えだまめ

子どもたちが学ぶ中央区 その2「Jr.中央区文化・歴史ずかん」

子連れ特派員のえだまめです♪

 

前回に引き続きまして、

「子どもたちはどのようにして中央区のことを学んでいるのか?」

に触れられるような本のご紹介をしていきたいと思います。

今回ご紹介するのは「Jr.中央区文化・歴史ずかん」です。

「Jr.中央区文化・歴史ずかん」とは?

この本は平成25年3月に中央区立京橋図書館が発行したものです。

中央区の歴史・文化が日本の歴史とも重ね合わせられるような形でとても詳しく紹介されています。

イメージとしては・・・前回ご紹介した「わたしたちの中央区」から、

さらに内容を深く掘り下げていったようなところでしょうか。

編集方針としてもメインターゲットは「小学校高学年」のようです。

https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kohokotyo/press/puresuheisei24/250401press.html

(↑発刊当時の中央区役所のプレスリリースです)

内容はかなり盛りだくさん!!

肝心の内容ですが。

全部で264ページ。A4サイズの内容盛りだくさんの図鑑です。

だいたい小学校の6年生で主に日本の歴史について学ぶことになると思うのですが

それを踏まえて前半部分は各時代の特徴と中央区にかかわる物事・人物をセットにして登場させていきます。

もちろん中央区に関する細かい出来事も網羅していて

観光検定の公式テキストに載っていないこともここに記載されていたりするんです。

・・・おかげさまでだいぶ勉強になりました。

(特派員、主に公式テキストでしか勉強してなかったのがばれる、という説(大汗))

例えばですが・・・

「歌舞伎の舞台をみてみよう」・・・舞台機構がどうなっているのか、詳しく解説。プラス、現在5代目となった歌舞伎座の建物の歴史にも触れられています。

「勧工場に行こう!」・・・明治初期から中期にかけて旧・京橋区に7つあった「勧工場」。ひとつの建物を小さい部屋に仕切り、いろいろな商人に貸して運営していた場所ですが、その様子を見開きで解説されています。

「江戸時代のすがたを残す浜離宮」・・・イラストによる地図とともに、江戸時代にあった行事や出来事(象がここで飼われていた話など)もご紹介。・・・「〇〇〇合戦」なんて聞いたことなかったです・・・!!

 

また、後半は地域ごとに分けて、現在の地域の特色と街の見どころ(観光検定公式テキストにも登場しているものも多数)が紹介されています。

各地域の小学校の様子やそれぞれの学校の歴史が紹介されているのも、

子育て世代(というか、これから小学校に進む子のいる世代)としてはとても興味深い所です。

「特認校制度」のある中央区。地元の小学校以外に進学するパターンも考えられるわけでして。

(特認校制度については 中央区HPのご案内 をご参照ください)

通う可能性のある学校の特色を知るのにも役に立つということがわかりました(笑)。

区立図書館でだけでなく、HPでも内容を確認できます!!

よし、では区立図書館に行かなくちゃいけないのね。

 

・・・と思ったみなさま。

実は、なのですが。

この本の内容はかなりの割合でインターネットで公開されています。

http://www.library.city.chuo.tokyo.jp/kidstimes?15

一部非公開になっているページもありますが

(主に区立小学校の学校紹介。子どもたちの顔がかなり沢山・・・なので伏せるのは当然かと。)

だいぶ内容としては把握できるようになっているのです。

 

そうはいってもちゃんと「本」の形をしている方が読みやすい、という皆様。

ご安心ください。

区立図書館3館とも所蔵しております。

しかも、1館1冊、ではなく、かなりの量を。

なのでかなりの確率ですぐに貸し出し手続きもしてもらえるのでは?と思いますよ。

 

ぜひ「わたしたちの中央区」と合わせて手に取っていただければと思います!!

 

 

★中央区立京橋図書館★

中央区築地1-1-1  中央区役所内 地下1・2階

03-3543-9025

★中央区立日本橋図書館★

中央区日本橋人形町1-1-17  日本橋小学校等複合施設 6・7階

03-3669-6207

★中央区立月島図書館★

中央区月島4-1-1  月島区民センター 3階

03-3532-4391

★中央区立図書館 3館共通HP★

http://www.library.city.chuo.tokyo.jp/index?19