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◆ 隅田川の中央大橋・パリのメッセンジャー

[隅田の花火] 2017年4月27日 16:00

隅田川に架かる「中央大橋」。この橋の白く高い主塔をバックに、今年もたくさんの桜の花が咲き乱れ、人々の目を楽しませてくれました。

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この橋桁の上流側、真ん中辺りを見てみると、隅田川の他の橋には無い、変わったものがあることがわかります。フランスのパリから東京へ友好の印として贈られた像。オシップ・ザッキン作の「メッセンジャー像」です。

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フランス・パリを流れるセーヌ川は、東京・隅田川の友好河川。友好締結の際に当時のパリ市長であったジャック・シラク氏より、この像は贈られました。

 

この像を一番近くから見るためには、橋上の真ん中まで歩いて行く必要があります。ですが、像は川の上流を向いているので、「どうして顔を向けてくれないの?」という感じで、像の前側がよくわかりません。

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どうにかして前側から観賞する方法はないものか、と思っていたところ、同じような像が山梨県にもあることを知り、この春の桜の咲く時季に見にいってまいりました。

 

 

像があるのは、山梨県北杜市にある「清春芸術村」。山々に囲まれた山里に美術館や建築が点在する、すがすがしいスポットなのですが、特に春は甲斐駒ヶ岳をバックに桜が咲き誇る場所として有名で、多くの観光客が訪れます。

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この清春芸術村は、昨年に亡くなられた銀座8丁目・「吉井画廊」の吉井長三氏により、廃校の跡地を利用して作られました。桜の木がたくさんあるのは、かつて小学校があった名残です。

 

実は我が家は山梨県好きで、山梨の桜や桃の花を毎年見に来るようになって、はや15年。この清春芸術村の桜も何度か見に来たことがあるのですが、まさかこの場所にメッセンジャー像があったとは・・・。驚きでした。

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清春芸術村の入り口を入るとすぐに「ラ・リューシュ」という建物があるのですが、来訪者を迎えるような形でこの像は立っています。

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顔は平面的ながらも、左と右で段差があるのが特徴的。また、脚は強靭さがとても伝わってきます。

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左腕はうしろから右肩に回していますが、

一番印象的だったのは、体の前側で帆船を大事そうに抱きかかえる右腕が、とても力強いところです。

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この像の作者はオシップ・ザッキン。ロシア出身の彫刻家で、フランスのパリで活躍。パリにある「ラ・リューシュ」という芸術家が集まる建物に滞在していたことがあったようで、清春芸術村の「ラ・リューシュ」の前に像があるのはその理由なのでしょう。

 

メッセンジャー像は1937年に作られ、その年の「パリ万国博覧会」に出品されています。元々は木造の彫刻だったそうで、その後に清春芸術村や中央大橋などにある、いくつかのブロンズ像が作られたようです。

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隅田川の中央大橋には、このブロンズ像に関する説明レリーフが設置されています。

 

そこには、

「当時の万国博覧会の案内書によると、この作品は希少木材を求めて海外に船を派遣するフランスの守護神を表したもの」
とあり、さらに

「像が抱いている帆船は、パリ市の紋章に描かれている帆船を思わせる」

と書いてあります。

 

パリ市の紋章をWikipediaで見てみたところ、確かに紋章の中央部には帆を張った帆船が描かれ、

「FLUCTUAT NEC MERGITUR」というラテン語の標語が付されています。これは『たゆたえど沈まず』とか、『漂えど沈まず』という意味の言葉。

 


パリの街は東京と同じように、かつて水運で発展した街。元々この言葉はパリ周辺の水運組合の言葉だったそうで、船員達の強い意志が表されています。

 

「波で揺らぐことはあっても、けっして沈みはしない。」

 

パリは革命や洪水、世界大戦などの歴史に翻弄されてきた街ですが、この言葉はまさにパリを象徴する、意味深い言葉になっています。

 

 


深い意味が込められた帆船を抱く、メッセンジャー像。

 

このメッセンジャー像に、そういうパリの真髄を表すメッセージが込められているのだとすれば、東京はパリからの大切なメッセージを受け取っている、ということなるのでしょうか。

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パリからやってきた使者により、中央大橋から隅田川の上流に向けて発せられるメッセージ。それを東京の歴史ある永代橋がお迎えし受け取るという構図。

