こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です!
【中央区の朝活シリーズ】第一弾の後編では、築地での朝活についてさらなる魅力をお伝えします
マグロの競りの会場に到着すると、まずは競り前に行われている品定めの様子を見学します。
待ち時間に競りの関係者が説明してくださったことをもとにまとめると、大まかな手順は以下の通りです。
①フックで尾を持ち上げ、脂ののり具合を確認する。
この時のポイントは、適度な脂身かどうか。
②ライトで照らして色を確認する。
③メモをする。
④ベルが鳴り、1キロ1万円から競りが始まる。
競りに参加していたのは、ベテランの男性ばかり。
予想以上のスピード感と活気に圧倒され、あっという間に競りは終了
競りの雰囲気を味わうと同時に、市場が刻んできた歴史を目に焼き付けようと辺りを見回すと、
非常に年季の入った天井、パイプ、貼り紙等があちこちに!
建物の外に出ると、早速競り落としたマグロを切ったり、運んだりしている人たちが目に飛び込んできて、
皆が寝ている時間の築地には、昼間以上に活気にあふれた世界があるのだと知りました。
それと同時に、海外の方々が早起きをしてまで築地に来たいと思う理由が分かったような気がしました
見学終了後には、ベテランのガイドさんにお声かけいただき、
オーストリアから来た姉弟とサンフランシスコから来たご夫婦とともに新鮮なマグロを食べに行ってきました。
注文したのは、異なる部位のマグロが体裁よく盛り付けられたこちら
ガイドさんやお店の方にオススメしていただいた通り、まずは何もつけずにマグロの食感や脂の違いを堪能。
続いて、塩をつけて味の変化を楽しみました。
日本人の私でも、塩を少しつけるだけで味わいがこれほどまでも変わるのかと衝撃を受けました
醤油をつけずに刺身を食べることはこれまで皆無に近かったのですが、
新鮮なお魚を提供している築地だと、お魚の臭みを気にせずこういった食べ方もできるのです!
これは、日本人にとっても、刺身の概念が変わるような体験になると思います
その後、お店にいたお客さん(私以外皆海外の方)と競りや新鮮なマグロについての感想を共有し、
締めには海鮮の出汁を使用した玉子焼きをいただきました。
贅沢な朝食の後は、偶然にも職場が近かったオーストリアから来たお姉さんと一緒に通勤し、
電車内では東京の満員電車のすごさについて話しました
築地の朝が早いことは否めませんが、1日、たった1日頑張って早起きをするだけで、
貴重な競りが見られ、新鮮なマグロが食べられ、国際交流ができるという爽やかで充実した朝を過ごすことができるのです!
まさに、「海老で鯛を釣る」ですね
変わった朝活をしてみたいという方、築地のこんな朝活はいかがでしょうか?