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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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お初穂祭 「四條流包丁式」奉納

[サム] 2018年10月15日 09:00

DSC07348ELS'.jpgDSC07354RS'G.jpg 10月13日、築地波除稲荷神社では、秋の実りに感謝する「お初穂祭」が開催されました。

神社の御神饌田(石川県白山市鶴来)でとれた今年の稲穂を神様にお供えし、稲作が無事執り行なわれたことに感謝し、報告をする神事。

14:00から、「食」のまち築地から発信する食育の一環として、古来より宮中などで行なわれていた素手で触れずに魚を捌く「四條流包丁式」の奉納が執り行なわれました。

因みに今年捌かれた魚は「鯉」。

この日と11月23日の新嘗祭限定で、秋の実りに感謝する、ちりめん細工の「実りのコンコン守」が授与されます。

尚11月23日の新嘗祭では、同神社御神饌田の稲より造られた濁り酒「幸福」が振る舞われる予定です。

 

 

観世会能楽講座第6回「乱」-観世能楽堂

[滅紫] 2018年10月14日 18:00

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昨年銀座SIXに移った(戻った)観世流では毎月の定期能上演前に演じられる演目についての「講座」が開かれています。今回は12月定期能「乱」がテーマです。講師は松岡心平先生(東大教授)と宗家のお二人。「黒澤明の「乱」ではありません」(笑)」という松岡先生の解説のあと、宗家による実演があり、その後更にお二人の対談と約2時間半のプログラムです。今回は初めて「乱」を演じる宗家長男・三郎太さんも登場しご挨拶。17歳の初々しい将来の次期宗家に大拍手。今年の講座は今回が最後ですが、内田樹、渡辺保、林望さんなど専門を超えての鼎談も企画され毎回楽しい刺激を受けていました。他にも若手能役者の「荒磯能」の事前講座もあり、観世流が「能の魅力」を広く知ってもらいたいという意欲がひしひしと感じられます。おまけにこの講座「能楽講座」が1500円、「荒磯能」は500円という料金(能公演のチケット購入の方は無料)ですからお得感一杯。1,2回目は空席が目立ったこの会も回を追うごとに来場者が増え、今回はほぼ満席。来年以降の企画は未定とのことですが、何とか続けて頂きたいものだと熱望しています。能は長らく見ているのですが、最近漸く「能も面白い」と少し面白さの欠片が見えてきたところなので、年齢を重ねるということも有難いことだと感じています。何しろ宗家と松岡先生の掛け合い(失礼)はお二人の該博な知識に裏打ちされていて興味深くしかも話しぶりが洒脱でエンターテインメント性たっぷり。TV放映したいくらいです。来年も続きを見たい・聞きたいものです。

 

荒磯能の第六回事前講座は「胡蝶・春日龍神」で11月8日(木)18時~500円

荒磯能の公演は12月13日13時~ SS席4500円 共に銀座SIXの観世能楽堂

お問い合わせは03-6274-6579まで。

 

 

栗名月、10月21日は十三夜です  ~ 御菓子舗 三原堂本店 ~

[rosemary sea] 2018年10月14日 14:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をバーゲニングパワー発揮にて取材します、rosemary sea です。

 

10月21日(日)は "十三夜(じゅうさんや)" です。お月さん登場の宵になるといいですね。

十三夜には栗などをお供えします。それ故、 "栗名月" とも呼ばれます。

 

その十三夜、おすすめ商品がございます。お店は御菓子舗 三原堂本店さん。

水天宮の信号交差点角、三原堂本店さんへのお伺いは2年ぶりとなります。

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株式会社三原堂本店 営業部 伊藤部長に今回もお世話になりました。

それではお品のご紹介です。お値段は全て税込み価格です。画像は全てクリック拡大してご覧ください。

 

IMG_20181010_212524 (2)a.jpgお月見だんご(こし餡付) 900円

お月見だんご 810円

煉あん 496円

和菓子ならではの、ふっくらもちもちのお月見のおだんごです。

十五夜の9月24日も販売されましたが、あとは十三夜、10月21日(日)、当日のみの販売となります。

大小のサイズ、ご用意されています。ご予約もできます。

 

