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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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恋する骨董@桃青

[月島菜々子] 2015年6月23日 09:00

銀座にはお茶室のある画廊がいつくかありますが、今日は7丁目にある「古美術 桃青」を

ご紹介します。

  

ここは古いお茶道具や仏教美術を扱う画廊です。店の奥には「青峰庵」と名付けられた

二畳中板のお茶室があり、銀座の喧騒を忘れさせてくれる異空間が存在します。

 

店内の骨董品にはガラスケースに収まって美術館に展示されてもおかしくない逸品もあり、時代を超えた空気感が素人の私にも十分伝わってきました。

興味のある人、目利きできる人にとっては至福の瞬間でしょう。

 

ちょっとだけ身近に感じたことは、店主の冨永氏が50歳でサラリーマンを辞めてお店をひらいたということ。屋号の「桃青」は下級武士を捨て数奇の道に進んだ松尾芭蕉の雅号で、ご自身を重ねて付けたそうです。ご苦労はあったものの、日々の学びと店主のお人柄の良さで築いた人脈が、趣味と実益を兼ねた幸せな第二の人生を支えているようです。

笑顔の素敵な奥様は仕覆(お茶道具を入れる袋)のお教室を開いており、遠方からの生徒さんも大勢いらっしゃるとか。

お気に入りの茶碗や棗を手作りの仕覆で包むと愛おしさも膨らみますね。IMG_5315.JPG

ご夫婦ともに穏やかな本当に素敵な画廊でした。

 

なかなか敷居が高く一歩を踏み出せない銀座の画廊ですが、

「画廊の夜会」や「まち歩きツアー」などを利用して本物と触れ合ってみてはいかがでしょう。心惹かれる作品や素敵な店主との出会いがあるかもしれません。

 

挨拶や手荷物の扱いなど基本的なマナーを守って、

あなたも画廊デビューしませんか

 

参考図書:「恋する骨董」 冨永民雄著 日経プレミアシリーズ074

 

 

 

銀座むさしや足袋店移転  足袋を買い 素敵な旅へ 身が弾み

[銀造] 2015年6月22日 18:00

 銀座むさしや足袋店さんは、中央区銀座2-13-12 へ移転されました。

 

以前、移転前のお店を探して東銀座を彷徨い歩いていた母娘さんをご案内したことを思い出しました。

 

こちらのお店は採寸をして、着用される方にぴったりの足袋を誂えることが出来るので、親の代々から評判なのですね。

 

移転先は、銀座からなら昭和通りを渡って、中華料理の萬福を過ぎて、ギャラリー銀座のすぐお隣です。

電話:03-3541-7718、 7446 です。

 

お着物を着た女性が真っ白な足袋を履いて歩く姿が絵になる旧木挽町周辺です。

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生姜の國のチョコレート〔まるごと高知〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年6月20日 09:00

銀座1丁目、外堀通りに面して、高知県のアンテナショップ「まるごと高知」があります

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まるごと高知」は、テナントビルの3フロアを使っており、地下1階は、地酒・工芸品販売、観光案内所の「とさ蔵」、1階が食料品販売の「とさ市」、2階がレストラン「TOSA DINING おきゃく」になっています

ちなみに、「まるごと高知」のロゴマークは、書家 紫舟氏の作品です

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高知県は、「しょうが」の収穫高日本一でありとさ市」で売られている商品も、「しょうが押し」の商品が多いです

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仁淀川トリュフ

仁淀川(によどがわ)は、愛媛県・高知県を流れて土佐湾に注ぐ一級河川ですが、この川の名前を冠したお酒があります。高知県いの町で酒造りに励む高知酒造株式会社の銘酒、特別醸造原酒「仁淀川」です

この個性派清酒原酒でつくったトリュフ「仁淀川トリュフ」は、高知生姜を隠し味にし、ちょっぴり贅沢で大人向け、銘酒の國土佐ならではの逸品です

確かに、チョコレートと日本酒と生姜は、お互いを殺さず、それぞれの良さ(風味)が生きています

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万能おかずしょうが」は、「まるごと高知」売れ筋ナンバーワンです

ご飯がめちゃくちゃ進みます

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まるごと高知」のHPはこちら ⇒

http://marugotokochi.com/index.html

生姜の國のCHOCOLATE」HPはこちら ⇒

http://www.shouga-chocolat.com/

 

 

 

カッティングアート展〔ギャラリー銀座〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年6月18日 18:00

6月15日から、銀座2丁目の「ギャラリー銀座」で、「切り貼り絵で描く、風光の彩り 田辺博保カッティングアート展」が開催されています

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まず、会場に展示された作品を見て感じたのは、使われている色の澄んだ美しさ、紙の柔らかな質感、カッティングのみごとさです

