中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

飛行機不要?ギリシャ・イタリア小旅行

[Hanes] 2018年5月 6日 18:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
長いようで短かったGW...皆さんはいかが過ごされましたか?

受験で世界史専攻だった私は、前々から一度訪れてみたいと思っていた、
古代の歴史や文化が息づくギリシャの都市へ飛行機

Greece.jpg

...行ったわけではなく、
中央区内でギリシャらしさを感じることのできる場所を訪れてみました
今回はギリシャに加え、イタリアの影響が見られるスポットにも焦点を当て、
皆さんを一時のギリシャ・イタリア旅行に誘います

【日本橋・京橋エリア】
■三井本館
旧三井本館が関東大震災で被災したため、1929年に竣工されました。
外壁に見られるコリント式オーダーは、遠くから見ても、真下から見ても圧巻
思わず「ギリシャに来たのでは?」と錯覚してしまいます

DSC_1679.JPG

■三越日本橋本店
こちらは国の重要文化財に指定されているイタリア・ルネサンス様式の建造物です。
正面玄関でお客様をお出迎えする有名なライオン像に気を取られがちですが、
実はその上部にギリシャ(ローマ)神話に登場する商業の神ヘルメス(マーキュリー)の像が設置されています

IMG_7500.JPG

■ハリオグラスビル(HARIOビル)
国の登録有形文化財でもある耐熱ガラス食器会社の本社ビル兼ショールーム。
建築当初は川崎貯蓄銀行富沢町支店として使用されていたため、
昭和初期に銀行建築で流行したコリント式大オーダーが残っています

DSC_2064.JPG

■明治屋京橋ビル
ルネサンス様式のオフィスビルで、地下鉄駅と連結した民間建造物となっています。
こうして街歩きをしていると、中央区観光検定の勉強にもなりますね

IMG_7534.JPG

【銀座エリア】
■銀座駅
銀座駅を利用したことのある方は、もしかしたらご存知かもしれません。
ここの改札口付近には、笠置季男氏作のマーキュリー像が複数設置されています!
1951年に設置されてからというもの、地下鉄のシンボルとなったそうです

マーキュリー.jpg

■THE APOLLO (東急プラザ銀座 11F)
2016年の春、日本に初上陸してから話題になっている
オーストラリア・シドニー発のモダンギリシャレストラン
残念ながら私はまだそのギリシャ料理を味わえていないのですが、
特派員の先輩がレポートしてくださっています
銀造さん:ギリシャ料理 THE APOLLO in Tokyu Plaza, Ginza

DSC_2079.JPG

【築地・明石町エリア】
■カトリック築地教会
1878年、築地外国人居留地に建てられたゴシック様式の聖堂が関東大震災で焼失...
そのため、1927年にパリの聖マグダレナ天主堂をモデルに
ギリシャ神殿パルテノン様式の教会が再建されました
この様式は、当時の東京大司教レイ司教の希望によるものだそうです。

ice_2018-04-01-13-18-43-534.jpg

石造りのように見えて、実は木造建築のこの教会
壁面をモルタル塗りしているため、石造りの雰囲気が出ているのかもしれませんね。
正面に見えているのはドーリア式のオーダーで、
戦中明石町一帯は幸運にも空襲をのがれ、その姿を今に伝えることができています

■ガス街灯柱
リハポート明石や明石幼稚園の近くに立っています。
案内板によると、鋳鉄製でコリント風の様式をとり、
柱頭のランプ部分は復元されたものの、以前この場所にあった中央区立第二中学校の名残となっているそうです
この中学校は、1984年に第一中学校とともに統廃合され、現在は銀座にて中央区立銀座中学校として存在しています。

