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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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東京タワー クリスマス・ライトダウンストーリー

[サム] 2016年12月 5日 16:00

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DSC03159RS''G.jpg 四季を通じて様々にパターンを変える東京タワーライトアップは人気がありますが、12月1日~12月25日の間、"恋の伝説" をモチーフにした "光と音のライティングショー" 「東京タワー クリスマス・ライトダウンストーリー」が開催されています。

19:30~20:00の間、「ランドマークライト」(暖かみのあるオレンジを基調とした冬バージョンの定番ライトアップ)が一旦消灯し、BGMに合わせ、大展望台の南面(品川方面、一面のみ)にピンクのハートマークが点灯し、大展望台と地上を結ぶ8本のフラッシュライトが徐々に輝き、光のショーを展開します。

『午前0時、東京タワーのライトアップが消える瞬間を一緒に見つめたカップルは永遠の幸せを手に入れる・・・』と云う、東京タワーの "都市伝説"。

通常午前0時に消灯しますが、現在、高さ250mの特別展望台のリニューアル工事に伴い(2017年夏頃までの予定)、基本的に日没から明け方まで継続して点灯している為、工事期間中、全てのライトが消える瞬間を目にすることができるのは貴重なチャンスとされます。

遠望故、細部までの視認は難しいものの、勝どきの隅田川テラスから築地市場越しに、ユニークな特別ライティングが楽しめます。

 

 

メタセコイアの紅葉

[サム] 2016年12月 5日 12:00

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DSC03200RS'G.jpg あかつき公園に植栽されているメタセコイアが紅葉し、見頃を迎えています。

メタセコイアはスギ科の落葉高木。

和名はアケボノスギ。

当初化石として発見された為、絶滅種扱いされていましたが、昭和20(1945)年、中国四川省で現存することが確認され、一躍世界の注目を浴び、「生きている化石」とも称されているようです。1属1種。

化石発見当初、セコイアに似ていたので、「変化した、異なった、後の」という意味の接頭語「メタ」を付け、「メタセコイア」と名付けられたと聞きます。

幹は通直。密に分枝し、円錐形の樹形をなし、小枝と葉は対生し、落葉の際は小枝ごと落下。

新緑の柔らかい緑色、秋の紅葉と季節毎に各々美しさを楽しめます。

イロハカエデに代表される所謂 "モミジ" が和の紅葉だとすれば、メタセコイヤは洋の趣のある紅葉。

光の射しこみ方や角度により色合いが微妙に変化します。

 

 

いらっしゃい!珍客カイツブリとオオバン

[佃のうさこ] 2016年12月 3日 12:00

石川島公園の相生橋近くにある、通称「浮島」で見慣れない小型な鳥を発見。

なんとカイツブリではありませんか!!

都内では、新宿御苑や葛西野鳥園で見たことはありますが、、、。

留鳥と言って一年中見られる鳥で、夏羽は濃いこげ茶色、今は冬羽で薄い茶色です。

姿は地味ですが、潜水が大得意!足が船のスクリューのようにお尻の方についていて、数分潜っていられます。

思わぬところから顔をだすので、写真に撮るのに苦労することも。

 

カイツブリ.jpg 

石川島公園の主、アオサギさんにあいさつしてるのかな?

この日も、潜った、、と思ったら、隅田川の真ん中で顔を出していました。

もう写真は撮れません。

 

別の日、同じ浮島に、今度は、オオバンが!!

オオバンも留鳥ですが、ここ石川島公園では冬に、しかも、たまに姿を見せてくれるだけです。

 

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黒いからだに白いおでこのモノトーンで、西洋ではその色彩と身のこなしから美と雅のシンボルとか。

一方、英語では「額がはげあがっている」ことをas blad as coot(オオバン)と言うそうです。

 

オオバン2タイプ.jpgオオバン額.jpg 

右のオオバンの白い額は、左のオオバンより随分、大きいですね。

それは、成鳥の証!左のオオバンは、まだ若鳥のようです。

大きな水かき! この足の力で、水に潜って行くんですね。

オオバンに出会うと、いつも思ってしまうのですが、、どことなく、「かおなし」に似ていませんか?

 

そんなオオバンに、冬の間、ほぼ毎日見られるスポットがあります。

亀島川の亀島水門付近です。南高橋からや、今年出来たテラスから見ることが出来ます。

係留されているボートの黒色にまぎれてますから、探してくださいね。

 

亀島川オオバン地図.jpg

 

 

イロハカエデ紅葉

[サム] 2016年12月 2日 14:00

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DSC_0013RSQRSG.jpg 11月30日、東京管区気象台より気象庁生物季節観測情報のひとつ「イロハカエデ紅葉」が報じられました。

平年より3日遅く、昨年より4日早い由。

"もみじ" と云えば本種を指す程、紅葉の代表格。

いよいよ紅葉の真打ち登場です。

錦秋の世界を愛でる「紅葉狩り」は、「観楓(かんぷう)」「紅葉見(もみじみ)」とも称され、花見と並んで昔から日本人が親しんでいる季節のイベント。

浜離宮恩賜庭園内の約6,000本の樹木の内、イロハカエデは25本を数えると聞きます。

細かく分かれた枝にびっしりと付く、掌状に5~7裂した小さく繊細な葉の形状と、芽吹きから初夏・紅葉シーズンにかけ、黄緑~緑~黄~赤と多彩に移ろう色味の鮮やかさが大きな魅力。

紅葉した葉の裏側から太陽の光を透かして見ると、鮮やかさが一層際立ちます。

中島の御茶屋、松の御茶屋、燕の御茶屋を背景に、柔らかな陽光に映え、この時期ならではの大名庭園の風情を醸し出しています。

 

植物分類に関して、従来は、花や葉を基準に、類縁関係をベースにしたマクロ形態的な分類体系が採用され、カエデの仲間(カエデ属)はカエデ科とされていましたが、ミクロなゲノム解析から実証的に分類体系を構築する新しい分類方法APGではムクロジ科に統合されています。

 

 
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