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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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消防の歴史に見る中央区(前編)

[Hanes] 2018年7月12日 09:00


こんにちは。新人特派員のHanes(ハネス)です
前回は、「空から見た中央区」をお届けしましたが、今回の「中央区の歩き方」シリーズ第2弾(前編・後編)では、
とても身近なあるものに焦点を当て、消防の歴史に見る中央区を取り上げます

まず、「火事と喧嘩は江戸の華」 という言葉を聞いたことがありますか?
これは、「火消の華やかな働きぶりと江戸っ子の喧嘩は威勢がよく、江戸の見物である」といった意味で、江戸を形容する際によく引き合いに出される言葉です。
特に、木造家屋が密集していたため、火事は頻繁に発生していたといわれています。
そんな火事の中でもとりわけ有名なのが、江戸城の天守閣が消失する原因となった
明暦3年(1657年)の「明暦の大火(振袖火事)」
この火事は、現在の中央区の大半に甚大な損害もたらし、江戸市中を大改造するきっかけともなりました。

そのような江戸時代の消防の歴史の一コマは、
兜町・茅場町まちかど展示館(日本橋兜町15-3 坂本町公園内)で見ることができます

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神輿や山車など、目を引く地元の文化財が展示されていますが、
ここで注目していただきたいのが江戸町火消「百組」に関する展示物です。
こちらには四十八組の纏が描かれたミニ凧があります

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よく見ると、「へ組」「ら組」「ひ組」「ん組」が見当たらないことに気づきます
理由は、順に「屁」に通じる、隠語、「火」に通じる、語呂が悪いからだそうです。
そこでそれらの4文字組に代わり、「百」「千」「万」「本」組が組織されました。

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この当時、町火消の他に、奉書火消、大名火消、定火消といった、規模や目的の異なるいくつかの火消が存在していました。
寛政9年(1797年)には、後に大鋸町(現在の京橋)に住むことになる有名人が、
幕府定火消組同心・安藤源右衛門の長男として、
八代洲河岸(現在の丸の内)の火消屋敷にて誕生しています。
さて、誰でしょうか?

...早速ですが、答えは歌川広重です芸術
人気浮世絵師のイメージが強いので、火消と関係があるというのは意外ですよね

そのように火事の多い江戸で活躍した火消も、1872年に町火消が消防組に改組された際に廃止されることとなりました。
しかし、新富にはその後発生した火事と関係の深い史跡が人知れず残されています

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こちらは、1941年当時この場所にあった家具製作所で起こった火事で失われた3名の受難者の鎮魂と地域の安全を祈願した「新富 消防地蔵尊」です。
(場所:新金橋と新富一丁目の信号の間の南側の通り)

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夏の暑さも手伝って、亡くなった方のために手桶を水でいっぱいにしたくなりますね

そして戦後、高層ビルが徐々に建ち始め、地下の利用が普及し始めました。
その一方で、建て替えられた歴史的な建物も多くあります。
その一つとして挙げられるのが、福沢諭吉創立の社交クラブである交詢社

ライトアップされた外観もまた素敵ですが、入口の左側をご覧ください。
何かがついているのが見えますでしょうか?

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拡大すると、双頭の物体とその上に刻まれたSiamese Connetionという文字が見えます。
建物にしっくりなじんでおり、「何かのオブジェなのでは?」と思いましたが、
調べてみると、Siamese Connectionは日本語の「送水口」にあたると分かりました

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壁に埋め込まれた四角いプレートについていたり、自立スタンドだったりといった、
普段私たちが目にする送水口とは異なる見た目でついつい気になってしまい、
これを機に、気づくと送水口に目が行くようになっていました
そんな時、お隣の港区新橋に「送水口博物館」というオリジナリティにあふれる博物館があるとの情報を入手し、
「中央区の送水口についてもっと知りたい!」と思い訪問することにしました

つづく

【参考ウェブサイト】
公益財団法人 日本消防協会「消防の歴史」 http://www.nissho.or.jp/contents/static/syouboudan/rekishi.html
東京消防庁「江戸の火消」http://www.tfd.metro.tokyo.jp/libr/times/times01.htm
東京消防庁「へらひん組がなかった『いろは四十八組』」 http://www.tfd.metro.tokyo.jp/libr/qa/qa_03.htm

 

 

恒例、11回目のパリ祭展開催中〔ギャラリー八重洲・東京〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年7月11日 18:00

