中央区にあった!関東厄除け三大師の東京別院とは
こんにちは。アクティブな活動はお休み中のHanes(ハネス)です。
厄年はまだ先なのですが、ここのところ数ヶ月にわたり些細なことから大きなことまで不運が続き、「この負の連鎖から少しでも早く抜け出せれば!」と厄除けを決意。
中央区で厄除けというと、強運厄除の神・東京銭洗い弁天の杜として知られている小網神社が挙げられるかと思います。
しかし、中央区に限定せず関東へと範囲を広げてみると、「関東厄除け三大師」(真言宗)や「関東厄除け三不動」(天台宗)といったいかにも効き目のありそうなものがヒットします。
「関東厄除け三大師」は、西新井大師(東京都足立区)、川崎大師 平間寺(神奈川県川崎市)、観福寺大師堂(千葉県香取市)、「関東厄除け三不動」は、千葉厄除け不動尊 妙泉寺(千葉県東金市)、目黒不動尊 瀧泉寺(東京都目黒区)、飛不動尊 龍光山正宝院(東京都台東区)。
残念ながらいずれも中央区内にはないのですが、実はそうとも言い切れないのです。
ご存知でしたか?薬研堀不動院が川崎大師東京別院であることを。
薬研堀不動院
薬研堀不動院は、9月の記事「天下統一から470年!中央区で秀吉関連スポットを探して」でもご紹介しました。
この不動院建立までのエピソードや、中央区観光検定の公式テキスト「歩いてわかる中央区ものしり百科」に掲載されている講談発祥記念之碑、順天堂発祥の地などといった史跡までは私も把握していました。
また、「中央区まるごとミュージアム」での講談体験(今年もあります!)をはじめ、これまでに何度も訪れたことがあり、この風景も見慣れている... はずだったのですが、向かって左側に「大本山川崎大師東京別院」とあるのは思いっきり見落としていました!
ということは、関東厄除け三大師の一つ川崎大師まで行かなくとも、ここで大本山さながらの厄除けができそうです!
最近気温が下がってきたので、「できれば身近で厄除けがしたい!」という方には嬉しいですね♪
階段を上りきったところでは、川崎大師だよりや川崎大師のパンフレットが自由にいただけます。
薬研堀不動院のパンフレットもあったので、改めてその歴史を学んでみることに。
するとそこには、1591年に隅田川のほとりに堂宇を建立した後に幾多の変遷があり、「1892年真言宗智山派大本山川崎大師平間寺の別院となり、今日に至っています」と書かれていました。
厄払いを目的としたお参りをしたことで、知っているようで知らなかった薬研堀不動院の一面を知ることができました♪