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銀座の餅つき大会

[杏葉牡丹] 2013年12月 7日 09:00

カレンダーも残すところあと一枚。

年賀状も売り出され、おせち料理の広告も見かけるようになりましたが、そんな中で歌舞伎座裏の銀座3丁目東町会では、恒例の「餅つき大会」が行われました。

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町会の婦人部の皆さんが、前日からもち米やあんこ・きな粉等の用意をする一方、男性たちは当日朝早くからテントの設営をするなど、準備は万端。


絶好のお天気のもと、ビルの谷間の宝珠稲荷の前には、臼と杵が用意され、昔のこの辺りの町名である「木挽町」と染め抜いた半纏をまとった町会の方々によって、賑やかに餅つきが始まりました。

つきたてのお餅は、その場で直ぐに大根おろしやあんこ・きな粉にまぶしたり、鉄板で焼いて海苔を巻いたり、お雑煮に入れたりして、集まった人たちに振る舞われました。

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町会の皆さんが驚くほど手際が良いのは、普段のお仕事が食べ物屋さんが多いからでしょうか。

この辺りは、本当に美味しいお店が沢山あるのです。

 

また、お餅にまぶすあんこ・きな粉は、町会員の「木挽町よしや」さんの提供です。

「木挽町よしや」さんと言えば、とっても美味しいどら焼と可愛い細工菓子で、マスコミにも度々取り上げられる有名なお店。

ご主人のこだわりのあんこやきな粉は、そんじょそこらの品とはちょっと違います。

 

餅の振る舞いに舌鼓を打ちながら、滅多に経験できない「餅つき」に飛び入りで参加する人も。小さな子供には町会の方が手を添えて「ヨイショ」と言う掛け声がかかっていました。

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銀座といっても、まだまだ下町情緒の残っている、この地域。

町会の皆さんのこうした暖かい交流に、ホッとすると同時に、忙しない年末に向けて、元気をもらった一時でした。