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八重洲地下街にある画廊、「ギャラリー八重洲・東京」で、今年で11回目)を迎える「八重洲・パリ祭展」が開催されています

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この「パリ祭展」は、2008年日仏友好150周年を祝って始められたものだそうです

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展示されている作品は、会派や所属にとらわれず、パリにちなむ作品を中心とした、自由な企画展です

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開催期間は、7月9日)から15日)までです。

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私は、毎年拝見しておりますが、今年も力作揃いで、鑑賞する側も思わずが入ってしまいます

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このギャラリー八重洲パリ祭展は、既に「季節の風物詩」として確立された感があり、私などは、梅雨明けして暑い夏がやってくると、涼しい地下街でのこの絵画展を思い出すようになりました

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八重洲地下街にお越しの際は、是非一度お立ち寄りください

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なお、ギャラリー内での写真撮影については、ご了解をいただきました

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昨年7月、10回目パリ祭展を紹介したブログ記事はこちら ⇒

/archive/2017/07/post-4481.html

ギャラリー八重洲・東京のHPはこちら ⇒

http://www.yaechika.com/gallery.php

芸術芸術芸術

 

 

楓川久安橋公園 〜綺麗になっていました〜

[東京ダンボ] 2018年7月11日 18:00

東京駅から八重洲通りを進み、首都高都心環状線を渡る箇所にある楓川久安橋公園、今年の初めから工事を始めていましたが、6月末に綺麗になってオープンしていました。

 

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こちらの公園は昭和39年に楓川を埋め立てて首都高を作る際に、昭和5年に震災復興事業として架けられた久安橋に隣接して設けられた区立公園です。

 

今回の改修でウッドデッキカラーブロックを用いて奥行きのある公園通路を作り、その周囲が植栽されていました。

 

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通路にはモミジバフウソメイヨシノが配置され、木が育った際にはは日陰ができることが期待できます。

また、通路の奥側の植栽部にはシダレザクライロハモミジが植えられています。

  

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低木としてはアセビ、ヒベリクムカリキヌム、キボウシ、ハマヒサカキ、ナリヒラヒイラギナンテン、キンメツゲ、シルバーブリベット、ジンチョウゲ、ヒドコート、キンメツゲ、サツキ、タマリュウが植えられていました。

  

東京ダンボも久安橋を通って東京駅に行くことが多いのですが、東京のメイン通りにふさわしい憩いのある空間になっています。

  

また、以前ご紹介した(株)NIPPOの新社屋も概ね出来上がっていて、楓川久安橋公園首都高と一体となり都会のオアシスといった景観を形つくっていると思います。

  

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参照:以前ご紹介した記事

/archive/mt/mt-search.cgi?search=楓川久安橋公園&IncludeBlogs=2&limit=20

 

 

中央区の歩道っておもしろい!12 【大門通り編】

[湊っ子ちゃん] 2018年7月11日 14:00

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大門通り(おおもんどおり)は、日本橋小伝馬町18番から、日本橋人形町2丁目14番までの、約1.2kmの通りです。この愛称は、昭和63年度につきました。
大門通りの歩道には、この町の歴史を物語る絵がたくさんありました。

♪ 歩道美術館へようこそ!

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こちらは、日本橋堀留町でみつけた歩道の絵です。
「堀留町」という町名の由来は、その名のとおり、掘割がここで止まっていたことにあります。

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こちらは、日本橋富沢町の歩道にある絵です。
行商人のような人が、背中に着物をたくさん背負っています。じつはこの商人、「呉服売り」なのだそうです。

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富沢町と橘町は、古着店の多い町でした。
晴れた日には、店の外に筵(むしろ)を敷き、古着を並べて売ったそうです。

さて、富沢町の町名の由来をご存知ですか?
慶長の頃、この辺りに構えていた鳶沢甚内(とびさわじんない)からきているそうです。
鳶沢甚内は、江戸の盗賊の取り締まりを命じられていました。また一方で、古着店の元締めでもあったのです。
古着店に盗品が持ち込まれることもあり、そこで盗賊を取り締まっていたようです。
のちに、鳶沢町がなまって、富沢町になったと言われています。

戦後、多くの町が分割、統合されるなか、富沢町は60数年、ひとつの町会として今日まで続いているとのこと、素晴らしいですね。

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さぁ、大伝馬町に入りました。
長い年月のなかで、たくさんの歩行者を迎えたのですね。これは、伝馬役の絵でしょうか。
伝馬役とは、公用の旅人に、人馬の継立てを行う役目です。大伝馬町に構えていた、道中伝馬役といえば、馬込勘解由(まごめかげゆ)ですね。

おや?小伝馬町を過ぎたところで、舗装の様子が変わりました。
どうやら、千代田区に入ったようです。
すると、目に飛び込んできたのは、「大門通り」と書かれた標柱。中央区を越えてなお、同じ通り名が続いていたのです!

