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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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みどりの日には浜離宮恩賜庭園へ!

[Hanes] 2018年5月 1日 18:00

こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
9連休という大型連休が折り返し地点にさしかかりましたね。
今回は、連休の後半を東京でゆっくり過ごす方にオススメのイベントのご紹介です。

5月4日(金)みどりの日には、浜離宮恩賜庭園へ!
嬉しいことに、みどりの日には都内の9庭園が無料公開され、中央区では浜離宮恩賜庭園がその対象となっています

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季節の花は勿論のこと、個人的には季節の鳥も楽しんでいただければと思っています
街の中で出会える鳥は、スズメ、ハクセキレイ、ハト、カラスばかり...
しかし、都心とはいえここは他とは違うのです
少し前に訪れた際には、ツグミや

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ヒヨドリ、

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さらには私の地元でもよく見られるアオサギに出会うことができました!

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その他、何種類ものカモをはじめ、10数種類の野鳥を発見

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この庭園は、潮入りの池や三百年の松、鴨場等を有する江戸時代の代表的な大名庭園として文化財的価値が高いものとなっていますが、初めて来られた方は、やはり都心とは思えない広さと静けさに驚くはずです

そして、陸の植物、水中の生物、水辺・空の鳥と、どこを見ても驚きや発見があり、老若男女、国籍を問わず、誰もが寛ぎ、楽しむことのできるスポットになっています
まだ行ったことがない方、この無料公開を機に浜離宮恩賜庭園を訪れてみませんか

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【浜離宮恩賜庭園 5月前半のイベント情報】
伝統技能見学会「松のみどり摘み」
5月3日(木・祝)10:30~・13:30~(各回約40分)
※雨天時は5月5日(土・祝)に順延となります。
集合場所:中の御門傍
参加費等:当日自由参加、参加費無料(入園料別途)

「水辺のいきもの観察会」
5月13日(日)10:00~12:00
※小雨決行・荒天中止
集合場所:花木園
参加費等:当日自由参加、参加費無料(入園料別途)
対象:小学生以上の方(※小学生の方は保護者の方の付き添いが必要となります。)

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【関連ウェブサイト】
■東京都公園協会 浜離宮恩賜庭園
https://www.tokyo-park.or.jp/teien/contents/index028.html

■東京都公園協会 浜離宮恩賜庭園 Twitter
https://twitter.com/hamarikyugarden

【関連記事】
佃のうさこさん:浜離宮恩賜庭園で野鳥観察
/archive/2017/02/post-4007.html

なんと...冬に22種類の鳥たちに出会われたそうです!
浜離宮恩賜庭園は中央区の恰好のバードウォッチングスポットで、実はカワセミの目撃情報もあります
季節ごとに変化があり、何度行っても楽しめるのがこの庭園の魅力の一つですよね

 

 

東堀留川跡を歩く!

[株式会社 彦晴] 2018年5月 1日 14:00

皆さんも東堀留川を知っていると思いますが、もともと石神井川の河口部であったそうです。

「上流からの流れを失った旧石神井河口部は、あらためて伊勢町堀(西堀留川)と堀江町入堀(東堀留川)に整備されて日本橋川につながる河岸地として、舟運の中心的役割を果たすことになります。」『中央区立京橋図書館 郷土室だより 第156号より』

私はてっきり日本橋川から江戸の荷上場として堀り進められた堀だと思っていました。

今回はそんな東堀留川跡を歩いてみようという企画です。

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こちらの案内板は小舟町町1丁目にある西堀留川跡の案内板です。東堀留川は案内板の右の川となります。東堀留川には日本橋川から思案橋・親父橋・萬橋と三つの橋がありました。残念ながら昭和24年に埋め立てられ,今はこれらの橋を見ることはできません。思案橋と言えば江戸時代初期に遊郭に行くか劇場に行くか迷って思案したことから思案橋と呼ばれるようになったと言われています。下の写真は大正初期の思案橋の写真です。

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〈写真:中央区立京橋図書館 蔵〉

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日本橋川の接続地には現在でも水門が残っていました。この部分は小網町児童遊園になっていてこの公園の中に公衆便所があるのだが、この辺が思案橋のあった所となる。右の写真の路地の曲がり具合は上記の地図の東堀留川の屈曲具合にピッタリマッチします。

 

この路地に面した建物には、現代風にアレンジされた「倉庫建築」が今でも見受けられます。

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かつて東堀留川があったころ、この付近にはたくさんの倉庫群があったことでしょう。

私的には「江戸名所図会」の"堀留"の図会が頭に浮かんできました。

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そして、親父付近となります。東堀留川は写真手前から交差点の赤信号の方角に伸びていたことになります。そしてこちらの写真も大正初期の親父橋の写真となります。当たり前ですが2階建ての建物しか、確認できません。

「庄司甚右衛門 略 甚右衛門が町奉行所に召出された折々、本多佐渡守はじめ列席の面々皆親父・親父と呼んだので、人々もまた聞き伝えて親父と呼び、寛永五年十一月のころ、甚右衛門の発議で江戸方面から吉原へ渡る橋を架けた際、人これを呼んで親父橋と称した」『中央区史』より

思案橋、親父橋共に、橋に名称が元吉原に関係していたのですね。現在でも中央区日本橋として人の往来は見受けられますが、江戸初期はたくさんの人の往来があった橋だったことでしょう。