永代橋は隅田川を見守り続け、江戸・東京の隅田川の門として長らく君臨してきた、お迎え役としては一番適役の橋。

メッセンジャー像が隅田川の下流ではなく上流を向いているのは、そういったところに理由があるのかもしれません。

 

 

この記事を書いている折に、パリでテロが発生したというニュースが・・・。

『たゆたえど沈まず』という言葉。あらためてとても意味深い言葉に感じられてしまいました。

 

 

 

マトリョーシカ教室  続 ~GINZA HAKKO 木の香~

[rosemary sea] 2017年4月27日 14:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をメーキャップして取材します、 rosemary sea です。

 

DSC02235a.jpg4月20日オープンのGINZA SIXさんのお客で賑わう銀座6丁目、そのすぐ隣りの7丁目のGINZA HAKKO 木の香(きのか)さん、先日はショップをご紹介させていただきました。

 

ロシア民芸のマトリョーシカやドイツ民芸のくるみ割り人形など、様々な木工芸品や木工雑貨を取り扱っておられますのがショップ、1階です。

1階店内より続く地下1階には教室・展示関係のスペースがあります。

取材日の4月21日には絵画作家、タケイチ ユリ先生の「マトリョーシカ教室」が開催されていました。

タケイチ先生、美しく若く、とても優しく丁寧に教えてくださいます。

※ 画像はパソコンで、クリック拡大してご覧ください。

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DSC02209a.jpgDSC02236a.jpgマトリョーシカはご存知のとおり、ロシアの民芸品の人形。中から何重かのロシア人女性の人形が出てくる、いわゆる「入れ子」人形。

そのルーツは箱根細工の七福神入れ子人形とも云われています。

安産・子宝のお守りとしても人気があります。ギフトにも最適。

また、一番小さな人形に願いを込めて息を吹きかけ、重ね合わせてもとどおりにしておくと願いが叶うという言い伝えも。

 

ネバリャーシカ(=起き上がりこぼし)は中は開きませんが、金属のものが入っていてとても綺麗な音がします。赤ちゃんのおもちゃにも最適。

 

この日はマトリョーシカ・ネバリャーシカのどちらも選んで作れる日でした。

黄色の機械、白光株式会社さんの電気ペン、my pen α (マイペンアルファ)がテーブル中央に置かれています。温度設定は10段階、ペン先の太さは4パターン。

これを駆使して先生がウッドバーニング(焦がし絵)の技法を示してくださいました。

 

タケイチ ユリ先生の教室は毎月2回、金曜日の開催。14:00~17:00の3時間。6名が定員です。この日は静岡からの生徒さんもいらっしゃいました。

作品を仕上げるには2回から3回に分けて、となるそうです。

マトリョーシカは3個型を1組作る、ネバリャーシカですと2個作るシステム。

 下絵を描く。

 ウッドバーニング(電気ペンを使い、木を焦がして絵を描く)。

  普通ここまでで1日。

 アクリルガッシュ(後述)。

   ※ アクリルガッシュとは・・・

アクリル絵の具のなかでも不透明調のもの。水分量を調節しても不透明調のままの絵の具。バインダー(顔料を定着させる糊)にアクリル樹脂を使っているため、一度乾くと耐水性になり、絵の具が水に溶けません。

他に特長としては接着力が強く、木など幅広い材質に着色することが可能。ポスターカラーのように不透明調で、乾くと艶消しになります。

 仕上げ。これも大事。ほっぺにチークを入れて完成です。

先生は2年くらい続けていらっしゃいます。最初は単発で教室を開かれていたそうです。

生徒さん募集中です。要予約。でもリピートされている方も。1組作ったらまた違う組を作られたり、絵柄を変えられたり。

 

木の香さんではタケイチ ユリ先生以外の先生の教室もございます。

他の教室は次回の稿でご説明させていただきます。

 

DSC02233a.jpgGINZA HAKKO 木の香

銀座7-10-5 ランディック第3銀座ビル 1F・B1F

行き方を、GINZA SIX エントランスからご説明します。

GINZA SIX前の中央通り(銀座通り)を新橋方面へ。

GINZA SIXとビヤホールライオンの間の銀座六丁目信号角を左折。

GINZA SIXとニコンプラザ銀座の角を右折すると右手に木の香さんの看板があります。

ものの数分で到着です。

03-5537-3107

営業時間  11:00~20:00 不定休

GINZA HAKKO 木の香さんのホームページはこちら ⇒ https://kinoka.woodburning.jp/

絵画作家 タケイチ ユリ先生のホームページはこちら ⇒ https://yuritakeichi.jimdo.com/

 

