中央区観光協会オフィシャルブログ

中央区観光協会特派員ブログ

中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

執筆者一覧

>>このブログについて

最近のブログ記事

「インバウンド講習」参加報告

[デ・ニーロ] 2018年7月31日 18:00

de-Niro.jpg


 中央区観光協会主催による「まち歩き引率者ガイド講習シリーズの「最新インバウンド事情と異文化理解」を、先日受けてきました。

 


 このようにありがちな、でなくて、ありがた〜いセミナーを無料で提供して頂ける中央区観光協会様には感謝です!

 


    ↑ このようなミエミエのよいしょは、やめて下さるようお願いします(観光協会・某M浦)

 


 


 実は、昨年も同じ講師による同内容の講習を受けていたのですが、アタクシは熱心なリピーターになってしまいました(>_<)

 


 それほど、この講習はヤミツキになるぐらい魅力的であり、受けた人はそれなりにスキルアップされるであろうことは確実です。
 

 

 
 

 

 
 サブタイトルは「外国人は怖くない!実践で使えるちょっとした英語」とあり、これも去年と同じ。
 

 

 
 アタクシの場合、別に外国人は怖くないんでありんすが、現場で言いたいことを適切に言えないジレンマには、常々悩まされておりました。
 

 

 
 だから、前回は「実践で使えるちょっとした英語」というキャッチに釣られ、行き当たりばったりに申し込んだのでした。
 

 

 
 しかしながら、講義は英語ではなく、相手の文化や気持ちを理解し、心のこもったおもてなしを実現するための基本的なメソッドが紹介されます。

 


 

 実際、カリスマ講師の豊富なご経験と最新の統計資料などを交えたプレゼンテーションは、充実しており見応えたっぷり。
 

 

 
 昨今、この種のスキルアップ研修や自己啓発系セミナーは百花繚乱。
 

 

 
 受ける側のレベルがそうであるように、内容のレベルも様々。

 

 

 
 どれほど高度に優れたセミナーであっても、やみくもに受ければいいってものじゃない。
 

 

 
 なんらかの「メッセージ物質」を受け取らないと、人体に影響は出ません。
 

 

 
 アタクシは、当初のお目当てだった「くだけた口語表現」やフレーズのように、目に見えるかたちの言葉はゲットできませんでしたが、それよりもっと大切な「心構え」ともいえる、大切な何かを、お持ち帰りすることが出来たような気がしています。


 

 

 
 その大切な何かとは何か?を再確認するために、もう一度再受けてみたいと思いました。
 

 

 
 というのは嘘ぴょ〜ん(>_<)で、またこの美人講師にお会いして、ツーショット写メ撮ってインスタ映えしてみたいなぁ〜とか、ただ単純に思っただけなのですが、何か問題ありますでしょうか?(インスタもTwitterもやってないけど)   
 

 


Yuki_Prof-Photo.jpg
 講師の下高原由記さんは、幼少時からロシア、インド、アメリカなどの海外生活を経験し、幼子には凄まじい修羅場を踏んで、JALのCA(日本航空客室乗務員)のキャリアを20年積まれた後、現在のようなコーチング業界の第一人者となられました。
 

 


 そうした異文化のもとで培われた彼女の能力は、おそらく「空気を読む力」であると推察されます。
 

 


 アタクシのようにスキルがあっても、空気読めない人がいくらスキルアップしても無駄とは言わないまでも、ダメなものはダメ(同じか?)
 

 


 自分の場合そもそも、最初から空気を読もうとすらしてなかったりして(>_<)
 

 


 お客さんが、海外からの訪日ゲストであろうとなかろうと、表現力でなく、「読空力」(空気読む力)を磨きましょう。
 下高原さんの秘密のメッセージは、そういうことではなかろうかと、今、アタクシ的に理解しています。
 

 


 であればこそ、サブ・タイトルで「実践で使えるちょっとした英語」とうたっておきながら、あえてそれを出さずに、さりげなく聴衆の「気づき」へと導くプレゼンテーションの手法は、由記ぴょん、半端ないって。
 

 


InBound_Seminer.jpg
    *主催者、講師の了解を得て、撮影・公開しています
 

 


 下高原さんの幼少時のトラウマが、言葉を知らなくてもピンチを切りぬけてきたそのご経験が、雄弁に物語っています。
  

 


 「空気を読む」という表現そのものが、なんだか漠然としていてやり方がよくわかりませんが、その具体的なノウハウの一つが、
 

 


相手を観察し、興味を持つこと
 

 


だと下高原さんはおっしゃっていました。
 

 


 つまり、言う力ではなくて、聴く力 であると。
  

 


 これに関しましては、アタクシにも思い当たる節があります。
  

 


 ガイドをする際、伝えたいことがてんこ盛りで、一応言いたいことを言いまくるんだけれども、結局相手には伝わっていない。
  

 


「これを伝えたいのだ!」という熱量だけ高くて自爆している。
  

 


 やるべきことは、お客さんが本当に知りたいことを察知し、効果的にご案内する。
 

 


 それが大切。
 

 


 しかし、大切なことは目に見えない。(「星の王子さま」〜キツネ君語録〜)
 

 


 なので、見えない空気を読む力が重要となってくるのでしょう。
 

 


 それは、究極的には人の心を読むことであり、超難しく、奥の深い世界です。
 

 


 などと、空気読めないアタクシが、エラそうに「なるべく空気読もうネ!」っていう趣旨の記事を、行き当たりばったりで書いてしまいましたが、
 

 


何か問題ありましたでしょうか?


with_MsYuKi.jpg
Nice.jpg
 

 

由記ぴょんが講義で紹介されたお役立ちWEBサイト
 

 


観光庁WEBサイト

日本政府観光局(JINTO)インバウンド旅行復興フォーラム

やまとごころ、jp

トラベルジャーナル

JATA 日本旅行業協会

ジャパン・ハラル協会
 

 

  【空気読んでないデニーロ特派員の最近記事はこちら】



 ぶら「お能」 (2018年6月28日付)


 猫の旅物語  (2018年5月14日付)


 ハローラジオシティーでぶらトーク! (2018年2月28日付)


  中央区観光検定試験出題予想! (2018年1月25日付)