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中央区観光協会実施の「中央区観光検定」に合格し、特派員登録をした観光ボランティアメンバーによる中央区の“旬な”情報をご紹介。

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ボールPentel 45周年限定カラー発売  ~ ぺんてる ~

[rosemary sea] 2017年7月 6日 09:00

『ギフト、そして自分も楽しむ』をレファレンスとして取材します、 rosemary sea です。

 

ボールぺんてる45周年_リリース画像a.jpg日本橋小網町に本社を置く、大手文具メーカーのぺんてる株式会社さん。

ボールPentel 45周年限定カラー発売を6月28日出荷されました。

 

今回はこのボールPentel にスポットを当てていきます。

ぺんてる株式会社 マーケティング推進部 内村様に記事掲載のご承認及び画像のご提供をいただきました。

なお、ぺんてるさんの前回記事、歴史サインペン編はこちらです。

⇒ /archive/2017/02/post-4034.html

 

ボールPentel は世界初の樹脂チップ水性ボールペンとして1972年の発売以来、他の筆記具にはない独特な書き心地で世界中の人に愛用されてきました。

樹脂チップとは・・・

ボールPentel のペン先のボールを受けるチップ(台座)が樹脂(プラスチック)製であること。

この樹脂チップが独特のクッション性を生み出し、ぬるっとした独特の書き味を実現しています。

金属チップを使った一般的なボールペンでは決して味わえない、優しい書き味。

 

累計販売本数は何と10億本に達する超ロングセラー商品。

ボールPentel の「独特の書き心地」「キャップ式」「レトロ感のある外装」が、逆に新しさを感じてもらえる製品になってきたことから、発売45周年を記念して数量限定カラーを発売されました。

その色、緑・橙・茶・紫の4色。

グリーンのボディカラーが目印のボールPentel ですが、今回の記念モデルは80年代の漫画雑誌の色使いをイメージした低彩度でPOPなカラーリング。

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 ↑ (上:イエロー軸、中:エメラルドグリーン軸、下:パープル軸。インキ色は全て左から 黒・赤・青)

懐かしさを感じるものでありながら、いままでのボールPentel を知らない世代の方にとっては新鮮さを感じさせるデザインとなっています。

またこの限定インキ4色に、既存の黒・赤・青の3色を加えた7色セットも同時販売します。

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 ↑ (7色セット インキ色:左から 黒・赤・青・緑・橙・茶・紫)

 

デジタル化によって機能性や効率性が進む現代だからこそ味わってほしい感覚。

45年経って「もはや新感覚」な水性ボールペンです。

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あたたかみのあるほっこりとした筆跡、唯一無二の書き心地を新鮮なカラーで味わってみませんか?

1本150円(税別)、7色セットで1セット1,050円(税別)です。

 

詳しくはホームページの新着情報をご確認ください。

 

本社ビル ぺんてる.jpg

ぺんてる株式会社

日本橋小網町7-2

 

ぺんてる株式会社さんの

ホームページはこちら

⇒ http://www.pentel.co.jp/

 

ボールPentel

45周年限定発売の新着情報はこちら

⇒ http://www.pentel.co.jp/news/9012/

 

お問い合わせはこちら

⇒ ぺんてる株式会社 お客様相談室 (フリーダイヤル)0120-12-8133

 

 

4歳勸玄ちゃん宙乗りに挑むー「駄右衛門花御所異聞」-七月大歌舞伎

[滅紫] 2017年7月 5日 16:00

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2日目です。夜の部の話題は何といっても海老蔵さん長男、4歳の勸玄ちゃんの歌舞伎史上最年少記録(松竹発表)となる「宙乗り」です。

 

お芝居は宝暦11年(1761)に初演の「秋葉権現廻船語」の250年振りとなる復活上演。主人公の日本駄右衛門といえば「白浪五人男」(初演文久2年1862)で知られていますが、この狂言はその100年程前のもので、今作は織田紘二さんと石川耕士さんの補綴・演出です。

 

「天下を狙う日本駄右衛門が遠州月本家から将軍家への献上品である家宝の古今集と火伏の神(秋葉権現)の三尺棒を盗み出し、駄右衛門の企てにより家を追われ落ち延びた月本家の人々がお家再興のために秋葉権現の助けを借りて駄右衛門に立ち向かう。」という筋で海老蔵さんは駄右衛門の他、玉島幸兵衛、秋葉権現の3役を演じ、最初の幕ではアッと思わせる早替わりの連続で魅せます。中で「忠臣蔵四段目」「伊勢音頭」「籠釣瓶」「すし屋」「無間の鐘」(ひらがな盛衰記)を思わせる場面が次々と登場し、ちょっと笑わせてくれます。そして何といっても満員の観客が待っていたのは2幕目の最後の勸玄ちゃんです。海老蔵さん扮する秋葉権現が声をかけ、花道から秋葉権現のお使いである狐役の勸玄ちゃんが登場するともう凄いとしか言えない盛り上がりの大拍手。「勸玄ちゃん偉い!」などという掛け声が聞こえました。一緒に宙乗りが始まると客席昂奮の渦。勸玄ちゃん、宙で両手を振ってニコニコ。大物になりそうです。宙乗りが終わると帰り支度を始めた方があちこちに。あのーまだ「大詰」が一幕あるのですが、・・・

 

イヤホンガイドを返却して慌てている方もちらほら。他にも見どころが、今月二代目齊入を襲名した右之助さんが将軍東山義政、三代目右團次さんが大名月本円秋役で登場しています。「過去に齊入と右團次の名が揃ったのは初代右團次が初代齊入をその長男が二代目右團次を襲名した明治42年から初代齊入が引退する大正4年までの間で今回はそれ以来の揃い踏み」(松竹発表)とのことです。