・・・ここからのお品、栗むし羊羹・栗むし羊羹(こし、つぶ)は秋冬の季節商品です。

十三夜当日以外にもお品、揃っております。

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栗むし羊羹 291円

上品な甘さの羊羹に、旬の栗がぎっしり詰まっています。

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栗むし羊羹(こし、つぶ) それぞれ811円

"こし"はなめらか、"つぶ"は味わい深い羊羹です。

これらテイストの羊羹に、旬の栗を贅沢に使っています。

 

IMG_20181010_110944 (2)a.jpg煉あん こし、つぶ 各1,188円

 三原堂本店さんの小豆餡は、こし・つぶともに北海道十勝産のえりも小豆を使用。

豊かな風味をお楽しみいただけます。

 ロズマリ豆知識。

こののち、11月17日(土)は十日夜(とおかんや)。

十五夜・十三夜・十日夜、全ての月を見る、これはとても縁起が良いとされています。

   

・・・併せて栗などのお品、ご紹介します。

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栗みのる 194円   栗入りきんつば 172円   くるみゆべし 172円

「栗みのる」は洋風栗あんです。

どれを選びましょう、迷ってしまいますね。

  

・・・ここからはハロウィン関連のお品、ご紹介です。

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左上:パンプキンプリン 540円  右上:紫芋のモンブラン 421円

中:パンプキンロール (新商品) 388円

下:ハロウィン商品各種 左より:モンスタークッキー (バブルン・ピンキィ・グリー) 各378円  ハロウィン詰合せ 1,000円

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左:ハロウィンマシュマロ(カスタードクリーム入り) 162円  右:ハロウィンゼリー 260円

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ハロウィンマシュマロ、インスタ映えします。

 

季節のもの、もう1品ご紹介します。

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千歳飴 1本 129円  2本入 367円  3本入 496円  5本入 756円

11月15日は七五三。早めにされるかたも多いですが。

お子さんたちの千歳飴を持った姿、ほのぼのとしてとても絵になりますね。

 

・・・まだまだ紹介しきれません。塩せんべいなど定番商品を中心に、次回またご紹介させていただきます。ご期待ください。

 

御菓子舗 三原堂本店

日本橋人形町1-14-10

水天宮の交差点、水天宮の対角の角にございます。

03-3666-3333

営業時間 平日 9:30~19:30

     日祝日 9:30~18:00

元日のみ休業です。

三原堂本店さんのホームページはこちら

⇒ http://www.miharado-honten.co.jp/

 

 

わんこを連れて秋の川べり散歩(後半)

[ジミニー☆クリケット] 2018年10月14日 12:00

下の地図赤い破線川べりを、愛犬2頭と一緒に散歩したブログの後半部分です

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エリアD

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中央大橋は、平成6年(1994年)に隅田川に架けられた斜張橋です

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この写真は、新川エリア側から、中央大橋越しに高層マンション群を眺めたところ

エリアE

新川エリア川べりから中央大橋を眺めます

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明治6年(1873年)、この地に設置された霊岸島検潮所です

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うしろに見えているのは、高層マンション群

エリアF

南高橋は、昭和7年(1932年)、亀島川に架けられた橋です

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震災復興事業により、旧両国橋中央部分移築・補強して再利用しています

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こちらは湊エリア側からの南高橋

エリアG

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湊エリア長くて広々とした隅田川テラスです

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川べりの散歩は、もあって気持ちいいですよ

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ちなみに、このブログの歴史に関する情報は、今月10月1日から受検申し込みが開始された中央区観光検定公式テキスト歩いてわかる 中央区ものしり百科を参考にしています

 

 

わんこを連れて秋の川べり散歩(前半)

[ジミニー☆クリケット] 2018年10月14日 09:00

季節もよくなり、お散歩最適の時候になりました

下の地図赤い破線川べりを、午前中、愛犬2頭と一緒に散歩しました

から・・・と、反時計回りに歩きました

前半ではからDをご紹介します。

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エリアA

佃大橋のたもと、湊側に残る「佃の渡し」の名残り、佃島渡船場跡です

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佃大橋は、昭和39年(1964年)に、「佃の渡し」に代わって架けられたシンプルなデザインの橋です

