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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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【昭和通りたんけん録】#04:宝モノに出会えます!「北欧の匠」(銀座一丁目)

[お染] 2015年4月 8日 14:00

今回は昭和通りから道一本入ったところにあるスカンジナビア工芸品のお店 『北欧の匠』 をご紹介します。

 

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昭和通りの「新京橋」の信号を中央通り方面に入り、最初の角を左に曲がります。

お店は銀座のこの地で19年!されているとのことです。

 

ご家族で経営されていてアットホームな雰囲気ですが、扱われている品はどれも逸品

北欧に直接買付けに行かれたり、国内産でも「これは!」と思う職人の手作りの品を置かれているそうです。

手頃な価格の品から、一生物と思える品、どれも大切にしたくなる物ばかりです。

 

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敷居が高そうだぞと思いつつ、非常にカジュアルな格好でふらりと入った私にも、最上のおもてなしをしてくださいました(´▽`*)

 

店内にはたくさんの魅力的な品々が...

見ているだけでも幸せですが、お店の方が本当に親切で、品物に関連して北欧文化もいろいろ教えてくださり、楽しいひと時を過ごしました

 

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左:干支の柄のタオル。北欧テイストだとキュートです◎

右:白樺のマグカップ。現地の方は木目をオーロラに見立てているんだとか。ロマンチックですね~

これを贈られた人は幸せなるそうです。カップルで贈りあいっこしたら2人ともHAPPYに...

 

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左:トナカイの角のお守り。フィンランドは北欧4か国の中で唯一日本と同じく多神教で、いろんな神様がいるらしい。

右:トナカイの角。・・・これは売り物ではないと思います

 

ところで、トナカイの角は冬になると毛が生えるってご存知でしたか!?

本物を触らせていただきました これからはサンタのトナカイの角をよく見てみよう

 

・・・と、いろいろ見させていただきましたが、個人的に一番いいなと思ったのはこちらです↓↓

スウェーデン王室御用達 Ekelund社のベビーブランケット

オーガニックコットンで安心ですし、洗濯機で洗えるのが嬉しいです。

 

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柄部分はカラーコットンで、今は白っぽく見える柄も水を通すと色が濃くなるそうです。

左は緑綿、右は茶綿。化学薬品は一切使用されていない。

 

お店の方の息子さんもこのブランケットを、13年経った今でも現役で愛用しているのだそうです。良いものは永く使えるのですね

先日私の大切な友人が出産して、とびきりの出産祝いをしたいなと思っていたところだったので、これを即決してしまいました◎

ただ、現在原料の綿の調達が難しくなっており、こちらのブランケットは在庫限りみたいです

 

お店の他に、3階ではギャラリー、4階ではデンマーク刺繍教室(月4回)やポーセリンペインティング教室(月2回)があるとのことで、こちらもいいですね~。

 

北欧文化に触れ、逸品に出会う。 宝箱みたいなお店

オススメです。

 

◆北欧の匠

住所:中央区銀座1-15-13

HP:http://www.hokuonotakumi.jp/

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木挽町に上方の春風♪

[下町トム] 2015年4月 6日 12:00

201504_歌舞伎1(2).jpg 〔歌舞伎座〕で「四代目中村鴈治郎襲名披露公演」が始まりました。これまでの「翫雀」を改めて、先代の後を継いで大きな名跡が復活しました。1月、2月の〔大阪・松竹座〕での公演を経て、東京でのお披露目になりました。

 初日以来、連日の大入りが続いています。もちろん主役の当代・鴈治郎さんを見たいというお客様が多いのですが、お祝いムードを盛り上げるために幹部俳優が勢ぞろいしているのも一層の人気の秘訣でしょう。

 東京の町に上方ぶりの春風が吹いているような気がします。

 さて、劇場のお楽しみはそれぞれ詳しい方が多いので見合わせることにして、今回は歌舞伎座タワーの5階にある〔歌舞伎座ギャラリー〕をご紹介します。歌舞伎に関する様々な企画展示が楽しめるスペースです。現在は劇場公演にあわせて「がんじろはん」というタイトルで中村鴈治郎ゆかりの資料や映像を展示しています。
 京都や大阪では敬称として「~はん」という言葉がよく用いられます。「~さん」という意味ですが、それよりももっと親しみと尊敬をこめたニュアンスがあります。歴代鴈治郎が人々にいかに慕われていたかということでしょう。


201504_歌舞伎ギャラリー031.jpg ギャラリーでは鴈治郎さんが舞台で実際に使用する衣装の展示や、歴代の貴重な映像が流れています。一層親近感が湧いてきます。襲名挨拶の当代・鴈治郎さんの絵姿の脇で一緒に写真に納まることもできます。見学のあとは、同じフロアにある庭園を歩いてみたり、「寿月堂」で名物の"抹茶モンブラン"をいただいてみたりするのも愉しいです。

 大屋根を眺めながら「五右衛門階段」を降りて4階にいくと、回廊に懐かしい名優たちの写真が飾られています。思い出の舞台シーンを思い浮かべながらゆっくりと歩くのは心豊かなひとときです。

 ちなみに、当月の歌舞伎座入場券を持ってくと、入場料が600円のところ100円引きになります。

 観劇の前後に立ち寄るもよし、銀ブラのついでに訪ねるもよし。是非一度お訪ね下さい。

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春のフラワーガーデン開幕

[サム] 2015年4月 5日 18:00

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R0032940ERSG.JPG 4月3日、ファンケル銀座スクエア(銀座5)10Fロイヤルルームにて、"銀座の空中庭園"  2015季節のガーデンイベント第1弾、今井政代氏プロデュース「春のフラワーガーデン」が開幕。