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▲千代田区の標柱

さいごに、大門通りの舗装ダイジェスト版をご覧ください。
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1.三毛猫のような色の組み合わせですね。まだ新しいようです。
2.中央区でおなじみの色合いですね。
3.めずらしいタイプです。緑のブロックで正方形をつくり、両サイドには赤い正方形でアクセントをつけています。

今回も出会えた、絵のある歩道。
地域の特徴や歴史を物語る歩道というのは、愛嬌があってとてもおもしろいですね。
これからも、中央区の素敵な歩道を、たくさん歩きたいと思います。

中央区観光協会特派員 湊っ子ちゃん

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第19号 平成30年7月10日

 

 

鉄道落語会〔ふげん社〕

[ジミニー☆クリケット] 2018年7月11日 12:00

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先月、築地1丁目、築地ガーデンビル2階コミュニケーションギャラリーふげん社で、早稲田大学写真部慶應義塾大学カメラクラブ、さらにそれぞれのOB団体による鉄道写真展撮り鉄が開催されているのを取材し、このブログで紹介させてもらいました

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その同じ会場(上の地図赤〇の場所)で、7月6日)の19時から、噺家 古今亭駒次さん鉄道落語会が開催されましたので、聴いてきました

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古今亭駒次さんは、今年の秋には真打昇進が決定しており、今乗りに乗っている落語家の一人で、予約制の会場も既に満員でした

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鉄道好きな落語家駒次さんは、「鉄道落語」のパイオニアであり、 新書鉄道落語」(交通新聞社)の著者でもあります

趣味は鉄道に乗ることだそうで、出囃子は「鉄道唱歌」と、徹底しています

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鉄道にまつわる新作落語2席と、「撮り鉄」出展者とのトークセッションがありました

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トークセッションでは、撮り鉄の方々の鉄道への熱い情熱と、専門用語が飛び交うディープな内容感動し 、駒次さんの創作された鉄道落語2席はどちらも熱演で、とてもおもしろく、週末前の充実した楽しい金曜夜のひとときをすごすことができました

今年で3回目とのことですが、「鉄道写真展」とともに、是非これからも続けていってほしいと思います

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先月このブログでご紹介した同じ会場での「撮り鉄の記事はこちら ⇒

/archive/2018/06/post-5364.html

ふげん社のHPはこちら ⇒

http://fugensha.jp/

 

 

東京150年記念 河童のバッジ 中央区観光情報センター

[銀造] 2018年7月11日 09:00

 東京都は、平成30年(2018年)が江戸から東京への改称、東京府開設から150年の節目であることを記念し、「Old meets New 東京150年」事業を展開しています。「東京150年」を記念して復刻する河童バッジが販売されることとなり、7月10日から販売開始となりました。

 このバッジを恩賜上野動物園や江戸東京博物館、都立9庭園などの都立施設で、平成30年9月29日及び30日にバッジを提示することで入園料等が無料になります。
また、都営交通や新交通ゆりかもめでは、9月30日に利用できる小児用の一日乗車券を配布するほか、都内の民間レジャー施設等でも、特定の期間、無料や割引となります。
そのほか、平成30年秋に開催予定である(仮称)東京150年祭の開催期間中は、その会場となる「浜離宮恩賜庭園」の入園が無料となります。

私は、早速、京橋エドグランにある中央区観光情報センターで入手しました。

東京メトロ銀座線京橋駅が至近ですが、無料の「メトロリンク日本橋」もご利用できます。

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ガチャポンでは、緑、黄色、桃色の3色が販売されています。

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 東京都のお知らせは、こちらです。

http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2018/06/22/10.html

京橋エドグランにある、「中央区観光情報センター」の詳細は、こちらです。東京、中央区観光案内に大変親切です。

http://www.chuo-kanko.or.jp/#we-page-entry?spot=159628&nav=none&theme=theme-10