レインボーブリッジから見た中央区
こんにちは。しばらくアクティブな活動はお休み中のHanes(ハネス)です。
小池都知事は5月22日の記者会見にて、緊急事態宣言が解除され休業要請等を段階的に緩和するうえで、感染者が増加した場合にレインボーブリッジを赤く点灯させ、「東京アラート」の発動を知らせることを発表しました。
レインボーブリッジは中央区外にありますが、その眺めが楽しめる晴海ふ頭は区内で人気のスポットの1つです!
そこで今回は2018年6月の記事「空から見た中央区」の続編として、「レインボーブリッジから見た中央区」をご紹介したいと思います。
(※本記事に掲載している写真は、緊急事態宣言発令前に撮影しております。)
高層マンションも船も、いつもと違った角度から!
まずは、レインボーブリッジから中央区方面を写真に収めてみました。
豊海や豊洲から晴海エリアを見たことはあるものの、このように東京湾から広域で眺めるのは初めて。
下の写真から分かるように、やはり晴海、勝どき、佃の高層マンション群は存在感がありますね。
一方、2021年に延期になった国際的なスポーツの祭典に向けて準備された建物群は、高層ではないものの高さがほぼ同じで、まとまっている印象を受けます。
さて、建物の話はこのくらいにして、いつもと違う角度からだからこそ楽しめる風景に焦点を当ててみたいと思います。
下の写真に写っている船は、水産庁の調査船 開洋丸(右)と独立行政法人海技教育機構の練習帆船 海王丸(左)です。
後者については、2月に先輩特派員kimitakuさんが「晴海埠頭 「にっぽん丸」「昭洋丸」「海王丸」の雄姿を堪能しました。」でご紹介しています。
今回、望遠でじっくり見たかったのは、2018年11月から2019年3月までナンキョクオキアミの分布量を調べるため南極に行っていた開洋丸!
(水産庁のFacebookでは、出港前、帰港前の報告が掲載されています。)
実はこちら、晴海ふ頭からでは側面全体をよく見ることができないんです。
上の写真のように全体像をはっきりと収めたい場合、選択肢は船に乗るかレインボーブリッジを利用するかのいずれか。
昨年NHKの「ダーウィンが来た!」でこの調査船が登場したことから、比較的記憶に新しい方もいらっしゃるかもしれません。
そして、豊海水産埠頭にも船が♪
こちらは、東京海洋大学の実習・海技教育を行う船の神鷹丸(しんようまる、右)と海鷹丸(うみたかまる、左)。
前者は3月半ばに沖縄を含む第12次航海から、後者は3月初めにインドネシアやオーストラリアからの第59次航海から戻ったばかりでした。
中央区には海外の有名ブランド店が軒を連ねる銀座やかつて外国人居留地のあった築地がありますが、このように海を通じて世界とつながる晴海もまた中央区の魅力です。
(中央区は向かって右。やはり中央清掃工場の煙突は高いです。)
自由に出かけられないと気分が落ち込むこともあるかもしれませんが、こうして世界中を航海する船や青い空、広い海(東京湾)を見ていると、自然と元気づけられませんか?
本記事の執筆時点(5月22日)では、新型コロナウイルスの感染者は減少傾向にあるものの、東京都ではまだ外出自粛が求められる緊急事態宣言発令中です。
宣言が解除されてからのレインボーブリッジでは、よい傾向を示す虹色ライトアップの日が続きますように。
※船は常時停泊しているとは限りません。予めお含みおきください。