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〈写真:中央区立京橋図書館 蔵〉

そして、赤信号の交差点を直進すると堀留児童公園へと繋がります。

東堀留川の川幅はこの公園とほぼ一緒ぐらいあったと言われています。

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現在この公園の地下には災害対策用応急給水槽が埋められているようです。そして公園の先には日本橋保健センターがあります。日本橋保健センターは、東堀留川跡の上に建てられているのですが、建物の一部分がピロティになっていて、まるで川の流れを残したような構造となっていました。また、ピロティの壁面には3枚のタイル壁画がありました。

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これは、もしかして東堀留川にあった思案橋、親父橋、萬橋かなと思い、図書館で調べたり、日本橋保健センターに電話してお伺いしたりしたのですが結局はっきりしたことはわかりませんでした。(日本橋保健センターのスタッフの方にはお仕事中にいろいろ調べて頂きありがとうございました。)

恐らく、日本橋今昔の壁画だろうと思います。詳細をご存じ方はご教授頂ければ幸いです。

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そして、日本橋保健センターの隣にスーパーホテルというホテルが建っています。そのホテルのエントランスの植え込み部分にホテル建設中に見つかった東堀留川の船着石積の一部がありました。私の個人的な意見ですが、もうちょっと目立つところにもっと大きな案内板をつけてもらいたいと切に感じました。普通に歩いていたら、まず気付く人はいないでしょう。このホテルと日本橋保健センターの前あたりが萬橋のあったところとなります。そしてこの先の日本橋消防署堀留出張所前で"堀留め"となります。もちろん住所も中央区日本橋堀留町となります。

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小網児童遊園から日本橋消防署堀留出張所手前までが東堀留川跡になります。

あっという間の短い距離でしたが、旧東堀留川跡にはかつてそこに間違いなく川があったことを感じさせてくれる街歩きとなりました。

 

 

わんこ連れでランチ〔ビーラインカフェ〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年5月 1日 12:00

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月島3丁目、清澄通りに面したガレット屋さんビーラインカフェBeeline Cafe)です

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カジュアルな雰囲気のカフェで、オープンテラス席は、ペット同伴OKです

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ガレットです

本格的ガレットさわやかな味わいで、目玉焼きベーコンレタストッピング

美味

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キーマカレーガレットです

ナンではなく、そば粉ガレットキーマカレーに合います

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ランチのあとは、わんこを連れて、五月晴れ月島を散歩しました

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佃公園 紫蘭群生

[サム] 2018年5月 1日 09:00

P4290881ELS'.jpgP4190788AT'RSG.jpg 中央大橋の南西袂、佃公園の隅田川テラスに植栽された紫蘭(シラン)が早くも見頃を迎えています。

群生する様は見事な景観を演出。

シランはラン科の宿年草。ラン科の中では、丈夫で育て易い品種のひとつとされ、例年、連休前後に花茎の先端に赤紫色の華麗な花を、下向きに閉じ加減に数輪咲かせます。6枚の花弁(外花被片3、内花被片3)の内、内花被片のひとつが唇弁と称される特徴のある形状。

種からも増やし易い為、新種の交配育種も盛んで、涼しげな白花の「白花紫蘭」(別名白欄)、唇弁の先端に口紅を塗ったような「口紅紫蘭」、斑入りの「覆輪紫蘭」等々が作出されています。

 

 

鉄砲洲稲荷神社例大祭がはじまります!

[湊っ子ちゃん] 2018年5月 1日 09:00

「御鎮座一千百七十八年 鉄砲洲稲荷神社例大祭」 三年に一度の本祭が、いよいよ5月2日より斎行されます。4月に入ってから建設のはじまったお仮屋には、ついにお神輿が姿を見せてくれました。

♪ 江戸湊に鉄砲洲あり

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こちらは、鉄砲洲児童公園に飾られた、湊一・二丁目町会「宮元大神輿」です。昭和11年、行徳浅子周慶により作られ、台輪寸法は三尺三寸(約1m強)、延屋根型、白木造りです。町神輿としては最大級、品格・伝統ともに日本一の町内神輿と称されます。紋所は通称「鉄砲角」。屋根の上では、鳳凰が胸を張り、翼を大きく広げています。


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こちらは湊町第二児童遊園に飾られた、湊三丁目町会の町神輿です。こちらも、屋根の上には堂々と鳳凰を掲げています。湊をはじめ、氏子である新富町、明石町、入船一丁目・二丁目・三丁目、新川二丁目越一・銀座一丁目東・二丁目東・三丁目東・四丁目東・五丁目東・六、七丁目東西・八丁目東 の各町会も、お神輿を担いで参拝します。

♪ 祭の本義は報恩感謝

鉄砲洲稲荷神社は、平安時代初期の創建。江戸古社十四社の一社にあげられ、「江戸湊に鉄砲洲あり」と、全国の津々浦々に知られたものです。土地の産土神であると共に、水夫達の信仰を集め、土地の繁栄と航海の安全をお守りいただいております。御鎮座の日は、今から1177年前の4月15日であり、永年その日に例大祭を挙行していましたが、明治初年、新暦に改め5月4日となり、今日に至っているそうです。

今年も、鉄砲洲稲荷神社例大祭から、中央区、そして東京の夏がはじまります!

中央区観光特派員 湊っ子ちゃん

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第2号 平成30年4月30日

 

 
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