 

 

浜町の新しい素敵カフェ!「FRUIT & HERB TEA CAFE ONE'S」

[えだまめ] 2017年4月27日 09:00

子連れ特派員のえだまめです


先日、メトロリンク日本橋Eライン浜町三丁目(トルナーレ)バス停でバスを待っていると

新大橋通りの反対側に素敵なカフェがオープンしているのを発見しました。

確かに、内装工事をしていた頃から気にはなっていたんです。

ちょっとだけ垣間見える内装デザインの素敵さが。

どんなお店になるんだろう?と思っていたら、素敵カフェになったんですね。


というわけで、行かないわけにはまいりません。

4月19日にオープンしました

FRUIT & HERB TEA CAFE ONE'S です!!

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お店の中からは、ワンちゃんたちがこんにちは

こちらのお店、店内にワンちゃんを連れて入ってもいいお店、なんです。

入ってみたら、お客さんの半分はワンちゃんとご一緒でした。

1歳児の娘・あずきも可愛いワンちゃんがたくさんいるのでうれしそうでしたよ。

さて、席に着くと。

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飾られているお花もきれい!

そして・・・WIFIも使えるんですね

このご時世ですから、助かるという方も多そうです。


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こちらの黒板、スタッフの皆様の手作り(手描き)だそうですよ!

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座席の雰囲気はこんな感じです。

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カウンターにはおいしそうなクッキーなどもありますよ。


さて、注文しましょう。

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おすすめはオーガニックの豆乳スムージー(420円+税)。

「ローズ&いちご」「ラベンダー&ブルーベリー」

ということで・・・

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「ラベンダー&ブルーベリー」をチョイス。

甘すぎず、すっきりとしたのみごこちです。


そして、娘・あずきでもおやつにできるかな・・・と思って

「バケットフレンチトースト(バナナと生クリーム)」(700円+税)を注文。

お店の方に「甘いのがかかってない部分を作ってもらえたりしますか?」と

ダメ元で聞いてみたら・・・

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4枚あるフレンチトーストのうち2枚を「トッピングあり」に

(バナナ&レーズン&生クリーム&メイプルシロップ)

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そして残り2枚を「トッピングなし」の状態で

別々のお皿に盛りつけてくださいました。

お心遣いに感謝、感謝です!!

お味ももちろん、美味しくて。

生クリームの優しい甘さで癒されました。

あずきフレンチトーストは大好物

ぱくぱく、ぺろり、でした。

オープン記念のプレゼントに

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ハーブティーとマグネットをいただきました。

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フルーティーで、甘い、華やかな香りのお茶でした

そして・・・

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実はこのお店、この近くにある

ハーブティーの専門店「グリーンパークアヴェニュー」の姉妹店なのだそう。

なので、ハーブティーのメニューも色々あるんです。

次回訪れる際にはそちらも試してみようと思っています。


※子連れの皆様へ。

こちらのお店は子ども用のいすはありませんが、ベビーカーでの入店はOKです。

あずき(1歳10か月)は靴を脱いで、大人用の椅子にお姉さん座りをしていました。

カトラリーは・・・大きいかな?と思ったのですが

意外にも大人用の普通のフォークを使いこなしておりました。

お店にあるのは「アイスクリーム用の小さなスプーン」

「プラスチック製のスプーンフォーク」です。

ご不安な方は小さい子用のフォーク持参の方が安心かもしれません。

(フレンチトーストなら手づかみでも大丈夫かとは思いますが)

そして。

もしイートインが不安だという場合でも、

テイクアウトができるメニューもありますので。

そちらを試してみる、というのもアリだと思いますよ。



FRUIT & HERB TEA CAFE ONE'S

住所:中央区日本橋浜町2-1-10

   TKM日本橋浜町タワー 1階

電話:03-6661-0616

営業時間:火~金曜  7:30~19:30

     土・日曜 10:00~18:00

(morning 7:30~11:00  lunch11:30~14:30)

定休日:月曜日

http://shop.greenpark.co.jp/html/page174.html

 

 

永代橋から見た佃島?