新感覚の切り貼り絵」という説明書きに深く納得

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カッティングアートとは、まずデッサン画を創作して、イメージした色を白地の紙に何枚も彩色し、色を選び、切り、貼り重ねて作り上げていく絵だそうで、仕上がりが少し立体的に見える(3D感覚)のが特徴だそうです

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作品は、すべて自然の風光を感じさせてくれるものばかりで、作品ごとに空気感があり、見ていてほっとさせてくれます。貼り重ねられた立体感が作品に奥行きを与え、草木がにそよいだり、浜辺にが打ち寄せたりと、作品の世界に引き込まれます

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ちなみに、「カッティングアート」とネーミングされたのは田辺先生で、商標登録もされているとのこと。

先生は、長野、横浜、たまプラーザなどでも講座を持って、「カッティングアート」を教えておられるそうです。

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カッティングアート展の開催時間は、11時から19時まで。最終日は21日)で、最終日は17時までです

実際に、会場で作品を見てもらうと、そのすばらしさが実感できると思います

なお、ご了解をいただいて、会場の写真を撮らせていただきました。ご協力ありがとうございました。

田辺博保カッティングアート展」のHPはこちら ⇒

http://www.cart-tanabe.com/

芸術芸術芸術

 

 

6月16日は和菓子の日ーたねやの「吉兆嘉祥」

[滅紫] 2015年6月18日 09:00

6月16日は「和菓子の日」です。お菓子屋さんの入口ののぼりをご覧になった方も多いことでしょう。この「和菓子の日」のもとになったのが「嘉祥」です。起源については平安後期に仁明天皇が御神託に基づいて十六の数に因んだ菓子を神前に供え疫病を除け嘉祥と改元、その後、室町時代には「嘉定通宝の錢16文を賭して楊弓をした」とあります。江戸時代には年中行事となり登城日のひとつで、江戸城大広間で諸大名・旗本に菓子を配ったそうです。東都歳事記にも「嘉祥御祝儀、諸侯御登城。良賤佳節を祝す」とあります。「厄払いとして神に供えた菓子を食す宮中儀礼を踏襲したもの」とのことです。因みに「嘉定通宝」は宋銭で日本でまだ錢貨が作られていなかった頃宋から輸入していたものです。「江戸城大広間にお菓子2万個が並べ」(とらやのHP)とありますのでその前に正装した大名や旗本が将軍から麗々しくお菓子をいただくというのは想像しただけで何だか楽しいですね。庶民も「嘉祥喰」として16文で菓子や餅を求め食べるしきたりがあったとのこと。「疫をのがれ健康招福を願うめでたい行事」として定着していたようです。

 

たねやさんは御承知のように近江八幡市が本店で、東京進出は昭和59年(1984)なのでもう30年以上。すっかり東京に溶け込んでいます。そのたねやさんで「嘉祥」の日一日だけの限定発売の「吉兆嘉祥」を作っていらっしゃると伺い予約しました。初めてなのでわくわくしています。ちょうどお茶のお稽古の日なので仲間にも見せたいと思い2折求めました。1折6個入り800円です。こしあんを団子生地で包み、道明寺をあしらいました(お店の方の説明)。仲間にも大好評でした。

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たねやさんは季節菓子も数多くの種類をお作りですが、中には「オリーブ大福」や「寒天トマト」といった洒落た創作和菓子もあります。6月末は「夏越しの祓え」につきものの『水無月』も6月29日30日2日間だけ発売されます。季節を感じさせてくれる和菓子を目と舌でお楽しみください。

たねや銀座三越店 TEL3535-9640

 

 

初夏のあじさいガーデン 2015

[サム] 2015年6月15日 18:00

R0033834LLS.jpgR0033849RRSG.JPG ファンケル銀座スクエア(銀座5)10Fテラス付サロンスペース「ロイヤルルーム」にて「あじさいガーデン2015」が開幕。

会期:6月12~19日 11:30~18:30

初日は生憎雨模様となりましたが、"あじさいは雨が似合う" 例えの通り、しっとりとした瑞々しさを漂わせ、寧ろ風情ある眺めです。

雨天の日は上部がテントで覆われ、雨を凌いで観賞することが出来ます。

今回は育苗家松永一氏が作出した、四季咲きで、5月から開花し始め、晩秋まで順次咲き続ける可憐なあじさい「霧島の恵み」も展示されています。

花弁が9月頃から色づき始め、11月頃までアンティーク風の美しい紅葉色を楽しむことが出来ると聞きます。

また6月15~18日には同会場にて、フラワーアレンジミニレッスン「ミニバラとあじさいのプリザーブドフラワーのオリジナル額」「カラーサンドを使った涼やかな観葉植物の寄せ植え」も予定されています。

銀座の真ん中、地上40mのプチ庭園で、梅雨時はややもすると塞ぎがちになる心を和ませてくれる、あじさいの彩りを楽しまれては如何ですか。

 

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