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1964年というと、前回の東京オリンピックの年で、開催に間に合わせるためにシンプルなデザインになってしまったと聞いたか読んだかした記憶があるのですが、ちょっと曖昧です

北側の歩道から眺める佃島越しの高層マンション群は、東京江戸を一緒に見ているようで、好きな景色です

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エリアB

佃島は、1644年、摂津国西成郡佃村から江戸入りした漁民が、隅田川河口を埋め立てて築造しました

佃島漁民が、彼らの保存食用にと雑魚塩や醤油で煮詰めたのが佃煮の発祥とも言われています

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佃の渡し」の名残り、佃島渡船場跡(佃側)です

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この石碑のそばに、劇作家佃島を愛した北条秀司句碑も建っています

雪降れば 佃は古き 江戸の島

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佃島のモニュメント的な佃小橋

佃川支川に架かっていて、朱塗りの欄干が印象的です

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エリアC

石川島灯台跡です

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石川島灯台のはじまりは、1866年に、石川島人足寄場奉行が、隅田川を航行する船舶のために、人足の手で築かせた常夜灯です

石川島人足寄場は、あの"鬼平"長谷川平蔵老中松平定信に提案して作ったんでしたよね

このあたりは、旧石川島播磨重工業跡地で、超高層マンションが林立しています

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隅田川水上バスの「ホタルナ」が上って行きました

松本零士氏のデザインです

まさに、水上の宇宙船

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エリアD

中央大橋は、平成6年(1994年)に隅田川に架けられた斜張橋です

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川べりの散歩は、もあって気持ちいいですよ

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ちなみに、このブログの歴史に関する情報は、今月10月1日から受検申し込みが開始された中央区観光検定公式テキスト歩いてわかる 中央区ものしり百科を参考にしています

 

 

文久創業!日本橋清寿軒で年に一度の栗蒸しようかん

[柴犬] 2018年10月13日 18:00


日本橋堀留町にある老舗の和菓子屋・清寿軒。創業はなんと文久元年、高杉晋作や坂本龍馬が走り回った幕末真っ只中です!


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どら焼きや栗まんじゅうが大人気。取引先への手土産として購入するために、スーツ姿の行列ができているのも毎朝の光景です。どんな風に美味しいか?といえば、皆さんが思い浮かべる「最高に美味しいどら焼きの味」で合っていると思います!



そんな清寿軒さんが年に一度、体育の日前後に販売するのが


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栗蒸しようかんです。



年の一度の理由は、全ての工程を二人の職人さんが手作りで行うため、完全予約で少量しか作ることができないからです。予約は9月ごろから始まっています。


そしてその栗蒸しようかんがこちら!



9AF8488B-0775-43E1-B83E-0F5DE5F08355.jpgこの栗の存在感です。



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あんの密度は濃いのに食べ口はさらりとしていて、栗はふわふわです。


柔らかいため、丁寧に扱わないと形が崩れてしまいます。


これが「栗蒸しようかん」なのだなあ...と無言で食べ進めてしまいます。甘いものがお好きな方なら、是非とも食べて頂きたい...!!ゆっくりとお茶を飲みながら、来たる秋に想いを馳せる時間を持てます。


「日本橋和菓子屋 清寿軒」のHPはこちら


■年に一度の「栗蒸しようかん」についてはこちら




そして掘留町界隈では、まもなく「日本橋恵比寿講べったら市」が開催されます。


A0FDEB1E-6D7C-442C-BA5C-33A1EA32BCE6.jpg現在、準備中。


10月19日・20日の二日間です。べったら漬けに興味がない方でも大変楽しめる賑やかな街中のお祭りです。縦横に走る細い路地をうまく利用して、日が落ちていくとともに不思議な光景を生み出します。



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秋の中央区はお祭りやイベントが目白押しです。


どうぞ遊びにいらして下さい。