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みなとっこ日記 湊っ子ちゃんのkimmokuseiをさがして
みなさんは、どんなとき、秋を感じますか？
いつのまにか、セミの声がきこえなくなっていることに気づくとき、
黄色く染まった落ち葉を足元にみつけたとき、
空が高いなぁと思うとき…。
湊っ子は、風のなかに、キンモクセイの香りが混ざっていることに気づくとき、
もう秋なんだなぁ…って感じます。
今日は、キンモクセイの香りにさそわれて、おでかけです。
鉄砲洲公園のキンモクセイ。
湊っ子がこのまちと出会い、このキンモクセイをみつけた頃、まだちびっこの木でした。
今では木漏れ日を降らすほどに、大きく成長しました。
鉄砲洲公園で遊ぶちびっこたちも、これだけ大きくなったのかな…。
隅田川テラスには、キンモクセイの花壇が並んでいました。
遠くに勝鬨橋と、水面におどる、秋の陽ざしがきれい…。
聖路加ガーデンでは、アメリカ公使館跡の碑のそばに、一本の大きなキンモクセイ。
オレンジ色の雨を降らせる、秋の風。
星形の石碑も、頭に花をつけてちょっとおめかし。
築地川公園にも、いい香りが漂っていました。
ふとみあげると、聖ルカ礼拝堂の十字架が。
カリヨン・チャイムが、お昼のメロディを奏でます。
ちょっと足をのばして、
浜町一丁目に新しく立った案内板。
賀茂真淵縣居の跡。
ふむふむ、と読んでいると…。
となりに、キンモクセイが咲いている。
佃のお堀も、秋の色。
赤い佃小橋と、銭湯の煙突。
そして、リバーシティ２１を映しこむ、静かな水面。
お気に入りの道でみつけた、ちいさな秋。
湊っ子ちゃんは、胸いっぱい、オレンジ色の秋をすいこみました。
中央区観光協会特派員 湊っ子ちゃん
第２０５号 令和５年１１月６日