るのはちょっと難しく分かりづらいので、こちらの全体図をご覧ください。



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このような配置になっておりますので、なんとなくおわかりかと思いますが、一般客席からは基本的にそんなに良く見えません!!金春祭り奉納能は興行ではなく神事で、流派もありますから、これは仕方のないことです。ただ、「思ったより見えない」という程度で、だいたいは見れますし、お練り行列が最初にあるので、そこで演者の方を間近でばっちり見られます!



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演目が始まったら撮影は禁止です。注意されてもパシャパシャ撮り続ける方がいますが、神事を許可なく気軽に撮影するのは良くない行為だと思いますよ...。



上演時間は一時間ほど。普段見れない貴重な演目を、専門家の方の解説とともに楽しめます。とにかく雰囲気に圧倒されます。逢魔時、銀座のネオンの灯りの中で古の演目を踏む姿はまさに幽玄です。影と衣摺れの音があっていて、演者さんの姿が見えなかったとしても伝わるものがあるのではないでしょうか。




終演後は見学者のみなさんも御祭壇にお参りです。



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結構な苦労をして席をゲットしなければならない...というハードルはありますが、きっと貴重な体験になるのではないかと思います。銀座の柳に思いを馳せて。



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素敵なパンフレットもいただけますよ〜。



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浜離宮庭園のお茶屋の釘隠し

[ぽんちゃん] 2016年8月19日 09:00

浜離宮庭園は築地市場と隣接していることもあって、日本国内からだけでなく外国からも沢山の観光客が一年を通して訪れます。

 

 現在潮入の池(大泉水)の周りには三つのお茶屋があります。

 2020年開催の東京オリンピックを踏まえて、年内には四つ目の御茶屋(鷹の御茶屋)の建設着工が予定されているそうです。

 

 御茶屋とは茶道における茶室とは異なり、賓客を招いて庭園の景観を楽しみながら食事をしたり、和歌を詠むなど優雅な時間を過ごした場所です。

今回は御茶屋の釘隠しに焦点をあててみます。

   中島の御茶屋    1953年再建     釘隠し―鶴

   松の御茶屋     2010年復元     釘隠し―松ぼっくり・蝉

   燕の御茶屋     2015年復元     釘隠し―燕

 

 釘隠しとは、格式のある和風住宅で柱や釣り束(つりづか)と長押(なげし)が交差する部分に打ちとめた大きい釘の頭を隠すための化粧金具のことです。釘の頭が表面に見えないようにかぶせる家屋内の装飾品です。釘覆いともいわれます。近頃の個人住宅では、使われることはまずありません。
 建築様式が改良されて、釘隠しは装飾品になり、いろいろな材料でさまざまな形のものが作られてきました。

材料は木・鉄・銅などが多く使われていますが、美しい色彩の陶器や七宝などを材料とした工芸風のものも作られています。

釘隠しのデザインには、文様・花・葉・果実・動物・昆虫などが多くつかわれるそうです。

桂離宮の水仙の釘隠しは、1975年の年賀切手になりましたので、覚えていらっしゃる方がいらっしゃると思います。

 

 浜離宮庭園の御茶屋の建築様式は数寄屋風書院造りですので、釘隠しは書院造りのものと比べると大きさは8割くらいとのことです。

 

燕の御茶屋内部

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 現在、中島の御茶屋は常時中に入れますし、松の御茶屋は毎週木曜日の午後1時から3時まで一般公開(ガイドの説明付き、但し晴天時)されていますので、見ることが出来ます。昨年の3月末に完成した燕の御茶屋は特別な機会(文化財ウィークなど)でないと内部に入れず、外からガラス越しではわかり辛いです。

すべて形の異なった24種の釘隠しのある燕の御茶屋はぜひホームページなどで特別公開の情報を得てご覧ください。