[朱房の十手] 2017年4月26日 18:00

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永代橋は江戸時代現在の場所から150メートル程、上流にかけられていました。創架は1698年ごろとされています。当時は大規模な木造橋で見晴らしの良い名所として浮世絵に描かれています。

 

道路橋としては日本初の鋼鉄製です。明治37年には路面電車が敷設されました。

 

5代将軍綱吉の50歳の祝賀を込めて架橋されました。文化4(1807)年8月19日には深川八幡の祭礼に向かう混雑で橋が崩落し1000人以上が溺死しました。この事故は落語になるほど様々な物語があります。また赤穂義士が吉良邸から泉岳寺に引き上げるときに渡った橋として知られています。

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上部写真、下部の絵共に佃島方向を望んでいます。

上部写真は永代橋から撮影しました。

 

 

日本橋浜町「茂ち月」のかしわ餅

[五月雨ジョージ] 2017年4月26日 16:00

今週から「茂ち月」で待ちに待ったかしわ餅の販売が始まりました。

 

このお店のかしわ餅は甘みほど良いこしあん。柔らかすぎないお餅が美味しいと評判です。包み方は葉の表面で餅を包むタイプ(裏面で包むお店もあります)で、一つ150円です。

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浜町公園の脇にある「茂ち月」は知る人ぞ知る小さな和菓子屋さんです。外観はちょっとお店には見えません。

玄関に手書きの「どら焼き」「かしわ餅」の紙が貼ってあります。初めての人はちょっと入りにくいかもしれません。

定番の和菓子はどら焼き、最中、栗饅頭。季節もので、さくら餅やかしわ餅が加わります。

 

特にどら焼き(160円)はどうやって袋に入れたのかと思うほど大きく(計ったら135g!)、食べごたえがあります。

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いかにも職人気質という風貌のご主人、望月さんに伺ってみました。

「このどら焼き、どうやって袋に入れてるんですか?」

するとご主人、にやりと表情を崩し、「一度袋から出したらもう入りません」

と、こちらの質問ははぐらかされてしまいました。

 


茂ち月 (営業時間)9:30~18:00 (定休日)土日・祝日

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中央区は和菓子屋さんが多い街です。

どら焼きは茂ち月の他、有名な「清寿軒」(堀留町)や「うさぎ屋」(日本橋)などが名を連ねます。その他、焼きもちの「彦九郎」(甘酒横丁)、きんつばの「梅花亭」(小伝馬町店)と「榮太楼總本鋪」(日本橋)、たい焼きの「柳屋」(甘酒横丁)、黄金芋の「壽堂」(人形町)、かりんとうの「たちばな」(銀座)、最中の「空也」(銀座)、白玉大福の「あけぼの」(銀座)、塩せんべいの「三原堂」‥‥紹介しきれません。

 

みなさんもぜひ中央区で、あなただけのおいしい和菓子屋さんを見つけてください。

 

 

銀座5丁目 madras の社名の由来

[銀造] 2017年4月26日 14:00

 銀座5丁目の高級靴店、"madras" 

先日、店の前を通りかかったら、「madras 名前の由来」というリーフレットを入手しました。

銀座で初めて靴を買ったのは、このお店か、もしくはワシントン靴店かはっきりしませんが、

ずっとこのお店の店名が、"何故、インドの地方の名前と同じなのか"という疑問を30年以上、持ち続けていました。

 頂いたリーフレットの説明によると、

「madras 名前の由来:

  マドラスの名前の歴史は、イタリア人 バレンチノピコロット氏が一人で会社を設立した1946年にさかのぼります。

彼の会社は、長年の努力が報いられ、本場イタリアにおいて著名な靴会社の一つとして認知されるまでに成長しました。 

初期の頃に生産していた靴は、高品質のキッドを使用した手縫いのモカシンでした。 この高級素材はイタリアで鞣す(なめす)のですが、原材料となる原皮はインドのマドラス地方で入手できるものだったのです。 この高品質の革を生産する地"マドラス"に敬意と感謝をもって社名にしたとされています。」

 私の長年の疑問が解消して、すっきりしました。 madrasさんの、益々のご繁栄を祈念しています。

 

 
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