会期: 4月3日(金)~10日(金) 11:30~18:30

2008年に「ローズガーデン」として一般開放したのが始まりで、今では年7回のガーデンイベントが実施されるに至っています。

会期中、「花の誘惑」をテーマに寄せ植えした一般応募のコンテナガーデンの作品も展示。

暖かくやわらかな陽射しが降り注ぐテラスには、色とりどりの春の花々が意匠を凝らした演出で、咲き誇っています。

館内では、新しい生命が芽吹く季節を祝し、「GINZA SPRING MUSE FAIR」開催中です。

尚今後のガーデンイベントのスケジュールは以下の通り

 ・春のローズガーデン(5月22日~29日)

 ・初夏のあじさいガーデン(6月12日~19日)

 ・夏の涼やかビューティテラス(8月2日)

 ・実りのオータムガーデン(10月2日~9日)

 ・秋のローズガーデン(10月30日~11月6日)

 ・クリスマス イルミネーションガーデン(12月14日~12月20日)

 

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さくら満開! 伊那谷新酒まつり in 銀座

[サム] 2015年4月 4日 14:00

R0032846ELS.JPG  4月1日(水)、銀座NAGANO(銀座5)にて、「さくら満開! 伊那谷新酒まつり in 銀座」が開催されました。

伊那市を一望する桜の名所春日城址公園で毎年開催される「伊那谷新酒まつり」(今年度は4月11日開催予定)のPRを兼ねて、一足早く伊那谷の酒蔵8軒の新酒を飲み比べ、併せて伊那谷名物の酒肴・珍味の賞味。

伊那谷には、それぞれに深い味わいを持つ酒を醸す個性的な日本酒蔵が8軒の他、地ビール、ウイスキー、ワインの蔵が3軒あり、勢ぞろいしてのイベント演出。

今回は蔵元と唎酒師の解説を聴きながらの楽しい夕べです。

 ・「信濃錦」蔵元 宮島敏社長

 ・「井の頭」蔵元 漆戸正彦社長

 ・井田酒店店主 唎酒師中村修治氏

今や高級食材となった伊那名物の「蝗(いなご)」「蚕の蛹」もいただきました。

 <本日のお酒>

 ・信濃錦「無智亦無得 むちゃくむとく」芳香素濾過生詰酒

 ・信濃錦「斬九郎 しぼりたて」特別純米生酒

 ・信濃錦「純正あま酒/玄米あま酒」(ノンアルコール)

 ・井之頭「純米しぼりたて無濾過生酒」

 ・黒松仙醸「純米吟醸直汲み生原酒」

 ・大国「純米美山錦」火入れ

 ・信濃鶴「純米無濾過生原酒」

 ・今錦「純米吟醸生原酒」

 ・喜久水「春ひとひら」火入れ本醸造

 ・喜久水「立春しぼりたて 聖岳」吟醸生原酒

 ・夜明け前「生一本しずく採り」純米吟醸無濾過生原酒

 

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4月4日はあんぱんの日〔銀座木村家(銀座本店)〕

[ジミニー☆クリケット] 2015年4月 3日 14:00

ブログネタのヒントをときどき提供してくれる友人から、「4月4日って『あんぱんの日』らしいよ」というありがたい情報を入手。また、しばらくあんぱんを食べてなかったなというなつかしさから、銀座4丁目の銀座木村家(銀座本店)に伺いました

店先には、が飾られていました

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確かに、「4月4日はあんぱんの日」でした

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しかも、それは、今を遡ること140年前の1875年(明治8年)4月4日に、木村屋創業者の木村親子が、あんぱんを明治天皇に献上したことに由来するとのこと

両陛下が、向島にある水戸藩の下屋敷でお花見をされた際のお茶菓子として()、出されたそうです

木村親子は、季節感を表現するため、奈良の吉野山から、八重桜の花びらの塩漬けを取り寄せ、あんぱんに埋め込んでみたところ、この「あんぱん」は両陛下のお口に合い、「引き続き納めるように」というお言葉を戴いたそうです(これにより宮内省御用達)

以来、店頭のあんぱんにもの塩漬けがへそ押しされ、「あんぱん」がお目見えしたのだそうです。へぇ~

ということで、まさにその「あんぱん」を購入向かって右が「あんぱん」、左は「酒種 道明寺」です

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あんぱん」は、餡の甘味と、の塩漬けのバランスが絶妙で、それを包む酒種のパン生地自体が、酒饅頭の製法に倣っているからでしょうか、パンであってパンでない(じゃあ何なんだ)風味があって、おいしいです「酒種 道明寺」は、道明寺餡のもちもち感との香りが春らしいです

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あんぱん」と「道明寺」を味わいつつ、日本人って、ほんとすごいなと感動そもそも、すべてお花見のお茶菓子としてのあんぱんへの工夫から始まったことなのですからしばし、「日本人のものづくり」への情熱に思いをいたしました。

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銀座木村家では、現在、あんぱん祭りを開催中(3月1日~4月12日)

あんぱん祭りのHPはこちら ⇒

http://www.ginzakimuraya.jp/bakery/sakura/