ガス街灯柱.jpg

【晴海エリア】
■晴海アイランド トリトンスクエア
トリトンは、ギリシャ神話に登場する海の神
施設の敷地内には、トリトン像をはじめ、トリトンのモザイク画や、

o1288096614130243827.jpg

イタリアのフレスコ画家が手がけた日本最大級の大天井画(@ 2階パティオ「神話の広場」)があります
あまりの大きさに、大天井画のすべてが写真に収まりませんでした

o0720096014129577514.jpgのサムネイル画像

【期間限定編】
■ファンケル 銀座スクエア 10F ロイヤルルーム
5月4日(金)~11日(金)の期間限定で、「恋バラ・恋ばな・恋結び」をテーマにした
花言葉で楽しむガーデン(入場自由・無料)がオープンしました
恋の過程が花とその花言葉で表現されており、
入口付近ではオルラヤ グランディフローラの「ほのかな想い」やリナリアの「この恋に気づいて」、
出口付近ではフィカス ウンベラータの「夫婦愛」やワイルドストロベリーの「幸せな家庭」が植えられています
メインはバラですが、注意して見てみると、ギリシャに関する植物を発見

ガーデン.jpg

1つ目は、ギリシャで「愛と不死の象徴」という花言葉を持つマートル
ギリシャ神話に何度も登場するので、ギリシャとは切っても切れない関係の植物です!

2つ目は、ギリシャと言ったら皆さんも想像するであろうオリーブです
花言葉は「平和・知恵」。
古代オリンピック誕生時から、競技の優勝者にはオリーブの冠が贈られており、
オリーブに込められた「平和」という想いは、
「世界平和」を目的の一つとする現代のオリンピックに引き継がれています

さて、中央区でのギリシャ・イタリア小旅行はこれにて終了ですが、いかがでしたか?
築地をはじめ、海外の影響を受けてきた中央区...
今回ご紹介したのはその一部にすぎません。
遊びにいらした際には、ぜひ海外らしい風景を探してみてくださいね

 

 

薫風に泳ぐ鯉のぼり

[サム] 2018年5月 4日 18:00

P4290869ELS'.jpgDSC02348RS'G.jpg 風薫る季節。若葉の香を漂わせて吹く風は心地よく爽やか。佃公園の吹き抜けの "いけす" を、風を孕んで泳ぐ鯉のぼりも元気いっぱいです。

5月5日は端午の節句。古くは、菖蒲を軒先に差したり、菖蒲湯に入るなど邪気払いの行事だったものが、武家政権が誕生すると、武を尊ぶ「尚武」にかけて男児の祝い日とされ、戦後、子供の健やかな成長を願う「こどもの日」として祝日に制定。

出世魚の鯉の幟の打ち立ては、江戸時代、庶民の間に広まったのが始まりと伝わります。

近年、子供の姿を大勢見かけるようになった佃地区。

4月に入り7回目の夏日となったGW初日の4月28日(土)、公園内は水遊びに興じる子供たちの弾んだ声が響き渡っています。

 

 

わんこ連れでランチ〔ビーラインカフェ〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年5月 1日 12:00

beeli201801.JPG

月島3丁目、清澄通りに面したガレット屋さんビーラインカフェBeeline Cafe)です

beeli201805.JPG

カジュアルな雰囲気のカフェで、オープンテラス席は、ペット同伴OKです

beeli201803.JPG

ガレットです

本格的ガレットさわやかな味わいで、目玉焼きベーコンレタストッピング

美味

beeli201802.JPG

キーマカレーガレットです

ナンではなく、そば粉ガレットキーマカレーに合います

beeli201804.JPG

ランチのあとは、わんこを連れて、五月晴れ月島を散歩しました

beeli201806.JPG

 

 

佃公園 紫蘭群生

[サム] 2018年5月 1日 09:00

P4290881ELS'.jpgP4190788AT'RSG.jpg 中央大橋の南西袂、佃公園の隅田川テラスに植栽された紫蘭(シラン)が早くも見頃を迎えています。

群生する様は見事な景観を演出。

シランはラン科の宿年草。ラン科の中では、丈夫で育て易い品種のひとつとされ、例年、連休前後に花茎の先端に赤紫色の華麗な花を、下向きに閉じ加減に数輪咲かせます。6枚の花弁(外花被片3、内花被片3)の内、内花被片のひとつが唇弁と称される特徴のある形状。

種からも増やし易い為、新種の交配育種も盛んで、涼しげな白花の「白花紫蘭」(別名白欄)、唇弁の先端に口紅を塗ったような「口紅紫蘭」、斑入りの「覆輪紫蘭」等々が作出されています。