 

昼の部は「矢の根」「加賀鳶」「連獅子」です。

千穐楽は27日、夜の部開演は16:45分です。お問い合わせはチケットホン松竹0570-000-489(10時から18時)

 

 

 

第25回大江戸問屋祭り サンバが問屋に やってきた

[銀造] 2017年7月 5日 14:00

2017年7月2日(日)、繊維問屋などがひしめく中央区日本橋横山町、馬喰町の問屋さんに行ってきました。

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「日曜日は問屋さんはお休みでしょ!」。「問屋さんへ行ったって、一般の人への小売りはしてくれないでしょ!」という声が聞こえてきます。

この日は、特別です。 日曜日に開店して、一般の人への小売りが行われました。それも、超破格で 飲食店も営業していました。

「アレグリア」というサンバのチームが、華麗なコスチュームとステップで問屋街を練り歩きました。Ole! Ole!

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目の前を通り過ぎた写真は、刺激がきついので、風景写真でご報告します。

 このサンバチームを招いた「大江戸問屋祭り」が、ずっと続いて、楽しい夏の風物詩になって欲しいと希望しています。

おっと、小物ですが、家族へのお土産も忘れませんでした。 皆様も、次回(次回の開催予定は、12/3(日)を予定)はお出かけになって、楽しんで下さいませ。 ご案内のHPは、こちらです。http://tonyamatsuri.com/index.htm

 

 

 

 

杉玉 趣ある新酒の看板

[あすなろ] 2017年7月 5日 09:00

 
新酒が出来たことを知らせてくれる杉玉。

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軒先に吊るされたばかりの真っ青な葉は、やがて茶色に

枯れ、この色の変化が新酒の熟成を伝えてくれます。

杉玉が目印として使われるようになったのは江戸時代から。

初物好きの江戸っ子は、挙って新酒を求めました。

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今では、縁起物のインテリアとしても飾られます。

意味合いは変わっても洒落た宣伝ですね。

杉玉散策のあと、少し喉を潤すのはいかがですか。

 

◆甘酒横丁
東京都中央区日本橋人形町/浜町

 

 

中央区の街灯たち(2)橋の街灯

[五月雨ジョージ] 2017年7月 4日 18:00

中央区には、現在流れている隅田川、日本橋川、亀島川に加え、すでに埋め立てられてしまった川跡や臨海部の運河があるため、たくさんの橋があります。その数だけ橋の街灯にも様々な顔があります。今回はいくつかの橋の街灯をご覧いただきたいと思います。

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独自性が際立つ永代橋の街灯です。

 

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清洲橋の街灯は、私の好きなデザインの一つです。

 

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豊海橋の道路を照らす街灯は、橋上部の梁に取り付けられています。

 

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次回は中央区の名所スポットの街灯です。お楽しみに。

 

 

 

中央区の路地裏探索

[にゃんボク] 2017年7月 4日 14:00

 渋谷のスクランブル交差点が海外からの旅行者には新鮮/クールに見える、ということはすっかり 有名になりましたが、最初に聞いたときは、「え?あのごちゃごちゃした交差点のどこが良いの?」 思われた人の方が多かったのではないでしょうか。少なくとも私はその一人でした。

 

 海外の方が、「日本に来たのだから、日本的なるものに触れたい」、といった際の「日本的」 なるものは、私たちの日常に溶け込み過ぎていて逆に気づきにくいのかも知れません。でも、 有名な神社仏閣、誰もが知っている建造物だけではなく、日常の中に魅力を感じ てもらえるのであれば、これは私たちにとっては肩ひじ張らずに楽しんでもらえる優良なコンテンツと思えます。

 

さて、今回は中央区の「路地裏」に迫ってみたいと思います。ただそこにある日常。 でもなぜか郷愁をそそる場所って良いなぁと思うのですが、 外国の方(勿論、国によって大きく違うでしょう)にはどのように映るのでしょうか。

 

なお、ここでの路地裏とは、「表通りに面していない、車が入って来られない道幅」の道路を選択 しています。昭和的な雰囲気を残した(車通りに面した)街角、は風情があっても今回は対象としていません。

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 まずは「路地裏の王道」・・・なんだか矛盾する言い回しですが、そんな位置づけなのが、人形町の路地裏ではないでしょうか。大観音寺脇は車が入れない狭い路地に歴史と風情のある建物が並び、その間を縫うように置かれたママチャリ。両脇には鉢植えの緑が彩を添えています。生活感があるようでいて、足元を見るにゴミ一つない洗練化された空間。うーん、憎い演出すぎます・・・。外国の方を自転車で案内するツアーでもここをカメラに収めている方は少なくないように見受けられました。

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続いては、月島に参ります。ここは路地裏銀座や~!と叫びたくなるほど、路地裏の宝庫です。もんじゃ焼きで有名なもんじゃストリート(月島西仲通り)の左右それぞれの生活道路がそのまま路地裏としての風情を醸し出しています。次々と再開発の進む中央区においては、ビルとビルの合間の空間は無数にあれど、生活道路として郷愁を誘う場所は少なくなりつつあるのですが、ここはもう、路地裏のたまり場ですね。今のうちにレッドデータブックに登録しておきましょう。

 

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 最後に、佃に参りました。車通りが可能な街角が多く、意外に「狭い路地裏」を探すのには苦労しましたが、老舗のつくだ煮やさんも並ぶこの界隈はつくだ煮の香りとともに昭和の香りがプンプンと漂っています。そんな空間ごとお土産に、つくだ煮を買って帰るのが正しい楽しみ方ですね